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高屋良樹

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03'02'23 強殖装甲ガイバー20
 ガイバーT、ガイバーV共々、クロノスの精鋭、ゾアロードと戦いを続ける。ゾアロードのカブラール・ハーンに操られるアプトムを何とか救おうと、絶望的な戦いを強いられるガイバーT、3人のゾアロードを前に徐々に戦力を剥ぎ取られていくガイバーV。彼らの戦いの行く末は…

 本作は今は無き「少年キャプテン」の創刊時から連載されていた作品で(当時筆写は高校生。創刊から廃刊まで欠かさず読んでいた)、時折休止を挟みつつも、「キャプテン」の廃刊まで続き、その後「少年エース」に連載を移し、未だに続いている作品。日本の漫画で一番最初にハリウッドで映画化された作品でもある。極端な遅筆な著者は本当にこれ一本しか描いてない。時間にして20年近くも、たった一本の漫画を書き続けるという著者の姿勢には頭が下がる(実は著者はもう一つのペンネームを持っているけど、本作開始以降にはそちら名義ではもう描いてない…その2冊、私は持っていたんだが…全く自慢出来る事じゃない)。
 現在一年に一冊くらいの割でゆっくりゆっくり描いてるけど、兎に角話が進まない。一体終わるまでに後何巻必要なのか、そして一体後何年かかるのだか…毒を食らわば皿まで。最後までつきあわさせて頂こう。
<A> <楽>
03'12'24 強殖装甲ガイバー21
 獣神将カブラールにより操られるアプトムをなんとか正気に戻そうとするガイバーI=晶だったが、状況は圧倒的不利であり、ついに殖装を解かされてしまう。一方、3人の獣神将に囲まれたギガンティック・ダーク=顎人は、その不利にもかかわらず、ついに獣神将の一人エンツイ(漢字なのだが、表記できず)を屠った。彼らの行く末は…

 テンションの高さは相変わらずだが、動いているようで全然動かないと言うのも確かな話。前巻ラストから本巻ラストに至るまで、ほんの僅かしか時間的には動いてない。それで又一年待たされるのか?ちょっと効率悪いよなあ。
<A> <楽>
04'07'03 強殖装甲ガイバー22
 アリゾナと東京で同時に行われるガイバーによるクロノス基地襲撃。東京ではギガンティックが使えず、しかも十二神将のカブラール操るアプトムの身体に窮地に陥っていた晶と速見だったが、晶はそこに勝機を見いだしつつあった。一方アリゾナで一人の十二神将を倒したギガンティック・ダークだが、彼の前に信じられない光景が展開していた。十二神将の一人、ワフェルダノスの隠された力とは…

 あまりに緻密な絵のため、年に一冊程度の割でしか刊行されない本作だが、それでも随分巻数が進んだものだ(実際20年かかってるし)。しかし、一体この決着はどうなるんだろう?ギュオーだって生き残ってるんだし。これからどう話を持って行くやら。のんびり待たせてもらおう。
<A> <楽>
06'02'02 強殖装甲ガイバー23
 カブラールに操られるアプトムを救うため、なんとかその細胞を手に入れようとするガイバーIと速水。だがそれを察知したカブラールの執拗な妨害に遭い、アプトムの技に苦しめられる一方だった。更に速水が人質に取られてしまうのだが、その時、速水は…

 アニメが始まってようやく新しい巻が発売された。やはりアニメの影響が大きいのか、結構売れているみたい。
 本作は副題が「受け継がれる魂」となっており、速水の決断とアプトムの完全復活が描かれる。盛り上げ方は充分とは言え、展開はやっぱりゆっくり。ギガンティックが晶の元に来たのは良いけど、そうなるとガイバーIIIはどうなるのかとかは次巻の持ち越し。ところで復活したギュオーの話はどうなったんだろう?
<A> <楽>
06'10'19 強殖装甲ガイバー24
 速水の死を経てついにギガンティックを再び殖装する精神力を得たガイバー1=晶。その晶とアプトムの前についに姿を現したカブラールの真の姿は、なんと身の丈100メートルを超える巨大な怪物だった。一方、三人のゾアロードを前に勝利目前だったガイバー3=巻島は突然ギガンティックを剥ぎ取られてしまう…二つの戦いの行方は…

 話としてはなるほど王道を突っ走る展開であり、なかなか盛り上げ方も良いが、相変わらず展開はのんびり。一体いつになったらこの物語は終わるんだろう?むしろそっちの方が心配だよ。多分最後までつきあうだろうけどね。
<A> <楽>
08'03'18 強殖装甲ガイバー25
 都下のゾアノイドを吸収し、ビルをまたぎ超えるほどの巨体の怪物“巨獣神”へと変化したカブラ-ル。その力によってあっけなく潰されたかに見えたガイバー・ギガンティックだが、なんとギガンティックまで巨大化。巨体同士の戦いが始まる。

 かなり長引いた新宿決戦編がようやく終わった。結果として晶はギガンティックを完全に自分のものにして巨大化まで果たし、速水の命を吸収したアプトムもパワーアップ。話も生きていたギュオーの姿と謎のゾアノイドらしい姿が確認。どういう伏線になっていくやら。
 ところで先日トライガン・マキシマムが終わったが、あれは少年キャプテンの終わるちょっと前に連載開始。これはキャプテンの創刊と同時に連載が始まっている…もう20年以上も書き続けてるんだなあ。
<A> <楽>
10'02'26 強殖装甲ガイバー26
 ガイバーIによりカブラールが、IIIによりエンツィとワフェルダノスが倒されてしまい、クロノス十二神将も大きく欠けが生じてしまった。そしてクロノスが弱体化した時を狙うかのように二つの大きな事件が起きる。一つは、かつて研究していたガイバーIIのコピーが盗まれてしまったこと。そしてゾアロードさえも凌ぐ力を持った何者かがゾアロードを次々と倒していること…

 前巻で話は一旦収束し、これから新展開に入る。それでとりあえずは完全にクロノスの側で話が展開中。世界を支配している組織が少しずつ綻びを見せ、危機に陥っていく様子が描かれていく。それにしても女性型ガイバーか…最初の15禁OVAで出てたような?
 それにしても考えてみたらこれも連載開始から四半世紀か。よく続いてるよ。
<A> <楽>
10'05'09 強殖装甲ガイバー27
 謎の人物アポルオンの出現とガイバーIIFの攻撃に、クロノス側の残った十二神将はそれぞれに対応を迫られる。その中で反主流派であるジャービルとクルメグニクの二人が繰り出した特殊なゾアノイドとは…

 今のところ、アポルオンとガイバーIIFを中心としていくつかの場所で物語は動いている。その中で面白かったのが、かつてガイバー達の敵であったリヒャルト・ギュオーが復帰したということ。生きているのは分かってたけど、他の神将の手先になってたとは。
 ところでいくつかの物語が並行しているが、肝心の主人公だけが現時点では蚊帳の外。
<A> <楽>
11'09'20 強殖装甲ガイバー28
 クロノスを裏切りガイバーユニットを盗み出したヴァルキュリアの前に現れたのは、死んだはずのリヒャルト・ギュオーだった。そして手を組む二人。一方、潜伏中の晶の前に姿を現した顎人は、複製したギガンティックを装着して晶に命がけの勝負を挑んでくる。かつての仲間顎人の真意を測りかねながら、勝負を受けるしかない晶…

 随分間が空いてしまったので、状況が今ひとつわかりにくいのだが、前巻で思い切り広げた風呂敷を、少しずつ畳み込もうとしている状況は見て取れる。そろそろ終盤に向けての布石が置かれ初めてきたようだ。それにしても連載開始から四半世紀か。よく私もつきあってるな。
<A> <楽>
12'10'27 強殖装甲ガイバー29
 晶の不在の間、哲郎と瑞紀の潜伏先が復活したギュオーと彼に協力するヴァルキュリアに襲われた。それを守るグリセルダとリベルタスだが、圧倒的な力量の前にその戦力は削がれていく。だが、そこに更に現れたのは…

 大体一年に一冊くらいの割で出てくる新刊。しかし問題として、話がとにかく進まないという事実。丸々一巻使った割に、内容が薄い。描写を80年代的な意味ではとても濃く作ってはいるにせよ。
<A> <楽>
13'10'17 強殖装甲ガイバー30
 瑞紀と哲郎がアポルオンによってさらわれてしまった。その行方を捜す晶は、最後の頼みとして、十二神将のシンに直接事情を聞くことにした。一方、当の瑞紀と哲郎は、過去地球に生息していた動物たちが住む謎の空間へと連れられていた。アポルオンによれば、連れてこられたのは二人だけでなく…

 またまた新展開となり、少しずつ謎の核心へと近づいてきた…けど、これってもう28年間もやってるんだよな。それでこれだけ進みが遅いってのも、ある意味凄い事ではある。
 一応新事実として、ガイバーIIFの装着者の名前がリスカーという名前だったこと。えーっと、この名前って、最初のOVA版でのガイバーII装着者だったんじゃないかと…
<A> <楽>
14'11'18 強殖装甲ガイバー31
 哲郎とと瑞紀をさらったアポルオンを探す深町晶とアプトムは、ついにアポルオンの出現を察知する。だがアポルオンはギュオーを追っている真っ最中だった。宿敵ギュオーを捕らえるため、なし崩し的にアポルオンに協力することになってしまうが…

 理由は不明ながらギュオーを追うアポルオンと、それに協力してしまうガイバーが話のメインとなるが、その中でアポルオンの正体を晶はちょっとだけ推測してる。まあ、それは正しいのだろう。他にガイバーIIFに装着するヴァルキュリアの過去もちょっとだけ描かれている。たいした過去って訳じゃ無いけど。
<A> <楽>
16'04'10 強殖装甲ガイバー32
 ギュオーを追うガイバーIとアポルオンだが、ギュオーには逃げられ、瀬川兄妹の行方も知る事は出来なかった。一方、十二神将の造反部隊であるクルメグニクとジャーピルが立て籠もるアジトを急襲する巻島顎率いるゼウスの盾だが…

 今巻は晶とアポルオンの対話、瀬川兄妹の今の生活風景、ガイバーIIIのED化と、色々詰め込んではいるのだが、全部さわりだけで終わって、まだ風呂敷を広げてる最中って感じ。
 連載開始からもう30年と言う事で、MAX渡辺との対談が載っている。この人が造形した最初のガイバーIとIIIのフィギュアを買ったのも古い思い出だ。もう四半世紀以上も前の話だが。
<A> <楽>
 

 

  

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