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サンダーマスク

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書籍
サンダーマスク(漫画)

宇宙の勇者サンダーマスクここに眠る 26話
【うちゅう−の−ゆうじゃ−さんだー−ますく−ここ−に−ねむる】
 第26話「さらば勇者輝く星よ」より、自分たちの放った(!)ミサイルを胸に受けて消えたサンダーマスクを、死んだと思いこんだ科学パトロール隊が、勝手に建てた墓に刻まれていた
言葉。ヒーローが生死不明になるエピソードは数あれど、死んだと決めつけられて墓まで建てられたヒーローはそうはいまい。ちなみに、墓の外観は星の形をしており、墓というよりも記念碑に近いものがあった(おいおい)
 甘崎

科学パトロール隊
【かがく-ぱとろーる-たい】
 「サンダーマスク」に登場する、地球防衛隊の名称。ウルトラシリーズに登場する地球防衛隊が5〜6人の少数精鋭なのに対し、本隊は10人前後の名もない烏合の衆で構成されているのが最大の特徴。毎回、魔獣攻撃の作戦アイデアを命光一(サンダーマスク)に頼っていたことから、作戦指揮官も存在していないと思われる。一応、サンダーマスクのサポートが役目らしいが、魔獣の反撃に遭うと抗戦も試みずさっさと避難してしまう、単なる足手まとい。ちなみに、隊員は無装飾の銀メットに赤いラインの入った銀ツナギのいでたちなのだが、第1話のみ、衣装を後ろ前に着用しているのはご愛敬か。 378

サンダー2段変身 サンダーマスク
【さんだー-にだん-へんしん】
 サンダーマスクの特殊能力のひとつ、ではあるが、簡単に言ってしまえば“巨大化"なので、見た目は何の変化もない。もともとサンダーマスクは人間大で、巨大怪獣と戦う時のみこの能力を使う。ちなみにこの変身ポーズはやたら複雑なのだが、これを考案したのは本編で殺陣を手掛けていた中山剣吾、後の薩摩剣八郎氏なんだとか。 荒馬大介
サンダーマスクの首をさらせ! 26話
【さんだー-ますく-の-くび-を-さらせ】
 大魔王ベムキングが、配下の魔王デカンダーに命じた事項。そこでデカンダーは命光一の前に現れ「サンダーマスクに変身しろ!」と迫るが、肝心の命光一は前回(25話)の戦いで致命傷を受け、その影響で変身能力を失い、さらに失明もしてろくに戦えない状態だった。ならばチャンスのはずだが、それを聴かされたデカンダーは「困った!」。そう、彼は「サンダーマスクの首」という命令を忠実にこなそうとしていたのだ。結局「明日まで待ってくれ!」という命光一の訴えにより、デカンダーとの決戦は次の日に持ち込まれたが、こんな風にして最後の戦いを持ち越したヒーローは、そうはいまい。 荒馬大介
サンダーマスク発狂 19話 シンナーマン
【さんだーますく-はっきょう】
 今となってはおそらく再放送出来ない伝説の珍エピソード。
 サンダーマスクに変身する命光一が魔王デカンダーの罠にはまり、シンナー狂いの怪人・シンナーマンと頭の中身を交換されてしまうという話。すっかり狂った命光一が、イッちゃった顔で街中をヘラヘラ笑いながら闊歩し、ゴミ箱を蹴っ飛ばすわ、出前持ちの兄ちゃんを襲うわ、通りすがりの女性に抱きつくわとあんまりな描写が満載。これでデカンダーも大満足かと思いきや、サンダーマスクの頭脳を得たシンナーマンに襲われてしまったため、作戦は大失敗。何だかんだで結局元に戻り、最後は「シンナーの誘惑に負けることは、デカンダーの魔の手に落ちるのと同じなのだ」という教訓めいたナレーションが入って終わる。 荒馬大介
サンダーT号
【さんだー−わん−ごう】
 サンダーマスクの仮の姿である命光一が、普段乗っているスーパーカー。サンダー星から持ってきたらしいのだが、外観はスバルのレオーネにそっくりだったりする。(笑)空中走行、無人走行、宇宙航行が可能。 甘崎
シンナーマン 19話 サンダーマスク発狂
【しんなー-まん】
 魔王デカンダーの配下。シンナーに犯された脳みそが好物で、中毒者の頭に穴を開けて(え!?)、管を刺して直に飲むという大胆極まりない摂取方法をとる。普段は等身大だが、摂取した脳みそをエネルギーとして巨大化することも可能で、その際は口から火炎やシンナーガス噴射という特殊能力が備わる。デカンダーに操られた科学者によって、サンダーマスクこと命光一との脳交換が行われる。おかげで命光一は狂いまくるが、実施したのは「交換」だったため、逆に命光一の意識を持つシンナーマンがデカンダーを襲ってしまったため、大失敗。 荒馬大介

高瀬まゆみ サンダーマスク
【たかせ−まゆみ】
 宇宙考古学(謎・・・)の権威・高瀬博士の娘で、18歳。演じるは井野口一美。魔王デカンダの為に父を失い、以後サンダーマスクに協力するようになる。命光一がサンダーマスクであることを見抜いたただ一人の人間。が、流星鉄仮面に「絶対にあなたの言う通りにはならない!」と大見得きったために街が魔獣の被害を受けたり、最終回では光一が変身できない事をあっさりデカンダにバラしたりと、ある意味科学パトロール隊よりもサンダーの脚を引っ張っていた。 378
デカンダ
【でかんだ】
 宇宙を恐怖に陥れる魔王…のはずだが、何故かずれた作戦ばかり立てる不思議な悪の首領。自ら前線に出て怪獣と共に戦うことも多い。 甘崎
デカンダを襲うのは当然です 19話
【でかんだ-を-おそう-のは-とうぜん-です】
 シンナーマント脳みそを入れ替えられてしまったサンダーマスクが、シンナーマンの姿でデカンダに襲いかかった際、パニックに陥ったデカンダに対し、冷静に医師が言った言葉。「こいつは身体はシンナーマンでも脳みそはサンダーマスクですから」と続く。当然の話だが、この言葉にデカンダはますますパニックに陥る。 甘崎

漫画家・夢野
【まんがか−ゆめの】
 漫画雑誌「冒険王」にて、「サンダーマスク」という作品を連載中の漫画家。作品に、大昔に絶滅したと言われる魔獣・バラジュードンを登場させて、一躍売れっ子作家となった。(らしい。)現実にバラジュードンを復活させ、彼の描く作品に準えての破壊工作を目論むデカンダは、自ら夢野宅に赴いて彼をヨイショしたり、果ては自分の描いた完成原稿を持ち込んだり(!)していた。結構、いい編集者になれそうな気がする。 378

名称
【】
  甘崎