03'11'14 |
ウルトラQ
1966年にテレビ・シリーズとして公開された『ウルトラQ』。そのエピソードの内の三つを現代になって漫画化したもの。「ペギラが来た!」、「2020年の挑戦」、「地底特急西へ」の三話を収録する。
これは又。色々な意味で思い入れがある作品になった。
著者は「チョコレート・パニック」の時からのファンで、その後「雷火」を経て、今は無き「コンバット・コミック」という雑誌で押井守とタッグを組んで「犬狼伝説」を漫画化。本当にこれ、偶然に第一話の連載を見て、「私の選択は間違いがなかった」と感慨深く思った(なにをどう「間違う」のか、自分でも訳分からないけど、その時本当にそう思ったんだもん)ものだ…それで不定期巻の「コンバット・コミック」を心待ちにし、どうせコミック化される訳無いと思って全部購入(実際はちゃんとコミック化した)。繰り返し読んだお陰で兵器好きになってしまった…う〜む(笑)
更に言えば、この『ウルトラQ』は勿論私にとってリアルタイムではないが、偶然最近近くのレンタルビデオショップに置いてあるのを発見し、現在借りて観ている最中。特に本作に収録されている「ペギラが来た!」と「地底特急西へ」は観たばっかり。偶然なんだけど笑ってしまった。
特に「地底特急西へ」の人工生命体M1号のラストの台詞「ワタシハカモメ」(言葉の意味は不明なんだが)がちゃんと収録されてるのが笑える。
後に情報あり(水那岐さんより)。
「ワタシハカモメ」というのは世界初の女性飛行士テレシコワが地球を周回しながらソ連基地に送った言葉なのだそうだ。書いてみるもんだね。 |
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