03'09'24 |
風にころがる映画もあった
著者が20代の頃、突然「自分で映画を作らねばならないのだ」と一念発起し、映画作りの道へと邁進していく。8mmで作り始めた映画も16mmの本式なものとなり、常に新しい映画を求め、馬鹿をやりつつも突き進む著者の青年時代を描いたエッセイ集。
私も大学の頃映研にいて、8mm撮影なんかしていたもんだが、それでも一本の映画を作るのに相当な出費を強いられた事を思い出す。16mmなんて言ったら数倍の値段かかる。それを一人でやってるのだから相当に凄い。一つのことにこれだけ打ち込み、前だけ見て突き進んでいく生き方というものもあるんだな。笑いながら考えさせられた…ちょっと羨ましくなった。 |
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