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特撮事典

邦画特撮

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蛇娘と白髪鬼
1968
しげ 白髪鬼
【しげ】
 南条家のお手伝いさん。かいがいしく夕子に仕えているが、その実はタマミを通して南条家を乗っ取ろうと画策していた。白髪鬼の正体。 甘崎
南条吾郎
【なんじょう-ごろう】
 南条家家長。高名な学者で、毒蛇の権威。実は蛇娘となってしまったタマミの体をふつうの体に戻すために苦労していた結果だった。苦渋の選択の結果、小百合を家に戻すのだが、それがさらなる悲劇を呼んでしまう。 甘崎
南条小百合
【なんじょう-さゆり】
 孤児院で過ごしていた少女。実は南条家の娘で、故あって家から引き離されていたことがわかる。だが、家に帰ると、母や姉から激しい折檻を受けるようになる。健気で気丈な少女で、迫害にも負けないが… 甘崎
南条タマミ 蛇娘
【なんじょう-たまみ】
 南条家養女。娘を失ったと思いこんで半狂乱になった夕子を慰めるために養女にしたが、蛇に噛まれて蛇女になってしまう。本物の娘小百合が戻ってきたことで、自分の立場が脅かされることをおそれ、小百合を迫害する。白髪鬼に協力していたが、自分のしていることの恐ろしさに気づき、白髪鬼を止めようとした結果、二人で屋根から落下して死亡する。 甘崎
南条夕子
【なんじょう-ゆうこ】
 南条家の嫁で、小百合の母。小百合を出産した直後に病院が火事になり、娘を失ったことで精神に異常を来し、引き取った蛇娘のタマミを自分の娘と思いこんで溺愛している。 甘崎
白髪鬼 しげ
【はく-はつ-き】
 南条家に夜な夜な現れる白髪鬼面の女性。この姿で小百合をパニックに陥らせ、さらに殺人を繰り返す。正体は南条家お手伝いさんのしげで、タマミを通して南条家を乗っ取ろうと画策していた。最後はタマミと共に屋根から落下して死亡。 甘崎
【はやし】
 孤児院で働いている青年。小百合からは「お兄さん」と呼ばれていた。実家に戻ったものの、虐待されていた小百合を不憫に思い、共に真相解明に乗り出す。 甘崎
蛇娘 南条タマミ
【へび-むすめ】
 タマミのこと。幼少期に毒蛇に噛まれたことが蛇女になったと本人は言っているが、実際のところは、なぜ蛇女になったのか謎が多い。 甘崎