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特撮事典

事典目次

仮面ノリダー/V2

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アミーゴ
【あみーご】
 立花籐兵衛が経営する喫茶店。「仮面ライダー」第13話で閉店(?)となっていた。おそらく「ストロンガー」で全国各地を旅した後、「アミーゴ」の経営を再開したと思われる。
立花籐兵衛の死後、結婚した木梨猛とマリナが引き継いだ。
ちなみに「仮面ライダー」のアミーゴとの相違点は、@テーブルの位置が入ってすぐ左側にあること。A壁が装飾されていないこと。Bカウンターにランプが吊っていないこと。 クラタ
石橋文字隼人
【いしばしもんじ-はやと】
 かつてジョッカー秘密基地において木梨猛と首席の座を奪い合った男で、猛の無二の親友。脳改造を受ける前に、猛をジョッカー基地から脱出させてくれた。だが、のちにジョッカーの怪人・留守番電話男となり、ノリダーの前に立ちふさがった。「熱シャワー攻撃」「ダイヤルぼよよん攻撃」などでノリダーを襲う彼だったが、ノリダーの説得でもとの優しい心を取り戻すのだった。そのまま崖の上で談笑していたが、猛の軽いつっこみを受け、バランスが狂って転落、爆死。その後留守番電話としての機能に異状のなかった彼は、スナック「アミーゴ」に置かれることになった。 水那岐
おっさん 立花籐兵衛
【おっさん】
 『仮面ノリダー』において、立花藤兵衛こと小林昭二はスナック「アミーゴ」のマスターをしており、仮面ノリダー木梨猛に基本どおり「おやっさん」と話しかけられていた。しかし、チビノリダー役の子役がそれを真似し、不遜にも「おっさん」と呼んでしまった。小林氏の長い芸歴のなかでも、氏が「おっさん」呼ばわりされたのは前代未聞であったろう。 水那岐

怪人ヒゲゴジラ男
【かいじん-ひげ-ごじら-おとこ】
 東京破壊を企むショッカーが、大島・三原山から復活させた巨大怪人。泣き声は「ごじ、ごじ」。その巨体と火炎攻撃で東京を破壊しようとするが、ゴジラ細胞を得て大きくなった巨大ノリダーとの一騎打ちとなり、倒される。
 「ゴジラ細胞」ということからも分かるように『ゴジラvsビオランテ』の宣伝もかねて製作され、2週にわたって放映。三田村邦彦や田中好子といったオリジナルキャストもゲスト出演し、ちびっ子ハウスの子供達がいっせいに夢に出たヒゲゴジラ男の絵を出すというパロディシーンもある。また、巨大ノリダーの手に100万円、東京のミニチュアセットに300万円という、一バラエティ番組のパロディ作品としては破格の予算が付けられていた。 荒馬大介
河野景子
【こうの‐けいこ】
 昭和63年に入社したフジテレビの女子アナウンサー。
初登場はヒゲゴジラ男の回。ツバメ男の時には、レポート中にパンツ(白)を見られたり、ツバメ男に捕まったりと大変だった。
現在は貴花田のおかみさん。 クラタ

猩猩右近
【しょうじょう-うこん】
 『赤影』とは全く関係ないように思える、ボブ市川演じるゲロジョッカーの幹部。ニシキヘビを体に巻きつかせたりして、どこが「猩猩」なのか判らない。大幹部バンバンビガロには頭が上がらない中間管理職男。ところでこんな名前なのは、『仮面ノリダー』終了後、『赤影』のパロディをやる予定だった名残。本来ならブラック将軍あたりの類似キャラが出るのが妥当なのだろうが。 水那岐
ジョッカーの皆さん
【じょっかー‐の‐みなさん】
 ジョッカーの戦闘員の事。「ジョッカーのみなさ〜ん」と呼ぶと、どこからともなくやってくる。蚊取り線香男の時はマリナの部屋の壁をぶち破って登場してくるなど、まさに神出鬼没である。
なお、ホルスタイン男の時は、3名が成人式を迎えたという事でスーツ姿でノリダーと戦っている。 クラタ
スチームアイロン男
【すちーむ‐あいろん‐おとこ】
 ジョッカー史上、最も危険な(?)怪人。マリナを瀕死の重傷を負わせ、通行人を次々とやけどを負わせた。「強」パワーによる抱き着き攻撃でノリダーに大やけどを負わせ、あと一歩まで追い詰めるが、パワーアップしたノリダー(スーパーノリダー)の前に敗れた。 クラタ

立花籐兵衛
【たちばな-とうべえ】
 「おやっさん」と呼ばれている人物。「ストロンガー」以来13年ぶりに復活。 クラタ
チョコ玉男
【ちょこ‐だま‐おとこ】
 1988年当時、森永チョコボールのCM「クエッ、クエッ、クエッ、チョコボ〜ル」から誕生した怪人。あまり強くなく、最期はノリダーのむしめがねによる熱攻撃でドロドロに溶けていった。 クラタ
テレホンガール
【てれほん‐がーる】
 ジョッカー女性戦闘員の事らしい。2人登場しているが、一人は七夕男に改造された戦闘員の恋人で、七夕男がグロッキー状態のところに登場してノリダーと戦った。もう一人はユーミン男の回に登場し、マリナの目の前で猛の後ろに抱き付き、ユーミン男誕生のきっかけ作りに一役買った。(多分) クラタ
トーアカマタ男
【とーあ‐かまた‐おとこ】
 悪役プロレスラー・チョチョシビリ石橋を改造した姿だが、どう見ても容姿はアブドーラ・ザ・ブッチャー。鉄球と巨大フォーク、そして"トーアカマタ"と叫んでの地獄突きが武器。獣神ライガー、木村健吾、松田納(現・エル・サムライ)、野上彰を相手に大暴れし、ついにはレフェリーの山本小鉄にも攻撃を加えた。(その前に山本小鉄が、巨大フォークでちょっかいを出していたのだが…)
ちなみに、トーアカマタとは実在のレスラー、キラー・トーアカマタの事で、三冠ヘビー級王座の前身・PWFヘビー級を保持していたジャイアント馬場の連続防衛記録を「38」で止めた事で有名である。
チョチョシビリとはロシア(当時はソ連)の柔道家・ショータ・チョチョシビリの事で、東京ドームで行われた異種格闘技戦でアントニオ猪木にKO勝ちした事で注目された。 クラタ

バンバンビガロ大佐
【ばんばん-びがろ-たいさ】
 ゲロジョッカーの幹部。もちろん演じたのは、当時新日本プロレスの外人エースだったクラッシャー・バンバンビガロ(故人)
お披露目とばかりに、戦闘員数名を倒した後、猩猩右近と対戦した。「オレ様の兵器で世界を征服してやる」の台詞はかっこよかった。 クラタ
ファンファン大佐
【ふぁんふぁん‐たいさ】
 ジョッカーの幹部。第1回のスペシャルでは"ジョッカー将軍"と名乗っていたが、バラエティー番組化した以降は"ファンファン大佐"と改名した。
ファンファンとは演じた岡田真澄の愛称。 クラタ

ユーミン男
【ゆーみん-おとこ】
 マリナの涙を含んだソーダ水を元に造られた怪人。ルージュの伝言爆弾とストローでぶん殴るぐらいしか武器はなかった。 クラタ

ラッコ男
【らっこ‐おとこ】
 記念すべきジョッカーの第1号怪人。ジョッカー将軍(後のファンファン大佐)の命令で改造手術の素体に必要な女性をさらった。
最終回で復活した際は、マリナの幼なじみに変身した。再生怪人(カルガモ、コアラ等)を率いてノリダーと対戦したが、敗れた。 クラタ

渡辺マリナ
【わたなべ-まりな】
 「ノリダー」のヒロイン。大学生を経てちびっ子ハウスに勤務。90年4月から半年間旅に出ていた。おやっさん亡き後は「アミーゴ」の経営を引き継いだ。最終回(?)で猛と結ばれる。 クラタ