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プロレスの星 アステカイザー

プロレスの星 アステカイザー事典
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主な登場人物
話数 タイトル コメント DVD
第1話 かがやけ! アステカの星

  監督:深沢清澄
  脚本:若槻文三
 東都プロレスの鷹羽瞬は、同じ東都プロレスのストロング・リキの世界戦試合を見ていたのだが、リキがチャンピオンになった瞬間、乱入したブラック・ミストのサタン・デモンが投入した鮮血のヘルの反則攻撃に大怪我を負ってしまう。そんな鮮血のヘルの前に挑戦者が現れた。
 敵は
鮮血のヘル。ブラック・ミストの最初の刺客で、一年前に鷹羽大二郎を殺している。
 プロレスを主題にした特撮というのは初の試み。プロレスを真剣試合として描いているのが今となっては非常に新鮮。
 本作の最大の特徴、試合はアニメーションで行うという試みもしっかり演出されている。アニメだとどんな残酷な試合でも可能。
 今回はアステカイザーは登場のみで、その正体はまだ視聴者にも知らされていない。
 今回は特別出演としてアントニオ猪木が登場。「ああいうやつをのさばらせてはいけないよ。プロレスは正統な格闘技なんだ」とか、「人生はどの道を選んでも良いが、男の意地だけは忘れんように」とか、完全棒読みで喋っている。
<鮮血のヘルは覆面レスラーだが、その上に何故かもう一枚仮面をかぶって登場している。どんだけ素顔出したくないんだか。
 大泉滉演じる坂田記者がアントニオ猪木にインタビューをしているが、どう聞いても「エノキさん」にしか聞こえない。これが味あるな。>
VOL.1
<A> <楽>
第2話 恐怖のサイボーグ格闘士

  監督:深沢清澄
  脚本:若槻文三
 アステカイザーの正体は鷹羽俊だった。兄大二郎の死後、速水博士の下で特訓していたのだ。その目的は、ブラック・ミストから、アステカの星を守るためだった。一方、アステカイザーの額にある宝石がアステカの星であることを突き止めたブラック・ミストは、アステカイザーを探していた。
 敵は
ブラディ・ホーネット。ブラック・ミストのサイボーグ戦士第1号。右手に装着したドリル状の武器から毒ガスを出して攻撃する。
 前回謎のままだったアステカイザーの正体が鷹羽俊であることが最初に明かされ、これまでの特訓がちょっとだけ描かれる。
 サタン・デモンの目的とは、アステカイザーの額にあるアステカの星。これを使うと言う事は世界一の格闘家であるという証だが、これを装着した人間の身体能力を向上させる等、謎はまだ多い。
<速水博士の下での特訓が行われるんだが、一体この人何の研究をしてるのか?というくらい何でも開発してる。それに実験成果を発表する時の嬉しそうな顔は流石マッドサイエンティストっぽい。素晴らしい。>
第3話 アステカイザーは俺だ!!

  監督:岡崎 明
  脚本:若槻文三
 プロレス新人王戦に出場予定の選手だけが行方不明になるという事件が起こる。これがブラック・ミストの挑発であると思った俊はサタン・デモンのアジトを探すことを速水博士に提案するのだが…
 敵は
デビル・スパイダー。サイボーグ格闘士第2号。右手の巨大な爪を用いて戦う。爪を折られて退場。
 ブラック・ミストがアステカイザーを探し回り、とりあえず強いプロレスラーを次々にさらう。その中にアステカイザーがいれば良し。いなければ挑発に使うという。なんだか泥縄な作戦のような気がする。俊はその理由を探っているが、この程度の作戦か。
 今回登場するプロレスラー愛田は五郎の同郷の仲間。方や新人王有力候補で方や掃除専門。プロの世界は厳しいな。
 今回初めてアステカイザーの変身シーンがあるが、アニメーションで展開していた。
<「アステカイザーは俺だ」という愛田の言葉に、アステカの星を出すように言うサタン・デモン。でもなんでわざわざ外に出て格闘してるんだ?
 愛田とデビル・スパイダーのデスマッチの情報を得た坂田記者は急いで現場に向かうが、そこには記者や観客が誰もいない。どうやってそれを知ったのか?
 サタン・ソルジャーが投げつける爆弾は何故か赤とか青とかの爆炎が上がる。随分おしゃれな爆弾だな。
 車に乗ってアステカイザーを轢き殺そうとするサタン・デモン。圧倒的優位にありながらでも二往復くらいしたらすぐに去って行った。アステカイザーを倒すのはプロレスでって事だろうか?意外に礼儀正しいところがあるのかも。>
第4話 出た! 必殺技カイザークラッシャー

  監督:岡崎 明
  脚本:若槻文三
 デビル・スパイダー攻略のための訓練に余念が無いアステカイザーと速水博士。そんな時超金属が発見されたというニュースが流れ、興味を持った速水博士はかおると太助と共に金属探しに出かけるのだが…
 敵は
デビル・スパイダー。パワーアップを果たしてアステカイザーと再戦する。口から蜘蛛の巣のような縄を出せるようになった。
 前回あっけなく倒されたデビル・スパイダーの再戦が描かれる事になるのだが、あんなに簡単にやられたサイボーグが復活してもたいしたことはなさそうで。
 今回の話は偶然からブラック・ミストの基地が発見され、しかもそれを見つけたのが速水一家。それを追ってきたアステカイザーに、用意万端揃ったデビル・スパイダーが登場という、なんだか凄い泥縄な物語になってる。
 あれ?ルアーの声が変わってない?と思ったら、声が西郷隆から八奈見乗児に変わったらしい。
<超金属が発見されたというニュースは大々的になされているが、それを見つけようというのが速水一家しかいないってなんでだ?
 結局それはブラック・ミストの秘密基地だったのだが、オープニングでルアーが「基地を絶対知られてはならない」とか言っていたのだが、新聞に載ってたの知らないのか?
 現れたアステカイザーに「待っていたぞアステカイザー」と嘯くサタン・デモン。いや、ここにいたのは偶然だから。
 デビル・スパイダーは20倍にパワーアップしたのだとか。そんなパワー使えるんだったら、最初からやれば良いのに。
 2話で「アステック樹脂」と言っていたが、今回のナレーションでは「アズテック樹脂」になってる。確かに英語で書けば同じ文字ではあるが。>
第5話 誘拐魔 ブラック・ミストの恐怖

  監督:深沢清澄
  脚本:阿部桂一
 電波ジャックしたブラック・ミストは全国のテレビでアステカイザーに挑戦状をたたきつける。そしてアステカイザーを探すため、速水博士に目をつけるのだが…
 敵は
アイアン・バスター。肉体派のサイボーグ格闘士で、サタン・ソルジャーとの戦いで弱ったアステカイザーを始末しようとする。
 アステカイザーを探すブラック・ミストが色々卑怯な手を使ってあぶり出そうとする話。なんというか、かなり惜しいところではあるのだが、相当正確なところまでばれてはいるわけだな。
 坂田記者によって、何故アステカイザーは名乗り出てこないのかがきちんと説明されている。もし正体が分かった場合、悪の組織はアステカイザーの心理面を突き、周囲の人間を傷つけるだろうから、敢えて正体を隠しているとのこと。実に正鵠を射たヒーロー論になっている。
 今回なんと坂田記者がサタン・ソルジャーをまとめてぶん殴ってる。なんだこの強さは。
<警察に向かっているはずなのだが、とんでもない田舎道を車を走らせている。東都プロレスってどこにあるんだろう?
 サタン・ソルジャーによってカオルがさらわれた時、太助は真っ先に東都プロレスに連絡している。警察の立場は?それより速水家の黒電話にはレースの付いたカバーがかけられてるみたいだけど、意外なおしゃれな性格が見えたり。
 俊がアステカイザーである事を悟らせないため、一人サタン・デモンの元へと向かう速水博士。一応対処方法は知っているとのことだが、アステカイザーの生みの親なんだから、それって意味が無くない?
 なんとか自白せずに済み、車から放り出された速水博士だが、その直後に俊がやってくる。まるで計ったかのようなタイミングの良さ。そしてすぐにアステカイザーになって決戦場所へと行く。これで速水博士とアステカイザーの仲がなんでもないと思う方がおかしいと思うが。
 アイアン・バスターとの戦いに勝利したアステカイザーに、サタン・デモンはちゃんとカオルを解放してやる。義理堅い悪人だ。>
VOL.2
<A> <楽>
第6話 少年よ見よ! アステカイザーの闘志を

  監督:深沢清澄
  脚本:阿部桂一
 アイアン・バスターとの勝負に勝利を収めたアステカイザーだは、アイアン・バスターが再戦を挑んでくると踏み、特訓を開始した。そんな時、病気療養中の少年がアステカイザーの大ファンだと知り…
 敵は
アイアン・バスター。数倍にパワーアップしてアステカイザーに再戦を挑む。身体を丸めて球状になり、体当たり攻撃を仕掛ける。最早プロレスでも何でもない。
 病気の少年を励ますプロ選手という美談を描いた話。実際にはよくある話だが、そんな美談を邪魔しようとする悪の組織ブラック・ミストと戦わせるってのが特撮的。
 ただ問題として、肝心なアステカイザーが約束をわざわざ破ろうとしているということだろう。親友の五郎が入院してしまい、それを優先したと言う事だが、どう考えても優先順位は五郎よりも少年だろうが。
 「僕アステカイザーみたいな強い子になるよ」という言葉で最後は締める。
<次郎少年の枕元でアステカイザーのテーマソングを歌う面々。劇中でテーマソングが出来てるのか。
第7話 おそるべき敵 怪奇魔人サタン・デモン

  監督:岡崎 明
  脚本:若槻文三
 次なる敵に備え、ゴリキングを相手に訓練に余念の無い俊。一方サタン・デモンもアステカイザーの必殺技カイザークラッシュを破るためのサイボーグ製造に余念が無かった。その結果誕生したバズソーオルテガがアステカイザーに挑戦状をたたきつける。
 敵は
バズソーオルテガ。サタン・デモンが“サタンの行”を経て作り上げたサイボーグ格闘士で、右手に丸鋸を装着している。
 強い敵がストレートに挑戦し、それをストレートに受けるという、実にひねりがない話になるが、本作の場合はそのストレートさが良い。
 今回は坂田記者が活躍しているが、大泉洸らしさが良く出た話にもなってる。意外にもサタンソルジャー程度であれば軽く逃げおおせる位の脚力はあるのだが、持ち前のドジッぷりで危機に陥る。いつものことだが、危機に敢えて飛び込むのが記者魂かな?
<坂田が捕まったことを聞かされた俊はすぐにアステカイザーに変身して助けに向かうのだが、東都プロレスの本部からすぐに変身したら、正体ばれない?
 今更という気もするが、電ノコなどいういかにもな凶器をふりかざすプロレスラーというのは無理があるな。
 最後にサタン・デモンは人形を使って腹話術のようにメッセージを送るのだが、キューピーみたいなキモ可愛い人形を使うもんだから、異様な違和感がある。
 カイザークラッシュを破るために作られたバズソーオルテガだが、結局アステカイザーはカイザークラッシュを一度も使わなかったような?>
第8話 チャンピオンへの道

  監督:岡崎 明
  脚本:若槻文三
 そんな時に五郎の父親が上京してきた。プロレスを続けたいならば、根性を見せろと言われた五郎はサタンデモンと戦おうとするのだが…
 敵は
バズソーオルテガ。丸鋸にダイヤを埋め込んでパワーアップ。
 プロレスラー見習いの五郎を中心とした話。父が上京し、嘘をついていたのがばれて…というのは昭和のアニメの定番。
 第一話で怪我をしたストロング・リキが誰にも相談せずに引退してしまった。かつての憧れの先輩の姿を知り、ショックを受ける俊の姿もあるのだが、全く伏線にはなってない。
 アステカイザーのスーツのアズテック樹脂はダイヤモンドもはじき返すのだが、ある種の薬品はアズテック樹脂を腐食させることから、弱点が明らかになった。
< 丸鋸の刃にダイヤを埋め込んでパワーアップしたバズソーオルテガ。刃にダイヤモンドの粒をくっつけてるけど、細かい粒子をくっつけるとかでないと意味が無いのではないか?
 サタンソルジャーに命令を下すサタン・デモン。何故決め台詞の時だけカメラ目線になる?
 名だたる格闘家を襲えという指令を受けたサタンソルジャーは東都プロレスの道場を襲った後、そこら辺歩いてる人を襲い始める。それって通り魔って言わないか?しかもひとしきり暴れた後、「アステカイザーが現れない」とか言って去って行く。そんな一瞬に現れるもんか?
 一般人である五郎の父にも負けるサタンソルジャー。弱すぎないか?
 リングの上で戦っていた五郎とサタンソルジャーだが、戦いが終わったら河川敷にいる。戦いは幻想だったのか?
 最後にバズソーオルテガは爆発して破壊され、首までもげてしまうのだが、確か「サイボーグ戦士」だよな。つまり中身は人間という理解で良い?>
第9話 とどけ! この哀しき祈り

  監督:深沢清澄
  脚本:阿部桂一
 毎朝新聞に現れたサタン・デモンは、坂田記者にアステカイザーの正体をあばいた者には5千万円の賞金をかけると宣言する。そこで新聞社にやってきたのは妻木月心という空手家だった。アステカイザーと試合をしてその仮面をはぎ取ると宣言する妻木だが…
 敵は
ブラック・コブラ。全身黒タイツ姿の戦士。空手家の妻木月心と戦って敗北するが、その前に凶器を使って月心を痛めつけた。サイボーグ格闘士ではないらしい。そしてブルー・バイソン。月心のスタイルを研究して作られたサイボーグ戦士。顔がバイソンのような顔をして、右手の角状の凶器で戦う。
 アステカイザーと空手家の戦いで、異種格闘技戦?と思ったのだが、最初に空手家がブラック・ミストの怪人と戦って負け、その敵討ちをするという話になってしまった。なんでこんな話にした?
 かなり血が流れるシーンが多く、よくこども向けの作品でここまでやったと演出には感心出来る。
<賞金をかけるサタン・デモンは坂田記者の要請に従いカメラ目線で新聞に映っている。なかなかノリの良いキャラのようで。それにしてもブラック・ミストはこれまで散々事件起こしてきたんだが、警察は何も反応しないのかね?
 ルアーと会話をするサタン・デモン。これまでルアーは正面の顔を投影していたのだが。今回は横顔になってる。色々お茶目。
 空手家と戦う際、ロープにぶん投げているが、跳ね返ってこない。それは当然と言えば当然か。
 ブルー・バイソンに指令を与えるサタン・デモンは「殺せ」を連呼してる。テレビ放映されてる訳だから、これはまずいのでは?
 アステカイザーの攻撃に爆発したブルー・バイソンだが、それって本当にプロレスの試合なのか?>
VOL.3
<A> <楽>
第10話 危うし! アステカイザー

  監督:深沢清澄
  脚本:阿部桂一
 ビデオ資料からアステカイザーの体格を分析し、それから正体を暴こうとするブラック・ミスト。その結果から全国の格闘家から12名をピックアップし、その調査を命じる。その中には鷹羽俊の姿もあった。
 敵は
レッド・ファイヤー。鷹羽俊の能力を知るために俊に挑戦する全身赤タイツの戦士。そしてブルー・バイソン。三倍にパワーアップして再戦に挑む。
 ついにアステカイザーの正体が鷹羽俊であるとばれてしまう。だがそれを悟られぬよう、決してアステカイザーの技を出さないよう努力する俊の努力がメイン。
 サタン・デモンはアステカイザーが出てこなければ俊を殺すとか言って挑発するが、
<ブルー・バイソンの能力を三倍にしたと言ったところ、ルアーは「又パワーアップか」と呆れ顔。確かにその通りだけど、それを言ったら終わりだよ。
 ビデオでアステカイザーの正体を探れというルアーだが、最初からそれはやって然り。まあ悪の組織でそれをやったのって本当に少ないけど。
 公共物である新聞に脅迫文を載せた上に、「来なければ殺す」というのは無理があるのでは?
 自分から中尉が離れた隙を突いてアステカイザーに変身する俊。アステカイザーの場合、スーツなので、その置いてある場所まで行かねばならない訳だが、ほんの僅かな間によくそこまで出来たな。瞬間移動でもしないと無理だと思うぞ。
 カイザーINしてからの話ではあるが、ブルー・バイソンの必殺技は顔をドリルのように回転させて突進するという技。これを普通にプロレスに使おうとしてるんだろうか?
 最後に悪人らしく憎まれ口を叩きながら去っているサタン・デモン。徐々に遠く離れながら高笑いしてるのは小者っぽくて実に良い。>
第11話 栄光へのチャレンジャー!!

  監督:大塚莞爾
  脚本:若槻文三
 かつてブラック・ミストの鮮血のヘルによってあっけなく倒されてしまった東都プロレスのジョー神崎はアステカイザーと戦いたいと訓練にいそしんでいた。
 敵は
アラビアン・ウルフ。ターバンを巻き、右手にドリル状武器を持つサイボーグ格闘士。ジョー神崎を殺してその罪をアステカイザーに着せようとする。
 かつてアステカイザーに助けられた事を屈辱と感じるジョー神崎の挑戦が描かれる。兄を殺されながら復讐しようとしない俊を見限りながら、アステカイザーに勝負を挑もうとしてる。なんかやってることがピエロなのが悲しい。
 そんな神崎の思いを受け、挑戦を受けるアステカイザー=俊と、それを利用しようとするブラック・ミスト。
<ジョー神崎とアステカイザーの勝負は秘密とか言いつつ、速水家の子ども達はそれをちゃんと知っている。情報漏洩甚だしい。
 秘密を共有する速水博士とアイコンタクトを取る俊。画面上仕方ないけど、顔が近すぎるって。
 戦いが終わった時、「お前はアラビアン・ウルフに勝つことが出来なかった」と勝ち誇るサタン・デモンだが、今し方アステカイザーに首ちぎられて爆発してたように見えたんだが、それでも勝ってると?お前はパチパチパンチの島木譲二か?>
第12話 魔のリングに挑め!!

  監督:大塚莞爾
  脚本:若槻文三
 度重なる失敗のサタン・デモンは催眠術を使い、太助と五郎をさらい、太助を人質にアステカイザーに挑戦する。強化したアラビアン・ウルフが待つ多数の罠を仕込んだ死のリングへと向かうアステカイザーだが…
 敵は
アラビアン・ウルフ。前回完膚なきまでにたたき伏せられ、爆発までしたのに蘇ってきた。
 人質を取られ、不利な状況で戦わざるを得なくなるヒーローという構図が展開する。この作品の基本フォーマットだ。
 五郎が洗脳を受けていきなり強く出るようになってしまう。尊敬するジョー神崎にも上から目線で
<太助の夢とは言え、子ども相手にプロレス技を連発するサタン・デモン。なんと大人げない。
 太助と五郎を遠目から観たサタン・デモンは「あいつとあいつはアステカイザーに助けられた事がある」とか言ってる。東都プロレスの関係者ってのはもう分かってたはずだが、悠長なこと言ってるな。
 サタン・デモンによるアステカイザーへの挑戦とは、ビルの屋上に上って踊りながらアステカイザーの名前を連呼することだった。なんかの儀式か?>
第13話 二人のアステカイザー

  監督:深沢清澄
  脚本:阿部桂一
 東都プロレスに元プロレスチャンピオンのジャガー春木がやってきた。だが神崎によってコーチを断られてしまい、失意に落ちたところをサタン・デモンに
 敵は
偽アステカイザー。そしてバルカン・ナイト。右手にバルカン砲に見えるボウガンを仕込んだサイボーグ格闘士。カイザー・インすると本当にバルカン砲になってる。
 特撮にはヒーローの偽者が登場するのは定番。本作でも偽アステカイザーが現れた。これはあくまで罠の一環で、自分が本当のアステカイザーと思い込まされたプロレスラーを殺そうとして、良心の呵責を覚えた本物のアステカイザーをおびき寄せるための餌で、バルカン・ナイトの前座。通常この手の偽物だったら本物の名声を落とす為に使われる事が多いが、全く違ってた。
 プロレスしか知らなかった男の末路という、ちょっと重めの話でもある。
 ジャガー春木役は「キカイダー01」イチロー役の池田駿介。随分ワイルドな顔つきになってる。
<春木がサタン・デモンに大金を積まれてふらふらとアジトに行ったのはまだ分かるが、「俺は悪の片棒を担ぐような真似はしないぞ」「わかっておる」で、催眠術という、随分分かりやすい。
 偽アステカイザーと本物との違いはアステカの星に輝きがないことだけとはサタン・デモンの言葉。アステックスーツは?
 サタン・デモンに操られていることを知っていながら自分がアステカイザーだと明かす俊。これ自体がサタン・デモンの目的だったって事は考えてないの?
 ジャガーがやられるのを事前に分かっていながら、こてんぱんにやられるまで登場しないアステカイザー。結構性格悪いんじゃないか?
 アステカイザーによって大爆発したバルカン・ナイトの姿を見たサタン・デモンは「この勝負は預かりだ」とか言っている。どう見ても勝負付いてるだろうに。>
第14話 アステカイザーの正体を見た!?

  監督:深沢清澄
  脚本:阿部桂一
 太助の友達でプロレス博士の信一はアステカイザーのファイティングスタイルが死んだ鷹羽大二郎そっくりであることに気づく。アステカイザーは大二郎の霊だと信じた信二は大二郎の墓に日参するようになるが…
 敵は
バルカン・ナイト。実写パートでも右手のバルカン砲から銃弾を出せるようになった。一方アニメパートでは毒ガスを出している。
 ブラック・ミストによるアステカイザーの正体探索。随分長いこと探しているものの、全く見当違いのことばかりやってるようだ。
<信一少年はずっと大二郎の墓の前にいるが、母親はそれについて大して気にしてないようだ。おおらかな家庭っていうよりおかしいんじゃないか?
 子どもの夢を壊さない為に自分が霊であると言うアステカイザー。余計ややこしくなるんじゃないか?>
VOL.4
<A> <楽>
第15話 アステカイザーよ! いつの日か君とリングで!

  監督:大塚莞爾
  脚本:深沢清澄
 日本国内のプロレス団体を集めて最強を決めようという企画が持ち上がり、その試合に向けてトレーニングを開始したジョー神崎。そんな東都プロレスに突如道場破りが現れる。実はそれは鷹羽大二郎の弟子だというのだが。
 敵は
ダーク・グラジエーター。顔にスパイク付きの分銅を付け、右手に剣を装着した緑色のサイボーグ格闘士。分銅を使って攻撃するのみならず、頭の分銅を回転させて空を飛ぶ。
 アステカイザー以外誰もやってないブラック・ミストへの挑戦を試みた青年の話。鷹羽大二郎の弟子で有り、日本でのサタン・デモンの恐ろしさを知らないから出来たことだが。
 結果として初めてアステカイザーの正体を知る人が出来てしまったが、何も言わずにブラジルに帰ってしまったので無問題。
 ブラック・ミストの脅威が迫る中、突然統一プロレス戦とか悠長な企画が始まっている。あるいは各団体なりにアステカイザーだけに任せてはならないという思惑があるのかな?現実にはあり得ない企画だし。
<アントニオ猪木は出演しただけあって実名だが、他のトッププロレスラーが微妙な名前になってる。ジャイアンツ馬場とかクラッシャー木村とか。
 プロレスラーだったら復讐をしてはいけないとジョージに諭す俊。お前がそれを言うか?まあ確かに俊はプロレスラーではないという逃げ道はあるが。>
第16話 兄弟仁義だ! アステカイザー

  監督:大塚莞爾
  脚本:深沢清澄
 遊園地のアトラクションでアステカイザーに扮していた青年がサタン・デモンの催眠術で連れ去られてしまった。その弟の明の兄捜しを手伝うことになった俊たちだが…
 敵は
ダーク・アステカイザー。遊園地のアトラクション用アステカイザーのスーツを着込んだ人間。サタン・デモンの催眠術に操られ、アステカイザーを襲う。中身が人間なので、本気で戦う事が出来なかった。そしてダーク・グラジエーター。ダーク・アステカイザーに痛めつけられたアステカイザーを始末する為に登場。あとこれまで登場したサイボーグ格闘士たちが着ぐるみとして登場している。
 子どもを主人公に、ヒーローのあり方について考えさせられるような話。一般人を攻撃することはヒーローには許されないが、洗脳を受けた人間をどう扱うか?定番とは言え、重要な設定でもある。
 昨日殴り合いの喧嘩をした子どもが今日はすっかり仲良しになってる。現実はそうもいかないけど、これが理想的な子どもの姿なのかもしれないな。
<しかし幼稚園のアトラクションにまで目を付けるとはサタン・デモンも目の付け所が違う。流石にルアーから呆れられてたけど。>
第17話 謎のレスラー"キル"の秘密

  監督:深沢清澄
  脚本:若槻文三
 ジム破りにやってきたキル・ブラッドを名乗る青年が神崎に挑戦し、圧倒的な力を見せつける。常人離れしたその力を見た俊は、これがブラック・ミストの罠ではないかと疑うのだが…
 敵は
キル・ブラッド。ルアー直属のプロレスラーで、サタン・デモンにも内緒でアステカイザーの正体を探る。そしてコース・デグラー。両腕にスパイク付き棍棒を装着したサイボーグ格闘士。ルアーの送り込んだ超サイボーグであるキル・ブラッドを簡単に倒してしまった。
 資金難に陥った東都プロレスに魔の手が迫るという話。正義の味方が金のことで悩むってのは世知辛い話だが、それも避けては通れない現実ではある。
 敵組織にも不協和音が鳴り響いている。ルアーは最早サタン・デモンを見限りつつあるようで、子飼いのプロレスラーを秘密裏に送り込んできている。そしてそれを知りつつ敢えて彼を忠誠を誓う道具にするサタン・デモン。これでもルアーに忠誠を貫くんだね。
<ルアーの送り込んできた超サイボーグをいとも簡単に倒してしまう旧来のサイボーグ格闘士のコース・デグラー。技術はサタン・デモンの方が上なの?
 キラー・ブラッドは超サイボーグを名乗っているが、その説明は「ルアー様によって作られた自分の意思を持つ」存在…って、それサイボーグじゃなくてロボットじゃね?
 レーザーで仕切られたリングで戦うアステカイザーとコース・デグラーだが、ロープに電流が流れてるようにしか見えない。>
第18話 危機一髪! 悪魔の足攻め アイアン・クロー

  監督:深沢清澄
  脚本:若槻文三
 太助の友達秀彦はプロレスラーになりたいという従兄の根一という中学生を連れてきた。中学生を入門させる訳にはいかないと神崎に帰されてしまったが、それを知ったサタン・デモンはその少年をアステカイザーをおびき寄せる罠に使おうとする。
 敵は
コース・デグラー。パワーを増して再戦し、先の戦いで痛めたアステカイザーの足を狙う。
 少年をダシにされ、罠に飛び込むヒーローの姿を描く話。その少年というのがとても自分勝手なので、同情する気が失せるが、そういう人も助けるのがヒーローでもある。まあ最後は少年らしく素直になる訳だが、それはお約束って所か。
<コース・デグラーとの戦いではロープに高圧電流が流されていたと説明されていた。レーザーで仕切られてるという設定は一体どうなったんだ?
 今回登場した根一は田舎の少年って設定だけど、標準語で訛りを喋る為、すごい違和感。
 それにしてもサタンソルジャーって本当に弱いな。子ども一人に5人くらいがあっけなくやられてしまってる。>
VOL.5
<A> <楽>
第19話 ぼくのお父さんはアステカイザーだ!

  監督:東條昭平
  脚本:高久進
 ジョギング中の俊は虐められてる少年篤を助ける。実は死んだ篤の父親もプロレスラーだったと聞いた俊は、お父さんはアステカイザーよりも強いと言ったが、篤はアステカイザーこそが父親だと思い込んでしまう。
 敵は
クライム・バリアン。右手がカニのはさみのようになっているサイボーグ格闘士で、それを武器に戦う。
 少年の夢を守ろうとして、口を滑らせた為に大変な目に遭うというお話し。ヒーローと言っても完璧じゃ無いので、こう言うこともある。
 それでも後を引かずにちゃんと一話で決着が付くのも特撮の良いところ。
<俊に「アステカイザーに伝えろ」とか言ってるサタン・デモン。なんで俊がアステカイザーの知り合いだと思った?だったら俊を締め上げた方が…って前にやったか。
 クライム・バリアンのはさみ攻撃で流血するアステカイザー。非常に強靱だというアステックスーツって、血は通すのか?
 クライム・バリアンの顔を粉砕したアステカイザーに対し、「今日の勝負はドローだ」というサタン・デモン。どう見たらそんな台詞が出るんだ?>
第20話 殺人レスラーの涙

  監督:東條昭平
  脚本:阿部桂一
 ついにチャンピオンとなった東都プロレスのジョー神崎。だがそんな神崎に、かつて反則技で選手を殺してしまい、プロレス界から追放を受けたキラー熊沢が挑戦状をたたきつける。
 敵は
クライム・バリアン。パワーアップしてアステカイザーに挑戦する。砂丘での戦い。
 プロレスに花を添えるヒールの反則技に対し、特撮ならではの解釈を加えた作品。どんな卑怯者であっても、人を救うのがヒーローの役割というのを再確認する。ヒーローとても感情を持つ為、そこに至るまでに葛藤が必要となる。
 それで簡単に悪人が改心するのは特撮の醍醐味かな。
<冒頭サタン・デモンがロアに「お喜びください」と言いつつ、結局クライム・バリアンが負けたことしか報告してなかった。どこを喜べっていうんだ?
 神崎が熊沢の挑戦を受けたのは、門下生を殴られて頭にきたから。プロがそれで金にもならん試合をするとは。
 誰も観客のいない試合で神崎に勝ったからと言って、「俺はチャンピオンだ」とか言う熊沢。どうやったらそれでチャンピオンって言えるの?
 走りにくい砂丘を走るアステカイザー。明らかに足を滑らせてるシーンがあった。
 熊沢を戒める鎖を外さなかったアステカイザーは「お前が本当に改心したら鎖は自ずから外れる」とか言っているが、その根拠はどこにあるんだ?>
第21話 奪われたアステカの星!

  監督:深沢清澄
  脚本:阿部桂一
 海辺で謎の外国人を助けたラーメン屋の源さんはその外国人から青く輝く宝石を受け取る。宝石屋の艦艇によると、それはアステカ文明に関わりのある石だという。それがアステカの星では無いかと推測するのだが…
 敵は
グローサル・ヒル。アズテックスーツの強化に伴い、アステカイザーの動きが鈍くなったことに目を付けたサタン・デモンにより作られたサイボーグ格闘士。右手にさすまたのような武器を装着し、額のV字の角はブーメランになる。
 もう一つのアステカの星?を巡る戦いが展開。それをもらったのがラーメン屋の源さんで、それを聞き込んだ坂田記者が記事にしたもんだから、ブラック・ミストに命を狙われる羽目に。分不相応なものを手に入れてしまうと不幸になるだけってのがよく分かる話。
 ラーメン屋の源さんには妻と息子がいる事が分かった。そしてとても家族思いだと言う事も。
<ラーメン屋に敗北してしまうサタンソルジャーを叱責するサタン・デモン。いつものことじゃないか。
 動きの鈍くなったアステカイザーを倒す為に作られたと言うグローサル・ヒルだが、どう見てもパワーファイターで、真っ正面から力押ししかしてない。意味ない気がするんだが。
 根本的な部分だが、最初に助けた外国人って誰なんだ?>
第22話 アマゾンの猛魚 パオラの毒

  監督:深沢清澄
  脚本:深沢清澄
 グローサル・ヒルとの戦いに勝利したものの、その爪に仕込まれていたパオラの毒によって高熱を発し生死の境を彷徨う。
 敵は
グローサル・ヒル
 ブラック・ミストの罠で病気に罹ってしまい、生死の境を彷徨う俊。その回復と復帰。具体的な敵では無く、病魔と闘うのがメインというのは珍しい話になってる。戦いも病み上がりとなる為、これまでで最もきつい戦いとなっている。
 本人じゃなくて関係者がぼこぼこに殴られる描写はきつい。でもこれがあるからヒーローは正体を隠さなければならない訳だな。
<今回のパオラの毒によって鷹羽俊がアステカイザーである事は分かりそうなものだ。それより、これまでの戦いでアステカイザーにマーキングをするとかの考えは無かったんだろうか?>
第23話 切り裂かれたファイティング・スーツ

  監督:東條昭平
  脚本:若槻文三
 プロレス復帰後、次々に強敵を破り、一躍スターへとのし上がるジョー神崎。そんな頃、アステックスーツを切り裂く金属を開発したサタン・デモンはジョー神崎に挑戦することでアステカイザーをおびき寄せようとする。
 敵は
ジェセル・ハンター。右手に超金属VXのドリルを付けた青色のサイボーグ格闘士。アステックスーツの一部を持ち帰った。
 プロレスラーたちを守る為に、ブラック・ミストを一網打尽にしたいと願うアステカイザー。だが速水博士に止められてしまい、歯がゆい思いをさせられるという話になる。
 ジェゼル・ハンターの攻撃でアステックスーツが引き裂かれてしまい、そのスーツの一部はサタン・デモンの手に。いよいよアステカイザーの最終的な秘密が敵に渡ってしまった。
<ブラック・ミストの本拠地を攻めたいというアステカイザーを「まだ時期では無い」と止める速水博士。いつその時期が来るかどうかヒントでも出せば良いのに。
 サタン・デモンの挑戦を当然のように受ける神崎。金にならないことをやるのはプロとは言わない。
 いつもはサイボーグ格闘士が倒れても平気な顔してるサタン・デモンだが、今回は律儀に一緒に爆発までしてる。次の瞬間ピンピンした姿でアジトに戻ってる訳だが。実にタフだ。>
第24話 零下700度の恐怖

  監督:東條昭平
  脚本:阿部桂一
 アステックスーツの一部を手に入れたサタン・デモンは早速ジェセル・ハンターにその機能を取り入れようとする。そのため樹脂関係の高名な科学者で速水教授の後輩津村をスカウトして研究に当たらせた。一方、ブラック・ミストが何をしてくるか分からないまま、トレーニングを続ける俊だが…
 敵は
ジェセル・ハンター。右手のドリルに零下700度の超低温の雪のようなものを出せるようにした。
 最終回も近くなり、とうとうアステックスーツの弱点が明らかになる。その弱点は氷点下700度の超低温だそうだ。スーツ自体よりも、絶対零度以下の温度を作る方が難しいと思うんだが。そもそもスーツどころかあらゆるものが破壊されるぞ。
 それで凍らされてしまったアステカイザーだが、駆けつけた速水博士によって救われる。
<五郎と太助がマッハビート号のおもちゃで遊んでるシーンがある。やっぱりこれ宣伝の一環だろうか?
 前回で俊の太股には大穴が開いてるはずだが、見た感じ無傷のようだ。
 記憶を取り戻す為に催眠術を使う速水博士。この人なんでも出来るよな。
 零下700度で凍らされたアステカイザーを熱線で復活させた。フリーズドライみたいだが、よく命残ってたよな。
 アステカイザーが崖から落とされた時は頭から真っ逆さまだったはずだが、熱線で復帰した途端、足から着地していた。反射神経なの?>
第25話 サタン・デモンの逆襲

  監督:深沢清澄
  脚本:阿部桂一
 辛くもジェセル・ハンターに勝利することは出来たものの、そこに速水博士が居合わせたことから、サタン・デモンは速水博士こそがアステカイザーの関係者であると睨む。身辺に危険を覚える速水は家族を避難させることにするが…
 敵は
ギャリソン・スネーク。サタン・デモンに与えられた最後のサイボーグ格闘士。右手が巨大なトマホークになっている。
 ラス前。サタン・デモンによる最後のサイボーグ格闘士が投入される。その際、速水博士の家は徹底的に荒らされてしまった。
 そして拉致された速水博士を救う為にアステカイザーが最後のサイボーグ格闘士を倒した。
 最後にルアーによって処刑が命じられたサタン・デモンは、アステカイザーに関わる人間全員を皆殺しにすると宣言する。
<霊能術が使えるはずのサタン・デモンだが速水博士に対しては普通に尋問してる。前回のように催眠術にかければ一発なのに。
 ギャリソン・スネークは首を斬られても平気だったが、一応これサイボーグなんだよね?>
第26話 鷹よ! 栄光のリングへはばたけ

  監督:深沢清澄
  脚本:若槻文三
 ブラック・ミストから抜け出したサタン・デモンは、恨み重なるアステカイザーを殺す為、速水博士の家族を襲う。人質を取られたアステカイザーは罠の待つブラック・ミストの基地へと向かう。
 敵はサタン・デモン。サタン一族の末裔で、呪いによって天変地異を引き起こし、呪いの剣と盾を手にアステカイザーを襲う。
 最終回。アステカイザーとルアーの決戦となるが、ルアーは最後まで映像で、そこにあった短剣を引き抜いたら基地ごと崩壊してしまった。
 そしてその後でサタン・デモンとの決戦となる。たいしたことないと思ってたんだが、意外にサタン・デモンは強かった。
 そして復讐を終えた俊はファイティングスーツを脱ぎ、おおっぴらにプロレスラーとしてデビューを飾って終了。
<ブラック・ミストを裏切ったサタン・デモンだが、サタンソルジャーはちゃんとサタン・デモンのところに付いてきてる。ひょっとして私兵だったの?
 速水博士は「サタン・デモンを倒せるのはアステカイザーだけなのだ」と言っていたが、ファイティングスーツを量産すれば済むという話の気もする。
 サタン・デモンが本気で祈ると天変地異が起こる。なんでもサタン一族の末裔だそうだが、なんでこれほど力持ってる者がルアーの下に付いていたんだ?
 ファイティングスーツの秘密を解き明かしたはずなのだが、サタン・デモンはそれに関してはなんの対処もしてなかった。今までやってきたことってなんだったんだろう?
 前に俊はカイザースペシャルなる必殺技の特訓をしていたはずだが、結局出さずじまい。>
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