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アンドロメロス

アンドロメロス事典
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主な登場人物
アンドロメロス (声)安宅誠。ヴェテラン声優。特撮で声を当てるのは本作のみ。
 アンドロ警備隊隊長。サーベルを武器とする戦士で、コスモテクターの色は緑。
アンドロウルフ (声)堀内賢雄。現役ヴェテラン声優。80年代に公開されたウルトラマン映画ではウルトラマンの声を当てている。
 アンドロ警備隊隊隊員。コスモテクターの色は銀と赤。最初にグア軍団の攻撃を受けて病院送りにされてしまい、実際に活躍するのは中盤以降。
アンドロマルス (声)小滝進。ヴェテラン声優でユン・ピョウのフィックス。特撮では本作と80年代のウルトラマン映画でウルトラセブンの声を当てている。
 アンドロ警備隊隊員。コスモテクターの色はオレンジ。コスモバズーカーを武器とする。
アンドロフロル (声)水倉久美子。
 アンドロ戦士の紅一点。コスモテクターの色は白。背中には羽が生えている。実はアンドロ人の王家に生まれたことが分かる。
ジュダ (声)木原正二郎。ヴェテラン声優。特撮では本作と『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』でのナレーター。
 グア軍団長三兄弟の末弟。ナッツ星にてダクミランと共にマルスと戦う。その後パワーアップして復活し、同じ技が通用しなくなっていた。常に肩にトカゲを乗せているが、これは通信機。
ギナ (声)小熊恭子。
 グア三兄弟の唯一の女性。二番目に生まれたようだ。性格は残忍で、特にフロルをいたぶることが大好きらしい。
モルド (声)兼本新吾。「科学忍者隊ガッチャマン」みみずくの竜、「巨人の星」左門豊作など。
 グア3兄弟の長男。斧を武器として使う。長男として、ギナとジュダを諫めるシーンもある。
グア  宇宙の支配を夢見る最強の魔神。実はその体を三分割しており、ジュウナ、ギナ、モルドが合体することで本体となる。
話数 コメント DVD
第1話  いきなり「戦いは既に始まっていた」とのナレーションと共に満身創痍のアンドロウルフの回想が展開する。マグマ星人三兄弟と戦い、そこに現れたグア軍団のジュダ、ギナ、モルドとの戦闘となり、負傷したとのこと。
 基本的に話はそこで終わってしまい、ウルフは治療に専念することとなり、他のメンバーはグア軍団を探しに行く。
 最後に「メロスのスーパーパワーの秘密を君にだけそっと教えちゃおう」とナレーションが入り、アンドロ戦士達の装備を紹介している。
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第2話  グア軍団を探し、M36星雲付近にあるナッツ星へとたどり着いたネロス達。二つの星をメロスとマルスがそれぞれ探索する事となった。そしてそれぞれ、αではマグマ星人が、βではダクミランとジュダが彼らを待ち受けていた。
 今回の紹介はアンドロフロスについて。女の子だが、様々な超能力を使えるとか。何故かナレーションにツッコミを入れてるシーンあり。
<フロルの背中にある羽根が時々片方外れてるんだが、それ放って置いて良いの?
 メロスの後ろに忍び寄るマグマ星人。戦士という割にはあんなに近くに来ても気が付かないものかな?>

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第3話  ナッツ星のそれぞれで怪獣達に襲われたマルスとメロス。
 今回から本格的な戦闘に入る。マルスはダクミランとジュダ、メロスはマグマ星人三兄弟と戦う事となった。
<マルスとダクミランの戦いが始まった途端、「戦いの途中だが」とナレーションが入り、マルスの性能紹介に入る。まだ戦いそのものが始まってないし、話の腰を折りまくってるぞ。
 マグマ星人と遭遇したメロスは、「そうか。お前達がウルフを」とか言ってるけど、事前にその事は聞いていたはずでは?
 二人の戦いを観ながらフロルのしているのは祈る事だけ。戦士なんだから助けに行った方が良いと思うんだが?>
第4話  二つの星で戦い続けるメロスとマルス。それを見守るしかないフロル。
 今回はほぼ戦いばかり。
 今回の性能紹介はアンドロウルフ。傷つき治療中だが、一応その強さだけは紹介しておこうと言う事らしい。
<ウルフの治療はコスモテクターを装着したまま行っている。これって鎧じゃなかったっけ?外した方が治療は早いんじゃない?>
第5話  ナッツ星αでマグマ星人と戦うメロス。銀河の暴れん坊と言われるマグマ星人三人衆と互角以上に戦うメロスだが…
 敵はマグマ星人三人衆。二人までがメロスによって倒されてしまう。
 今回はマグマ星人三人衆が話の中心で、ここに来るまでにどれだけ涙ぐましい努力があったのか、そしてグア軍団に入った顛末が語られる。
<戦いのさなか、突然昔話を始めてしまうマグマ星人。それでちゃんと話を聞いているメロスも律儀だ。>
第6話  ナッツ星βでダクミランとジュダを退けたマルス。一旦引いたジュダは新たな作戦をダクミランと練る。
 アンドロマルスがいかに強いかだけを語る話。マルスはメロス、ウルフ、フロルを合わせたよりも腕力が強いとのこと。
<マルスの力に一旦引いたジュダはダクミランに対して「泣き言を言う訳ではないが」と前置きをしてしっかり泣き言を言っている。それに対し、結構ダクミランは知能が高いらしく、しっかり言い返してる。結構シュールな光景でもある。しかもジュダは「冗談冗談。私の名前はジョダンよ」とか変なボケもかましてるし。>
第7話  あまりに力が強すぎるマルスの弱点は、その力に過信することだった。それを悟ったジュダはマルスを罠にはめる。一方ナッツ星αでのメロスとマグマ星人との戦いも佳境に入っていた。
 「大男、総身に知恵が回りかね」ということわざを地味に体現するマルスの姿が描かれる話で、力を過信したマルスはあっけなくジュダの罠にはまってしまう。
<メロスに対して余裕綽々のマグマ星人の生き残り。この状況でどうやって余裕かませられるんだろう?実際あっという間に倒されてしまったが。
 βでのマルスの戦いに危惧を覚え、メロスに急行するように言うフロル。お前は行かないのか?>
第8話  罠にかかったマルスは、それでも死力を振り絞りダクミランを倒した。だが残ったジュダによりマルスは宇宙航行が出来なくなり、マルスも絶体絶命の危機に陥った。
 メロスの方が勝利に終わり、今度はマルスの方に話は移る。メロスとは異なり、思い上がりの激しいマルスはあっという間に危機に陥ってしまう。
 力自慢と言う事もあってか、マルスが放つ技の大半はプロレス技になってる。
第9話  危機に陥るマルスの元へとやってきたメロスはマルスと共にジュダを倒す。だが、弟ジュダの復讐に燃えるギアがいた。
 ずいぶんと強いとされているジュダだが、メロスが武器一閃するだけであっけなく死んでしまった。実に簡単な話。
<マルスとジュダが戦っていたのは地下だったが、メロスがやってきた時はいつの間にか地上になってる。>
第10話  ナッツ星での戦いを終え、グア軍団の本拠地を求めてアンドロ艇を飛ばすアンドロ戦士達。その前に不気味な星グルータスが姿を現した。早速調査を開始するメロスとマルス。
 メロスは宇宙警備隊の知り合いがいるそうだ。当然ながらそれはウルトラマン達のことだろう。ちなみに本作はマンガの原作があって、ゾフィがコスモテクターを装着するシーンがあるので、ここで「知り合い」とはゾフィの事なのかも知れない。
<同じように重傷を負ったウルフは長期に渡る治療を必要としているのに、マルスはあっという間に元気になっている。この違いは一体何だろう?
 目の前に不気味な星が現れ、それを調査することになったアンドロ戦士達。宇宙の広さに対し、調査があまりに簡単過ぎはしないだろうか?
 グルータス星を見たメロスは「不気味な星」と称したが、実際降りてみたら「美しい星」になってる。
 そう言えばアンドロ戦士はウルトラマンとサイズが同じはずなんだが、そうなるとここに咲いてる花の大きさって…>
第11話  グルータスへと降り立ったメロスとマルスは、そこが楽園のような場所だとフロルに報告する。それを聞いたフロルはいてもたってもいられない気持ちになり、単独でグルータスに降りてしまうフロル。
 花を愛でるフロルの姿がある。乙女チックとは言え、あまりにステレオタイプな演出だ。それに花に夢中になって敵の攻撃に気づかないとか、とうてい戦士とは思えないような…でもそれは前にメロスもやったか。
第12話  花に夢中になるフロルは、怪我の治療をしているウルフに思いを馳せていた。だが、その花の香りは眠りを誘い、更にファイティングベムバゼリアの襲撃を受けてしまった。
 グルータスの花に「初恋」と名付け、それをウルフにあげる夢を見てるフロル。どうやらウルフのことが好きらしい。
<放っておけば眠ってしまうと言うのに、その前にフロルを襲ってしまうバゼリア。やってることがバラバラだな。
 フロルの助けを求めるテレパシーはメロスとマルスには届かなかった。役に立たない能力だな。>
第13話  バゼリアの攻撃を受けながら、急速に眠気を感じるフロルはついに倒れてしまう。そんなフロルを捕らえ、拷問を行うギナ。
<フロルのテレパシーはほんのちょっとだけメロスに届く。どんなテレパシーなんだ?同じくテレパシーを送ったマルスには全く届かなかったし。
 フロルを木に縛り付け、鞭でしばき倒すギナ。良いのかなこんな描写?>
第14話  フロルを拘束して責め立てるギナとバゼリア。だが場所を特定したメロスとマルスは奇襲攻撃を行い、バゼリアを倒すことが出来た。
 バゼリアはここで倒された。弱点を見つけ出し、徹底的にそこを責めることで倒すというのは、効率的ではあるが、ヒーローがやるには卑怯な技にも思える。
<フロルを人質に、メロスとマルスを待っていたはずなのに、実際に二人が現れた時に驚いているギナ。何のための人質なんだ?>
第15話  グルータス星での敗北を喫したグア軍団はアンドロ戦士達の分断を考えていた。そのために新しいファイティングベムシズルンの特訓が始まった。
 今回はシズルンの特訓シーンがメインで、完全にグア軍団が中心、というより一切メロス達が出てこない。
 他の組織とは異なり、グア軍団は部下のファイティングベムに特別な思い入れがあるようで、前回バゼリア倒されたことで、ギナが本気で怒っている。
 ちなみにグア軍団の本拠地グア星と、シズルンの特訓シーンにグア兵が初登場。
第16話  グア軍団を探すアンドロ戦士が次にやってきたのは砂の星デルーマ星。そこにグア軍団のモルドとギナはシズルンを派遣していた。
 今回もどっちかというとグア軍団の方が話の中心となっており、シズルンが出撃するまでが描かれている。
 シズルンは凶暴なファイティングベムだが、今ひとつおつむの方が…と言った感じで、一人称も「僕」なので、今ひとつ頼りにならないっぽい。それはそうと、モルドまでシズルンに語りかける時、シズルンを「僕」呼ばわりしてる。赤ん坊かよ。
<デルーマ星を見たフロルは「不気味な星が見える」とか言っていたが、前のグルータス星に続き随分失礼なことを言ってないか?
 デルーマ星に着陸するアンドロ艇の中で一々ポーズを決めているアンドロ戦士達。その必要性は?>
<A> <楽>
第17話  フロルをアンドロ艇に残し、メロスとマルスはデルーマ星の探索を開始。そこに現れたグア兵と交戦することに。
<「足下に注意して」というフロルの忠告に従い、慎重に一歩一歩歩いているメロスとマルス。でも飛んだ方が早いんじゃね?
 砂漠に背中から叩きつけられたはずのグア兵が次の瞬間には上半身とか下半身とか埋められてる。どうやったらそうなる?
 隣で戦っていたメロスとマルスだが、砂嵐が来ただけでお互いを見失ってしまう。アンドロ戦士の超能力ってそんなもんか?>
第18話  突然の砂嵐に巻き込まれ分断されてしまったメロスとマルス。マルスはシズルンの蟻地獄にはまってしまい、メロスの前にはモルドが現れた。
 シズルンとの戦いがメインだが、油断しているとは言え、マルスはあっけなく罠に落ちてしまう。そこでシズルンが言った台詞が「こんなに弱くっちゃ、僕つまんなーい」。妙に子供っぽいのが良いキャラだ。
<砂嵐に顔面を押さえて「目が見えない」と叫ぶメロス。マスクがなんの役にもたってない気がするんだが?
 一方のフロルは超能力でメロスとマルスを探すが、発見できない。それで言った台詞が「二人とも暢気なんだから」…この状態でよくその台詞が言えるな。>
第19話  マルスはシズルンによって気絶させられ、フロルはギナの猛攻を受け、メロスはモルドとシズルンの両面攻撃に苦しめられる。そんな絶体絶命の彼らの前に現れたのは…
 1話以来ずーっと寝込んだままだったウルフがようやく復帰。両面攻撃に苦しめられていたメロスを助け、シズルンを倒すのだが、今ひとつ強く見えないのが問題だな。
<モルドの斧は良くしなる。まるでゴムで出来てるかのように…
 逆にマルスとウルフの両面攻撃を受けて倒されたシズルン。この描写じゃどっちが悪者か分からないな。
 シズルンを倒した必殺技はダブルランサーとスオードUだが、どっちもシズルンに刺さったまま爆発している。武器は再生するんだろうか?
 殺されたシズルンに対し、「よくも儂の可愛いシズルンを〜」と叫ぶモルド。シズルンを「僕」呼ばわりして大切にしてたもんな。なんかその姿に納得してしまう。>
第20話  アンドロ艇に戻ったメロス、マルス、ウルフだが、そこにフロルの姿がなかった。メロスはモルドと戦った際、憎まれ口をきいていた事を思い出し、フロルが捕らえられてしまったことを直感する。
 アンドロ艇に隠された能力が登場。フロルが危機に陥ると自分の判断で助けに行こうとするらしい。
<捕まることばかりが存在意義のようなフロルは、今回もギナに捕まって、両手を鎖で拘束されている。可哀想と言うより狙いすぎのような?
 ギナの言葉で、メロスとマルスがシズルンにいたぶられている姿を思い浮かべるフロル。想像力豊かだな。そもそもシズルンの姿も知らないのに。>
第21話  アンドロ艇が勝手に動いたことを、フロルの危機にフロルウイングが発動して艇を呼び寄せたと推測するメロス。そしてギナとモルドの拷問を受けるフロルは、自分達アンドロ戦士に隠された秘密を知らされる。
 グア軍団だが、フロルを捕らえたがために本拠地グア星の在処を知らせてしまうというのも結構間が抜けてる。
第22話  グア軍団に捕らえられたフロルは執拗な拷問を受けるが、宇宙の最終兵器についてフロルは全く知らなかった。その頃、アンドロ戦士達を乗せたアンドロ艇はグア星へと到着していた。
 怪獣戦艦の存在が新たに発覚。キングジョーグ、ギエロニア、ベムズンの三体で、それぞれキングジョー、ギエロン星獣、ベムスターをメカニックにしたもの。
<最終兵器の存在をぺらぺらフロルに喋ってしまうモルドとギナ。なんと親切な。
 フロルの描く最終兵器のイメージはアンドロ艇が壊れることだった。たいして怖くないが?>
第23話  グア星に着陸したアンドロ艇を怪獣戦艦が襲う。戦いをマルスとウルフに任せ、フロルを探すメロス。
 現れた巨大な怪獣戦艦を尻目にマルスとウルフがグア兵が戦うシーンで終わった話。
<グア星に着陸したその目的はフロルを救出することだった。敵の本拠地に来たのに、随分目的が小さい。
 「自分の力に自惚れなければ俺はとにかく強い」とか言うマルス。それを自惚れと言うのではないか?>
第24話  グア兵を退けたものの、巨大な怪獣戦艦の攻撃にあっという間に劣勢に追い込まれるマルスとウルフ。その頃メロスはようやくフロルを見つけ出したものの、そこにはモルドが待ち構えていた。
 意外なグア兵の強さが見られたりする。頭脳プレイも見せ、マルスとウルフに互角近い戦いを展開していた。少なくともマルスに関しては明らかにグア兵の方が優勢。前回「自分の力に自惚れなければ俺はとにかく強い」とか言ってたくせに。
<目の前に怪獣戦艦がいるというのに「あ〜終わった終わった」とか伸びをしているマルス。緊張感が…>
第25話  怪獣戦艦に包囲されたマルスとウルフ、そしてモルドとギナの猛攻を受けるメロス。メロスは巧く一対一の戦いへと持ち込み、その中でフロルを救出できた。
<怪獣戦艦の名前までちゃんと覚えているウルフ。どこかで戦ったことがあったのかな?
 絶対的優勢にあったモルドは何故か憎まれ口を叩いて逃げてしまった。なんで?
 フロル救出を知ったマルスは「愛しのフロル」とか言っていた。でも確かフロルはウルフが好きなんだよね?
 マルス達の危機を知り、飛んで救出に向かうメロスとフロル。でもなんで一々宇宙に出るの?>
第26話  マルスとウルフの元に向かったメロスとフロル。そこにはファイティングベムメカバルタンとザビデン、そして甦ったジュダによって傷つけられる二人の姿だった。更にジュダがいる限り甦るファイティングベムに、全く歯が立たない二人だが…
 ジュダの復活。しかも同じ技が全く通じないという超能力まで持っている。
<ザビデンは妙な東北訛りで喋る。自己顕示欲が高いのか、やたら自分を「ザビデン」と言っているため、おつむの方がやや…って感じ。>
<A> <楽>
第27話  二体のファイティングベム、三体の怪獣戦艦に囲まれ絶対的不利に落とされるアンドロ戦士達。だが絶体絶命の危機に、フロルの超能力が発動され…
 突然フロルに超能力が出た話で、絶体絶命の危機を脱した。それだけ。何度でも復活するというザビデンとメカバルタンがあっという間に死んでしまった…呆気なさ過ぎる。
第28話  なんとか危機を脱することが出来たものの、戦いに疲れたアンドロ戦士達。死んだグア軍団の怪物達を埋葬してやることにしたのだが…
<グア軍団の冷たさを吐き捨てるように言っているウルフ。だけど、これまでの戦いではみんな配下を大切にしてたみたいだけどね。
 折角だから怪獣達を葬ってやろうと提案するフロル。でも怪獣戦艦は目の前にいるんだけど…>
第29話  グア星の空気はアンドロ戦士達に悪影響を及ぼし、マルスが倒れてしまった。飛ぶことも出来ないメロス達はマルスをかばいつつアンドロ艇へと歩くことになる。
 これまでの戦いを通して怪獣戦艦も残っているし、三兄弟も生き残っているのだが、一応アンドロ戦士の勝利と言う事になってるらしい。何でだろう?
<全員傷ついているアンドロ戦士に追い打ちもかけず放置している三兄弟。怪獣達を葬ってくれたことに対するお礼だろうか?しかしこれで“非情”とか言うのは無理だな。
 宇宙でも行動が出来るアンドロ戦士だが、グア星の空気にやられてしまう。呼吸とかどういうシステムでなされているんだ?
 アンドロ戦士を追うため発進準備をしてる怪獣戦艦。何故か体操をしてるんだが、それって準備?>
第30話  傷を負ったウルフの治療が出来る場所を探すアンドロ戦士達は、マルスの知り合いがいると言うエープ星へと向かう。なかなか良くならないマルスを心配するメロス達だが…
<治療のためにエープ星まで来たメロス達だが、そこが敵の星か味方の星なのか分からないんだったら、治療に行くならアンドロベースに行くべきじゃないのか?
 エープ星にはウルフの親友がいるというのだが、着陸するまでそれを知らなかった。親友って言うくらいだから、それくらい知っておけよ。>
第31話  ウルフの親友エルパの家で治療を受けるマルスの傷は少しずつ癒されていった。
 今回はほとんどが思い出で展開。一応ここは新撮りのようだが、思い出には早すぎないか?
<エルパの家で寝てるだけのマルスはそれだけでも結構ちゃんと治っているらしい。アンドロ戦士の治癒能力は高いようだが、だったら船の中でも良かったんじゃないかな。わざわざ惑星に行く必要あったのか?
 マグマ星人と戦っているウルフの左肩が外れているようだが?> 
第32話  危機を脱したマルスは、夢に見たこれまでの戦いを振り返る。
 前回ウルフの思い出が出ていたが、今度はマルスとフロルの思い出。ただマルスは全話出演しているため、思い出は全部バンク。総集編か?
第33話  メロスとウルフはグア星での戦いを振り返り、フロルに秘められた力があることを確認する。
 今回もバンクで、デルーマ星とグア星での戦いを思い出している。今回は仲間の絆を再確認する。
<フロルには隠れたパワーがあると聞き、マルスに見られたフロルは「そんな変な目で見ないでよ」と愚痴をこぼしている。確かにマルスが言うとちょっといやらしい感じがする。>
第34話  フロルに秘められたパワーは、伝説の最終兵器への鍵だった。エルパはそれが古代の大戦争時代に作られた超兵器ではないかと推測する。
 いよいよ最終兵器について言及された。それを自分自身の手で探し出そうとするアンドロ戦士達。更にエープ星に伝わる遺物がアンドロ艇とそっくりだと言う事が分かる。
<超兵器の存在をアンドロ戦士が誰一人知らず、グア軍団やエルパが知ってるってのは無理がないか?
 エルパはかなり妙な訛りがあるが、それに触発されたか、メロスの言葉も訛りが出てきたような?>
第35話  アンドロ艇にはフロルにも知らないシステムがあった。エルパが持ち出したペンダント型の遺物を艇に持ち帰ったところ、アンドロ艇が勝手に動き出してしまう。一人アンドロ艇で宇宙に出てしまったフロルだが…
 前にフロルの危機に勝手に動き出したことがあったアンドロ艇だが、フロルとアンドロ艇の間には何らかのつながりがあるらしい。
第36話  定期通信をしていたエルパはジュダによって捕らわれてしまった。そしてメロス達の前に現れた偽物のエルパ。そんな時、フロルから微かな連絡が入る。
 エルパから受け取ったペンダントはアンドロ艇のコンピュータ・ガルを完全なものにするキー・アイテムだった。
 フロルの正体はアンドロ人の王家に生まれた、次期女王だったという事実が明らかになり、そしてアンドロ艇が向かっている先は太陽系第三惑星地球であることが告げられた。
 最終決戦地が敵本拠地のグア星ではなく地球というのはなかなか面白い物語展開となっている。
<A> <楽>
第37話  地球にあるという伝説の最終兵器の元へとフロルを連れて行くコンピュータ・ガル。フロルはメロスに付いてくるよう願う。アンドロ艇を追い宇宙へと向かうマルス。だが、残されたマルスとウルフには罠が仕掛けられていた…
<伝説の最終兵器が地球にあることは前回明かされたが、それを使うのはメロスがふさわしいとガルは言っていた。だったらアンドロ艇に乗せてから出発すべきだったんじゃないのか?
 エルパに化けたエドラスに、「病み上がりのウルフを狙え」と策を授けるジュダ。でもどっちかと言えば病み上がりはマルスの方じゃないか?>
第38話  ジュダにより拘束されてしまったウルフだが、エルパの様子がおかしかったことに気づいていたマルスによって助けられる。二人でジュダとエルパに化けていたエドラスと戦いが開始された。一方ガルから最終兵器の説明を受けるフロル。
<親友という割にはエルパが偽物ということに気づかなかったウルフ。随分お人好しと見える。
 偽エルパを見破ったマルスだが、言っていることは完全な悪役。
 コンピュータ・ガルによれば、地球は宇宙で最も平和な星で、だから最終兵器を隠したのだそうだ…そうなんだろうか?>
第39話  ジュダとエドラスの力に圧倒されるマルスとウルフ。だがその時逃げ出したエルパがウルフをかばう。
 地球に向かったマルスとフロルを放っておき、マルスとウルフの戦いがメイン。そこでウルフをかばったエルパが殉死。
<エドラスは倒した。だがマルスによって羽交い締めにしたところをウルフの飛び道具で倒すってパターンはほとんど悪役。
 ウルフのスオードUはやっぱり簡単に再生するらしい。どういう原理だろうか?>
第40話  伝説の超兵器を求め地球へとやってきたフロル。だがそこには超兵器を奪おうとしたギナもつけてきていた。
 あっけなく最終兵器が発見された。その名はグランテクター。その近くにいるとフロルもパワーアップするようで、後ろから忍び寄ったギナを全く相手にしなかった。フロルの超パワーでギナが倒された。
 そしてフロルよりメロスにグランテクターが与えられ、メロスがそれを装着した姿があり。銀色に輝くその鎧は、かなり重そうだ。
<ガルによれば地球は緑に溢れた星だそうだが、グランテクターが隠されていたのは砂漠のような所だった。隠すには良いところかもしれないが、どうにも地球っぽくない風景だ。>
第41話  エルパを殺されて怒ったマルスとウルフは再びグア星へと向かった。グア兵を一蹴した二人だが、その前に怪獣戦艦が現れた。ピンチに陥る二人…
<グア星の空気はアンドロ戦士に合わないそうで、早く決着を付けたいマルスとウルフだが、現れたグア兵に「軽く行こうぜ」とか言いつつ結構長い間遊ぶように戦っていた。
 怪獣戦艦の陽電子砲に対する対策を一切しないままグア星にやってきた二人。勢いだけでは全く敵わないのが分かってるから、これは単なる犬死にに来てるとしか思えない。>
第42話  ピンチに陥ったマルスとウルフを救ったのはグランテクターを装着したメロスだった。頼みの怪獣戦艦も破壊されたモルドは単独で決戦を仕掛ける。
 あっけなく怪獣戦艦が倒され、今度はなんとモルドが話の中心に。いつも冷静なモルドということで、バンクで落ち着いた頃のモルドが次々と出てくる。今更だけど。
第43話  ギナと怪獣戦艦を失ったモルドはメロスに攻撃を仕掛けるが、グランテクターを装着したメロスの敵ではなかった。グランテクターのパワーを受けたダブルランサーによって命を失ったモルド。
 モルドがあっけなく倒され、最後に残ったジュダの回想シーンが展開する。なんでわざわざモルドとジュダは回想させるんだろう?
<一度食らった必殺技は通用しないというジュダ。これまでマルスとは戦ってなかったので、受けるのは初めてのはずだが技が通用しないのは何故?>
第44話  最後に残ったグア軍団のジュダを合体アンドロビームで下したアンドロ戦士。だが、そんなアンドロ戦士達の前に、ついに暗黒の帝王グアが現れる。
 グアの正体が明らかにされる回。実はグアはグア三兄弟に分裂していたということ。三つの魂が集まることで本来のグアの姿が現れた。
<三兄弟が合体する事により三倍の力を持っていると言うグアに対し、「なあに、こっちだってグランテクターがあるんだ」と余裕のメロス。増長するのはマルスの役割だったが、強すぎる力を得てしまったため、メロスまで増長してしまったのか。>
第45話  グアの作り出した世界に飛び込んだマルス。力を失い、グアに蹂躙されるマルスだが…
 最終回。グランテクターを装着したマルスは強すぎて、最悪の魔神グアすらあっけなく倒してしまった。
 グランテクターも消え、宇宙に平和は戻ったが、宇宙に住む人の僅かな悪の心が悪霊を作り出すという。グアがそう言う形で作られたのなら、アンドロ戦士の戦いはまだ終わってない。
<グアが作り出したという特別な世界はアンドロ戦士達の力が1/3になってしまうという。これって魔空空間か?>