第12話 |
ホレホレ小悪魔だっきゃ! |
第6回Bパート 星山博之:脚本
1981年11月25日放送 |
あらすじ |
あたるを巡るしのぶとラムとの争いに巻き込まれ、当のあたるは怪我をして帰宅する。深夜12時、あたるは合わせ鏡でこぶの出来た後頭部を確認しようとする。途端に鏡の中から小悪魔が現れ、諸星家は大騒ぎに。小悪魔に生理的嫌悪感を覚えたラムがUFOへ逃げ出した事に気をよくしたあたるは、ずっと家にいるように勧め、小悪魔は感激する。しかし小悪魔は母やしのぶにまで手を出し、あたると反目するようになった。困り果てた父とあたるは錯乱坊を頼る。錯乱坊は合わせ鏡の間に四次元通路を作り、小悪魔を送り返す術を敢行する。しかし案の定術は見事に失敗し、小悪魔は増殖し、諸星家にあふれる。 |
カラス |
ほぼまったく原作通り。11話もそうだが原作の方が面白いかもしれない。というのは原作における漫画的表現のギャグは削られているのだが、アニメ的表現によるそれの代替品が挿入されていないからである。 |
甘崎 |
原作では第2話にあたる作品。鬼、宇宙人、そして悪魔に関わってしまうあたるの不幸の方が強調されていた作品だった。アニメ版の方は折角主役にもう一人ラムを加えていながら、それを活かせきれなかったのは残念。この作品と次回の13話において錯乱坊は意外にも強い法力を持つことが分かる。決して口だけの坊主ではないことの証左でもある。BDでもさくらは錯乱坊を頼ろうとしていたことからも、実は結構役に立つキャラであることが分かる。ただし役には立つが、余計混乱を増すと言うのも又事実。 |