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ソニック・ザ・ヘッジホッグ

ソニック・ザ・ムービー

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ジェフ・フォウラー(監)
ニール・H・モリッツ
トビー・アッシャー
中原徹
伊藤武志
里見治
里見治紀
前田雅尚
ナン・モラレス
ティム・ミラー(製)
パット・ケイシー
ジョシュ・ミラー(脚)
ジェームズ・マースデン
ティカ・サンプター
ジム・キャリー
ナターシャ・ロスウェル
アダム・パリー
ベン・シュワルツ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 とある植物の生い茂る惑星で成長した青いハリネズミのソニックは、他の種族に襲われ、親代わりのフクロウのロングクローから特殊なリングを使って地球に送られる。それから10年。ソニックはモンタナ州にある片田舎のグリーンヒルズの町で誰にも見つからないように暮らしていた。超高速で移動出来るソニックは町の人に見つかることはなかったが、お化けのような存在として知られていくようになる。そんな中、ソニックが観察して楽しんでいた保安官のトム・ワカウスキー(マースデン)がサンフランシスコ警察に転勤となる。近いうちにトムがいなくなると思うと寂しくなったソニックは暴走た挙げ句、大規模停電を起こしてしまう。その調査を依頼されたのは悪名高い科学者ドクター・ロボトニック(キャリー)だった。

 ゲームメーカーであるセガのヒットゲーム機種メガドライブでデビューし、以降セガの顔として現在も様々なゲームで出演中のソニック・ザ・ヘッジホッグの初映画作品。ソニックはCGを用いて、実際の俳優と競演させるハイブリッド作品として公開された。
 実はもう少し早く公開されるはずだったのだが、最初のトレーラーに出てきたソニックの姿が不評で、大幅な作り直しとなったため、公開がかなりずれ込んでしまった。ただそのお陰でソニックの姿はきちんとゲーム準拠したものとなり、見応えもあり。あのまま公開していたら大惨敗が目に見えていたので、正しい延期だった。
 作品自体はとても普通というか、見応えのあるアクション作品と言った感じ。基本はバディムービーのロードムービーで、噛み合わない会話で行われる珍道中と、行く先々でのアクションをほどよく取り入れ、最初から最後まで楽しめる娯楽作品として仕上がってる。実に正しいオーソドックな作り方となっている。
 ただ、ロードムービーの手法をしっかり取り入れていて、主人公のトムはソニックと出会って二人で旅をすることで、本当に自分が求めていることは何かを悟っていくので、意外にしっかり底固めが出来ている。
 ソニックはCGによって描かれるが、実写と違和感なく溶け込んでるし、キャラ立ちも良し。かつての『ロジャー・ラビット』(1988)の時代から較べると隔絶の感がある(あれはあれで大好きな作品だけど)。更になんと言ってもキャリーのドクター・ロボトニクのぶっ飛びっぷりはキャリーの最盛期を思わせる見事な造形で、これを観るだけで元取れるレベル。ラストシーンは必見だろう。

 ただ、色々設定の取りこぼしがあるのも確か。例えばソニック誰によって狙われているのかとか、惑星間旅行のシステムや、そこで何かの組織が存在するのかとか。多分これはちゃんと続編を前提に作られた作品だからだろう。ヒットしたし、続編製作の可能性は結構高いと思われる。

 

ウェイド
【うぇいど】
 グリーンヒルズ警察の警官。根は善人だが、基本的に考えてるのは食べること。 甘崎
ウォルターズ
【うぉるたーず】
 アメリカ統合参謀本部副議長。ソニックの調査を命じる立場。 甘崎
エージェント・ストーン
【えーじぇんと-すとーん】
 ドクター・ロボトニックとCIAをつなぐエージェント。ロボトニックに何を言われても従う忠実な人物。MIBみたいなやつと言われている。 甘崎
カール
【かーる】
 通称クレイジー・カール。グリーンヒルズに住む老人で、ソニックの存在を信じているが、変人扱いされている。 甘崎
グリーンヒルズ
【ぐりーんひるず】
 モンタナ州の片田舎にある小さな村。これと言って事件も起こらない平和な村。トムはここの警察の巡査。 甘崎
ジョジョ
【じょじょ】
 レイチェルの娘。 甘崎
ソニック
ソニック 画像 <A> <楽>
【そにっく】
 青いハリネズミ型の異星人。次元を超えるリングと高速移動能力を持つ。10年前にリングの力で地球にやってきており、モンタナ州で人知れず暮らしていたが、警察のトム巡査に姿を見られてしまい、以降トムと行動を共にする。 甘崎
テイルズ
テイルス 画像 <A> <楽>
【ているず】
 本名マイルス・パー・アワー。ラストに登場した二本の尻尾を持つキツネに似た宇宙人。ソニックを探しているらしい。 甘崎
ドクター・ロボトニック
ドクター・ロボトニック 画像 <A> <楽>
【どくたー-ろぼとにっく】
 機械工学の天才で、数々の発明をしてアメリカ軍の嘱託もしている。幼少時のトラウマから機械だけを偏愛するようになり、人間全般に不信感を覚えている。ソニックの調査のために派遣された。 甘崎
トム
【とむ】
 本名トーマス・マイケル・マカウスキー。グリーンヒルズの保安官。全く事件のないグリーンヒルズでの勤務に飽き飽きしており、サンフランシスコへの転属を願っている。 甘崎
ナックルズ
ナックルズ 画像 <A> <楽>
【なっくるず】
 植物の惑星でソニックを襲っていたエキドナ族の言いチン。 甘崎
ベニントン
【べにんとん】
 軍人。ソニックの捕獲を命じられるが、全権をドクター・ロボトニックに奪われてしまう。 甘崎
マディ
【までぃ】
 マディ・マカウスキー。トムの妻で獣医。トムの不満も理解しており、一緒にサンフランシスコに行くことには同意しているが、グリーンヒルズでの生活自体に不満があるわけではないらしい。 甘崎
リングポータル
リングポータル 画像 <A> <楽>
【りんぐ-ぽーたる】
 手にすると小さな金色のリングだが、これを投げつけると異世界への扉が開く特殊なリング。宇宙人ではメジャーな移動手段らしい。 甘崎
レイチェル
【れいちぇる】
 サンフランシスコに住むマディの姉。トムのことを毛嫌いしている。 甘崎
ロングクロー
ロングクロー 画像 <A> <楽>
【ろんぐくろー】
 ソニックを育てていた親代わりのフクロウ。 甘崎
名称
【】
  甘崎

 

ソニック・ザ・ムービー ソニック VS ナックルズ

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パット・ケイシー
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ジェームズ・マースデン
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ナターシャ・ロスウェル
アダム・パリー
シェマー・ムーア
ジム・キャリー
ベン・シュワルツ
コリーン・オショーネシー
イドリス・エルバ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 宿敵ドクター・ロボトニク(キャリー)を宇宙の果てに追いやり、地球でヒーローとして活躍中のソニック(シュワルツ)だったが、一方ソニックに対する復讐に燃えるロボトニクは宇宙の果てでソニックに似た力を持つナックルズ(エルバ)という生物と同盟を組む。何故かソニックを憎むナックルズを助け、地球にあると言う“マスターエメラルド”を見つけるために地球に戻ってくる。一方、親友のトムを友人の結婚式に送り出したソニックは一人で気ままな週末を送っていたのだが、ロボトニクとナックルズから突然の襲撃を受けてしまう。そんなソニックを救ったのはテイルスと名乗る空飛ぶ生物だった。

 様々なトラブルがあったものの、公開されると世界的なヒットを記録した『ソニック・ザ・ムービー』。元々続編が前提であったようで、前作のラストで次の展開を匂わすラストシーンがあり、そこで少しだけナックルズが登場していたので、そこで次のストーリーはだいたい想像はついた。
 ゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」におけるナックルズはソニックのライバルキャラであると共にプレイヤーが操作できるキャラクターでもあり、ソニックとは違うアクションが使えるため、ゲームクリアの攻略が少し変わり、それが楽しい。
 しかし、このプレイアブルキャラクターというのが一つの問題となる。ナックルズはプレイヤーの分身であるため、悪の存在ではないため、予告でいくらソニックと戦っていたとしても、実際の作品は最後には必ずソニックと共に戦う事になることは分かっている。だから作品自体はプログラムムービーで、展開もほぼ予想が付く。問題はその既知の物語をどう料理してくれるかとなる。
 その上で言うなら、本作は極上のストーリーと言えよう。
 確かに話はプログラムムービーの域を出るものではないし、概ねストーリーの予測が付くが、それらをつなぐ演出というか、キャラの描写が良いし、なんせ悪役に華があるからこそ、楽しい作品に仕上がる。
 あと、ソニックとナックルズのメインストーリーは単純だが、ソニックの友人トムのストーリーがなかなかあなどれない。今回ソニックとは関わりなく、トム単独での物語になっているが、それが意外にもかなりぶっ飛んでいるのでそれが上手いアクセントになってた。本編から離れてるから無茶苦茶やったんだろうが、それがプログラムムービーを上手い具合に引っかき回したことでコメディ色がだいぶ強くなって良い。
 ある意味本作はプログラムムービーとしては最高峰にあると言って良いだろう。

 個人的には冒頭のシーンでロボトニクが危機に陥ったときの呪文が「クラートゥ・バラタ・ニクトゥ」だったあたり、個人的にはそれで充分って気がする。

 

名称
【】
  甘崎

 

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