特撮館Top
特撮事典

DCコミック

書籍
DCvs(バーサス)マーヴル
THE DC ENCYCLOPEDIA DCキャラクター大事典
コミック
DCユニバース:レガシーズ Vol.1
スーサイド・スクワッド Behind the Scenes with the Worst Heroes Ever
フラッシュポイント

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生


<amazon>
<楽天>

ザック・スナイダー(監)
 ゾッド将軍によるクリプトン星からの侵略を防いだクラーク・ケント(カヴィル)は、正体を隠しつつ、スーパーマンとして世界平和のために働いていた。だがかつてスーパーマンの戦いによって多くの被害を出しているメトロポリスの惨状を目にしたブルース・ウェイン=バットマン(アフレック)は、スーパーマンを野放しにしておくことに危機感を覚え、密かにその力を抑える方法を探していた。そんな時、国のバックアップを受け、クリプトン星の宇宙船を調査していたレックス・ルーサーにより、スーパーマンを無力化するクリプトナイトが発見された。
 新生スーパーマンとなった『マン・オブ・スティール』の直接の続編で、DCユニバースを構成するメインキャラのバットマンとの共演を果たした作品。
 スーパーマンとバットマンの共演。これはどれだけわくわくすることか…と、言いたい所なんだが、実は放映前に既に食傷気味だった。
 既にマーベルによるオーバーラップ作品は『アベンジャーズ』(2012)がある。基本陽性の物語でありつつ、キャラの特性を活かして深いところにまで踏み込む作りは見事で、。何より視聴者が「観たい!」と思わせてくれるものを見せてくれたし、これ以上は望みようがないほどに見事な作品だった。
 ただし、これは逆に言えば、どれほど良く作ろうとしても、
複合ヒーロー作品はこの程度にしかならない。という限界を感じさせられた。複数ヒーローは登場時に気持ちは熱くなるけど、物語を深めることが出来ないという構造上の根本的な問題を露呈しているのだ。
 更にスナイダー監督による前作『マン・オブ・スティール』がこれまでのスーパーマン像を覆す陰性の物語であったことから、バットマンとの共演はお祭り騒ぎにはならない暗い物語になることも分かっていた。
 ヒーロー共演の限界をあらかじめ知らされた上で、陰性の物語にしかならない。共演することで心が熱くなることがないと最初から宣言されてる以上、たいして期待ができるわけじゃ無い。

 それでもいそいそと観に行ってしまう自分がいるわけだが…

 で、出来として、
「期待以上のものでは無いが、さりとて期待以下のものでも無い」という所に落ち着いたか。

 悪いと思われた部分というのは、事前に感じていたことそのものだった。それとラストで共通の敵が出てきて、それを共同して倒すことでオチをつけたという、
実にありがちな展開になってしまったこと。そしてこの作品を通して思うのは、バットマンがスーパーマンを憎む理由と、スーパーマンがバットマンを許せないと感じる理由に説得力が薄いと言う事。二人の対決が見所なのに、それに燃える部分がない。更に謎めいた台詞やら、唐突に出てくるキャラとか、ましてやレックス・ルーサーが本当に何をしたかったのか全く分からないように作られていると言うこと。続編のために狙ってやってる気がするんだが、観てる側は完全に置き去りにされる。

 それでは逆に良かった部分を考えてみたい。
 まず一点。本作はとても暗い雰囲気の作品であるということ。
 何故そう感じるのか。それはスーパーマン自身が、人類の平和に手が届かない事を感じているからである。自分のしていることに本当に意味があるのか?そのことを突きつけられながら、それでも出来る事をしようとする。ヒーローの悩みを完全に具現化しているのである。ここでのスーパーマンは理想論者ではないし、自分のやってることが世界平和になっているとも思ってない。そんなニヒリズムが漂ってくるような立場に自分を追い込んでいる。本来目を向けなければならなかったことにも関わらず、これまで見ないようにしてきたことを直視してみせた。
 一方バットマン側にも葛藤がある。それは自分が独占してきたヒーローの座を圧倒的な力を持つスーパーマンにかっさらわれてしまうからというようなちんけな問題では無く、人がなんでもかんでもスーパーマンに頼り切ってしまうことにより、思考停止に陥ってしまうと言う事である。人の心は弱い。スーパーマン自身がどうあろうと、それは信仰の対象になってしまうから。圧倒的な正義のヒーローは独裁者と同じである。そのような思いがあるからこそ、このままの形でスーパーマンを放置しておいてはいけないという義務感を持つに至った。どんなにくそったれな世の中であろうとも、この世界は人間の世界であって欲しかったのだ。これは、スーパーマンを引きずり落として、その圧倒的な力を誇示して世界を手中に入れるというレックス・ルーサーの考えとは根本的に異なる
(やってることはほとんど同じだけど)
 スーパーマンとバットマンの葛藤がぶつかり合いを、「現代の世界」を敷衍して見せたことが本作のユニークな点ではある。
 もう一点は、色々文句も言っているが、なんだかんだ言っても、反目し合っているヒーローが協力するってのは、やっぱり燃える。登場が唐突すぎる気はするがワンダーウーマンも加えての大乱戦はやっぱり燃える。それにワンダーウーマン以外のヒーローの存在も見せているし、確かにジャスティスリーグへの伏線ができあがっている感じではある。
 だからこそ、これは続編を込みで語るべき作品だろう。劇中、新しいメタヒューマンを含めていくつかの伏線が出ているので、それをどう回収していくのかを楽しみにさせてもらおう。

 

アーサー
【あーさー】
 アーサー・カリー。レックスのビデオにあったメタヒューマンの一人で、アクアマンと呼ばれている。 甘崎
アーマードバットマン
【あーまーど-ばっとまん】
 装甲服のようなバットスーツを纏ったバットマン。スーツに数多くのメカニカル部分が入っており、目が光るというギミックもある。 甘崎
HDミュージアムマスターライン/ バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生: アーマード・バットマン
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生/ アーマード・バットマン バストバンク
アクアマン
【あくあ-まん】
 アトランティスの王子。 甘崎
アルフレッド
【あるふれっど】
 アルフレッド・ペニーワース。ウェイン家執事。ブルースがバットマンである事を知り、そのサポートをしている。 甘崎
ヴィクター
【う゛ぃくたー】
 ヴィクター・ストーン。サイボーグの人間態。 甘崎
クラーク
【くらーく】
 クラーク・ケント。スーパーマンの仮の名前。デイリー・プラネット記者として、バットマンの行きすぎた正義行動を告発しようとするが、いつも上司に止められている。役はヘンリー・カヴィル。 甘崎
クリプトナイト
【くりぷとないと】
 スーパーマンの故郷クリプトン星産のクリスタルで、これに触れるとスーパーマンの超人能力は消える。宇宙船の調査をしていたレックス・ルーサーによって結晶が持ち出され、それをブルースが強奪して対スーパーマン戦で槍として用いられた。 甘崎
サイボーグ
【さいぼーぐ】
 メタヒューマン。事故によって上半身のみになってしまったヴィクターが、機械の身体を装着した姿。 甘崎
ジョナサン
【じょなさん】
 ジョナサン・ケント。クラークの義父。かつて台風に巻き込まれて死亡したが、その死がクラークに自分の力の使い道を考えさせるきっかけとなった。 甘崎
スーパーマン
【すーぱー-まん】
 クラーク・ケントの正体で、クリプトン星の生き残り。かつてクリプトン星人同士での戦いで地球を傷つけたことから(マン・オブ・スティール)、地球の守護者として活動を続けている。クリプトナイトが弱点で、それをバットマンに利用されて瀕死の重傷を負う。 甘崎
ゾッド
【ぞっど】
 かつてクリプトン星の宇宙船を駆り、地球侵略しようとし、スーパーマンと死闘を演じた将軍。命を失ったが、肉体はそのままの姿で宇宙船内に残ったまま。レックスによってドゥームズデイに作り替えられてしまう。 甘崎
ダイアナ
【だいあな】
 ダイアナ・プリンス。大昔から生き続けてきたアマゾネスの戦士でワンダーウーマンの偽名。レックス・ルーサーの動向を注目しており、レックスのパーティでブルースが入手したデータを横取りする。 甘崎
デイリー・プラネット
【でいりー-ぷらねっと】
 クラークが務める新聞社。メトロポリスの中心街にオフィスがある。 甘崎
ドゥームズデイ
【どぅーむず-でい】
 レックスが、クリプトン星の宇宙船に残されたゾッド将軍の遺体にクリプトナイトを反応させて作り上げた怪物。人間の繰り出すあらゆる攻撃に耐え、スーパーマンを無力化出来るため、最強の怪物だったが、バットマン、ワンダーウーマンによる絶え間ない連続攻撃を食い、クリプトナイトを抱えた捨て身のスーパーマンの特攻により滅ぶ。 甘崎
バットスーツ
【ばっと-すーつ】
 バットマンが纏う装甲服。本作にはいくつかのバージョンが登場する。 甘崎
バットマン
【ばっと-まん】
 ブルース・ウェインがコウモリを模したスーツを纏ったヒーローの姿。通常のスーツ以外にスーパーマンと戦う為にパワードスーツのような重装甲型スーツも登場している。 甘崎
バットモービル
【ばっと-もーびる】
 バットマンの専用車。本作ではかなりスマートなデザインにリファインされている。 甘崎
バリー
【ばりー】
 バリー・アレン。フラッシュの正体。 甘崎
フラッシュ
【ふらっしゅ】
 レックスのファイルにあったメタヒューマンの一人。超高速で移動が可能。劇中バットマンのい前に現れたのは、未来から時を越えた彼だった。 甘崎
ブルース
【ぶるーす】
 ゴッサム・シティに居を構える大富豪。裏ではバットマンとして日夜悪と戦い続けている。メトロポリスでゾットとスーパーマンの戦いに自社ビルが巻き込まれ、多数の死傷者が出たことから、スーパーマンを仇と目しており、スーパーマンを倒すためにクリプトナイトを手に入れる。役はベン・アフレック。 甘崎
ペリー
【ぺりー】
 ペリー・ホワイト。デイリー・プラネット社編集長。クラークとロイスの上司だが、部数優先にしがちな性格のため、クラークとぶつかる事もしばしば。役はローレンス・フィッシュバーン。 甘崎
マーサ
【まーさ】
 @マーサ・ケント。クラークの育ての母。剣との実家で今も元気に働いている。スーパーマンの正体を知ったレックスの手のものにより誘拐されてしまう。役はダイアン・レイン。
 Aマーサ・ウェイン。ブルースの母親。父と共に強盗に殺されてしまう。 甘崎
マーシー
【まーしー】
 マーシー・グレイプス。レックスの秘書。 甘崎
メタヒューマン
【めた-ひゅーまん】
 人類と同じ姿をしてはいるが、超常的な力を持つ存在。人類の目から姿を隠している存在が多いが、レックス・ルーサーはその調査もしていた。 甘崎
レックス
【れっくす】
 レックス・ルーサー。レックス・コープ社長。自分の野望のためにスーパーマンが邪魔と感じ、スーパーマンを倒すことを決め、クリプトン星の宇宙船の残骸から凶悪な怪物ドゥームズデイを作り出す。他の作品と較べ、年齢が若くなり、髪の毛もある。役はジェシー・アイゼンバーグ。 甘崎
レックス・コープ
【れっくす-こーぷ】
 レックス・ルーサーがCEOとなる巨大企業。軍事と科学技術にかなり特化した企業。クリプトン星の宇宙船調査を依頼される。 甘崎
ロイス
【ろいす】
 ロイス・レイン。デイリー・プラネットの記者でクラークの恋人。クラークがスーパーマンであることは知っている。 甘崎
ワンダーウーマン
【わんだー-うーまん】
 古くから人類と共に戦ってきたメタヒューマンの一人。現在はダイアナ・プリンスという偽名を使っている。当初スーパーマンとバットマンの戦いを静観していたが、ドゥームズデイとの戦いで自ら参戦する。 甘崎
名称
【】
  甘崎

 

スーサイド・スクワッド


<amazon>
<楽天>

 

A.R.G.U.S.
【あーがす】
 政府直属の対メタヒューマン組織。スーサイド・スクワッドはここの肝いりで結成された。 甘崎
アーカム・アサイラム
【あーかむ-あさいらむ】
 アメリカ国内にある特殊精神病棟。ハーリーン・クインゼルが勤務し、ジョーカーが収監された。 甘崎
アーサー
【あーさー】
 アーサー・カリー。アクアマンの人間名。ファイルのみ登場。 甘崎
アクアマン
【あくあまん】
 本名アーサー・カリー。メタヒューマンの一人。鰓を持ち、海中で活動出来る人物。 甘崎
アマンダ
【あまんだ】
 アマンダ・ウォーラー。アメリカ政府直属の軍属で、ヒーロー不在のアメリカを守るためにスーサイド・スクワッドの創設を提案し、その長官に収まる。性格は非常に冷酷で悪に対して容赦ないが、国家に対しては忠実で自分の命を的にすることも厭わない。役はヴィオラ・デイヴィス。 甘崎
インキュバス
【いんきゅばす】
 エンチャントレスの弟。姉によって封印が解かれ、強大な力をもってエンチャントレスをアマンダから解放する。 甘崎
ウェイロン
【うぇいろん】
 ウェイロン・ジョーンズ。コードネームはキラー・クロック。遺伝的には虫類のような姿を持つメタヒューマン。その肉体故に人に姿を観られることを嫌う。 甘崎
エル・ディアブロ
【える-でぃあぶろ】
 チャト・サンタナのコードネーム。手のひらから好きなだけ炎を出せる能力を持つ。その能力で暗黒街のボスに成り上がった。実は炎の精霊が憑依しており、能力を全解放すると魔神のような姿となる。 甘崎
エンチャントレス
【えんちゃんとれす】
 古代文明時代に力を振るった魔女。壺の中に封印されていたが、ジューン・ムーンによて解放され、そこからジューンに取り憑いた。自分の心臓を封印した人形が弱点で、それをアマンダに握られている為に従っていたが、同じく封印されていた弟を解放し、そのお陰で完全解放される。 甘崎
カタナ
【かたな】
 本名タツ・ヤマシロ。覆面をつけた女忍者と言った風情の暗殺者。スーサイド・スクワッドの監視役として参加している。 甘崎
キャプテン・ブーメラン
【きゃぷてん-ぶーめらん】
 本名ディガー・ハークネス。ブーメランを使う傭兵。人を殺すことを何とも思わず、自分の利益ばかりを追求する。ぬいぐるみにこだわりを持つという側面もある。裏切りの果てにフラッシュに捕まって刑務所に入れられた。 甘崎
キラー・クロック
【きらー-くろっく】
 本名ウェイロン・ジョーンズ。は虫類の姿をしたメタヒューマン。怪力と水中での活動を得意とする。捕獲され刑務所に入れられたが、スーサイド・スクワッドの一員として半ば無理矢理かり出される。 甘崎
クリストファー
【くりすとふぁー】
 クリストファー・ワイツ。コードネームはスリップノット。役はアダム・ビーチ。 甘崎
グリックス
【ぐりっくす】
 ベイレーヴ刑務所の看守長。 甘崎
グレイス
【ぐれいす】
 エル・ディアブロの妻。ディアブロの炎に焼かれて娘共々焼死。 甘崎
GQ・エドワーズ
【じー-きゅー-えどわーず】
 スーサイド・スクワッドをサポートする部隊の一員。 甘崎
ジューン
【じゅーん】
 ジューン・ムーン。考古学者。遺跡調査中にエンチャントレスを蘇らせてしまい、取り憑かれてしまう。自分の意思とは別に勝手にエンチャントレスの意識が覚醒してしまう為、極度に恐れを抱くが、恋人のリチャードのお陰でなんとか精神の均衡を保っている。役はカーラ・デルヴィーニュ。 甘崎
ジョーカー
【じょーかー】
 ハーレイ・クインを作り出した最悪の悪人。留置されているハーレイ・クインを助け出すために非道な救出劇を行う。役はジャレッド・レト。 甘崎
ジョニー
【じょにー】
 ジョニー・フロスト。ジョーカーの子分。 甘崎
スーサイド・スクワッド
【すーさいど-すくわっど】
 Suicide Squad。直訳すると「自殺軍隊」。捕獲され終身刑を受けたヴィラン達と減刑の取引をして結成された政府直下のチーム。 甘崎
スリップノット
【すりっぷのっと】
 本名クリストファー・ワイツ。自ら開発した縄を使う暗殺者。銛をくくりつけ、それで移動することもある。爆弾はないと判断し、スーサイド・スクワッドから抜けようとして爆死する。 甘崎
ゾーイ
【ぞーい】
 デッドショットの娘。デッドショットがスーサイド・スクワッドに参加したのは彼女との面会を勝ち取る為。 甘崎
タツ
【たつ】
 タツ・ヤマシロ。コードネームはカタナ。日本で暗殺術を習った傭兵で、スーサイド・スクワッドの監視役として雇われた。役は福原かれん。 甘崎
チャト
【ちゃと】
 チャト・サンタナ。コードネームはエル・ディアブロ。かつて暗黒街のボスだったが、怒りにまかせて妻子を殺した過去を持ち、そのまま自首して刑務所暮らしを続ける。他のメンバーとは異なり、刑務所から一歩も出るつもりはなかったが、無理矢理出撃させられる。役はジェイ・ヘルナンデス。 甘崎
ディガー
【でぃがー】
 ディガー・ハークネス。キャプテン・ブーメランの本名。役はジェイ・コートニー。 甘崎
デッドショット
【でっど-しょっと】
 フロイド・ロートンのコードネーム。 甘崎
ハーリーン
【はーりーん】
 ハーリーン・クインゼル。ハーレイ・クインの本名。若くしてトップに上り詰めた精神科医だった。 甘崎
ハーレイ・クイン
【はーれい-くいん】
 本名ハーリーン・クインゼル。元は優秀な精神科医だったが、収監されたジョーカーの精神分析を行っていく内に彼の魅力に捕らえられ、脱走を手助けしてしまう。その後ジョーカーに精神改造をさせられてしまい、今や完全なサイコパスとなってしまった。何よりもジョーカーを愛すると言う一貫した感情を持つ。役はマーゴット・ロビー。 甘崎
バットマン
【ばっと-まん】
 ゴッサム・シティを中心に活躍していたヒーローでデッドショットを検挙した。少し前に相棒のロビンをジョーカーによって殺されている。 甘崎
バリー
【ばりー】
 バリー・アレン。コードネームはフラッシュ。ここではその全容は明らかにされてない。役はエズラ・ミラー 甘崎
フラッシュ
【ふらっしゅ】
 本名バリー・アレン。世界の秩序を守るメタヒューマンの一人で光速での移動が出来る。キャプテン・ブーメランを捕縛した人物。 甘崎
ブルース
【ぶるーす】
 ブルース・ウェイン。ゴッサム・シティの実業家だが、バットマンの正体。役はベン・アフレック。 甘崎
フロイド
【ふろいど】
 フロイド・ロートン。コードネームはデッドショット。あらゆる手持ち武器に精通したスナイパー。要人暗殺に成功後、バットマンに襲われて捕らえられた。離婚した妻との間にゾーイという娘がおり、娘のためにスーサイド・スクワッドの入隊を承諾する。 甘崎
ベイレーヴ監獄
【べいれーう゛-かんごく】
 凶悪犯専用の収容施設。ここに収容された人間を集めてスーサイド・スクワッドが結成される。 甘崎
モンスターT
【もんすたー-てぃー】
 ギャングの親分。ジョーカーとビジネス関係にある。 甘崎
リチャード
【りちゃーど】
 リチャード・フラッグ。陸軍特殊部隊大佐。エンチャントレスの暴走の際、スーサイド・スクワッドの生殺与奪を握るリーダーとして抜擢される。ジューンの恋人であり、エンチャントレスに取り込まれてしまったジューンを救うことも目的としている。役はジョエル・キナマン。 甘崎
名称
【】
  甘崎

 

ワンダーウーマン

<A> <楽>

 

アレス
【あれす】
 ゼウスの息子で、人の心に悪を注ぎ込んだことがゼウスの怒りを買い、天上界を追放される。伝説によれば、この地上を滅ぼすために再び人間界に姿を現すとされる。 甘崎
アンティオペ
【あんてぃおぺ】
 アマゾン族女王ヒッポリタの妹でセミッシラの将軍。ダイアナに戦い方を教えた。 甘崎
エーリッヒ
【えーりっひ】
 エーリッヒ・ルーデンドルフ。ドイツ軍将校。戦争狂で、戦争を長引かせるために毒ガスの開発を命じている。役はダニー・ヒューストン。 甘崎
エッタ
【えった】
 エッタ・キャンディ。スティーブの秘書の女性。非常に有能で、通信や指令など一通り彼女を通すことになる。 甘崎
サミーア
【さみーあ】
 多数の言語を操る諜報員。兵役に就いたことをいつもぼやいている。 甘崎
スティーヴ
【すてぃーう゛】
 イギリス空軍パイロット。スパイとしてドイツに潜入し、ドクター・ポイゾンのメモを奪って逃走したところ、偶然セミッシラに不時着する。その後ダイアナのパートナーとして西部戦線に赴く。役はクリス・パイン。 甘崎
ゼウス
【ぜうす】
 造物主。過去アレスを天上界から追放した。 甘崎
セミッシラ
【せみっしら】
 女だけが住むギリシアにある島。通常この島を見ることは出来ない。ゼウスが直接作った島で、この島に住む女性は基本的に不老不死。 甘崎
ダイアナ
【だいあな】
 アマゾン族の王女で、次期女王が約束されてる。母からはセミッシラの女王として政治的な能力を求められたが、本人は武を好み、あらゆる武器に精通する女傑に成長する。アレスを倒すのは自分の役割であると自認している。役はガル・ガドット。 甘崎
チーフ
【ちーふ】
 前線に物資の横流しをしているネイティブアメリカンの何でも屋。スティーヴの古い知り合いで、ダイアナに同行する。 甘崎
チャーリー
【ちゃーりー】
 スティーヴの仲間。凄腕の狙撃手だが、精神障害を抱えているため、軍からは引退している。役はユエン・ブレムナー。 甘崎
ドクター・ポイゾン
【どくたー-ぽいぞん】
 ナチスの科学者。マスタードガスを開発する。 甘崎
ヒッポリタ
【ひっぽりた】
 アマゾン族の女王で、ダイアナの母。娘のダイアナにはセミッシラを守るための知識を与えようとするが、なかなかうまくいかない。ダイアナがゼウスから約束された子である事を知っていたが、敢えて人間として育てようとした。 甘崎
マスタードガス
【ますたーど-がす】
 ドクター・ポイゾンが開発している糜爛型毒ガス。 甘崎
メナリッペ
【めなりっぺ】
 アマゾン族のアンティオペの副官。 甘崎
ワンダーウーマン
【わんだー-うーまん】
 ダイアナの通称。第一次大戦でダイアナに助けられた兵士達が敬意を込めてそう呼んだ事から自称するようになる。 甘崎
名称
【】
  甘崎

ジャスティス・リーグ

<A> <楽>
2017年
ザック・スナイダー(監)

 

アーサー
【あーさー】
 アーサー・カリー。アクアマンの人間としての名前。北海で漁師をしている。 甘崎
アクアマン
【あくあ-まん】
 海に沈んだアトランティスの王子。訳あって故郷からは離れているが、マザーボックスが奪われたことを知り帰還する。水の中でも呼吸が出来ること、魚と話が出来ること、怪力を持つことなどの力を持つ。 甘崎
アトランティス
【あとらんてぃす】
 古代に海に沈んだとされる超文明国家。海の底で今も健在で、海棲人たちの故郷。 甘崎
アルフレッド
【あるふれっど】
 アルフレッド・ペニーワース。ウェイン家の執事。バットマンのサポートもしている。 甘崎
クラーク
【くらーく】
 クラーク・ケント。スーパーマンの地球名。 甘崎
サイボーグ
【さいぼーぐ】
 ビクター・ストーンの肉体をマザーボックスの力によって大半を機械に置き換えた姿。オーバーテクノロジーを使っているため、その実力は未知数。現在は空を飛べること、怪力と頑丈さ、ビームを操るところまで。 甘崎
サイラス
【さいらす】
 サイラス・ストーン。S.T.A.R.ラボの科学者。マザーボックスの力を使って重傷を負った息子のビクターをサイボーグとして蘇らせる。 甘崎
ジェームズ
【じぇーむず】
 ジェームズ・ゴードン。ゴッサム警察の本部長。バットマンとは長年協力関係にある。 甘崎
スーパーマン
【すーぱー-まん】
 地球名クラーク・ケント。かつてバットマンとドゥームズデイとの戦いで絶命したが、肉体に損傷がなく、ブルースとダイアナの尽力で復活する。 甘崎
S.T.A.R.
【すたー】
 正式名はScientific and Technological Advanced Research Labs。エイリアンテクノロジーの研究や開発を行う地下組織。 甘崎
ステッペンウルフ
【すてっぺんうるふ】
 宇宙からやってきた強大な力を持つ異星人のリーダー。マザーボックスを使い、更に強力になるべく地球にやってきた。 甘崎
スピードフォース
【すぴーど-ふぉーす】
 フラッシュが高速移動のエネルギーを得ている異界。 甘崎
スレイド
【すれいど】
 スレイド・ウィルソン。デスストローグの本名。 甘崎
セミッシラ
【せみっしら】
 ダイアナの故郷でアマゾネスの島。マザーボックスの一つを保有している。 甘崎
ダイアナ
【だいあな】
 ワンダーウーマンの本名。この名前で学芸員をしている。 甘崎
デスストローク
【です-すとろーく】
 ヴィラン。最後にレックス・ルーサーと会見しているシーンがあった。 甘崎
バットマン
【ばっと-まん】
 ブルースがバットマンスーツを纏った姿。パワードスーツには違いないが、元が普通の人間のため、他のデミヒューマンと比べ、弱さを否めない。 甘崎
パラデーモン
【ぱら-でーもん】
 ステッペンウルフの配下の悪魔のような姿をした宇宙生物。 甘崎
バリー
【ばりー】
 バリー・アレン。フラッシュの本名。 甘崎
ビクター
【びくたー】
 ビクター・ストーン。サイボーグの意識部分。元はフットボールの花形選手だったが事故で致命傷を受け、父によってマザーボックスの力を使って生き返った。 甘崎
ヒッポリタ
【ひっぽりた】
 セミッシラに住むアマゾン族の女王。ワンダーウーマンの母。 甘崎
フラッシュ
【ふらっしゅ】
 バリーのヒーローとしての愛称。超高速での移動が出来、一定のスピードを超えると時さえも超えることが可能。 甘崎
ブルース
【ぶるーす】
 ブルース・ウェイン。バットマンとして街(ゴッサムシティに限らず)を警護している。スーパーマンの命を奪ったことを今も後悔しており、その責任を負おうとしている気配がある。 甘崎
ヘンリー
【へんりー】
 ヘンリー・アレン。バリーの父で、現在収監中。 甘崎
マーサ
【まーさ】
 マーサ・ケント。スーパーマン=クラーク・ケントの育ての親で名付け親。 甘崎
マザーボックス
【まざー-ぼっくす】
 宇宙からもたらされたキューブ状の物体。単体でも大きなエネルギーを持つが、三つが揃った時に絶大なパワーを発する。セミッシラ、アトランティス、人間界の三箇所でそれぞれ補完される。 甘崎
メラ
【めら】
 アトランティス族の女性。マザーボックスを守っていた。 甘崎
レックス
【れっくす】
 レックス・ルーサー。刑務所に入れられていたはずの青年実業家。既に脱獄していたことがラストで明かされる。 甘崎
ロイス
【ろいす】
 ロイス・レイン。クラーク・ケントの恋人。デイリー・プラネット社での記者として現在も働いているが、クラークの死によるショックは未だ癒えていなかった。復活後のクラークを正気に戻すために一役買った。 甘崎
ワンダーウーマン
【わんだー-うーまん】
 アマゾネスの戦士で、人を超えた力を持つ戦士。ブルースに協力し、ジャスティス・リーグの結成に力を貸す。 甘崎
名称
【】
  甘崎

アクアマン

<A> <楽>
ジェームズ・ワン(監)
ピーター・サフラン
ロブ・コーワン
デボラ・スナイダー
ザック・スナイダー
ジョン・バーグ
ジェフ・ジョンズ
ウォルター・ハマダ(製)
デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック
ウィル・ビール(脚)
ジェイソン・モモア
アンバー・ハード
ウィレム・デフォー
パトリック・ウィルソン
ドルフ・ラングレン
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世
ルディ・リン
テムエラ・モリソン
ニコール・キッドマン
マイケル・ビーチ
ランドール・パーク
グレアム・マクタヴィッシュ
ジュリー・アンドリュース
ジョン・リス=デイヴィス
ジャイモン・フンスー
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 メイン州に住む灯台守トム・カリー(モリソン)はある日浜に打ち上げられてしまった女性(キッドマン)を助ける。自分は古代アトランティスの女王アトランナであると名乗る彼女を救い、地上での生活をサポートしていくことにするのだが、やがて二人の間に地上人と海底人のハーフとなるアーサーが生まれる。地上ですくすくと育ち、やがて頑強な男に育ったアーサーは、凄腕の漁師として地元のヒーローになっていた。だが女王アトランナ無き海底では、地上侵攻を着々と進めていた。

 DC版アベンジャーズとも言えるDCエクステンド・ユニバースだが、メインとなったジャスティス・リーグ(2017)が見事にコケてしまった後、決められていた予定だからというだけの理由で作られ続けるシリーズ作品の一本となる。当初それは惰性で作られたと思われたのだが、何故かこちらの方は評判が良いという不思議な展開を見せている。正直なんでこんな状況になってるのか私にはちょっと分からないが、強いて考えてみると、MARVELのMCUと同じく、順を追って単独のヒーロー作品の積み重ねの後でヒーローの集合作品を作った方が良いということだろうか?

 で、本作の正直な感想を言えば、極めてストレートなヒーロー作品である
 SF作品の基本の一つに貴種伝説というのがある。要するに高貴な生まれの人間が一般人に育てられ、そこから自分の出生の秘密を知ってヒーローとなるという話なのだが、これは元々神話の典型例から来ている。
 それはスター・ウォーズが典型的な例だが、これまで映画では数多く作られていて、本作もその系譜に数えられるものだろう。
 本作は特にそれを上手く使っている。
 最近のヒーロー作品は数が多いだけに様々なひねりを入れたものが多くなる。これはこれで大変層が厚くなるので、好みではあるが、時にストレートに楽しみたいという思いもある。
 そんな中で、こんなストレートな貴種伝説の話が出てしまったのに、多少戸惑いを覚えつつ、一回りして「これでいい」と思えてしまう。
 そしてジェイソン・モモアという、近年にないワイルドな男優が主演を務めてるのもポイントだろう。ヒーローものの常で主人公はマッチョなキャラが多くなるが、近年は凄く洗練されたキャラがほとんどで、細マッチョの美形揃いという特徴があった。そんな中で、くせっ毛と長い髭、ワイルドな容貌のモモアが出てくると、これもまた一回りして「これでいい」と言った感じ。

 あとは、他のDC作品と較べ、色彩がとても明るいのも特徴か?これまでのDC作品はほとんどの戦闘シーンは夜か、さもなくばくすんで荒れた色彩の中で戦わせることばかりだったが、シャザム!(2019)と本作はとても明るい舞台の中での戦いとなってる。特に本作は本来暗闇の中にあって然りの海の中ですら明るく、その意外性もあって面白いし、海の中だけに様々な魚などを武器にしたり乗り物にしたりと、柔軟な発想が出ていて大変面白かった。

 昨今のヒーロー作品に食傷気味の人にこそ観てほしい作品でもある。

 

アーサー
【あーさー】
 アーサー・カリー。平凡な灯台守の人間トム・カリーとアトランティス陣野アトランナの間の子で、アクアマンと呼ばれている。出生に関しては別段秘密にはしていないが、町の人間には受け入れられている。 甘崎
アクアマン
【あくあ-まん】
 アーサーが故郷の海を守るために用いる呼称。 甘崎
アトラン
【あとらん】
 初代アトランティス王。伝説の武器トライデントを子孫のために遺した。 甘崎
アトランティス
【あとらんてぃす】
 海底にある王国。アクアマンの母アトランナはここから来た。 甘崎
アトランナ
【あとらんな】
 アトランティスの女王。アトランティスから逃れ地上へと来た際、灯台守のトム・カリーと恋に落ち、一子アーサーをもうける。アトランティスに里帰りした際行方不明になった。 甘崎
アムネスティ湾
【あむねすてぃ-わん】
 メイン州にある海岸。ここでアクアマン=アーサー・カリーは育つ。 甘崎
オーシャンマスター
【おーしゃん-ますたー】
 海底の7つの王国全てを統べる王。これまで存在しなかったが、地上への大規模攻撃を旗印にアトランティス王オームが就任する。 甘崎
オーム
【おーむ】
 アーサーの異父弟。アトランティス王で、海底の王国を平定し、地上に侵攻しようという野望を抱いている。 甘崎
カラゼン
【からぜん】
 伝説の海獣。アトランティス王の印トライデントを守っている。 甘崎
ジェシー
【じぇしー】
 ジェシー・ケイン。無慈悲な海賊で、金のためには何のためらいもなく人を殺す。アーサーによって殺される。 甘崎
スティーヴン
【すてぃーう゛ん】
 スティーヴン・シン。海底人が存在することを主張して学会を追われた異端の海洋学者。最後にデヴィッドを助けた。 甘崎
ゼベル
【ぜべる】
 海底の国の一つ。アトランティスの隣国でネレウス王が統治している。 甘崎
デヴィッド
【でう゛ぃっど】
 デイヴィッド・ケイン。人間の海賊。アーサーによって父を殺されたことを恨みに思っている。その心を利用され、海底製のパワードスーツを与えられてブラックマンタとなった。 甘崎
トム
【とむ】
 トム・カリー。アムネスティ湾灯台の灯台守で、アトランティスの女王アトランナを匿い、彼女の間に一子アーサーを得る。 甘崎
トライデント
【とらいでんと】
 アトランティスの初代王アトランが遺した三叉の槍。これに認められた者がアトランティス王となる。 甘崎
ネレウス
【ねれうす】
 海底王国ゼベルの王。海底を汚す地上人を憎悪し、同じく地上侵攻を考えているアトランティス王オームと同盟を組む。 甘崎
バルコ
【ばるこ】
 アトランティスの武人。アトランナが地上で子供をもうけた事を知り、その子アーサーを鍛える。 甘崎
ブライン
【ぶらいん】
 海底の王国の一つで甲殻類の王。 甘崎
ブラックマンタ
【ぶらっく-まんた】
 アーサーに対する復讐に燃えるデヴィッドが海底の技術によって作られたパワードスーツを纏った姿。アーサーと死闘を繰り広げ敗北するが、死んではいなかった。 甘崎
マーク
【まーく】
 アトランティス軍の隊長。 甘崎
メラ
【めら】
 ネレウスの娘でゼベルの王女。地上でも水を操り高い戦闘力を見せる。父がオームと同盟を結んだことに危惧を覚え、アーサーに助けを求める。 甘崎
リクー
【りくー】
 魚人の国の王。穏健派でオームの提唱する大同盟には参加しないが、オームに殺害されてしまう。 甘崎
名称
【】
  甘崎

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey

<A> <楽>
キャシー・ヤン(監)
マーゴット・ロビー
ブライアン・アンケレス
スー・クロール
ウォルター・ハマダ
ゲイレン・ヴェイスマン
ジェフ・ジョンズ
ハンス・リッター
デヴィッド・エアー(製)
クリスティーナ・ホドソン(脚)
マーゴット・ロビー
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
ジャーニー・スモレット=ベル
ロージー・ペレス
クリス・メッシーナ
エラ・ジェイ・バスコ
アリ・ウォン
ユアン・マクレガー
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ゴッサム・シティを牛耳るイカれた男ジョーカーのパートナーとしてもてはやされてきたハーレイ・クイン(ロビー)だが、ジョーカーと喧嘩別れをしてしまってから状況は一転した。勢力争いを繰り返すギャングからは、これまでの恨みを込めて暗殺命令が下り、警察ももはやお目こぼしをしようとはせずに彼女を追い回す。そんな中でも自分の主張を曲げずに暮らしていたが、そんな彼女もついにブラックマスク(マクレガー)に捕らえられてしまう。そして命と引き換えに、スリに盗まれたダイヤを取り返してこいと命令されるのだった。その犯人が知り合いのカサンドラ(バスコ)という少女であることと、彼女が警察に捕まってしまって収監されていることを知ったハーレイ・クインは早速警察署を襲うことにした。

 スーサイド・スクワッド(2016)で鮮烈な銀幕デビューを果たしたハーレイ・クインに焦点を当て、その後の彼女の活躍を描くというコンセプトで作られた作品。
 何度か書いているのだが、スーサイド・スクワッド自体はさほど映画的に評価されてない作品だが、私は大変お気に入りの一本だった。気に入った理由は一点だけで、そこで暴れ回ってるジョーカーこそ、私が考えるジョーカーそのものだったから。
 そこで描かれるジョーカーは悪魔に魅入られたかのような強運を持ち、何をやっても成功してばかり。しかし金や女に全く興味がない上に、退屈を嫌うために、自分の命を賭けることばかりやってるというキャラ。何故ジョーカーがバットマンにこだわるのかは、バットマンだけが自分を止めてくれる存在だから。全身全霊をかけてぶつかる事が出来る存在であり、しかも自分より強い。だからこそバットマンに執着するというキャラである。スーサイド・スクワッドでジョーカーがハーレイ・クインを助けたのは、彼女に対する愛情に勝って命を賭ける冒険が出来る事にワクワクしていたからだと思われる。
 そんな事を考えながら、「あージョーカー格好良いなあ」という思いにさせてくれたから、あの作品は悪く言えない。

 ただ、ジョーカーに関しては昨年のジョーカー(2019)の予想外の大ヒットで、こちらのジョーカー像が世間には受け入れられてしまったため、再び前のジョーカーに戻すのにためらいがあったのかもしれない。結局本作ではジョーカーはシルエットのみの登場となる。

 それでジョーカーから離れたハーレイ・クインが本作の主人公になるのだが、正直、ジョーカーなしのハーレイ・クインにはたいして魅力がないというのも事実。
 ハーレイ・クインはかなりイカれたキャラではある。基本的には損得関係なく、自分の興味を惹くか惹かないかだけで行動するのだが、ジョーカーと組むとしおらしくなったり、ジョーカーのために一生懸命アイディアを出したり、時にはジョーカーに命じられて危険な任務を飄々とこなしてみたりと、結局ジョーカー次第のキャラでもあり、ジョーカーあってこそ輝くキャラクターとも言える。

 そんなハーレイ・クインがジョーカーから離れて何をするのかと思ったのだが、全般的に中途半端な印象の作品が仕上がった。

 中途半端さはいくつも挙げられる。
 ハーレイ・クインのイカれた行動様式は、自分のしたいことをしてるだけなのだが、何ら主義主張がある訳でなく刹那的。リスクの覚悟がないので衝動的で後先考えないものになってる。それが本作の魅力なのだが、単に頭悪いだけにしか見えない一面もあって、それが妙に気になってしまう。もうちょっと目的意識があったほうがストーリーはしっかりしたのでは?
 なし崩し的に仲間になっていく他のキャラも全員女性だけというのが面白いのだが、その一面、多数の登場人物に深まりがなくて薄っぺらいだけになってしまった。キャラを多く出す分割を食った感じ。
 女性が活躍する設定においても、やってることが70年代のリブ運動っぽくて、もうちょっと今のジェンダー論取り入れられなかったのかな?という感じ。
 サイケデリック演出を狙った演出もなかなか面白いのだが、それも徹底されてないために、バットマンよりもディック・トレイシー(1990)の世界観の方に近くなってしまった。
 全般的に言えば、多少とんがったところのあるグロリア(1980)ってところだろうか?面白くなくはないけど、概ね中途半端。

 

エレン
【えれん】
 エレン・イー。ゴッサム・シティの女検事。実はレニーの元恋人。 甘崎
カサンドラ
【かさんどら】
 カサンドラ・ケイン。バーティネリ家の隠し財産の鍵となるダイヤを盗んでしまったことからブラックマスクから命を狙われている少女。ハーレイ・クインと知り合い、その庇護に入る。 甘崎
クロスボウ・キラー
【くろすぼう-きらー】
 ハントレスが持つもう一つのコード名。本人は嫌っている。 甘崎
ゴッサム・シティ
【ごっさむ-してぃ】
 数多くの悪人たちがはびこる街。ハーレイ・クインはここで複数のギャングから命を狙われている。 甘崎
ザーズ
【ざーず】
 ブラックマスク配下のギャング。犠牲者の顔の皮をはぐ拷問を趣味としている。 甘崎
ジョーカー
【じょーかー】
 ハーレイ・クインの元恋人。本編未登場。 甘崎
ステファノ
【すてふぁの】
 ゴッサム・シティのマフィア。かつてバーティネリ一家を滅ぼした。 甘崎
ダイナ
【だいな】
 ダイナ・ランス。コードネームはブラックキャナリー。バーの歌姫だが、格闘技に精通しており、バーの用心棒的なこともしている。 甘崎
ティム
【てぃむ】
 ティム・マンロー。レニーの相棒刑事。 甘崎
ドク
【どく】
 ゴッサム・シティの下町にある中華料理屋の主人で情報屋。ハーレイ・クインの下宿先。 甘崎
バーティネリ
【ばーてぃねり】
 ゴッサム・シティのギャングの一家。他のギャングに滅ぼされたが、隠し財産が残される。 甘崎
ハーリーン
【はーりーん】
 ハーリーン・クインゼル。ハーレイ・クインの本名。 甘崎
ハーレイ・クイン
【はーれい-くいん】
 本名ハーリーン・クインゼル。ジョーカーの恋人だったが破局して、今やゴッサム・シティの悪党たちの標的とされてしまった。それにも関わらずいつも通り飄々と暮らす。ブラックマスクから命を狙われているカサンドラ・ケインという少女を成り行きで助ける。 甘崎
ハッピー
【はっぴー】
 ハーレイ・クインに恨みを持つ男で、常に命を付け狙う。 甘崎
パトリック
【ぱとりっく】
 パトリック・エリクソン。ゴッサム警察の警部でレニーの上司。実はレニーの手柄を独り占めにして出世した。 甘崎
ハントレス
【はんとれす】
 ヘレバ・バーティネリのコード名。バイクに乗った殺し屋で愛用のクロスボウで殺人を行うことからクロスボウ・キラーとも呼ばれる。 甘崎
ブラックキャナリー
【ぶらっく-きゃなりー】
 ダイナ・ランスのコード名。コミック版ではスーパーヒーロー側だが、ここでは用心棒として出演のみ。 甘崎
ブラックマスク
【ぶらっく-ますく】
 ゴッサム・シティのギャングボス。秘密を握られたカサンドラという少女を狙う。 甘崎
ヘレナ
【へれな】
 ヘレナ・バーティネリ。ハントレス/クロスボウ・キラーの本名。実はゴッサム・シティの出で、復讐のために殺し屋になった。オリジナル版ではバットマンとキャットウーマンの間の子。 甘崎
ミスター・キオ
【みすたー-きお】
 ローマンのライバルマフィアのボス。 甘崎
レニー
【れにー】
 レニー・モントーヤ。ゴッサム警察のヴェテラン刑事。署長からは冷遇されており、カサンドラを逃がした責任を問われて停職処分とされる。 甘崎
ローマン
【ろーまん】
 ローマン・シオニス。ブラックマスクの本名。 甘崎
名称
【】
  甘崎