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レスリー・H・マーティンソン
Leslie H. Martinson

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1966 バットマン 監督
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カウボーイGメン
<A> <楽> 監督
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1916
1915 1'16 マサチューセッツ州ボストンで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

バットマン 1966
<A> <楽>
ロレンツォ・センプル・Jr(脚)
アダム・ウェスト
バート・ウォード
バージェス・メレディス
シーザー・ロメロ
リー・メリウェザー
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
バットマン <A> <楽>
 かつてゴッサム・シティを恐怖に陥れた悪の天才たち、ペンギン、キャットウーマン、ジョーカー、ナゾラーが連合軍を組んだ。世界征服をたくらむ彼らの野望を阻止すべく、立ち上がったバットマンとロビンは新兵器を駆使し、彼らと戦う!
 いやあ、笑った笑った。バットマンというと、どうしてもティム・バートン版を思い浮かべてしまうが、オリジナルはもっと馬鹿げていて、こんなに楽しい作品だったんだね。
 見所満載、突っ込み放題、笑えるシーンの連続は、単純なヒーロー作品とは一線を画した、ある意味素晴らしい出来だと言える。もう笑った笑った。
 あんまり楽しかったもので、一つ一つのツボを挙げてみたい。
 まず最初の出撃でバットコプターからバットマンが降りてくる所でサメに食いつかれるシーン。サメが全く動いてないと言うのは兎も角、
バットコプターの中に「サメ撃退スプレー」が常備されているというのが凄い。備えあれば憂いなしとは言うが、こんなどうしようもない備えをしてるのが愛すべきだね。
 あっさり誘拐されてしまうウェイン(実はバットマン)。ヒーローが誘拐されてしまうと言うのは結構あるけど、その過程が簡単にキャット・ウーマンの色気に参ってしまって。しかもそれを監視するはずのロビンとアルフレッドがそんなブルースの姿を観るのを嫌がって、と言うのも
かなり間抜け
 悪人の巣窟。一応この基地はペンギンの持ち物の潜水艦で、そこに四人の悪人が集まっているのだが、手下は
常に3人しか出てこない。(一応あっという間に消えてしまうやられ役で他にも5人出てくるけど)首領の方が多い悪の組織って、何か貧乏くさいな。(大体提督を誘拐したは良いけど、その給仕を人任せにせず、ジョーカー本人が行ってるってのも良い)
 爆弾を持ってうろうろするバットマン。これがこの作品の白眉ではないか?いつ破裂するか分からない爆弾を抱え、放り投げようとすると必ずそこには人がいる。ただ、
そこに出てくる人間はかなり少なく、しかも爆弾がそこにあると言う事実を全く無視して平然と歩き回ってる。それに対してあたふたし続けるバットマンの姿が実に微笑ましい。
 ペンギンの開発した超兵器。人の水分を取り去り、粉末状にして持ち運ぶと言う恐ろしい兵器だ。フリーズ・ドライ人間というのはなかなか楽しい設定なんだけど、その粉末を全て試験管に詰めるキャット・ウーマンに対し、ペンギンが「こぼすなよ」と注意しながら、どう見ても
ボロボロこぼれてる。こんな状態で再生したら一体どうなる?
 バットコプターがミサイルに当たってしまい、不時着の後、国連本部まで走るバットマンとロビン。何とヘリコプターが逆さまになると言うあり得ない描写は構わないんだけど、
ゴッサム・シティって、実はニュー・ヨークであったという衝撃の事実がここで明らかにされている。
 潜水艦上で戦うバットマンたち。
“CRAAAK”とか“BOON”とかの演出はやっぱりバットマン。やっぱりこれがないとね。それはそうと、水の中に引きずり込まれるロビンとかが結構哀れだぞ
 ラスト、国連安保理委員を助け出したはいいけど、ミスを犯してしまって逃げるバットマンとロビン。これよ。このコソコソ感があってこそのバットマンよ。
 格好良いだけのヒーローは数多くあれど、映画でこれだけ笑いを取れるヒーローは、バットマンをおいて他にない!
絶対肯定。真面目に作って馬鹿としか思えない作品は嫌だが、狙って馬鹿をやってる作品は大好きだ。

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