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映画 |
| 26'01'09 |
新九郎、奔る7
初恋に敗れ傷心の新九郎だが、京の都で弟がはしかに罹ってしまったと報を受け、慌てて京へと向かうことになった。京は思っていた以上に荒れ果てており、それに愕然としつつ、和平の糸口を探るために宿敵とも言える山名家へ向かう。
地所の揉め事もまだまだ終わってないが、それ以上に承久の乱で京都は荒れ果て、更に流行病でボロボロ状態。これが2021年に書かれたものと言うことは、まさしくコロナを経て描かれたものだと思うと感慨もひとしお。 |
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| 26'01'07 |
転生したらスライムだった件18
ルドラと分離し、世界を滅ぼす天使の本性を表したミカエルは、天使の権能を持つものを次々に自分の支配下に置き、強力な軍団を繰り出してくる。最初に狙われたのは天使の権能を持つレオンだったが、事前にそれを知っていた魔王軍は待ち伏せして迎え撃つ。
どうやら最終章に入ったようで、天使と魔王の総力戦の様相を呈している。天使の名前を持つ権能は実はミカエルによって支配されてしまうということが分かったが、リムルの持つラファエルは自己進化によって天使の権能を越えてしまったので支配に置かれなかったというオチだった。 |
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| 26'01'02 |
ドカ食いダイスキ!もちづきさん3
相も変わらずドカ食いをばく進するもちづきさん。それでも一応体重や食費のことを気にしつつ生活はしているのだが、すぐに欲望に負けてしまう顛末を描く。
流石にだいぶ話題になることは少なくなったが、相変わらず死とすれすれのドカ食いが続いている。今巻はもちづきさんだけでなく会社の同僚などもそれぞれに不健康な食生活をしてることが分かったりと、なかなかに盛りだくさん。 |
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| 25'12'31 |
黒部の太陽
戦後の電力不足を補うため難所である黒部渓谷の奥地に第4ダムを作るために多くの建設業者が参入した。過酷でトラブル続きのこの工事に挑んだ姿をドキュメンタリータッチで描く。
映画の方は観ていたので、概ねそう言う話になるかと思ったら、全く異なる話だった。どっちかというとプロジェクトX味。いくつものエピソードがあって、その内の一つをだいぶ肉付けしたのが映画版ということ。石原裕次郎をどこに入れるかを考えた結果ああなったのだろうな。 |
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| 25'12'26 |
アオイホノオ30
「炎の転校生」の連載も好評のうちに続けているホノオのもとに、年末進行のスケジュールと、謝恩会のお誘いが来る。蒼々たる漫画家の集う謝恩会に出席し、すっかり舞い上がってしまったホノオは…
この話ではついに高橋留美子が登場するが、そこで失態を起こしてしまったというのがネタ。自身を痛々しく描くのがそろそろ限界になって来て、無理矢理ネタを引っ張り出してる感がある。
あと、「炎の転校生」の書き直しがあったりもするが、タッチが全く違ってる。小ネタで「仮面ライダーZX」があったが、昔は村枝賢一と一緒にサンデーに描いてたこともあったかな? |
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| 25'12'22 |
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン11 フィフス・スクワッド・ジャム 上
某作家主催の5回目のSJが開催されることになった。今回もLPFMとして出場することになったが、今回のルールは複雑で、他チームとの共闘なしではクリアできない内容になっていた。しかもレンを殺したプレイヤーには多額の賞金が与えられるという特別ルールがあった。
5回目になるのだが、まだそんなもんだったか?毎回手を替え品を替え色々考えるもんだ。今回はチームメンバーがバラバラの場所から始まるというところから、更にレンを狙うキャラが多数いる中で生き残らねばならないという特別ルール。 |
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| 25'12'18 |
BEASTARS10
レゴシは食殺事件を起こしたヒグマのリズとの決闘が近づいていた。お互いにピリピリしながら、同じ演劇部の仕事を続ける二人は、時に一触即発状態を保っていた。決闘を前にどうしてもルイ先輩に会いたいレゴシだったが…
見事な思春期の物語。レゴシのしてることは全部あがきであり、全く正しくない。だけど、それを検証していくことこそ成長につながっていく。動物をベースにしてここまでしっかり思春期と向き合うとは、見事な作品だ。 |
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| 25'12'14 |
侍女の物語
近未来。極端に出生率の減ったアメリカでは、犯罪歴のある女性を“侍女”という子を産むだけの存在にして権力者の子を産ませるシステムを作り上げた。その侍女になってしまった“わたし”は、そんな生活の中、自分を失わずに脱出の機会を窺うのだが…
女性の人権が失われてしまうディストピアを描いた作品で、形式上はSFながら、アメリカ文学を語る上で重要な一作。 |
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| 25'12'10 |
令和のダラさん3
記憶を取り戻したダラさんは自分の過去を振り返る。一方日向と薫は相変わらずダラさんのところに入り浸りで遊びの予定に余念がなかった。それに閉口しつつも微笑ましく付き合っていく。
一話ごとに日常パートと思い出パートに分かれ、過去の思い出が現在の出来事に少し関わっていくという話が続く。悪霊に対しての人間側の態度が極端なので、そちらがコミカル。姉弟の母親がダラさんを教委と感じているのに、姉弟が遊び相手としか思ってないのが良い対比になってる。 |
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| 25'12'06 |
蜘蛛ですが、なにか?13
“私”が魔王のために仕方なく勇者ユリウスを殺してから時が経った。魔王と共には宿敵ポティマスを殺すための準備を続けてきたが、一方でこの世界を救うために“私”はシステムへの介入を試みていた。その中で新たなる勇者の誕生を知る。その勇者は“私”の知る転生者、山田俊輔だった。
5巻までのシュンの物語を魔王サイドから見た話で、魔王側もこの星を守るためのきちんと理由があることが分かる。ここまで引っ張ったところがすごい。 |
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| 25'12'02 |
パタリロ!56
マリネラのタマネギ部隊の武装特化部隊の中で反乱のようなものが起こり始めていた。調査したところ、武術指導者に問題があるらしいことが分かる。そこで武者修行から帰ってきた最強のタマネギと戦わせる事にするのだが…
いくつかの話はあって、他はいつも通りなのだが、武闘タマネギの話は色々後を引いていて、二転三転。結局ライバルを愛してしまった男の悲恋が後々尾を引く愛憎劇だった。マライヒまで巻き込む凝った内容で、改めて本作が少女漫画誌に掲載されている意味を考えてしまう。 |
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| 25'11'28 |
AX
コードネーム“兜”という殺し屋は、表の顔として三宅という名前で文具メーカーに勤めていた。家では常に妻の顔色を窺う恐妻家で、二つの仕事をバランス取ってうまくこなしていた。しかしそろそろ家族のために殺し屋の方を辞めなければならないと思うようになる。
「グラスホッパー」「マリアビートル」に続く殺し屋シリーズの3作目。前2作がどちらも虫の名前をつけられていたが、三作目の本作は直接ではなく斧だからカマキリだろう。群像劇を辞めたために前二作とは雰囲気がだいぶ異なる。殺し屋がかなり戯画化されて描写されるが、それはこれまでと同じか。 |
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| 25'11'26 |
デキる猫は今日も憂鬱12
実家のクラス会に出席することになった幸来だが、クラスメイトはおろか先生の顔まで全く覚えていないことに愕然としてしまう。だが恩師の言葉に、今が本当に充実していることに気づかされる。一方、風邪を引いて寝込んでしまった理央を見舞うゆりは、偶然諭吉と遭遇してしまう。
幼少時に自分が何者か分からないまま過ごした人間の描写が自分を見てるようで結構身に沁みた。あとは安定したいつも通りの話だが、仁科の物語も少しずつ進行中。 |
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| 25'11'20 |
薬屋のひとりごと3
形式上玉葉妃と壬氏の双方に仕えることになった猫々は後宮での仕事をしながら壬氏の指示で城内外のいくつかの仕事も兼ねることになった。その中で恐るべき陰謀の一端を偶然に知ることになってしまうのだが…
これまで立場が謎だった壬氏の立場がはっきりと分かった話となった。ただ肝心な猫々がそれに気づいてないという無理目な話になっているため、話自体は面白くても色々モヤモヤする。 |
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| 25'11'16 |
挑戦者たち
いくつものアルバイト生活を送ってきた著者が過去の自分のアルバイトのことを思い起こし、そこから連想される蘊蓄を語るエッセイ漫画。
まともに著者の漫画読んだのは40年ぶりくらいになるが、大変面白かった。経験を単なる経験で終わらさず、そこで色々と調べていくのが著者流なのだろう。それにやはり過去の時代の蘊蓄話が読んでいて面白い。 |
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| 25'11'12 |
ズッコケ中年三人組 age47
町内会からの頼みで市議会議員に立候補することになったハチベエ。同級生の妻洋子が妊娠し、高齢出産を前にあたふたするハカセ。娘が拾ってきた猫の面倒を看ることになったモーちゃん。三者それぞれが転機を迎えた三人組を描く。
久々の読書再開。今巻は冒険的要素は一切なく中年の男達のありがちな転機を描いた話となった。これからの話は今回の設定を引きずっていくことになる。 |
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| 25'11'08 |
へうげもの7
秀吉は千利休に切腹を命じたが、その際古田織部に介錯を命じる。師匠を看取らねばならなくなってしまった織部は、苦悩の末にそれを受け入れる。それから時が経ち、織部は茶の第一人者へと万人に認められるようになっていく。
苦難に苦難を重ねてついに茶人としての最も高みにまで登ったが、織部にとっては利休に託された茶の湯の大成を目指すことになった。歴史の中で茶道はどのように進化していくのやら。 |
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| 25'11'06 |
転生したらスライムだった件17
帝国との和解によって東西大陸は平和を取り戻した。その中での何人かのキャラの活躍を描く短編集。リムルのために働く商人のミョルマイル、次元を超えてルドラの欠片を探すヴェルグリンド、帝国機甲部隊の長で今や帝国再建の要として働くカリギュオ、ギィに仕える原書の悪魔の青レイン、テンペストの開発主任のベスター、それぞれの彼らの現在を描く。
いい加減キャラが増えすぎたお陰で、「これ誰?」なキャラもいるが、キャラの掘り下げだけでなく、見えてない歴史の一部が見えてくるので、こう言う短編集は結構重要。軽く読めるし楽しい。 |
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| 25'11'02 |
僕のヒーローアカデミア17
地下に囚われ、これからのヒーロー社会に大きな変革をもたらしかねない少女壊理を助け出すためヒーロー達が総力戦で挑むが、防衛は高く、最初に地下にたどり着いたのはエミリオン一人だけだった。壊理を連れ去ろうとするアンチヒーロー治崎から守ろうと、たった一人で戦いを挑む。
出久の先輩エミリオンの大活躍。エリートヒーローと思われたミリオがどれだけのコンプレックスを溜め込んでいたのか、そして何故ヒーローとして生きる事を選んだのかなど、かなりボリュームが高い作品。一人一人のヒーローはそれぞれに葛藤もある。特に強い個性はそれだけ責任も担わされる。 |
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| 25'10'29 |
ヒルビリー・エレジー
叩き上げの弁護士を自認する著者が自らの出自であるオハイオ州のラストベルトでの辛い少年時代を回想しつつ、ヒルビリー(田舎者)特有の個性と、彼らをどう救わねばならないかを考察した自伝。
現アメリカの副大統領が10年ほど前に書いた自伝。おそらくこれ書いてる時点で既に政治家への転身を考えており、支持者に自分を知ってもらおうとして書いた作品なのだろうと思う。ただ政治家のくせに文才がありすぎるのが妙で、相当優秀なゴーストライターの存在を感じさせてしまうのだが。 |
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| 25'10'23 |
紅殻のパンドラ5
セナンクル島の地下にいるブエルを回収しようと米帝部隊が解析を開始し、徐々に防壁が破られていた。ブエルを守る使命を帯びていたクラリオンはネネを置いて地下へと潜り、米帝部隊と交戦を始めた。
アップルシード2巻を思わせる地下での戦いが展開してクライマックス感が強いのだが、まだまだ話は序盤。実際ブエルは何なのか不明だし、ネネがどうそれに関わっていくのかも分からない。先が読めない謎だらけの作品。 |
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| 25'10'21 |
とんでもスキルで異世界放浪メシ4 バーベキュー×神々の祝福
ダンジョン都市ドランで難攻不落のダンジョンに挑むことになった“俺”ムコーダ一行。三体の従魔が強すぎてただ見ているだけの“俺”だが、そこで皆の求めに応じて食事を出し、倒した魔物からお宝を得ていく。
やっていることはこれまでと全く同じでそれがダンジョンになっただけ。メリハリはないけど、安定して食べ物の話なので、それはそれでよし。そもそもこれに話の意外性を求めるものではない。 |
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| 25'10'17 |
うちの会社の小さい先輩の話11
ギクシャクしていた二人の関係も少しずつ日常を取り戻し、日中は同僚として、仕事帰りは恋人としてのバランスを掴んでいく篠崎と先輩の二人。そんな時、会社の運動大会が開かれると聞いた二人は、どちらもトラブルメーカーのお互いの姉妹が鉢合わせしたときに何が起こるか分からず、どちらかを運動大会に来させないように画策するのだが…
付き合った後もやっぱり甘々な話で、我ながらよく読み続けているものだとは思うのだが、好みとは真逆のはずなのに何故かそれが楽しいのも事実。 |
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| 25'10'15 |
再会
元小学校の同級生で今や警察の上司となった斎木から突然小学校のクラス会をすると言われた万年平刑事の梢田は、渋々クラス会に出席することにする。ただ、いつになく強引な斎木の態度に不信を覚えるのだが…
小学校の時のガキ大将と勉強家が大人になって立場が逆転してしまい、結局手のひらで転がされてしまうと言う話。オチが微妙でもやっとする話でもある。 |
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| 25'10'11 |
アポカリプスホテルぷすぷす
2025年に放映された「アポカリプスホテル」のキャラクターデザインを担当した著者が、放映中にネットなどで公開していた設定資料を含めたエッセイ風漫画。
著者の漫画を初めて読んだのはもう40年も前の話。それから今も尚同じタッチで漫画を描いているのを眺めていると、とても感慨深い。内容も結構懐かしいネタにあふれ、SFがセンス・オブ・ワンダーと呼ばれている時代に思いを馳せた。まさかこの時代にアニメ版の「黄金バット」とか「エイトマン」で盛り上がってる人がいたとは。 |
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| 25'10'07 |
後席の男
もはやデッキアップでレイバーを立たせること以外の仕事がなくなってしまった警視庁特車二課のパトレイバー。何もしない搭乗者である“俺”は指揮者の兼子が大嫌いで、職務以外口も聞かない仲だった。そんな二人に、いつものようにデッキアップの仕事がくるのだが、そこで所轄とバッティングを起こしてしまう。
「番狂わせ」から更に時間が経過し、ますます役立たず扱いされるようになった特車二課の話。テーマであるバディものに沿って、仕事と個人的な好き嫌いを秤に掛けるような話になってる。 |
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| 25'10'02 |
新九郎、奔る6
新九郎は荏原での生活も馴れてきたが、同時にこれまでの自分の行動がどれだけ危うかったのかも身に沁みて感じさせられる。その中でいかにバランスを取って領地経営をしつつ、自らの意思を通すべきかを考えていく。
新九郎の童貞喪失というトピックを挟みながら、領主としての大切な務め、つまり人間関係の継続を描いていく話。いかにも日本的な配慮の必要性と、命の軽さを感じさせるなかなかの考察。こう言う人間関係が嫌いで田舎を出たことを思い出すが、そこを自分の土地と考え頑張る姿はちと羨ましい。 |
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