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2020 | ソニック・ザ・ムービー 監督 | |
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1978 | 7'27 誕生 |
ソニック・ザ・ムービー Sonic the Hedgehog |
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とある植物の生い茂る惑星で成長した青いハリネズミのソニックは、他の種族に襲われ、親代わりのフクロウのロングクローから特殊なリングを使って地球に送られる。それから10年。ソニックはモンタナ州にある片田舎のグリーンヒルズの町で誰にも見つからないように暮らしていた。超高速で移動出来るソニックは町の人に見つかることはなかったが、お化けのような存在として知られていくようになる。そんな中、ソニックが観察して楽しんでいた保安官のトム・ワカウスキー(マースデン)がサンフランシスコ警察に転勤となる。近いうちにトムがいなくなると思うと寂しくなったソニックは暴走た挙げ句、大規模停電を起こしてしまう。その調査を依頼されたのは悪名高い科学者ドクター・ロボトニック(キャリー)だった。 ゲームメーカーであるセガのヒットゲーム機種メガドライブでデビューし、以降セガの顔として現在も様々なゲームで出演中のソニック・ザ・ヘッジホッグの初映画作品。ソニックはCGを用いて、実際の俳優と競演させるハイブリッド作品として公開された。 実はもう少し早く公開されるはずだったのだが、最初のトレーラーに出てきたソニックの姿が不評で、大幅な作り直しとなったため、公開がかなりずれ込んでしまった。ただそのお陰でソニックの姿はきちんとゲーム準拠したものとなり、見応えもあり。あのまま公開していたら大惨敗が目に見えていたので、正しい延期だった。 作品自体はとても普通というか、見応えのあるアクション作品と言った感じ。基本はバディムービーのロードムービーで、噛み合わない会話で行われる珍道中と、行く先々でのアクションをほどよく取り入れ、最初から最後まで楽しめる娯楽作品として仕上がってる。実に正しいオーソドックな作り方となっている。 ただ、ロードムービーの手法をしっかり取り入れていて、主人公のトムはソニックと出会って二人で旅をすることで、本当に自分が求めていることは何かを悟っていくので、意外にしっかり底固めが出来ている。 ソニックはCGによって描かれるが、実写と違和感なく溶け込んでるし、キャラ立ちも良し。かつての『ロジャー・ラビット』(1988)の時代から較べると隔絶の感がある(あれはあれで大好きな作品だけど)。更になんと言ってもキャリーのドクター・ロボトニクのぶっ飛びっぷりはキャリーの最盛期を思わせる見事な造形で、これを観るだけで元取れるレベル。ラストシーンは必見だろう。 ただ、色々設定の取りこぼしがあるのも確か。例えばソニック誰によって狙われているのかとか、惑星間旅行のシステムや、そこで何かの組織が存在するのかとか、設定が見えてこなかった。多分これはちゃんと続編を前提に作られた作品だからだろう。ヒットしたし、続編製作の可能性は結構高いと思われる。 |
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