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THE X‐FILES STORIES〈1〉 THE X‐FILES STORIES〈2〉 X‐ファイル―移植 X‐ファイル―未来と闘え ムック 海外ドラマFILES 1 Xファイル5公式ガイドブック―抵抗するか仕えるか _(書籍) |
2008 | X-ファイル:真実を求めて 監督・脚本 | |
2007 | ||
2006 | ||
2005 | ||
2004 | ||
2003 | メイヤー・オブ・サンセット・ストリップ 製作総指揮 | |
2002 | ||
2001 | ローン・ガンメン<TV> 製作総指揮・企画 | |
X-ファイル(9th)<TV> 監督・製作総指揮・企画・脚本 | ||
2000 | X-ファイル(8th)<TV> 監督・製作総指揮・企画・脚本 | |
1999 | X-ファイル 第六の絶滅 監督 | |
ハーシュ・レルム<TV> 製作総指揮・脚本 | ||
X-ファイル(7th)<TV> 監督・製作総指揮・企画・脚本 | ||
1998 | X-ファイル ザ・ムービー 製作・脚本 | |
X-ファイル(6th)<TV> 監督・製作総指揮・企画・脚本 | ||
ミレニアム(3rd)<TV> 製作総指揮・脚本 | ||
1997 | X-ファイル(5th)<TV> 監督・製作総指揮・企画・脚本 | |
ミレニアム(2nd)<TV> 製作総指揮・脚本 | ||
1996 | X-ファイル(4th)<TV> 製作総指揮・企画・脚本 | |
ミレニアム(1st)<TV> 製作総指揮・脚本 | ||
1995 | X-ファイル(3rd)<TV> 監督・製作総指揮・企画・脚本 | |
1994 | X-ファイル(2nd)<TV> 監督・製作総指揮・企画・脚本 | |
1993 | X-ファイル(1st)<TV> 製作総指揮・企画・脚本 | |
1992 | ||
1991 | ||
1990 | ||
1989 | ||
1988 | ||
1987 | ||
1986 | ||
1985 | ||
1984 | ||
1983 | ||
1982 | ||
1981 | ||
1980 | ||
1979 | ||
1978 | ||
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1976 | ||
1975 | ||
1974 | ||
1973 | ||
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1970 | ||
1969 | ||
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1959 | ||
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1957 | ||
1956 | 10'13 カリフォルニア州ベルフラワーで誕生 |
タイトル | |||||||||||||||||||||||
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X−ファイル:真実を求めて 2008 | |||||||||||||||||||||||
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FBIの女性捜査官が謎の失踪を遂げた。その直後、透視能力を使えるという元神父のジョー(コノリー)が現われ、捜査協力を申し出てきた。彼の言うとおりの場所で、犯人のものと思われる片腕が発見され、FBIは、かつて超常現象の絡む事件を多く担当していたスカリー(アンダーソン)とモルダー(ドゥカヴニー)に協力を要請する。だが二人ともFBIからは外れており、スカリーはキリスト教系病院に勤め、モルダーは隠遁生活を送っていた。久々に現場復帰した二人が見たものは… 1993年から9期にわたってTV放映された大ヒットシリーズ『X−ファイル』。魅力的なキャラクタと突飛もない事件の展開に、一時期は日本でも大ヒット。それを受けてかつて一度シリーズの絶好調時に映画化されたこともあるが、それが放映終了後7年の時を経て劇場で復活。それなりにファンであった私としてはこのニュースは嬉しくもあり、是非劇場で。という思いで拝見となった。 TVシリーズのラストシーンはかなり意味深なメッセージとなっており、以降の地球そのものに対する脅威を暗示させられるものとなっていた。それでその続編と言うことで、その解答が与えられるかもしれない。と言うのが当初の期待だったが、その期待は大きく裏切られることになった。しかも悪い意味で。 本作は時間軸こそTVシリーズの未来の話になっているものの、実質的には原点回帰を図った作品なのだろう。超常現象と言っても、科学的な研究が主で、科学の行き着いたところに、信じることの大切さを語ろう。という姿勢に貫かれた作品になっている。 その姿勢は分からないでもない。それでそれが良かったか?というと全く駄目。仮にこれが人気絶頂時のTVシリーズの一話であればまだ問題なかったが、これに金を払ったかと思うと悲しくなるような出来になってしまった。なまじ期待が高かったのも悪かった。物語そのものがグダグダで、間も悪い。80年代の初頭に作られたB級SF作品レベルの物語を今頃やられても、こちらとしては戸惑う以外に何も出来ない。しかも凄く退屈。強いて言えば、TVシリーズ本編を観てないと分からない小ネタが台詞の端々に出てくるのを楽しむ以外に魅力が無い。そもそもがTV版のあのラストとのつながりが全く無し。 それに根本的な問題としてキャラが悪い。ドゥカヴニーもアンダーソンも、これじゃただ歳を食っただけという印象しか無し。もっと装う気持ちとか、気合いとか無かったのかな?二人とも登場からラストまで疲れをにじませていた感じで、痛々しさしか感じられなかった。折角の現場復帰なのだから、歳を食っても颯爽とした二人を観たかったな。結局役者として見るべきはスキナー役のピレッジくらい。この人は本物の役者だな。 思い入れのある人は裏切られ、思い入れがない人には単に単調でしかない作品なので、劇場で観る価値はほぼなし。テレビ放映されたときにでも観れば充分。 |