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スペクトルマン

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書籍
『特撮ヒーローBESTマガジン』スペクトルマン編(書籍)
ビープロ特撮映像の世界 マグマ大使 スペクトルマン 快傑ライオン丸 鉄人タイガーセブン
ピー・プロ70’sヒーロー列伝〈1〉スペクトルマン
スペクトルマン1(漫画)スペクトルマン2(漫画)
スペクトルマン3(漫画)スペクトルマン4(漫画)

宇宙猿人ゴリ コナミ 超人ヒーロー伝説 シークレット宇宙猿人ゴリ カラー
【うちゅう-えんじん-ごり】
 惑星Eの天才科学者(IQ300)。おのれの頭脳を過信するあまり野心からクーデターを起こし、逮捕されて虜囚の身となる。だが、知性では劣るものの怪力を備えた軍人ラーによって脱獄を助けられ、惑星Eを脱出する(追放されたのではない)。そのまま宇宙をさまよっていたが、ある日地球を発見し、その美しさにうたれる。しかし、その美しい地球を公害によって汚す地球人に激しい憎悪を抱き、地球人が生み出した公害によって怪獣を創り、彼らを滅ぼして地球を奪おうと決心する。味方はラー一人というほとんど孤立無援状態。その逆境にめげずおのれの目的にむけ突き進む姿は感涙を招く。だが、やはり孤独には耐え切れず、ラーがスペクトルマンに倒されるとともに自ら命を絶つ。番組初頭は敵ながらメインタイトルに名前を使われていたのだから、その存在の大きさが判る。彼に較べたらスペクトルマンなどは下働きのロボットに過ぎない。 水那岐
宇宙猿人ゴリなのだ 宇宙猿人ゴリ
【うちゅう-えんじん-ごり-なのだ】
 作詞:雨宮雄児 作曲:宮内国郎 歌:ハニーナイツ
 スペクトルマンの敵宇宙猿人ゴリのテーマソング。「惑星Eから追放されたその悔しさは忘れはしない」から始まる哀愁漂う曲で、これが実に味がある。特に3番目の「自分の理想と目的持って、強く生きてるそのはずなのに、宇宙の敵だと言われると身震いするほど腹が立つ」はゴリの心情をよく表している。 甘崎

蒲生譲二
【がもう-じょうじ】
 スペクトルマンに変身する青年。実は、ネヴュラ71から送り込まれたサイボーグである。 十六夜

スペクトルマン ピープロヒーローズ「スペクトルマン (Bタイプ) 」
【すぺくとる-まん】
 ネビュラ71からゴリの野望を打ち砕くために派遣された宇宙人。地球人蒲生譲二の姿を借り、日夜ゴリの動向に目を光らせ、必要とあらば変身する。しかしその変身は許可制で、自分の意志で変身出来ないというハンディを負っている。 甘崎

ネビュラ
【ねびゅら】
 スペクトルマンの故郷ネビュラ71から常にスペクトルマン蒲生穣二を監視し、必要とあらば変身の許可を与える宇宙人。スペクトルマンの上司らしいが、名前は無かったようだ。彼が許可しないと変身出来ないとか、無理難題をスペクトルマンにふっかけるとか、まさにスペクトルマンは戦うサラリーマンだった。こいつの言動はとにかく苛つかせるのだが、それが本作の味になっていたのも紛れもない事実。 甘崎
ネビュラの星
【ねびゅら-の-ほし】
 スペクトルマンの後期エンディングテーマ。先の「宇宙猿人ゴリなのだ」ほどの知名度は無いが、それに引けをとらない内容が特徴。初っ端からネビュラからの指令として「スペクトルマン、怪獣を殺せ!」という台詞が入り、また歌詞の中には「にくい怪獣ぶっ殺せ」というものまであり、思いのほか過激。にもかかわらず後半部分は「戦いすんで日が暮れて」と急に叙情的になるというギャップが凄まじい一曲。 荒馬大介
ノーマン
【のーまん】
 『スペクトルマン』の悲劇の怪獣。脳味噌の足りない出前持ちの青年がその前身であり、愛犬とともに博士の脳改造手術に志願し、IQを飛躍的に延ばしてもらう。だが頭脳の発達とともに愛犬は凶暴化し、人間の脳味噌を喰らうようになる。ついに愛犬は怪獣化し、スペクトルマンに倒される。このとき青年は博士の裏にゴリがいることに気づいていたのだが、博士が口封じに殺された今ではなすすべもない。自分の頭脳が発達しても、人類を破滅させる爆弾を開発してしまう自分に気づく青年。ついに怪獣化したなら、自分を殺してくれと蒲生に頼む青年。果たして青年はノーマンに変身してしまい、スペクトルマンはとどめを刺す。ダニエル・キースなど知らない年齢で本放送を観た筆者にとっては、充分トラウマになる展開であった。 水那岐