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西遊記

西遊記(1978)事典
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書籍

 

主な登場人物
スタッフ
沖島勲 1話脚本
佐々木守 1,2話脚本
福田純 2話監督
渡邊祐介 1話監督
話数 タイトル コメント DVD
第1話 石猿誕生す

  監督:渡邊祐介
  脚本:佐々木守
     沖島勲
 石から生まれ、長い年月を経て仙術を極めた石猿孫悟空が地上での勢力争いでライバルの混世魔王を下して地上を支配し、更に竜王から如意棒を奪い、無双の力を得ていた。それを見ていた天帝は地上を平安に保つため、孫悟空を天に呼び寄せた。

 孫悟空の誕生から地上の覇者となり、天界での大暴れ、そして山に閉じ込められて三蔵法師に助けられるまでをテンポ良く描く。地上での活動はあっという間で、そこから天界での大暴れを中心にする。
 孫悟空はあまりに短気なため、すぐに暴れるが、すぐに言いくるめられる単純さも併せ持つ。騙されたと思い込むとすぐに暴れるため、天帝からは良いように扱われ、それがばれると暴れるの繰り返し。
 結局天帝も手を焼いてしまい、阿弥陀如来に助力を頼み、如来によって悟空は閉じ込められてしまう。
 混世魔王役は松崎真、乙姫役はカルーセル麻紀。それと、後に猪八戒、沙悟浄となる天蓬元帥と捲簾大将とも戦っているが、悟空のとばっちりを受けた形で二人とも地上に落とされてしまう。
 これが本当に力入れているのはキャストを見るだけで良く分かる。お釈迦様役も高峰三枝子。
第2話 長い旅の始まり

  監督:福田純
  脚本:佐々木守
 孫悟空が天界から追放されて500年が経過した。天竺国・雷音寺では釈迦如来が地上が乱れていることを知り、3つの徳を説いた三蔵心経を与える事にした。その経を取る人間を探すため、観世音菩薩をこの世に使わす。彼が見いだしたのは、それぞれ天界から追放されたものたちで、彼らに、天竺に三蔵経を取りに行く人物の護衛を命じつける。そして観世音菩薩が見いだした人物こそ、玄奘という青年だった。

 玄奘が皇帝より三蔵法師という名前をもらって天竺に派遣され、そこで悟空と白馬に出会うという話。悟空は500年の間五行山に閉じ込められていたが、三蔵がお札を外したことで自由になる。
 悟空は三蔵に恩義を感じてはいるものの、本来の性格が奔放なので三蔵とは合わず、そこで言う事を聞かすために緊箍児をつけ、無理矢理言う事を聞かすという描写もあり。
 その後三蔵の愛馬が湖に潜む竜によって食われてしまうのだが、その竜もやはり観世音菩薩からの指令を受けており、白馬となって三蔵に使えることとなった。これで二人の仲間ができた。
 物語としては、それから宿を求めた山奥の寺で三蔵の袈裟を見せたことでそこの和尚が袈裟欲しさで三蔵を殺そうとし、その袈裟が黒風大王に奪われ、それを悟空が取り返しに行くという物語となる。体を固くするという魔法の豆に悟空が化け、それを飲んだ黒風大王の腹の中で暴れ回る。
 今回のゲストは結構すごい。東野英心、中村敦夫、勝呂誉、平田昭彦など。和尚役は殿山泰司だった。
第3話 三兄弟 天竺への誓い

  監督:山崎大助
  脚本:安倍徹郎
 旅を始めた三蔵法師と悟空は烏斯蔵という国に入るが、そこでは猪悟能という妖怪が迷惑を掛けていた。妖怪退治に名乗りを上げた悟空は、そこに昔出会った神域の存在を知る。その後、流砂河へとさしかかるが…

 前回観世音菩薩によって見いだされた残り二人の猪八戒と沙悟浄の二人が仲間に入った。猪八戒は最初猪悟能と呼ばれていたが、三蔵法師によって新しい名前をつけられた。
 これで全員の弟子が揃ったことになる。ここまでが人物紹介と言ったところ。一応ここで更に黄風大王の話も挿入され、さらわれた三蔵を救うのに
 観世音菩薩から派遣されたという鳥巣禅師はハナ肇。
第4話 妖怪夫婦 金角、銀角

  監督:山崎大助
  脚本:布勢博一
 平頂山へとさしかかった三蔵一行は、この地域が夫婦の妖怪によって苦しめられていることを知る。その偵察に八戒を送ったのだが、逆にそのお陰で妖怪金角と銀角に三蔵の存在を知られてしまう。三蔵の肉を食うため、次々に罠にはめられてしまい、ついには三蔵も捕まってしまう。

 原作西遊記でも大変有名な金角銀角の話。本来の話では二人は兄弟で金角の言うことに銀角が従うというパターンとなるのだが、ここでは金角銀角は夫婦で、金角の方は妖力も弱い情けない男で、妻の銀角の尻に敷かれている。しかし一方の銀角は金角に惚れ込んでおり、甲斐甲斐しく面倒を看ている。
 金角と銀角は名前を呼ばれた人を吸い込む瓢箪を持ち、それで悟空を吸い込んでしまうのだが、悟空ははえに変化してそこから逃げ出している。その後金角が吸い込まれてしまった。
 その他銀角は数々の武器などを繰り出し、悟空以外の仲間を完全に足止めすることに成功しているが、金角が瓢箪に吸い込まれてしまった途端、全ての妖力を失ってしまう。
 尚、銀角の曾祖母(名前はなく、老奶奶とだけ表記される)の役はミスター特撮の天本英世だった。登場は二回だけ。二回目は悟空の変装ですぐに堺正章の顔になるのが残念。
第5話 反抗期の妖怪

  監督:山崎大助
  脚本:永井素夫
 旅を続ける三蔵一行は、とある村へとやってきたが、そこでは村人が皆貧しく苦しんでいた。土地神さえボロボロの服を着ているので、その理由を聞いたところ、近年聖嬰大王という妖怪が現れ、この土地を支配し始めたという。その聖嬰大王というのは悟空の義兄弟牛魔王の息子の紅孩児であることが分かり、悟空は叔父として聖嬰大王を説得しようとするのだが…

 反抗期まっただ中の青年妖怪との戦い。内容的にも70年代の青春ものっぽく仕上がっていて、なかなかに清々しい。
 今回主人公は明らかに悟空ではなく聖嬰大王の方で、偉大なる父親と比べられることを極端に嫌い、自分の強さをみんなに見せ付けようとして、何に対しても反抗的だったが、愛する人のために生きる事を選択していく。
 あと、聖嬰大王の恋人其美の美しさに参ってしまった沙悟浄が何かと口を出すのも面白い。ひねくれキャラなので、好意を素直に語る事もなく、其美本人にも気づかれてなかったようだ。
 悟空が牛魔王と義兄弟となったというのは原作でもあったのだが、そもそも本作ではまだ牛魔王が出ていないので、今ひとつピンと来ない。
 圧倒的な力を持つ悟空が全く手も足も出ないような妖怪も存在することを良く示してもいた。
第6話 悟空破門! 三妖怪の罠

  監督:山崎大助
  脚本:永井素夫
 白虎稜という山にさしかかった三蔵一行の前に若い女性がお茶を差し出してきたた。だが悟空の目にはそれは妖怪が化けたものだと分かり、一撃の下に仕留めてしまう。だが三蔵の目にそれは女性の死体にしか見えなかった。更に老婆や農夫が現れ、その度ごとに悟空が彼らを殺してしまったため、怒った三蔵は悟空を破門してしまう。実は白虎稜に住む三色の妖怪が一番強い弟子の悟空を排除するための罠だった。

 赤袍怪、青袍怪、黄袍怪という三人の妖怪との戦い。三蔵の肉を食べようとする三妖怪は邪魔な悟空を遠ざけるために、悟空にだけばれるような変装をしてわざと悟空に殴られるように仕向け、用意した死体を置いて、三蔵に悟空が人を殺したと思わせる。それで三蔵はすっかり騙されてしまって悟空を破門してしまう。
 自分が信用されてないことが分かった悟空はふてくされて故郷の花果山に戻って猿の王様に返り咲いたが、そこでの王様の暮らしに虚しさを感じて結局三蔵の元に戻ってしまう。
 三妖怪のうち、黄袍怪は元は人間で、攫ってきた来た女性との間に子どもも作っており、意外な子煩悩ぶりを見せる。その子の命を救ってくれた三蔵にも強く出られず、結局三妖怪の和を乱してしまったために解決の糸口を作ってしまった。
<悟空が花果山を離れて既に500年以上が経過しているが、それでも猿の王には変わりがないらしい。それだけ猿の寿命が長いのか?>
第7話 日照り妖怪の子守唄

  監督:田中康隆
  脚本:ジェームス三木
 日照り続きで水が全くない土地へとやってきた三蔵一行。猪八戒はすっかりやる気を失ってしまい、悟空に文句を言いつのり、悟空は暴力で言う事を聞かせようとしたため、三蔵は八戒をリーダーにして、事を収めようとする。そうしている内に日照りの村へとやってきたのだが、村人の話では、日照り妖怪が近くに住み、男の子を生け贄に捧げないと雨を降らせないのだという。残った男の子は庄屋の一人息子だけで、良いところを見せようとした八戒はその息子に姿を変え、妖怪退治に出かける。

 今回は白海が中心となった話で、三蔵のお墨付きをもらって、お供のリーダーとなった八戒が自分の力で妖怪退治をしようとするのだが、あっけなく敗北してしまい、妖怪に食われてしまう。
 そこで八戒の仇討ちをするために悟空が妖怪に向かっていくことになるのだが、そこで妖怪の話を聞いてみたところ、500年前に人間に息子を殺されたための復讐だったと分かる。
 で、その息子の特徴をよく聞いてみたら、沙悟浄とそっくりなので、それを悟浄に伝えてみたら本人は全く思いつかない。そもそも悟浄は天界の神の一人なので、妖怪とは関わりがなさそうなのだが、じっくり話を聞いてみると、微かに地上で生まれた記憶があり、それがちょうど500年前だった。突き詰めて問いただしてみたら、微かな記憶で本当に親父さんだったことが分かった。意外な展開だった。
第8話 悟空危うし!鱗青魔王の逆襲

  監督:田中康隆
  脚本:ジェームス三木
 三蔵法師一行の旅の途中、盗賊に襲われた女性麗燕を助ける。感謝した麗燕は一行を自宅に招いてごちそうを振る舞うが、三蔵に一目惚れしてしまい、ここに残るよう懇願するのだった。一計を案じた八戒は自らが三蔵の姿に化け、麗燕の元に帰るのだが…

 惚れっぽい八戒が騒動を引き起こすという話で、そこまではいつも通りだが、悟空の方がそのトラブルに巻き込まれてしまって記憶喪失になったりと、災難に遭ったりもする。
 今回はほぼ八戒の暴走ぶりばかりで、悟空の方は災難に遭うばかり。三蔵を襲ってきた鱗青魔王にも対応できず、逆に鱗青魔王のお陰で記憶を取り戻すことができていた。
 今回の八戒が化けた三蔵は勿論夏目雅子が演じているのだが、上手い崩れ具合で、下品さが良く出ていた。
第9話 危うし三蔵!妖女地湧夫人

  監督:福田純
  脚本:田上雄
 道中腹が減った八戒は盗賊の食事を盗み食いしてしまい、お詫びの印としてお使いを頼まれた。そこで近くの村へと行くのだが、そこで代官の娘をさらった盗賊と思われて捕まってしまう。そこで事情を聞いた三蔵は、悟空に妖怪退治を命じる。

 誤解が誤解を呼び、三蔵一行以外のほとんどの人たちが嘘ばかり言っているという面白い話。全員腹に一物持っているので、言動と本心が違っていて、それで混乱を招く。
 事情としては、妖怪と知らずに結婚した代官が、子どもを作った後でそれが妖怪だと気づいて追い出したところ、夫人の方が娘を取り戻しにきたという話になる。どちらも隠したいことがあるために本心が出ず、どちらも歯にものが詰まったような言い方になってしまう。基本的にそこまで悪人は出てこないのだが、みんな身勝手なのが少々イラッとするところもあった。
 複雑な事情はあるものの、最後は悟空の暴力で力づくで解決してしまってるのが本作らしさ。
 今回も結局酷い目に遭うのは猪八戒で、ちょっと盗み食いしたお陰で縛られるわ拷問を受けるわ妖怪に良いようにされるわで、良いところなし。一方の悟空が素直に三蔵のために奮闘していた。
 代官の息子役で池田秀一が出演していた。
<地湧夫人は山犬の妖怪だそうだが、調べてみたら原典では鼠の妖怪だった。哪吒太子によって天界に連れ帰られたのだとか。>
第10話 哀しき王妃 二人の玄娤

  監督:福田純
  脚本:田上雄
 ある日三蔵は夢の中に鳥鶏国の国王が現れ、自分を殺害して妃(福田公子)を自分のものにした道士(中庸助)に国が奪われてしまい、奪われた国を救ってほしいと頼んでくる。目を覚ました三蔵は王の印である”碧玉の圭”が置かれていることで、それが本当である事を知った。そこで弟子達を説得して鳥鶏国へと向かう一行。

 三蔵の夢に出てきた男の話を聞いて、その事件を解決するという話。とてもファンタジックだが、復讐ものとして考えると、父王に成り代わった悪人を冷遇された息子が復讐するという見たまんまの話でもある。終わり方も意外にもの悲しく、子ども用ではない時代劇風に仕上げられた感はある。
 事実を突きつけられた妖怪は三蔵に化けるのだが、そこも悟空の進言で敢えて経を唱えさせ、頭の痛みで本物を見抜いた。
 道教の神太上老君が登場しているが、その役は谷啓だった。相変わらず飄々とした口調は偉そうに見えないが、良い味出してる。
第11話 夜と昼の妖怪夫婦

  監督:山崎大助
  脚本:柴英三郎
 旅を続ける三蔵一行だが、ある場所に来たとき、透明な壁に阻まれてしまう。悟空によると、これは妖怪の妖術によるものとのことで、悟空がそこに穴を開けて進むことができたのだが、そこは夜しかない世界だった。事情を聞くと、この地は唯昼怪と唯晩怪という夫婦の妖怪が治めているのだが、二人が夫婦喧嘩をしてしまい、別居してしまったため、昼と夜の世界に分かれてしまったという。

 夫婦喧嘩は犬も食わないとは言うが、傍迷惑な夫婦喧嘩に介入するという話。それぞれ昼と夜を支配する妖怪と言うことで、かなり大きな話にはなるのだが、結局夫婦喧嘩を仲裁したらめでたしめでたしで終わるというシンプルな話になっていた。
 ただここでは悟空に異変が起こる。夜の世界で命を助けたミンミンという若い女性の顔がお師匠さんに似ていると思ったことから惹かれてしまって惚れてしまう。ところが女性に恋をしてしまうと悟空は術が使えなくなってしまい、知能も減って猿化してしまった。
 このままではいかんともしがたいと、いつもなら傍観を決め込む悟浄が、ミンミンには恋人がいると説得に向かうが恋の病は治らず。結局三蔵がキンコ経を唱えたことで痛みに耐えかねて恋の病が消えてしまった。
<悟空が恋をすると術が使えなくなるという設定は今回限り。
 そもそも悟空が惚れた切っ掛けが、ミンミンが三蔵に似ていたと言うことなのだが、その描写良いのかね?>
第12話 御三家妖怪 追放作戦

  監督:山崎大助
  脚本:石森史郎
 非常に富んだ国と言われる車遅國にやってきた三蔵一行。ところがそこに住む民達は飢え、更に重労働を強いられていた。実はこの地には数年前から虎力大仙、鹿力大仙、羊力大仙という三人の妖怪が住み着き、妖力を使ってこの地の人々を虐げているという。更にそれぞれこの地の特産である酒、宝石、紙を好んで食することで、国力は落ち込んでしまっているという。出会った娘の前で格好つけたい八戒が最初に挑むのだが…

 結構ストレートに強い妖怪と戦うと言う話で、悪い溶解から人々を救う素直な話で特撮部分も大変見栄えがあり、特撮味に溢れた話に仕上がった。特に光線を鏡で受けて受け流す描写は特撮班の力が相当入ってる。
 今回も八戒が大活躍。惚れっぽいために、困って泣いてる女性に良い格好しようと真っ先に飛び込んで、すぐにやられて泣いて助けを求めるとか、ほぼ定番の名人芸となってる。暴走が激しすぎたために最後は三蔵から破門までほのめかされていた。
第13話 恋地獄 なめくじ妖怪

  監督:渡邊祐介
  脚本:ジェームス三木
 旅の途中で立ち寄った村の村長宅で一晩の宿を借りる三蔵一行。その家では数年前に一人娘海明が妖怪に攫われてしまったと嘆いており、憐れに思った三蔵は弟子達に救出を命じる。村長によれば、攫われた娘海明を助けてくれれば、彼女を嫁に与えるというので、八戒がやる気を出して妖怪の住まいへと向かうのだが…

 今回は八戒が中心の話。いつも女性に言い寄る八戒が、ここでは逆に結婚を迫られ、タジタジとなってしまう。それだけ妖怪の嫁となった女性が強いという事なのだが、海明役を演じた田坂都がかなり強烈なキャラで、一旦惚れたら最後、夫を徹底的に使う悪女役を見事に演じていた。
 今回の妖怪はなめくじ妖怪という名前だったが、実は妻子持ちで、それで人間の嫁にちょっかい出したお陰でかなり酷い扱いになっていた。
 苦労の末に海民を村に戻すことができたが、今度は三蔵にすっかり惚れ込んでしまい、一行は慌てて村を出ることになってしまった。
 結果として今回のなめくじ妖怪は退治されることなくおわる。
第14話 地震妖怪!なまず魔王の謎

  監督:渡邊祐介
  脚本:田坂啓
 旅の途中でのっぺらぼうに遭遇する三蔵一行。びっくりしたが、すぐにのっぺらぼうが消えたことで、そのまま旅を続け、とある村にいきついたが、そこはなまずの妖怪による地震が起こり続けており、その妖怪を宥めるためにこの地に留まっていた高僧善智聖人によると、弟子の一人が妖怪に入れ替わられているという。お互いに疑心暗鬼になる弟子達だが…

 今回は複数の妖怪や人間の裏切りなどによる見所の多い話。冒頭で出てきたのっぺらぼうネタも無意味かと思いきや、意外にしっかり伏線になっていた。
 今回登場する妖怪は二体で、鯰震魔王というなまずの妖怪と、顔がないため何にでも化けられる百面怪。途中までは協力していたようだが、三蔵の肉を巡って対立。それを宥めているのがただの人間という構図。
 この人間こそ、三蔵の前に天竺に旅たったという善智聖人で、すっかり妖怪と意気投合してしまっている。言動の端々から人の肉も食っているようなので、半ば妖怪化しているようでもある。
 最初ののっぺらぼうに脅かされた瞬間に弟子の一人が妖怪に入れ替わったというネタも最初は誰か分からず、ストーリーの進行で分かるようになってるのも面白い。結局八戒だったのだが、それが分かったのは悟空と悟浄が罠にはまって巨大なまずに食われてしまった後だった。
 三蔵の前にも天竺を目指していた僧侶は大勢いたらしい。今回登場する善智聖人は途中で闇落ちしてしまったようだが、その過程がどうなったのかが少々気にかかる。
第15話 鳥葬!悪魔の生贄

  監督:池広一夫
  脚本:ジェームス三木
第16話 独角大王・結婚行進曲

  監督:池広一夫
  脚本:古田求
第17話 幻妖術師 青竜将軍

  監督:黒田義之
  脚本:布勢博一
第18話 バッタ女王・消えた幻の湖

  監督:黒田義之
  脚本:尾中洋一
第19話 意外! 吸血鬼三蔵

  監督:福田純
  脚本:田上雄
第20話 猛吹雪! 三蔵狂乱

  監督:福田純
  脚本:ジェームス三木
第21話 豚教国 翠蓮王女いざ出陣!

  監督:青木敏
  脚本:古田求
第22話 快楽の館 悟浄白骨の恋

  監督:青木敏
  脚本:神沢信一
第23話 女人国 八戒が妊娠!?

  監督:福田純
  脚本:古田求
第24話 火焔山!! 芭蕉扇の愛

  監督:山根優一郎
  脚本:古田求
第25話 妖怪帝国 突破大作戦

  監督:池広一夫
  脚本:ジェームス三木
      山下六合雄
第26話 あれが天竺 大雷音寺だ!

  監督:池広一夫
  脚本:柴英三郎
第27話
第28話
第29話
第30話
第31話
第32話
第33話
第34話
第35話
第36話
第37話
第38話
第39話
第40話
第41話
第42話
第43話
第44話
第45話
第46話
第47話
第48話
第49話
第50話
第51話
第52話

 

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