特撮館Top
特撮事典

鋼の錬金術師

鋼の錬金術師

<A> <楽>
曽利文彦(監)
高橋雅美
松浦克義
藤島ジュリーK.
井上肇
吉崎圭一
大村英治
岩上敦宏
細野義朗
高橋誠
荒波修
宮崎伸夫
河合俊明
濱名一哉
葭原弓子
丸山博雄
吉田浩二(製)
山田涼介
本田翼
ディーン・フジオカ
蓮佛美沙子
本郷奏多
國村隼
石丸謙二郎
原田夏希
内山信二
夏菜
大泉洋
佐藤隆太
小日向文世
松雪泰子
水石亜飛夢
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 国家錬金術師であるエドワード・エルリック(山田涼介)は、かつて死んだ母を甦らせようと試みた結果、弟のアルフォンスの肉体と自らの片腕片足を失う大怪我を負ってしまっていた。アルフォンスの精神を固定した動く鎧と共に国家錬金術師としての仕事をこなしつつ、肉体を取り戻す知恵を探し求めていた。そんな二人に降った命令は、ショウ・タッカー(大泉洋)が国家錬金術師として相応しいかどうかのテストを見守ってほしいというものだった。それは簡単な任務のはずだった。

 荒川弘が世に出し、日本どころか世界的にも有名になったコミック「鋼の錬金術師」の実写映画化作品。物語そのものは完結しており、先行してふたつのテレビアニメ、二本の劇場アニメが存在する中で実写化となる。
 しかしこの作品、発表時点から既に相当に叩かれていた。そもそも近世ヨーロッパを舞台にした物語でいかにも日本人顔が主要キャストを務めるのだ。それだけで違和感だらけだろう。漫画原作作品でここまで期待されてなかった実写映画化ってかえって珍しかったんじゃないだろうか?
 で、興業もどうやら失敗に終わったようだ。結局私はその後でこっそりレンタルで拝見させていただいた。

 で、素直な感想を言うと、「前半部は糞。後半はオリジナル作品としてならそれなりに観られる」というもの。曽利監督も相当頑張った形跡はあるんだけど、前半のキツさは少々耐えがたいものがあった。
 原作をトレースした前半部分の痛々しさは、精神的な拷問だった。まず何よりキャスティングがあまりに悲惨すぎる。どうやら日本映画界には進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2015)の反省点というのが全くなかったようだ。原作にたいして思い入れがない私でそうなのだから、原作の熱烈のファンとかだったら石投げつけたくなるだろう。CGのアルフォンス以外のキャラはみんな冗談と思いたくなるほど。エド役の山田涼介に至ってはコスプレレベル。主人公だけでももう少しまともなキャスティングできなかったんだろうか?山田涼介を前提に考えられていたのだったら、キャラ造形をそっちに寄せるべきなのだが、それすらやってない。エドのコスプレした日本人が暴れ回ってるだけの画面が延々続く。
 原作準拠という意味ではショウ・タッカーのキメラ実験の話があるが、これも何かの冗談か?というコスプレ感満載で、観てるだけで痛々しい。精神に来るはずの辛い話が演芸大会に見えてしまうとんでもないレベルだった

 まあそれでもそれが終わって、視聴者側の魂が抜けた頃になるったらやっと話が普通になっていく。全くのオリジナルキャラによる話と割り切れさえすれば、後半は普通のSF作品として観る事は出来る。少なくとも50年代のハリウッドSFを愛する身としては、この位のぬるい演出はかえって楽しめるくらいだ。
 原作とは全く違うエンヴィー、ラスト、グラトニー、そして賢者の石から生まれた有象無象の群れとの戦いはかなり頑張ってたし、そこに前半退場したはずのショウを絡めたのは悪くなかった。
 結果として言えるのは、「鋼の錬金術師」をベースにした全く別な作品だと考えることができれば耐えられる。

 あと、一つだけ言わせてもらえれば、一応全く無いとは思うけど、もし続編を考えていたとしたら、絶対に止めることだけは助言しておきたい。

 

アル
アル 画像 <A> <楽>
【ある】
 アルフォンス・エルリック。エドワードの弟で、エドと共に人体錬成を行おうとして失敗し、肉体を失ってしまった。鎧に精神を定着させており、空っぽの鎧を動かしている。常にエドと行動を共にする。 甘崎
ウィンリィ
ウィンリィ 画像 <A> <楽>
【うぃんりぃ】
 ウィンリィ・ロックベル。エドとアルの昔からの知り合い。鍛冶職人の父から手ほどきを受け、オートメイル製作を行っている。エドの腕と脚を作った技師でもあり、そのメンテナンスのために度々エドの元を訪れる。 甘崎
エド
エド 画像 <A> <楽>
【えど】
 エドワード・エルリック。“鋼の錬金術師”の称号を持つ国家錬金術師。過去死者を蘇らせようとした結果、弟のアルの肉体と自身の片手片足を失ってしまう。現在は義手義足で走り回っている。自分とアルの肉体を取り戻すことを目的に、賢者の石の錬成を目指している。国家錬金術師の仕事でショウ・タッカーの家を訪れたことから国家的な陰謀と関わることになる。 甘崎
エンヴィー
エンヴィー 画像 <A> <楽>
【えんう゛ぃー】
 七つの大罪の中の嫉妬を司るホムンクルス。どんな人間にも化けることが出来る。 甘崎
グラトニー
グラトニー 画像 <A> <楽>
【ぐらとにー】
 七つの大罪の中の暴食を司るホムンクルス。いつも腹を空かしており、許可があればなんでも食べてしまう。 甘崎
グレイス
【ぐれいす】
 グレイス・ヒューズ。マースの妻。 甘崎
コーネロ
【こーねろ】
 レト教の教主。ドクター・マルコーと組んでホムンクルスの量産に関わった。 甘崎
ショウ
【しょう】
 ショウ・タッカー。ホムンクルス研究を行っている錬金術師。成果が中々あがらず、その査察としてエドが派遣された。 甘崎
ドクター・マルコー
【どくたー-まるこー】
 元国家錬金術師の医者。賢者の石の製造に関わり、ホムンクルスも創造した。 甘崎
トリシャ
【とりしゃ】
 トリシャ・エルリック。エルリック兄弟の母。病気で死去したが、彼女を生き返らせようとしてエドとアルは錬金術を学んだ。 甘崎
ニナ
【にな】
 ニナ・タッカー。ショウ・タッカーの娘。動物を愛する優しい娘でアルともすぐに打ち解けた。 甘崎
鋼の錬金術師
【はがね-の-れんきんじゅつ-し】
 エドの持つ二つ名。鉄の鎧そのものであるアルと間違えられることが多い。 甘崎
ハクロ
【はくろ】
 将軍。原作では気の小さい目立たない人物だったが、本作ではドクター・マルコーと共にホムンクルス研究を続ける重要な役割を担っている。 甘崎
焔の錬金術師
【ほのお-の-れんきんじゅつ-し】
 マスタング大佐の錬金術師としての二つ名。 甘崎
ホムンクルス
ホムンクルス 画像 <A> <楽>
【ほむんくるす】
 アメストリスの国の暗部にいる存在。それぞれキリスト教の七つの大罪に対応する存在。基本的に不死の存在だが、その目的は不明。 甘崎
マース
【まーす】
 マース・ヒューズ。軍中佐でロイの親友。軍が何を隠していたのかをいち早く知ったため、エンヴィーによって消されてしまう。 甘崎
マリア
【まりあ】
 マリア・ロス。マスタングからエルリック兄弟の秘書として派遣された。実際にはお目付だが、大人として二人に接しているために、二人からの信用度は高い。 甘崎
ラスト
ラスト 画像 <A> <楽>
【らすと】
 七つの大罪の一つ色欲を司るホムンクルス。指を鋭い刃に変えて敵を串刺しにする。 甘崎
リザ
リザ 画像 <A> <楽>
【りざ】
 リザ・ホークアイ。ロイ・マスタングの副官で銃の名手。 甘崎
ロイ
ロイ 画像 <A> <楽>
【ろい】
 ロイ・マスタング。国軍大佐で焔の錬金術師の二つ名を持つ国家錬金術師。 甘崎
名称
【】
  甘崎

 

鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー

 

<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
曽利文彦(監)
東立
高橋雅美
池田宏之
阿部隆二
藤島ジュリーK.
森田圭
岩上敦宏
細野義朗
中野伸二
濱名一哉
葭原弓子
坪内一
原作(製)
曽利文彦
宮本武史(脚)
山田涼介
本田翼
ディーン・フジオカ
蓮佛美沙子
本郷奏多
黒島結菜
渡邊圭祐
寺田心
内山信二
大貫勇輔
ロン・モンロウ
山田裕貴
深水元基
加治将樹
杉本海凪
熊谷魁人
林勇輝
田村海琉
堀内敬子
麿赤兒
舘ひろし
藤木直人
奥貫薫
高橋努
モロ師岡
大方斐紗子
岩崎ひろし
山本耕史
筧利夫
杉本哲太
風吹ジュン
佐藤隆太
新田真剣佑
内野聖陽
水石亜飛夢
★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 恐るべき陰謀から国家を救ったエド(山田涼介)とアル(水石亜飛夢)のエルリック兄弟は、本来の目的である、失った体を取り戻すための“賢者の石”の探索を再開したが、そんな中、国家錬金術師ばかりを狙った連続殺人事件が発生する。エドも襲撃を受けたが、その際犯人はスカー(新田真剣佑)という男である事、そして兄弟の幼なじみであるウィンリィ(本田翼)の両親の命を奪った男である事が分かる。自分が狙われることを知ったエドは逆に罠を張ってスカーを捕らえようとするのだが、そこに突然東国からやってきたというリン・ヤオ(渡邊圭祐)と、ランファン(黒島結菜)が絡み、更に鳴りを潜めていたホムンクルスまで現れ戦いに介入してくる。

 2017年に曽利監督によって投入された『鋼の錬金術師』は、凄い批判の嵐に遭っていた。原作のファンでない人からしても噴飯物の話だったし、ましてやファンだったら…というもので、はっきり言えば、実写でやってはいけない作品だったとしか言いようがない。
 のレビューの末尾に「あと、一つだけ言わせてもらえれば、一応全く無いとは思うけど、もし続編を考えていたとしたら、絶対に止めることだけは助言しておきたい。」と私自身が書いたくらい、これは絶対に続編を考えてはいけない作品だったはずである。
 それを何故作った?
 作ったのなら仕方が無い。映画館で観る気は無いので、配信なりレンタルなりで観られるならばそれで良いと思ってたら、本当に配信で入ってきたので拝見した。

 冷静に話をするならば、物語自体は全く問題は無い。一作目とは違ってしっかり原作準拠で、しかもきちんと枠内に収めているので、物語に関しては本当に上手い作品だとも思う。
 ただ、物語だけで考えるならば、これを観る必要は無い。アニメ版で充分にこの辺はフォローしてるので、「アニメの方を観てください」で済んでしまう。
 ストーリーは良いんだが、それを上回るきつさが、やっぱりキャラだった。一作目でもコスプレレベルと思っていたが、それに輪を掛けて酷い。コスプレと言うより痛々しい扮装をしてるとしか思えない。しかも主役級がそれだから救いがない。新田真剣佑のスカーをはじめとして何人か上手くキャラ描写出来てる人もいるものの、肝心なエドとウィンリィの二人が痛々しすぎて、それ観てるだけできつい
 山田涼介は悪い役者とは思わないが、エドというキャラになりきることが出来てない。なんか照れがあるためか、台詞がたどたどしいのと、脚本をそのまま喋ってるだけで自分の言葉にしていない。漫画の台詞をそのまま口にするのはとても気になってしまう。これは台詞をもう少し変えるか、せめてもうちょっと言葉を吟味して語ってほしいところだ。
 本作に限らないが、漫画の実写化に当たって大変重要なのが、漫画では当たり前だが現実では言わない言い回しってのが結構あって、それをそのまま口に出されると恥ずかしくなってしまうと言う点。もしその台詞を使いたければ、自然に聞こえるように何度も練習して欲しいし、さもなければ台詞そのものを変えないと聞いていて痛々しいばかりになる。主人公クラスが全くそれが出来てないのが致命的。

 ストーリーの良さにキャラが付いてこなかった悪例と言うべきだろうか。

 CGの使い方も派手になればなるほど安っぽくなるのも問題点かな?CGを抑え気味にして、もうちょっと特撮寄りにした方が見た目もぐっと良くなったはずだ。

 ところで原作で私の一押しキャラのアームストロングがようやく出てきたのだが、役がなんと山本耕史だった。この人最近マッチョで推してるので出したんだろうが、ボディビルダー体型のアームストロングの筋肉には細マッチョの山本では全く敵わず、肉襦袢のコスプレ着せられてる感がなんとも。う〜む。

鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成

<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
東立
高橋雅美
池田宏之
阿部隆二
藤島ジュリーK.
森田圭
岩上敦宏
細野義朗
中野伸二
濱名一哉
葭原弓子
宇田充
坪内一(製)
曽利文彦
宮本武史(脚)
山田涼介
本田翼
ディーン・フジオカ
蓮佛美沙子
本郷奏多
黒島結菜
渡邊圭祐
寺田心
内山信二
ロン・モンロウ
水石亜飛夢
深水元基
加治将樹
杉本海凪
熊谷魁人
阿見201
林勇輝
犬山ヴィーノ
森郁月
丸山智己
遼河はるひ
平岡祐太
大和田伸也
舘ひろし
佐戸井けん太
大鷹明良
大澄賢也
品川徹
山本耕史
筧利夫
栗山千明
風吹ジュン
仲間由紀恵
新田真剣佑
内野聖陽
★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 暴食のホムンクルスグラトニー(内山信二)に飲み込まれてしまったエド(山田涼介)たちは、エドが思いついた方法により脱出に成功するのだが、現実に戻ったエドの前に現れたのは、エドとアルの父ホーエンハイムと全く同じ外見の謎の男(内野聖陽)だった。彼こそがホムンクルスたちの創造主であり、ホーエンハイムとは深い因縁を持つ男だった。その男の野望を阻止するため、ホーエンハイムとエド、アル、そして錬金術師殺しのスカー(新田真剣佑)らは、この国を覆う大いなる謎に踏み込んでいく。

 2022年に前後編で投入された「鋼の錬金術師」の後編。三部作の最終章となる本作は、基本原作をトレースした作品で、原作の後半部分を丸ごと放り込んだものとなった。
 原作は私も好きな作品で、特に後半の展開はかなりスピーディに、意外性の高い物語が展開していてとても楽しい作品だった。
 その後半を丸ごと全部一本の映画にしようと言うのだから、なかなか壮大な作品である。特に前半である『復讐者スカー』があんまり原作を消化出来てなかったので、これから相当な長さをどう料理するかには興味があった。
 そして出来たものを観て驚いたのは、本当に丸ごと全部放り込んでしまったという事だった。あれだけのストーリーをこれだけの尺に押し込むとは凄いもんだが、それが出来ただけで評価は出来る。
 ただ、評価が出来るのはそこだけ
 この作品の出来の悪さは、改めては書かないが、『復讐者スカー』と全く同じ。キャラが酷すぎるという事に尽きる。あまりに酷いので肝心なストーリーが頭に入ってこないレベル。特に山田涼介は真面目に格好良い台詞を言うほどに恥ずかしくなるので、後半になるとほぼ拷問を見せられてる気分になった。漫画と同じ台詞を実写でやると本当に恥ずかしい台詞になる。もうちょっとこなれた台詞回しを観たかったな。

 結果として言うなら、この上下編、やっぱり映画化してはいけなかったのでは?

 

アル
アル 画像 <A> <楽>
【ある】
 アルフォンス・エルリック。エドワードの弟で、鎧に精神を定着させており、空っぽの鎧を動かしている。 甘崎
アレックス
アレックス 画像 <A> <楽>
【あれっくす】
 アレックス・ルイ・アームストロング。「豪腕」の二つ名を持つ国家錬金術師。筋肉の塊で、何かというと上半身脱いで肉体を誇示する傾向がある。ただし錬金術師としての実力も確かで、土を金属に変えて飛ばす錬金術を得意とする。 甘崎
イズミ
イズミ 画像 <A> <楽>
【いずみ】
 イズミ・カーティス。エルリック兄弟の錬金術の師匠。昔人体錬成を行おうとして内臓のいくつかを失ったという。 甘崎
ヴァトー
ヴァトー 画像 <A> <楽>
【う゛ぁとー】
 ヴァトー・ファルマン。マスタングの部下。原作では軍の都合であちこちに転属される苦労人だが、本作ではずっとマスタングの部下のまま。 甘崎
ヴァン・ホーエンハイム
ヴァン・ホーエンハイム 画像 <A> <楽>
【う゛ぁん-ほーえんはいむ】
 エドとアルの父親。実はかつてアメストリスの国の前から生きており、ホムンクルスの大本のモデルとなった人物。ホムンクルスがアメストリスの全ての人間を賢者の石に変えようとしていることを防ぐために活動している。 甘崎
ウィンリィ
ウィンリィ 画像 <A> <楽>
【うぃんりぃ】
 ウィンリィ・ロックベル。エドとアルの昔からの知り合い。実は両親はスカーによって殺されたことが分かった。 甘崎
エンヴィー
エンヴィー 画像 <A> <楽>
【えんう゛ぃー】
 七つの大罪の中の嫉妬を司るホムンクルス。どんな人間にも化けることが出来る。 甘崎
エド
エド 画像 <A> <楽>
【えど】
 エドワード・エルリック。かつてホムンクルスと戦っており、国家錬金術師の中では重要人物となっている。国家錬金術師を敵視するスカーによって命を狙われる。 甘崎
キング・ブラッドレイ
キング・ブラッドレイ 画像 <A> <楽>
【きんぐ-ぶらっどれい】
 アメストリス軍将軍。軍全てを統括する司令官。実は特殊なホムンクルスで、ある目的のため軍を用いるために作られた。 甘崎
グラトニー
グラトニー 画像 <A> <楽>
【ぐらとにー】
 七つの大罪の中の暴食を司るホムンクルス。エドを吸引しようとしてエンヴィーごと吸い込んでしまう。その腹の中は異次元のような空間だった。最終的には“お父様”に吸収されてしまう。 甘崎
ケイン
ケイン 画像 <A> <楽>
【けいん】
 ケイン・フュリー。マスタングの部下。階級は曹長。通信機器のスペシャリスト。 甘崎
ジャン
ジャン 画像 <A> <楽>
【じゃん】
 ジャン・ハボック。マスタングの部下。のらりくらりとした性格で無茶な命令をぼやきながらしっかり仕事をこなしている。 甘崎
スカー
スカー 画像 <A> <楽>
【すかー】
 かつてアメストリスに滅ぼされたイシュバールの生き残り。額に大きな十文字の傷があり、「傷男」スカーと呼ばれる。国を滅ぼしたアメストリスの錬金術師を憎んでおり、次々に血祭りに上げるが、ホムンクルスとエドの戦いに巻き込まれたことで否応なしにこの国の陰謀に引きずり込まれてしまう。メイ・チャンの命を助け、また助けられた事で浅からぬ縁が生じる。 甘崎
スロウス
スロウス 画像 <A> <楽>
【すろうす】
 ホムンクルスの一体。極端な力を持ち、ゆっくりとした動きが特徴。しかしその気になると誰よりも早く移動できる。基本的に創造者の言うことには絶対服従。 甘崎
セリム
セリム 画像 <A> <楽>
【せりむ】
 セリム・ブラッドレイ。キング・ブラッドレイの息子。実は彼もホムンクルスで「傲慢」を示すプライド。 甘崎
ゾルフ
ゾルフ 画像 <A> <楽>
【ぞるふ】
 ゾルフ・J・キンブリー。アメストリス軍中佐。目的のためには何を犠牲にしても構わないと言う思考の持ち主。軍の上層部がホムンクルスに乗っ取られていることを知りながらそのために働いている。 甘崎
ハイマンス
ハイマンス 画像 <A> <楽>
【はいまんす】
 ハイマンス・ブレダ。ロイ・マスタングの部下で階級は少尉。小太りでいつも何か食べている。かなりの頭脳派で、ロイからの信頼も厚い。 甘崎
フー
フー 画像 <A> <楽>
【ふー】
 リン・ヤオに仕える一族の戦士。老齢にさしかかっているが、戦闘の実力は確か。 甘崎
ホムンクルス
ホムンクルス 画像 <A> <楽>
【ほむんくるす】
 “お父様”と呼ばれる古代のホムンクルスと、彼によって作られた七人の存在。それぞれラスト、グラトニー、エンヴィー、グリード、プライド、ラース、スロウスと呼ばれる。 甘崎
メイ・チャン
メイ・チャン 画像 <A> <楽>
【めい-ちゃん】
 シン国の王位継承者の少女。継承権は極めて低いため、箔を付けるために不老不死の術を知るために錬金術を学ぼうとセントラルにやってきた。スカーに助けられたことで行動を共にする。またアルフォンスの大ファン。煉丹術の達人で、エドに様々な知識を伝える事もあった。 甘崎
ラース
ラース 画像 <A> <楽>
【らーす】
 ホーエンハイムが作り出したホムンクルスの一体で、怒りを示す。キング・ブラッドレイの正体。 甘崎
リザ
リザ 画像 <A> <楽>
【りざ】
 リザ・ホークアイ。ロイ・マスタングの副官で銃の名手。 甘崎
リン・ヤオ
リン・ヤオ 画像 <A> <楽>
【りん-やお】
 シン国の第十二皇子。不老不死の術を手に入れその力を用いて皇帝になろうと画策し、配下の二人と友にアメストリス入りする。傍若無人な性格で、全ては自分を中心に回っているような言動をしているが、彼なりに必死。ホムンクルスのグリードに寄生されるが、ギリギリで正気を保ち、グリードを手懐けようとする。 甘崎
ロイ
ロイ 画像 <A> <楽>
【ろい】
 ロイ・マスタング。国軍大佐で焔の錬金術師の二つ名を持つ国家錬金術師。この国の裏を知ってしまったことから反逆者となってしまった。 甘崎
名称
【】
  甘崎

 

事典目次