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究極超人あ〜る

19'09'27 究極超人あ〜る10
 1987年!。新学期を迎えた春風高校では、前年の事件のお陰で未だ卒業できないR・田中一郎やOB連中は相変わらず光画部に入り浸っていた。何事もないようでちょっとした事件の起こる光画部を舞台に、相変わらずゆる〜い日常を描く。

 「究極超人あ〜るEVOLUTION」として現在も不定期連載されている(?)もので、舞台は未だに1980年代。懐かしいやら相変わらずやらで読んでるだけで頬が緩む。いくつもの80年代ネタがあるが、これだけ見るだけで楽しい。
<A> <楽>
 

 

新九郎、奔る

20'06'24 新九郎、奔る1
 室町末期。幕府の方を司る伊勢家の次男として生まれた千代丸は宇治の乳母の家から京の伊勢家へと引き取られてきた。父盛定をはじめとする家の者たちから薫陶を受け、兄貞興の助け手として一家をもり立てようと心に決める。だがそんな折、足利将軍家の跡目争いに巻き込まれた伊勢家はあわやお取り潰しを受けかけてしまう。

 これまで学習漫画以外で取り上げられることのなかった応仁の乱を真っ正面からエンターテインメントの漫画にしようとした著者には素直に感心する。内容的には相当読み難い上にややこしい人間関係はネット頼りという問題もあるものの、ちゃんとコメディ的な部分もあって面白いものになってる。本を読む並に時間がかかったけど。
 登場人物に蜷川新右衛門という人物が出ていて、「確か一休さんの新右衛門さん?」と思ったら、この家は代々同じ名前を名乗る家系だそうで、新右衛門さんの実子なのだとか。
<A> <楽>
21'01'28 新九郎、奔る2
 応仁元年。一色義直邸が襲撃されたことで京の都に大混乱が起こる。父備前守盛定邸に住まう千代丸も否応なしに戦乱に巻き込まれてしまう。この戦乱の中、何か出来ないかと考えた千代丸は一日も早い元服を願う。

 応仁の乱が本格的に始まった。実は応仁の乱に関してはテレビで知った程度の知識しか無く、人間関係が把握できてないのが悔しい。少し勉強が必要のようだ。
<A> <楽>
22'05'07 新九郎、奔る3
 将軍後継者の足利義視の元で仕えていた新九郎の兄八郎が京に戻ってきた。だが将軍義政は義視を冷遇したため、自らの身の危うさを感じた義視は西軍に走る。それに従う八郎を止めようと馬を走らせる新九郎。

 東軍と西軍の争いは伊勢家にもおよび、仲の良い兄弟だった八郎と新九郎も又分断されてしまう。更に身内から裏切り者扱いされた八郎は新九郎の目の前で殺されてしまうと言うきつい物語が展開する。お陰で伊勢家の家督は庶子である新九郎に行くことになるのだが。
<A> <楽>
23'01'28 新九郎、奔る4
 父の名代として伊勢の荘園である井原荘に着任した新九郎。しかしここは父の兄珠厳によってがっちりと抑えられ、新九郎が割り入る隙が無かった。それでも少しでも荘園を良くしようと見回りを続ける新九郎。そんな彼の前に現れたのは…

 応仁の乱が続く京を離れて舞台は岡山へ。これまでの三巻はずっと見てるだけしか出来なかった新九郎が、ようやく自分の意思で動き始めた。どうやらここがこれからの主戦場となるらしい。色々漫画的な盛り上がりが見えてきた。
<A> <楽>

  

鉄腕バーディー

03'06'07 鉄腕バーディ1
 廃墟めぐりが趣味の千川つとむは友人と共にあるホテルの探索に出かけたが、そこで奇妙な男たちを目にする。更にその男たちの前に立ちふさがる一人の少女。男の盾にされたつとむは少女、バーディの放った一撃で絶命する…何と助けようとしたバーディの身体を借りることによって生き残ることが出来たつとむだったが…

 懐かしい。昔某月刊誌で連載されていたのは毎号読んでいたし、漫画も持っていたのだが(あれ?コミックじゃなくて雑誌形式で出たのかな?)、それが20年ぶりくらいに復活した。新規書き直しで随分現代風になっているけど、あの当時から較べると、なんかそつなさ過ぎて、妙にパワーが感じられなくなってしまった。絵は随分こなれてるんだけど、展開も遅いし、主人公のつとむがなんかエヴァの主人公っぽくなった気も…
 まあ、その内展開も早まるだろうし、ゆっくり楽しんでいけばいいか。
<A> <楽>
03'09'11 鉄腕バーディ2
 アルタ人の宇宙刑事バーディと身体を共用するようになった千川つとむだったが、自分の生活を大切にしようと言う思いが強いつとむは、なかなかそれに慣れることができなかった。だが、そんな彼の思惑にもかかわらず、彼を狙うように現れる宇宙人や、彼の挙動不審をとがめる刑事、ジャーナリストなどの思いをはらんで…

 この辺はオリジナルコミックの話をふくらませたものだが、より現代的に、そして複雑なものとなってる(バチルスの退治の仕方はオリジナルとは随分違う)。著者自身の考え方の成長もなんか見えるようで楽しいものだ。
 …出来としてはまだまだプロローグに過ぎない感じだが。
<A> <楽>
03'12'07 鉄腕バーディ3
 バーディが解任された。彼女の代わりに二人の捜査官が派遣され、バーディは体の良い「休暇」に入らざるを得なくなったのだが、しかし敵の方は彼女を放っておいてはくれなかった。バーディの活躍を描く。

 2巻までは比較的動きが少なかったが、今回はかなりアクションっぽく仕上がっていて良い感じ。しかし、元の話を知ってる身としては、相変わらず展開の遅さが気になるところではあるが(笑)
 そうそう。バチルスがかなり存在感主張してるのはけっこう良いよ。
<A> <楽>
04'03'07 鉄腕バーディ4
 永瀬刑事に憑依したバチルスはバーディを求め、なんとつとむの高校に現れる。人質を取られ、進退窮まったつとむとバーディだったが…

 オリジナル版では随分あっさりと殺されたバチルスだったが、ここでは随分引いたな。しかも殺され方が全く違うという。
 本作の場合、その後の話にちゃんと展開してるのがミソで、実は第1巻から引いていた怪しげな宗教団体がこれからの問題となるのだろう。しかもアメリカの諜報組織まで話が展開しているし、なかなか読ませてくれるじゃないか。これからの展開がどうなるか、楽しみになってきた。
 ラストのおまけ漫画はバチルスの正体について。しかし、このネタ…
<A> <楽>
04'06'08 鉄腕バーディ5
 バチルスを倒したものの、今度は米軍によって狙われるようになったバーディだったが、オーバーテクノロジーを用いるアメリカ軍の背後に謎の組織が見え隠れする。つとむの行動に不審の念を覚える早宮夏美を前に、つとむが語ったのは…

 早くも5巻を数える本作。オリジナルからかなり逸脱している。「パトレイバー」の時もそうだけど、政治的駆け引きに持ってくるのが著者らしいと言えばそう言えるかも。
 これで第一部完だそうだけど、これから一体どういう展開になるんだか。
<A> <楽>
04'09'08 鉄腕バーディー6
 浄火学館の経営する病院に軟禁状態となってるクラスメイトの千明和義の身を案じる千川つとむ。バーディーは銀河指名手配中のテロリスト、クリステラ・レビとの関連を察し、単独その病院に忍び込むのだが…

 なし崩しに物語は第2部へと移っているが、漫画にしては登場人物が多くなりすぎてるので、人間関係を把握するのに結構苦労する。著者の並々ならぬ意気込みを感じるが、ストーリー展開がどうものんびりしてる感じがして…さて、これから一体どう展開するんだか。バーディの上司であるメギウス警部の存在も徐々に変になってきたし…オリジナル版では単なる善人だったんだが。
<A> <楽>
04'12'07 鉄腕バーディ7
 謎の病院から千川千明を救い出したバーディーだったが、千明自身の様子がどうにもおかしいことに気づく。彼は一体何者なのか?…しかしそれ以前に千明自身がなんとバーディーに一目惚れ。捜査はますますややこしい方向に…

 こう来たか。単純なような複雑なような物語だが、多分これは「ややこしい」と言うのが一番よく合った言葉のように思える。変な方向に話が行ったり来たりして、キャラクタがどんどん増えていくけど、その核となる部分を見失わないことが重要だ。
 …結局著者のケレン味が多すぎるんだよな。これはいつものことだけど。
<A> <楽>
05'03'10 鉄腕バーディー8
 バーディーに助けられた千明は変質していく自分の身体に怖れて周囲を拒絶していくが、謎の組織は彼を放ってはおかなかった。新興宗教や宇宙人、そして人体実験を行う組織…錯綜した事件の中、個人の権限の中で捜査を行うバーディーと、千明を助けたい一心のつとむは…

 かつて月刊サンデーで連載されていた話は全て消化し、新しい展開となっているが、とにかく物語は錯綜。かつてのエンカウント→戦い。と言う単純構図ではなくなり、バーディー自身が何をしたらいいのか分からない状態だから。
 これを著者の成長と捉えるか、単にストーリーを消化しきれず、訳が分からないだけなのか、答えはもう少し先にある。それまでは付き合おう。
<A> <楽>
05'07'01 鉄腕バーディー9
 失踪した千秋の居場所を探るつとむとバーディーは新しく派遣されてきた捜査官フォルテの助けを借りてついに千秋の居場所を発見した。だがそこはなんとゴメスの家だった…

 これまで散々登場していたゴメスが、ここでようやくバーディーとの初顔合わせとなる。バーディーを圧倒する力を持つゴメスとの戦いが終わり、ようやくオリジナル版をすべて消化することができた。それまでに新キャラが山ほど出てきてるけど、ここではバーディーの上司となる新しい捜査官フォルテが登場。うん、なるほど。こういうキャラか。変わったキャラが多い本作の登場人物の中でも一番の変わり種だ。ここでも多少物語は抑え気味とはいえ、なんか大きく動き出した印象は受ける。
<A> <楽>
05'09'23 鉄腕バーディー10
 自分が怪物化してしまうことを恐れる千明和義を何故か保護するゴメス。新しく着任した上司フォルテの活躍でその居場所を突き止めることが出来たバーディーだったが、事件は既に千明だけでなく、バーディーと一体化しているつとむの家庭にも及び始めていた…

 ネズミ型宇宙人のフォルテが大活躍する話で、役に立つんだか立たないんだかよく分からないキャラなのに、存在感だけはある。つとむ周辺の話は単純化されてる変わり、それを囲む舞台にまで及ぶと、話はどんどん拡大していっている。
<A> <楽>
05'12'14 鉄腕バーディー11
 薬の試験に出かけたという姉のはずみが、実はビーストにされかかっていると言う衝撃の事実を知るつとむとバーディー。彼女が被験している場所を突き止めた二人は早速その場所“水没病院”へと向かうのだが…

 この巻は、これまで抑え気味だったアクション部分を主体に、バーディーとビースト、アンドロイドのオンディーヌとの戦いが遺憾なく発揮されている。敵が強すぎるためか、バーディー自身がさほど強くは描かれてないものの、それでも見応えはあり。掲載紙が青年誌というのも大きな強味になってる。ただ、その分物語自体はあんまり進んでないんだけど。
<A> <楽>
06'05'19 鉄腕バーディー12
 バーディーがつとむの呼びかけに応えられなくなった。更にバーディーとつとむの間に記憶の融合が起こってしまう。原因不明の事態を重く見たバーディーの上司メギウスは原因解明を急ぐと共に、記憶を意識化させるためバーディーの過去をつとむに見せる。

 実質的に今のバーディーは姿を消し、代わりに子供の頃のバーディーが語られる。これを見てると、著者の意識は昔から変わってないように思えてなんか嬉しくなる。そもそもこの世代のオタクは社会派的思考が大変強く、それをどうエンターテインメントにするかを考え続けてたんだろう。既に時代遅れの物語と見られるかも知れないけど、こう言うのこそが面白いと思える私がいる。
<A> <楽>
06'07'31 鉄腕バーディー13
 バーディーの過去を観るつとむ。そこで超人イクシオラとしてバーディーが受けた苦しみと、クリステラ・レビとの因縁を知らされる。バーディーが過去に受けた苦しみとは…

 現代編でのなかなか進まない物語とは裏腹に、バーディーの過去は様々なドラマに満ちあふれていて、SF好きにとっては結構たまらない作りになっている。なんと言ってもこの人が描くと、食べ物をガツガツと食べるシーンが多く、私にとってはそれがとても嬉しい。ま、かなり古いタイプのSFには違いないけど、細かな設定を無視してドラマを重視するこういう作りはツボだよ。
<A> <楽>
07'01'10 鉄腕バーディー14
 本格的に活動を開始した獣人達。一方その獣人を倒す謎の人物も出現していた。そして折角復調したものの、公務員として出過ぎた真似の出来ないバーディーの態度に苛つくつとむ…様々な人間関係と思惑を孕みつつ、物語は進行していく。

 バーディーの過去編が終わり、又舞台は現代に戻った。漫画版「パトレイバー」にも同様の描写があったが、公務員というものについて、えらく細かく描くね。ここまできっちりしたヒーローものはこれまで無かったと思うよ。一方、闇のヒーロー(?)と化した千明も格好良くないし、ゴメスの立ち位置も今ひとつ分かりづらい。お陰で読んでいてちょっと疲れるんだけど(笑)、それでもやっぱり楽しめるのがやっぱり良いね。
<A> <楽>
07'04'25 鉄腕バーディー15
 千明救出までひとまずゴメスと休戦し、作戦を練るバーディー=つとむ。だがゴメスとの会見の場は、なんと普通のホテル。何をされるか気が気ではないつとむだが…。一方、水没病院から辛うじて生き残った氷川は再起を図ろうとしていた。そしてついに氷川とバーディーの直接対決が始まる。

 話そのものは随分派手になり、これからの展開が期待されるのだが、本作の面白さはむしろつとむの妄想にある。バーディーがゴメスに襲われるんじゃないか?と考えるシーンはどんどんエスカレート。ついにはつとむ本人が襲われるイメージにまで発展してしまった。いやはやって感じだが、それだけでも見応えは充分あり。
<A> <楽>
07'08'06 鉄腕バーディー16
 黒幕氷川を追いつめたバーディー。だが最強の獣化能力を手に入れた氷川はバーディーをも傷つけるだけの力を持っていた。逆に追いつめられてしまうバーディーだが…

 これまで引っ張ってきた割には、実は氷川はゲームで言う所の中ボスクラスの敵で、これが終わっても、まだ新展開が待っている。これだけやってちょっとした伏線程度だったか。さて、それで新展開だが、本当に全く話が違ってる。一体これからどういう話の持って行き方をするんだろう?ちょっとまとまりが無くなってきてるような気もするんだが。
<A> <楽>
07'12'15 鉄腕バーディー17
 室戸の記事作りにつきあわされ、湯治がてらに雪国へとやってきたつとむ達クラスメートの面々。この温泉場の地下には本物の鬼が眠っていた。突如復活する鬼をバーディーは古いバーサーカーの一体だと見るが…

 外伝的な寄り道かと思っていたが、なんかメインストーリーの方にちょっと関わりを持ち始めてきた感じ。てっきり数話で終わると思っていただけに意外。ただ、話をだらだら続けているだけのような気にもさせられるのだが…はてさて、これがどのように話の展開を果たしていくやら。
<A> <楽>
08'06'03 鉄腕バーディー18
 温泉宿に突如出現した鬼。バーディーはこれが自立系の兵器バーサーカーであることを見抜くが、仲間を守りながらでは分が悪かった。そんなバーディーを助けたのは意外にも…

 外伝的な意味合いの強い温泉編も3巻を使ってようやく終了。結果として外伝ではなく、ちゃんと後の物語の伏線になってるのも特徴か。しかし一体地球にはどれだけの宇宙人が過去やってきて住み着いているんだか。話がだんだん世界的になってきたぞ。
<A> <楽>
08'08'03 鉄腕バーディー19
 つとむと謎の宇宙人の関係を疑い始めた早宮は、ツトムの体に付いていたはずの古傷が全て消えていることを発見。執拗にバーディーとの関係を問いただす。答えに窮するつとむだが、そのバーディーの方にも上層部の首のすげ替えによる調査員のあり方について、緊急事態が起こりつつあった。

 前巻までの温泉編が終わり、日常が戻ってきたのだが、今度はつとむの正体がばれそうに…という物語展開。というより、ほぼばれるのは確実になっているのだが、それを追求した早宮自身がキャトルミューテーションされてるし。
 まあ、今巻の場合は物語云々よりも売りは“健康的な平均男子高校生”が考える妄想事の描写に溢れていて、そちらの方が楽しかったりする。
<A> <楽>
08'10'25 鉄腕バーディー20
 尋問のため連邦の観測船に連れ込まれてしまったつとむ=バーディーと、巻き込まれて連れ込まれた早宮と須藤。しかし条約無視のあまりの待遇の悪さにキレたバーディーは早宮と須藤を守るためにも脱出を試みるのだった。三人の運命は…

 ヤンサンバージョンの最終巻となるこの話。結局話はようやく本道へと帰って来たわけだが、考えてみると、本来のストーリーよりも枝葉の方ばっかりで話が構成されており、結局ここまででやった事ってとても少ないのだよな。レビとゴメスの関係や、そこにたどり着くまでに一体あと何巻費やすことになるんだか。ま、今度のスピリッツ版の方に期待するとするか。
<A> <楽>

 

マリアナ伝説

04'08'12 マリアナ伝説1〜2
 水球選手として優れた才能を持つ男寺澤。だが、彼はいかに自分を美しく見せるか。と言う点しか興味がなかった。そんな彼がシンクロナイズドスイミングに目覚めてしまった事で巻き起こる珍騒動。

 田丸浩史の漫画はかなり好きなんだが、面白いと思う一面、どうしてもどこか引いてしまうところがある(その引いてしまうところが味なんだが)。しかし、本作に関してはそんなことがなく、凄く楽しい。やはりゆうきまさみの手を経ているだけのことがあるな。
 この人特有のホモネタはともかくとして、しっかりラブコメにもなってるし、何より端々にある確信犯的な勘違いネタが楽しい。今までいなかった美少年キャラ栗下の存在感が楽しいところ。
 小ネタなのだが、2巻に出てきたソドムさんは思いっきりツボ入りまくった。分かる奴に分かればいい。と言う開き直りも又楽し。
<A> <楽>
<A> <楽>
05'08'09 マリアナ伝説3
 シンクロ部が成立し、きちんと予算も下りるようになった。その中でカップルも出来たりして、それなりに青春を謳歌しているものの、肝心な、何をやったらいいのかが分かってない面々。しかしそんなシンクロ部に降って湧いたようなシンクロの大会の紹介が舞い込んでくる…

 ゆうきまさみ&田丸浩志の異様なノリで送られた本作もいよいよ最終巻。1、2巻はその異様さが妙に気に入ったのだが、流石にここにくるとパワーが落ちてしまったか?終わり方はいかにもって感じではあるんだが、妙にむなしすぎないか?
 そういえば本編中にカラオケボックスの話が出てきて「ダレだ?初期のザバダック入れた業の深いヤツは」ってのがあったが、私、時々やるぞ(笑) 
<A> <楽>

 

その他

04'08'03 新・土曜ワイド殺人事件
 連続殺人事件を調査する群馬県警の田子刑事と土手村刑事は、手がかりを求め、魔都京都へと足を踏み入れる。なんとそこには都合良く(?)A子の姿があった。藁人形の家元に手伝いに来ていたA子は、そこで秘密の開かずの間に入り込んでしまって…

 かつて少年キャプテンに連載されていた伝説の(?)漫画の続編。これまで関東を中心に活躍していた話が一気に京都へ。凄いことになってる。
 本作の醍醐味はやっぱり数々のパクリ。本作も映画や特撮のネタが実に豊富に存在し、元ネタ分かってると笑えること笑えること…「パトレイバー」のパクリまであるのが笑える。ストーリーそのものも今や古典となってしまった直球のギャグマンガなので、そう言うのが好きな人にはお勧め出来る。
 これで分かったのだが、とり・みきってアシスタントを使わず、全部自分でやってるのね。凄いもんだ。
<A> <楽>