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仮面ライダー ドラゴンナイト

仮面ライダー ドラゴンナイト事典

 

主な登場人物
話数 タイトル コメント DVD
第1話 ドラゴンを探せ
“Search for the Dragon”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:スティーブ・ワン
 父親の失踪後、施設暮らしをしていた青年キット・テイラーは、18歳の誕生日に実家に戻った時、そこで謎のカードデッキを発見する。そのデッキを手にしたキットは、鏡の中にいる生物が見えるようになった。そしてそれが彼の戦いの始まりとなる…
 敵は
ディスパイダー。巨大な蜘蛛型のモンスター。目的は不明だが、暴れているところをウィングナイトのファイナルベントで倒される。ちなみにこれは日本語版のモンスター名なので、実際の名前が違ってる可能性はある。
 平凡な青年キットが戦いに身を投じざるを得なくなるまでが描かれる話。全く何も知らない状態でデッキを手にするというのはオリジナル版と同じだが、この話では最初から定められていたと言う感じになってる。伝説の戦士って感じかな?一話目は紹介編と言った感じで、かなりオリジナル版に準じた内容になっている。終わり方も「仮面ライダー龍騎」の1話目の終わりと同じ。
 主演のキットの吹き替えは違っているものの、レンの吹き替えは松田悟志で、懐かしい声に出会えた。後、いくつかのシーンはオリジナル版の特撮シーンがそのまま使われてるのもある。新撮りの方が遥かに多いけどね。
 新撮りの特撮シーンはふんだんにワイヤーアクションを取り入れたもので、かなり見栄えはする相当に金がかかってるな。
 とりあえずツッコミどころが無いのがちょっと寂しい。

VOL.1
第2話 ドラゴンとの契約
“Contract with the Dragon”

  脚本:コリン・ギリス
  監督:スティーブ・ワン
 ドラゴンナイトとウィングナイトはドラゴンの追撃をかわし、なんとか現実世界へと帰還する。一体自分に何が起こったのか分からぬまま、もう一人のカメンライダーから逃げるキットだが…
 敵は前回に続き
ディスパイダー。前回ウィングナイトに倒された後、何者かによって復活させられ、パワーアップして登場。ドラゴンナイトの初戦で倒す。そしてボルキャンサーとカメンライダーインサイザー(シザーズ)。
 未だブランク体のドラゴンナイトがドラゴンと契約することによって名実共に“ドラゴンナイト”となった話。ただ、これは先輩ライダーであるレンによるものではなく、キットの父親の言葉が元になっている。つまり、キットはオリジナル版のような偶然によるのではなく、最初からライダーとなるべくしていたと言うのが特徴か。カメンライダーになる事が物語の胆ではなく、混乱しながらも戦い続けることが中心となるのも、日本的なものとは異なる演出方法。
 そして最後、ドラゴンライダーの前に立ちふさがったのはボルキャンサーとカメンライダーインサイザーだった。展開が速い。
 オリジナル版の立木文彦の一字一字区切るような渋い声で「ソード・ベント」というのも良いけど、流暢な英語で「ソーベンート」や「ファイヌベーント」ってのも味わいがあって良いね。
 やっぱりあんまりツッコミどころが無い。スピード感は充分ありなので、上手く作られた作品とは言えるだろう。
第3話 仮面ライダーインサイザー
“Kamen Rider Incisor”

  脚本:スコット・フィリップス
  監督:スティーブ・ワン
 突然現れドラゴンナイトに攻撃を仕掛けてくるインサイザー。何が起こったのか分からないドラゴンナイトに「黙って戦え」と攻撃を続けるインサイザー。そんな二人をじっと見つめるレン…
 敵は
仮面ライダーインサイザーとその契約モンスターのボルキャンサー
 新たなライダーの登場だが、オリジナル版と同様、やっぱり今度は悪人らしい。インサイザーに変身するリッチーはいかにも金持ちのボンボンって感じで、戦いを挑むのもそのまま挑戦してるだけ。非常に薄いキャラになってる。
 そしてそんな二人の戦いにあまり干渉しないように見ているレンだが、キットの危機には颯爽と登場。そして戦士としての心得をキットに叩き込む。今のところこいつの方が主人公キャラっぽくはあるね。
 今回の戦闘シーンは基本全部新撮りらしい。今ひとつこなれてないけど。
<人通りの多い交差点で変身してしまうキット。危機感なさ過ぎないか?>
第4話 ライダーへの挑戦
“A Rider's Challenge”

  脚本:スコット・フィリップス
  監督:スティーブ・ワン
 レンから仮面ライダーと呼ばれる人間達から狙われている事を知らされ、戦士としての特訓を受けることになったキット。鏡の世界でモンスターを倒し、実力を付けていくこととなったのだが、
 敵は
ガルドサンダー。ドラゴンライダーに倒されたモンスター。これも名前は出てこないので仮称。そして仮面ライダーインサイザーボルキャンサー
 前々回のラストで登場し、前回で戦いとなったインサイザーの退場が描かれる。「仮面ライダー龍騎」同様あっけない退場だったが、ボルキャンサーに食われる訳ではなく、ボルキャンサーの方が消えて次元の果てに吹っ飛ばされた。やっぱり残酷描写は抑えられているらしい。でもその事実を知らされたキットは相当に精神的にショックを受けてる。軽い気持ちで
 ジャーナリスト志望で現在バイト中のマヤは、クライエントでジャーナリストの先輩に苛められてる。仕事ってのはそんなもんだが、その先輩が気位ばかり高く、自分の事ばかりしか言わない人間だと本当に苦労する…経験あるから。
 インサイザーの退場に伴い、又新しいライダーが登場らしい。デッキを見る限り、ゾルダのようだ。ここではトルクというらしい。
<レンは「仮面ライダーは12人」と言っているのに、ラストで13人のライダーが出ている。>
第5話 2つの力
“The Power of Two”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:マイケル・ワン
 仮面ライダー同士は戦わなくてはならず、しかも負けたライダーは次元の狭間に吹き飛ばされると知ったキットは恐れをなしていた。そんなキットを見つめるライダーが一人…
 敵は
ゼノバイター。ブーメラン状の武器を持ち、ライダーが武器を召喚しようとすると妨害する。そして仮面ライダートルク。オリジナル版のゾルダ。後ちらっとゼブラスカルが出てる。
 一旦ライダーバトルに入ってしまうと、もう逃げることが出来ないと言う現実に絶望するキットの姿が描かれていく。父の遺言とは言え、軽い気持ちで入り込んでしまうととんでもない事になってしまう…なんか麻薬みたいだな。そしてベントされないように、レンはキットを鍛え続ける。
 そしてレンの口からライダーバトルの真実が語られる。これまで何度か出てきたゼイビアックスという悪の首領から地球を守ることが目的だという…いや、これで良いんだけどね。ひねくれまくってたオリジナル版を観た後だと、なんかとても嘘くさく感じてしまう。
 ライダーバトルは続いているが、一方マヤは自分の見たことを友人に信じさせようとする姿があり。そのまま話して信じられる人間はいないと思うが。
 又一人ライダーが登場。金にがめついドリューという青年が変身する仮面ライダートルク。性格は北岡秀一と似ていなくもないが、もうちょっと直情的かな?
 オリジナル版にはなかったドラゴンナイトの専用バイクが登場。真の意味で「仮面ライダー」になったというのが皮肉と言えば皮肉(オリジナル版は「バイクに乗らない仮面ライダー」と言われてたから)。更に新撮りの部分はアクションシーンが大変練れていて、そこに関してはオリジナル以上の見応えあり。

VOL.2
第6話 仮面ライダートルク
“Kamen Rider Torque”

  脚本:コリン・ギリス
  監督:マイケル・ワン
 レンと共にゼイビアックスと戦う事を決意したキット。だがゼイビアックスの魔の手は着々と地球へと伸ばされていた。そして彼らの前に現れた新しいライダーは仮面ライダートルク。変身を解除したドリューは、レンこそがゼイビアックスの手下であるとキットに告げる。
 敵は
ゼブラスカル。ゼイビアックスからトルクに与えられたモンスター。体を分離する事で敵の攻撃をすり抜けることが出来る。そして仮面ライダートルク。キットを騙すためにゼブラスカルに攻撃している。
 前回でゼイビアックス将軍の目的が明らかにされたが、その分物語は単純化。次々に現れるライダーをドラゴンナイトとウィングナイトで対抗していくと言う形を取るらしい。
 今回登場したドリューは詐欺師であり、折角一緒に戦おうとしているキットとレンを不仲にしようとしているようだ。オリジナル版の秀一と同じく戦いよりも人を騙すことで勝利を得ようとしているらしい。
 一方マヤの方はJTCの情報で特ダネを得るため、病院へ行ったところ、そこにいたのはなんとキットの父親だった。
 戦いの新撮りも多く、なかなか見応えはあるが、ドラゴンナイトが頭突きばかりしているので、コミカルな話になってる。
<ベンタラには転送機会があるが、その形状はほとんどスターゲイト。
 バンクだから仕方ないんだけど、ソードベントを使うと、そこがどこでも背後にビルが出てくるな。>
第7話 敵か味方か
“Friend or Foe”

  脚本:スコット・フィリップス
  監督:ジョン・ファサーノ
 すっかりドリューに騙されてしまったキットは、レンの本心が分からず悩む。そんなキットに父が生きていることを告げるマヤ…
 敵は
ギガゼールメガゼール。ふらふらと街に現れたところをレンと戦いとなる。三体登場し、連携してウィングナイトとドラゴンナイトを襲う。ワイルドボーダーも登場している。
 ドリューに騙され不信に陥るキットと、信じてもらえないことに苛立ちを抑えられないレンの対比が描かれている。ぶっきらぼうなレンなので、自分から誤解を解こうとしないため、余計に話がこじれていく。
 話自体はそれだけなので、話自体がかなり薄味。
 一方では廃人同様になったキットの父親が登場。父を治すためにもレンを倒さなければならないと思い込むキット。
 ドリューの目的はゼイビアックスが地球を侵略した暁には地球の王にしてやると言う事を餌にされている。
 マグナギガの攻撃がちょっとオリジナルのとは違ってるみたいだけど、なんか理由があるのかな?
第8話 仮面ライダーキャモ
“Kamen Rider Camo”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:ジョン・ファサーノ
 ドリューの罠にはまりレンに対する不信感を植え付けられてしまったキット。それと並行してゼイビアックスは地下格闘技のファイター、グラントに近づき、仮面ライダーキャモのカードを手渡していた。
 敵は
アビスハンマー。シュモクザメ型のモンスター。ドラゴンナイトとトルクの連携で倒された。そしてアビスクラッシャー
 すっかりレンに対する不信感を植え付けられてしまったキットはドリューと連携し、ドラゴンナイトとトルクの連携の戦いが描かれている。これはオリジナル版にあったのと全く同じで、かなりコミカルな感じで仕上がってる。だが、あまりのドリューの卑怯ぶりに、キットの方が逆に不信感を抱いてしまった。ドリューの嘘はあまりに底が浅すぎるんだよな。
 そして登場するキャモ。これはオリジナル版のベルデに当たる仮面ライダーだが、オリジナル版ではスペシャル版以外には登場しなかったライダーであり、ここでの戦闘シーンは完全新撮りになってる。
 ちょっとだけ仮面ライダーストライク(王蛇)とトラスト(ガイ)が登場。
第9話 仮面ライダートラスト
“Kamen Rider Thrust”

  脚本:ジェフ・ウォーカー
  監督:ジョン・ファサーノ
 仮面ライダートラストに襲われ、戦闘に入るウィングナイト。そんなウィングナイトの戦いを見てキットに連絡をかけるマヤの言葉に、キットの心は揺れる…
 敵は
仮面ライダートラスト。ウィングナイトに勝負を仕掛けてくる仮面ライダー。そして仮面ライダーキャモと、ついに敵に回った仮面ライダーストライク
 今回はひたすらライダーバトルが描かれるが、ただ観ているだけのストライクを含めると、合計で6体ものライダーが登場。この数はオリジナル版を超えてる。
 トラストはオリジナル版のガイだが、オリジナルとは異なり、フェアプレイ精神に溢れたキャラに仕上がっている。本人はライダーバトルを命がけのゲームと捉えており、優勝することを目的としている。ひょっとしてオリジナルの設定を一番受け継いだキャラかも知れない。
 そしてキャモがトルクのファイナルベントで退場。日本版にはほとんど出てこなかったライダーだけに、早期退場はちょっともったいない感じ。だが、それでドラゴンナイトに正体がばれてしまった。やっぱりこいつは小悪人だな。
<そもそもドリューの言葉は矛盾だらけなんだが、それを鵜呑みにするキットにも問題があるぞ。まあ、父親を助けると言う目的で他が見えてないだけなのかも知れないけど。
 そう言えばキャモは一度もファイナルベントを使わない内に終わってしまったな。>

VOL.3
第10話 バトルクラブ
“ Battle Club”

  脚本:ジェフ・ウォーカー
  監督:ジョン・ファサーノ
 ドリューに騙されたことを知ったキットはレンと仲直りをする。その頃、仮面ライダートラストのブラッドは、自分の過去を思い出していた。
 敵は
レッド・ミニオン。ゼイビアックス配下の戦闘員。ストライクとドラゴンナイトによって次々撃破される。そしてバクラーケン。トラストのファイナルベントによって倒された。
 今回は仮面ライダートラストのブラッド・パレットが中心となった話。どんなに苦しくてもそれが試練と思って乗り越えようとしてるんだけど、自分を勝手に追い込んでるので、ポジティヴかネガティヴだか分からない思考経路してる。それ以外にも多くの人物が登場してくるので、かなり動きが出てきている。
 設定としても、ライダーとなれるには特定の遺伝子が必要であることが分かった。つまり、ここで仮面ライダーに変身する人間達は、ベンタラでも存在し、ベントされてしまった人達だったと言う事。
 レンがキットに見せた写真。そこに写っていたのは初代ドラゴンナイトのアダムだったが、それはベンタラにおけるキットであったことが判明。ベンタラは鏡像世界と言う事らしい。確かベントされているはずだが、死んでないのか。
 そして完全にゼイビアックスの手下として登場するストライク。ここで分かったけど、マヤが尊敬するハッカーのJTCがそれっぽい。
<突っ込むところじゃないんだけど、ライダーの多くは体格とか髪型とかも似てるため、見分けが付かない部分あり。声で判断するしかないか。>
第11話 勝利か消滅か
“Vent or Be Vented”

  脚本:ジェフ・ウォーカー
  監督:マーク・アレン
 ライダーバトルをゲームと思い込んでドラゴンナイトに攻撃をかけるトラスト。変身を解いたキットはブラッドにライダーバトルの事を説明するのだが…
 敵は
ウィスクラーケン。大学に現れたモンスターで、トレントを襲おうとしたところを仮面ライダースティングとドラゴンナイトの連携によって倒される。そして仮面ライダースティング登場。オリジナル版のライアだが、モンスターから街を守ろうと日夜努力中。オリジナル版と同じく正義感は強いキャラらしい。何の前振りもなく、ドラゴンナイトと共闘する。
 今回もブラッドの話が続く。そんなブラッドを仲間に引き入れようとするドリュー。しかし詐欺師という割には話に全く説得力無いのが問題。
 一方、どんなに誠意を尽くして説明しても、何の成果も得られないキットは、やっぱり自分の戦いに疑問を持ち、いじいじ悩み始める。これが「龍騎」の醍醐味ではある。
 マヤの方でも物語は進行中で、前回出会ったJTCことジェームズの情報に喜ぶあまり、隣にいるトレントが嫉妬の炎を燃やしてる。人間ドラマとしてはこっちの方が分かりやすいな。
第12話 仮面ライダースティング

  脚本:スコット・フィリップス
  監督:マーク・アレン
 ドラゴンナイトと共闘してモンスターを倒した仮面ライダースティングに変身したのはクリスと言った。正義感の固まりでモンスターを倒し続けているクリスだが、治安を乱すものとして他のライダー達もやはり粛正の対象にしていた…
 敵は仮面ライダースティング。レンのウィングナイトと死闘を演じる。
 前回登場した仮面ライダースティングの正体が明らかに。他のキャラ同様こいつもゼイビアックスに騙されている存在だが、社会悪を憎み、正義感が強くとも、肉体的な疾患のために戦うことが出来ない。そんな彼だからこそ超人となれるライダーにすがるのは理解出来る。尤もこう言う奴はゼイビアックスにとっては、鬱陶しいだけだろうが。こう言う奴だから、一旦信念を持ってしまうとそれに固執してしまう。結局その正義感が意固地さになってしまった。
 それで戦いの中で仲間意識を高めていくことになるのだが…
 一方、ゼイビアックスに従っているドリューは、あまりの失敗続きにとうとうゼイビアックスに見限られてしまう。所詮この程度のキャラと言う事か。ここで退場するのはちょっと早すぎる気もするので、まだ抵抗してくれるかも?
<説得しようとするキットに対し「エイリアンには騙されない」と言うクリス。その時点でエイリアンに騙されてるのは皮肉か?>
第13話 ハンティング
“Thrill of the Hunt”

  脚本:ジェフ・ウォーカー
  監督:スティーブ・ワン
 スティングへの止めを刺すことが出来なかったレン。だがライダーの使命を果たすため、自らを叱咤し新たな戦いに赴く。なんとかクリスを説得できないかと考えるキット。そんなキットの前に現れたのは、ゼイビアックスから逃げ出したドリューだった。
 敵は
デッドリマー。サル型のモンスターで銃を持つ。ドラゴンナイトに倒された。
 スティング=クリスの話の続きと、ドリューの詐欺師としての過去が描かれていく。
 キットの方はモンスターとの戦いの中で軽口が出るようになってきた。大分余裕が出てきたかな?でも他のライダーとの戦いではまだまだ全然弱いのだが。
 前回ゼイビアックスに追われることになったドリューは、キットに助けを求めるも、簡単に拒絶されてしまい、逆ギレしてキットに襲いかかっている。こいつの言葉は浅すぎるな。
 そしてトラスト=ブラッドはウィングナイトと戦う。この話はライダー同士の戦いがとにかくいっぱい。
 マヤについてはムキになるトレントがなかなか可愛くて良い。

VOL.4
第14話 悪魔の約束
“Xaviax's Promise”

  脚本:コリン・ギリス
  監督:スティーブ・ワン
 誤解が解け、共に戦う事を確認し合うキットとクリス。だが同時刻、自分の試練に勝とうとするブラッドはレンとの決戦を挑み、ゼイビアックスから逃げたドリューは刺客のJTCと戦っていた。
 矢継ぎ早に戦いが継続。最初から二つの戦いが展開中。ブラッドを説得しようとしているレンにキットとクリスが合流。結果として三対一の戦いが展開。一方ドリューに対してはJTCのストライクが戦いを挑み、やがてその戦いが合流し、ストライクのファイナル・ベントによってトラストが退場した。
 結局自分以外の全てを敵に回してしまったドリューはJTCに追い回されることになるが、現時点ではストライクがあまりにも強すぎて勝負になってない。オリジナル版の浅倉と較べるとJTCはとてもお茶目な性格していて、戦いの中でも軽口を叩きながら、トラストを追い詰めている。
 そしてついにトルクは退場。オリジナルでは強力すぎて最終回まで残ったトルク(ゾルダ)も、狡猾に立ち回るストライクには全く通用しなかった。
 これにてインサイザー、キャモ、トラスト、トルクの4体のライダーが退場。比較的良い具合に淘汰されているが、本作の設定の場合、カードに適合さえすればライダーは復活出来るはずなので、再登場もあり得るだろう。
第15話 選ばれし者たち
“The Many Faces of Xaviax”

  脚本:スコット・フィリップス
  監督:スティーブ・ワン
 ストライクによってあっけなく消え去ったトラストとトルクの姿にショックを受ける仮面ライダースティングのクリスは、改めてキットとレンに協力することを約束する。
 敵は
 これまでの戦いを振り返る総集編。その中で多少の解説も加えられ、ぐっと分かりやすくなった感じ。元々オリジナルである「龍騎」よりは分かりやすくできてるが、それでもやっぱり解説は必要だった。
 説明側に守るとレンも結構お茶目なところがあり、結構良い奴だと分かる。
第16話 グラマシーの英雄
“The Hero of Gramercy Heights”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:スティーブ・ワン
 クリスにゼイビアックスの悪行とライダーバトルのことを説明し、仲間に入るように言うレンとキット。だがクリスは何故か「力になれない」という。レンとキットは今出来ることをしようと、まずライダーに詳しいJTCという人物を洗ってみようと考えるが…
 敵は
仮面ライダーストライク。キット達の方に寝返った仮面ライダースティングを消すために現れた。あとオリジナル版ではオルタナティブのバイクだったサイコローグがモンスターとして登場。ほぼ完全にロボット。
 仮面ライダースティングのクリスが中心となった話。かつてサイモンズという偽名のゼイビアックスによってライダーバトルに誘われた理由、これまでの戦いなどが語られていく。
 一方、JTCに会いに来たレンとキットもそれなりに見せ場あり。話自体があんまり動いてないけど。
 今回のライダーバトルは全部新撮りだが、ロボット兵器として登場したサイコローグが妙に強くて良い感じ。
<ヒーロー気分でモンスターと戦うスティングは人間に対しては妙に上から目線で命令口調。「仮面ライダーキバ」の名護か「仮面ライダーW」の霧彦か?>
第17話 3つの力
“ The Power of Three”

  脚本:スコット・フィリップス
  監督:ジョン・ファサーノ
 自分が足手まといだと感じるクリスは戦いから身を引こうとする。レンは三人の力こそが必要だと、彼を説得しようとした。その頃、ゼイビアックスは新たなライダーとして迎えるべく、チョウ兄弟に接近していた…
 敵は
仮面ライダーストライク。持病のため力を出せないクリスのスティングを襲う。そして仮面ライダーアックス。
 キット、レン、クリスの3人チームが結成される話。レンが突然仲間の大切さを口にするようになった。それで引き合いに出したのが三本の矢のたとえ。なんか妙に砕けた感じになった。三人まとめて変身するシーンはなかなか見応えあり。
 一方ゼイビアックスの方も新たな戦力としてチョウ兄弟を仲間に引き入れ、戦いは新たな局面に。しかし、あまりにこの兄弟単純すぎて、ゼイビアックスとのやりとりはほとんど冗談みたい。
 チームとマヤはJTCを探し回っているが、そのJTCこそがストライクで、次々に罠を仕掛けて待っている。それに気づかず、次々罠にはめられていく訳だから、えらく単純な主人公チームだ。そのストライクはスティングに対しては妙に冗談が多く、無駄口叩きながら戦ってる。
<チョウ兄弟は何故か大阪弁。しかしあまり上手くない。>

VOL.5
第18話 チョウ兄弟
“The Brothers Cho”

  脚本:スコット・フィリップス
  監督:ジョン・ファサーノ
 チョウ兄弟の仮面ライダーアックスとスピアーを仲間に引き入れたゼイビアックスは、改めてレンとキットに対する陰謀を巡らせていた。一方レンはキットに正式にベンタラのライダーになる気はないかと問いかけていた…
 敵は
仮面ライダーアックス仮面ライダースピア。あとモンスターとしてガルドストームが出ている。「龍騎」の時と違い、装飾が少なくなっている。
 大阪弁のチョウ兄弟との戦い。二人は格闘に関しては素人のため、レンには全く歯牙にもかけられてないが、どうも悪知恵が働くらしいことは分かってるので、まだこの戦いは続きそう。
 一方、キットに正式に仮面ライダーにならないか?と訊ねるレンの姿がある。今でも仮面ライダーには違いないのだが、正式にベンタラのライダーとなった場合、地球には帰ってこられなくなるのだとか。キットの悩みはまだ表面化してはいないものの、これがこの後の話で重要性を増していくのだろう。
第19話 センパーファーイ
“Semper Fi”

  脚本:コリン・ギリス
  監督:ジョン・ファサーノ
 正式なドラゴンナイトとしてベンタラに迎えたいというレンの申し出に悩むキット。一方クリスに近づいたJTCは、自分が仮面ライダーストライクであることを明かし、病気を治す代わりにウイングナイトを倒すよう話を持ちかけるのだった。
 敵は仮面ライダーアックスと仮面ライダースピア。そして仮面ライダーストライクとメガゼール。「龍騎」の時は殺し合ってたタイガとインペラーだが、今回は兄弟だけにコンビネーションが映える。
 クリスの退場が描かれる。病弱ではあるが、魂は海兵隊員であるクリスは、決して悪の申し出は受けず、仲間を助けるために自ら仮面ライダーストライクのファイナルベントに立ちはだかる。今回戦いは多いが、それが一番の見所だった。最後まで海兵隊員として敬礼して去っていくのが泣かせる。
 そして人間をベントすることに躊躇を覚えるキット。
 一応これまで仮面ライダーのことを疑問視していたトレントとレイシーもやっと現場を目撃して信じるようになった。
<ストライクも言っていたが、「海兵隊魂」を連呼する割には戦いからは逃げようとするクリス。>
第20話 戦場からの手紙
“Letter from the Front Line”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:マイケル・ワン
 仮面ライダーストライクによりスティングがベントされた。せっかく出来た仲間が消え、消沈するキットとレンの前に、待たしてもチョウ兄弟が現れる…
 せっかく仲間が増え、3人になったのに、又二人で戦うことになってしまった。今回は失意のまま終わってしまった感じ。キットは改めて戦いの過酷さを心に刻み、レンは自分自身を責める。一応キットにはアックスとスピアーとの戦いも用意されているが、ただ一方的にいたぶられて終わる。
 今回ちょっとした発見は、キットの父フランクとゼイビアックスは面識があったこと。そりゃドラゴンナイトのカードデッキを持っているのだから、何らかのつながりがあったのは当然か。
<スピアーが武器を出すカードはスピアーベントのはずだが、ここではソードベントになっていた。微妙な違いがあるみたい。>
第21話 兄弟の最期
“Strike's Ultimatum”

  脚本:スコット・フィリップス
  監督:マイケル・ワン
 JTCの情報により父親の元に向かうキット。だが、それは勿論仮面ライダーストライクとゼイビアックスの張った罠であり、それを承知で本拠地へと乗り込むキットだったが…
 敵は
仮面ライダーアックススピアー。スピアーがベントされる。そしてレンと戦ったミラーモンスターのゼノバイターテラバイター
 仮面ライダーストライクの正体をようやくキットとマヤが悟るとか、スピアーがベントされるとか、ちゃんと物語には進展はある。今回初めてキットが自分の意志で他のライダーをベントしたのも新しい展開。
 JTC(ジェームズ)がゼイビアックス側に付いている理由も明らかに。元々がハッカーで、FBIに追われたJTCを助けたのがゼイビアックスだったらしい。本人曰く「正義と自由のために戦ってる」そうだが、情報屋はいつもそう言う。
 そのJTCのストライクは、弟を失って悲しみに暮れるダニーを気遣うなど、オリジナル版の王蛇とは随分違った性格に見える。
 そしてスピアーが消え、最後に現れたのは、女性型仮面ライダーの仮面ライダーセイレーン(オリジナル版では劇場限定キャラのファム)。
 今回は戦い全部が新撮りで、妙にドラゴンナイトがくすんで見える。

VOL.6
第22話 セイレーンの帰還
“A Rider's Resolve”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:マイケル・ワン
 突如街に現れた仮面ライダーセイレーンはまるで楽しむかのように次々とミラーモンスターを倒していく。一方、初のベントを行ったキットは、自分の行いに落ち込んでいた。
 仮面ライダーセイレーン登場の話。今のところ敵か味方か分からないが、雰囲気としては静かに盛り上がっていく感じ。戦いはまだこれからと言った感じ。
 前回で初めてベントを行ってしまったキットに対し、父のフランクの幻が、家族を思い出せと言ってくる。
 そしてこれまでにインサイザー、キャモ、トラスト、スピアー、スティングのベルトを手に入れたレンだが、その表情は暗い。これまでの戦いを経、もうキットの実力を認め、完全に相棒として認め始めたようだ。
 キットに妙な執着を見せるゼイビアックスだが、彼に言わせると、目的のためにはドラゴンナイトが必要なのだとか。
 JTCの本当の姿を知ったマヤだが、JTCに対し怒りを燃やしながら、それが彼の価値観であることも認識している模様。
<レンがデッキを並べてるシーンがあるが、レンを正面から見た時と上から見た時ではデッキの順番が違うのだが?>
第23話 服従か復讐か
“Kamen Rider Siren”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:スティーブ・ワン
 ドラゴンナイトをゼイビアックスの手のものと思い込んだセイレーンは突如ドラゴンナイトに襲いかかる。レンの取りなしで事なきを得たもののの、セイレーンに変身するケイスがベンタラの生き残りであることを聞かされる。
 敵は登場せず。キット側とゼイビアックス側で内輪もめが始まったくらい。
 新しい仮面ライダーが登場。セイレーンはオリジナル版では劇場版のみ登場の女性ライダーだが、ここではメインキャラの一人として登場。ライダーであることに誇りを持ち、その分イレギュラーなライダーを認めようとしない。この辺り初期のレンと似たところがあって、設定が活かされてるようだ。
 レン曰くセイレーンは「最強のライダー」だそうで、その強さも遺憾なく発揮されてる感じ。今のキットでは到底歯が立たないが、その分頼りになる仲間が出来たって感じかな。
 一方、ジェームズが自分の弟が終身刑になってしまったことをダニーに打ち明けるシーンあり。
 だが、観方が現れると同時に敵も出てきた。これ又劇場版のみ登場の仮面ライダーオニキス(リュウガ)。今回は一瞬だけ登場し、キットをベンタラに引き込んで消えてしまった。
<ストライクとアックスの戦いは半分以上がオリジナル版のもの。だからあっという間に戦っている場所が変わっていたりする。>
第24話 黒の誘惑
“Dark Temptation”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:スティーブ・ワン
 突如鏡の中から現れた黒いドラゴンナイトに襲われるキット。ドラゴンナイトに変身して戦うも、負けてしまったキットが気づくと、そこはベッドの中だった。そんな彼の前に現れたミシェルにワシントンに行けと命じられる。
 敵は仮面ライダーストライクとアックス。
 セイレーンとオニキスが現れた事により、過去ベンタラで何があったのかが少しだけ描かれていく。仮面ライダーは全員共同してモンスターと戦っていた事が分かった事位だが。しかし、その後ケイスによれば、ドラゴンナイトは裏切り者になったとのこと。その辺何があったのか?
 そしてFBIにより既に仮面ライダーは認識されていることが発覚。ミシェルはその一員だったことが分かる。
 そして、キットが初めてゼイビアックスと邂逅。そう言えば変身した姿ではこれまで会ったことはあったが、人間体とは初めてか。父親をダシに、どんどん毒を吹き込んでいる。
 しかし物語がますます訳分からなくなってきたな。どう流れていくんだ?
 ところでベンタラでシアゴーストと戦っているのはドラゴンナイト、ウィングナイト、トルク、ストライク、セイレーンだが、これは日本製の劇場版の一シーン。この後セイレーン(ファム)がストライク(王蛇)に襲いかかるはずだが、勿論カットされている。
第25話 家族の肖像
“Dropping the Axe”

  脚本:ジェフ・ウォーカー
  監督:スティーブ・ワン
 父を助けたくばウイングナイトをベントせよというゼイビアックスの言葉に揺れるキットは、ドラゴンナイトとなりウイングナイトに襲いかかる。そしてその体はみるみる黒くなり…
 ゼイビアックスの言葉に、心の暗黒部分を刺激されたキットが描かれる。冒頭から突然仮面ライダーオニクスに二段変身したドラゴンナイトがウイングナイトとセイレーンをベントしてしまうという衝撃的な展開から始まる…結局全部夢だったわけだが。
 実際オリジナル版でも能力だけ見るなら最強の力を持つドラゴンナイトだけに、本気出せばこの位のことはできてしまう訳だが、それをしたくないキットの心の葛藤こそが本作の肝となる。
 主人公が悩み続けるのもオリジナル版に準じてはいるものの、アメリカで作られたものだけに正義の定義が明確なのがこの作品の特徴かな?悩みも短く結局ドラゴンナイト、ウイングナイト、セイレーンのトリオがここで結成されることになった。
 そして仮面ライダーアックスがついにベントされる。ベントしたのはストライクだが、その責任をドラゴンナイトの方になすりつけてしまうあたり、悪人らしさに溢れてて良い。
 ところでドラゴンナイトがオニクスへと変化している描写があるが、やっぱりこれは伏線なのだろうか?
 そしてラストシーンで仮面ライダーラスが初登場。オリジナル版のオーディンがいよいよ登場。

VOL.7
第26話 仮面ライダーラス
“Kamen Rider Wrath”

  脚本:コリン・ギリス
  監督:ジョン・ファサーノ
 ゼイビアックスを倒すため正式にカメンライダーになる事を決意するキット。だが、ミシェルらFBIの手によって捕らわれてしまう。一方、ゼイビアックスは最強の仮面ライダーである仮面ライダーラスを呼び出していた。
 敵はストライクとラス。ラスは魂を持たないライダーで、ゼイビアックス自身と同化することによってゼイビアックスが操る事が出来る。
 最後の仮面ライダーである仮面ライダーラスの登場の話。オリジナル版でも特殊なライダーという位置づけだったが、ここでもゼイビアックス自らが操る(ゼイビアックス自身はライダーではない)特別なライダーとなっている。ラス(Wrath)という名前も“悪魔”を意味する言葉。
 更にFBIによってキット自身も狙われたりと、物語は進んでいるのだが、実際たいして展開している訳ではない。ラスとストライクに対抗するウイングナイトとセイレーンだが、この戦いもなんとなく前哨戦と言った雰囲気。二対二では敵わないことが分かっただけ。
<ゼイビアックス本人も言ってたけど、最初からライダーとなる人物の魂を抜いて自分で操った方が早いんじゃね?
 度々ライダーの戦いの場となる本屋だが、よくこれで経営成り立つな。>
第27話 ノーマン
“Attack Of The No Men”

  脚本:コリン・ギリス
  監督:ジョン・ファサーノ
 ノーマンと呼ばれるFBI組織に捕らえられてしまったキット。一方、キットを手に入れることを諦めたと宣言するゼイビアックスは、ラスの人間体ヴィクの体を借りて地上に出る。
 敵は仮面ライダーラスとストライク。それぞれウイングナイトとセイレーンと戦う。それとミラーモンスターのブロバジェル。ノーマンに捕らえられたクラゲ型のミラーモンスターで、ドラゴンナイトの実力を見るために解放され、ドラゴンナイトと戦う。
 話としては、政府に捕まったキットの脱出と、水面下で地球侵攻を始めたゼイビアックスの動向。
 キットの方は捕まったと思ったら牢が開いていて、そこにはモンスターがいた。見え見えの囮作戦だが、簡単にそれに乗ってしまうキットも単純すぎる。
 ラスの人間体も登場。ヴィックというその男はレンにとっては先輩ライダーに当たり、師匠でもあった。
 ラスとウイングナイトとの戦いもあるが、これは新撮りのようで、普通のライダーっぽい感じ。
<トレントの友人は重度のギークだが、喋ってる言葉が2ch用語ってのがどうもなあ。実際に喋ってる奴いるのかよ?>
第28話 囚われのドラゴンナイト
“A Dragon Caged”

  脚本:ジェフ・ウォーカー
  監督:ジョン・ファサーノ
 水を鏡代わりにして刑務所を脱出したキット。だがゼイビアックスはドラゴンナイトのベントをJCBに指令していた。
 敵はシールドボーダー。そして仮面ライダーラスとストライク。
 キットの刑務所からの脱出と、本格的なゼイビアックス一派との戦いの始まりが描かれる。ようやく本来の物語に戻ったと言うことか。残った5人のライダーが全員戦闘しているが、完全新撮りで、見栄えがする描写になってる。特にセイレーンが良く動いてるな。
 キットが刑務所を脱出した方法は「龍騎」で朝倉がやったのと同じ方法。ヒーローがやる方法じゃないな。
 JCBがアックスをベントしたことを悔やんでいるような発言してる。それなりに良い男になってきてるみたいだ。
 ゼイビアックスがこれまでドラゴンナイトをベントさせなかったのは、誰がカードデッキを与えたのかを知りたかったためだというが、それだけにしては犠牲も多かったな。
<鏡に入った時はドラゴンナイトとウイングナイトはバラバラだったのに、出てきた時はレンがキットを抱えていた。>
第29話 嵐の前の静けさ
“Calm Before The Storm”

  脚本: スコット・フィリップス
  監督:ジョン・ファサーノ
 ドラゴンナイトにウイングナイト、セイレーンを加えた仲間達はチームとして結束しつつあった。それに対し、着々と策を練るゼイビアックス。
 今回は基本的に総集編。スティング(クリス)との思い出と、言い出せないオニキスのこと、地球にいる政府組織ノーマンのこと。それぞれの振り返り。

VOL.8
第30話 スワン・ソング
“Swan Song”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:マイケル・ワン
 ケイスはベンタラから持ち出したというサバイブのカードをキットとレンに手渡す。一方ゼイビアックスもJTCのカードデッキをパワーアップしていた。そのパワーを試すため、レンからスティングとトラストのデッキを奪うJTC。いよいよ本腰を入れ戦いを開始したゼイビアックスに対抗するキット達だが…
 敵は
仮面ライダーストライク
 のっけから戦いの連発。最初のドラゴンナイトとストライクの戦いではどう見ても日本としか思えない海岸や倉庫街にワープして戦ってる。「龍騎」の流用だが、もう少し統合性を取るべきだった。
 折角三人揃ったのにセイレーンがベントされてしまう。重要な物語のはずなのだが、ちょっと話が飛びすぎてる感じ。話があっち行ったりこっち行ったりしてる内に終わってしまった。
 ストライクはスティングとトラストのカードデッキを手に入れ、エビルダイバーとメタルゲラスと契約。ついに統合モンスタージェノサイダーを誕生させる。
 一方ミシェルが又暗躍しており、マヤを拉致ってしまった。
 「龍騎」のシーンの流用も多いが、新撮りの場面がかなり派手になっている。大分向こう側のスタッフも慣れてきたかな?
<戦いに出る前ケイスはレンに「今夜はワインよ」と言っていたが、ベンタラでも酒の名前は同じなのかな?
 セイレーンを倒したのは良いが、ボロボロになってしまったドラゴンナイトとウイングナイトを放って帰ってしまうラスとストライク。ここで止め刺しておけば良かったのに。>
第31話 赤龍落つ
“Xaviax's Wrath”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:マイケル・ワン
 ケイスを失い怒りに燃えるレンとキットはストライクを探し求め、サバイブカードを用いてパワーアップしたウイングナイトはストライクをベントすることに成功する。だがその前にはだかるラス…
 敵は仮面
ライダーストライク。今回でベントされた。
 今回はほぼ全編戦いばかりで、見所は満載。
 前回のセイレーンに続き、今度はストライクもベントされてしまった。折角前回ジェノバイタ−が合体したというのにあっけない。最後に命乞いをしながらこっそり必殺技の用意をするとか、卑怯ぶりも堂に入っているが、ベントされた時は、「こどもの頃みたいに又遊んでくれよ」とかぶつぶつ言いながら消えていった。
 そしてラスとの決戦。展開が早い。サバイブ状態になった二人に対し、全く引けを取らぬラスの強さ。「龍騎」には出なかったファイナルベントまで発動してる。結果的にラスの肉体の方はベントされるものの、ゼイビアックスは生き残り、更に相打ちでドラゴンナイトが…おいおい。主人公?
 前回ケイスによって渡されたサバイブカードが簡単に発動されてしまった。あんまり重みを感じないもんだ。
 これによって残った仮面ライダーはウイングナイトのみだが、前にちょっとだけ出てきたオニキスが未登場なので、これからの話はそちらへと移っていくのだろう。
<今回に限ったものではないが、戦いの場所がコロコロ変わっていく。>
第32話 アドベントマスター
“Advent Master Returns”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:マイケル・ワン
 キットがベントされてしまった。強大なゼイビアックスにたった一人で立ち向かわねばならなくなったレン。そんな彼の前に現れたのはミシェルで、ノーマンの本拠地へと誘う。そこで彼を待っていたのはアドベントマスターの姿だった。
 敵は
ワイルドボーダーシアゴースト。どちらもミラーモンスターだが、シアゴーストは「龍騎」でも最後の敵だっただけに、いよいよ本作も終わりに向かっている感じ。
 前回で主人公が消えるという衝撃展開だったが、その後新展開。ベンタラには仮面ライダー以外にも変身出来る人がいた事が分かった。
 これも衝撃展開ではあるのだが、これまで散々キットにちょっかい出していたノーマンがアドベントマスターを保護していた。実は味方だったという展開。
 そしてベントされたライダーが行くというアドベント空間は、これまで脱出不可能と言われていたが、実はアドベントマスターさえいれば救出可能…それはちょっとおかしいんじゃない?でもそうじゃないと主人公は戻ってこないか。更にアドベントマスターはライダーと人間のマッチングもできるので、なんとマヤがセイレーンになることに。
 これも意外なことに、これまで味噌っかすだったトレントがノーマンの捜査官に昇格。なんかこれまでやってきた事がことごとく覆されてる感がある。
 更にベンタラで仮面ライダーの反乱のきっかけとなった先代ドラゴンナイトのアダムも生き残っており、ゼイビアックスによって利用される事になった。役はキットと同じでキットの髪の毛を7・3分けにしただけだが、イメージが全く違ってる。
第33話 アダム
“Out Of The Void”

  脚本:スコット・フィリップス
  監督:マーク・アレン
 ベンタラの海に沈んだキットを救出する方法を探るレンの前に現れたドラゴンナイト。それはキットではなくアダムだった。お互いにサバイブ状態となり戦うレンとアダムだが…
 敵は
ドラゴンナイト。主人公ライダーが敵として出てくるのは面白い話でもある。そしてミラーモンスターとしてオメガゼール、マガゼール、ガルドミラージュ、ガルドストームが登場。
 様々な思惑の中、並行していくつもの物語が展開中。その中でベンタラで何があったのかが語られていく。先代ドラゴンナイトのアダムの裏切りこそがこの事態を引き起こしたのだという。
 メインの物語はキット不在の中、それでもドラゴンナイトは登場する。そしてノーマンの要請によってセイレーンとなったマヤも又戦いを開始している。その中で、ライダーとなる資格についてレンに語らせている。ライダーになれることと、ライダーであることには差がある。アダムはライダーであることに耐えられなくなった人物だと語っている。
 そしてゼイビアックスによる地球侵略は
 ユーブロンによる過去のライダー召喚作戦も始まり、元トルクのチャンス、元ストライクのプライス、元アックスのハントが復帰。
<ユーブロンと言い、救出されたライダーと言い、地球の習慣に見事に染まっている。その知識は一体どこから来てるんだ?
 旧友に出会った時に拳をぶつけ合うのはアメリカ流の挨拶だが、ベンタラ人も同じことをやってた。
 場面転換が急激なのはこれまでと同じだが、ショッピングモールから少し歩いたら山中になるのは流石に変わり過ぎだろう。>

VOL.9
第34話 黒龍見参
“Back In Black”

  脚本:スコット・フィリップス
  監督:マーク・アレン
 ゼイビアックスの転送装置を利用してベンタラを救おうと考えたライダー達は、ポータル一つ一つにウイルスを仕込んでいく。そんな彼らの前に、黒いドラゴンナイト、オニキスが現れる。そして変身を解いたその姿は、ユーブロンがアドベント空間から救い出したというキットだった…
 敵は
ホワイト・ミニオン(シアゴースト)
 キットの復帰が描かれることになるが、そのキットが変身したライダーはドラゴンナイトではなくオニキス。かつてキットはオニキスに変身して仲間達を倒して回った夢を見たことがあったが、どうやらそれはこの伏線だったらしい。現時点ではまだ理性を保っているが、オニキスへと変身すると性格が好戦的になってる描写がある。これからどうなることやら。
 キットの復帰があまりにあっけなかったが、それは単にオニキスへの変身のためだったようだ。キットとアダムの邂逅もあり。
 そしてケイスも戻ってきたが、既にセイレーンはマヤのもの。彼女の立場はどうなるんだろうか?
<ユーブロンが渡したウイルスはUSB(に似た何か)だった。ベンタラの技術ってそう言うものなの?>
第35話 墜ちた英雄
“ A Hero's Fall”

  脚本:スコット・フィリップス
  監督:マーク・アレン
 戻ってきたアダムを信じてやりたいというマスター・ユーブロンの言葉に反撥するレン。だが戦いの中、アダムのドラゴンナイトが不審な動きを見せる…
 敵は
ホワイト・ミニオンワイルドボーダーシールドボーダーソノラブーマ
 ゼイビアックスの仲間となったアダムを巡っての心理的な攻防戦。それでもアダムを信じてやりたいというユーブロンがレンに語ったのは、人を許す心を持ち、ただの戦士を超えてもらいたいということ。ユーブロンが自らの後継者にレンを選んだと言う事なのだろう…というか、これって死亡フラグなんじゃないか?
 結果としてアダムの裏切りは本当で、これでゼイビアックスの方がライダー立ちの一枚上手をいくことになる。甘いのか、それとも後の伏線なのか…
 それとセイレーンとして戦ってきたマヤがデッキをケイスに返した。自分はペンを握る方が性に合っているとのこと。あっさりだったな。
<ウイルスのドライブを渡せというアダムを信用してそれを手渡すレン。甘すぎるが、この場合アダムに戦わせて自分が転送機に向かうべきだったのでは?>
第36話 裏切りの連鎖
“Dark Deception”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:スティーヴ・ワン
 レンはチャンスとプライスと共にアフリカの転送装置を発見しに行く。アダムは何かをまだ隠しているというプライスに心揺れるレン。一方ユーブロンに化けたゼイビアックスがアダムへと接近していた…
 敵は
バズスティンガー3体とホワイト・ミニオン
 ゼイビアックスの思惑通りに事は進む。転送装置のワクチンが作られ、アダムが裏切り者として生きる事を完全に選択する。この段階だと、あくまでゼイビアックスの手の内。
 ここでベンタラにおけるライダーシステムについて説明があった。マスター・ユーブロンはゼイビアックスと同じく科学の進んだカーシュの出身で、ゼイビアックスがベンタラを滅ぼそうとしたことを知り、ゼイビアックスを止めるためにライダーシステムを作り上げたとのこと。
 ユーブロンの素顔はグレイタイプの異星人だったこともここで分かる。
<既にキットはベテラン戦士の趣で、一方のアダムは新米っぽくなってる。どっちが主人公だ?>
第37話 内なる敵
“The Enemy Within”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:スティーヴ・ワン
 最後の転送機がオーストラリアで発見されたという連絡を受ける。ユーブロンはそのためアダムとレンを派遣するのだが、ゼイビアックスに唆された形でアダムはレンをベントしようとしていた。
 敵は
バズスティンガー2体。
 アダムの裏切りが本格化。ついにレンに対して牙をむくようになる。どちらもサバイブモードとなるため、サバイブ同士での激突となった。これはオリジナル版での35話の焼き直し。
 オリジナルと同じくこの二人の戦いは決着が付かず。アダムが全ての罪を告白し、いよいよ後が無くなったことを確認して終わる。
 今回はアダムとレンの戦いばかりで、キットの出番がほとんどなし。悩み続けるアダムと、それを冷たい目で見つめるキットの構図は、一体どっちが主人公?というレベルだ。これが日本とアメリカの感覚の差だろうか?
<オーストラリアの転送機だが、何故か古いPCケースを使っている。まあ偽装と考えるならこれもありか?>

VOL.10
第38話 滅亡へのカウントダウン
“For Ventara And Earth Pt1”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:スティーヴ・ワン
 全てはゼイビアックスの手の内にあったことを知らされたマスター・ユーブロンと仮面ライダー達。ユーブロンの考える起死回生の策とは…
 敵は
シールドボーダーウィスクラーケンバズスティンガーガルドミラージュミスパイダーホワイト・ミニオンレイドラグーンの群れ。レッド・ミニオン
 最後の戦いの前編。ライダーにマヤとトレントを含めた全員でぶつかるという形で、かなりの盛り上がり方を見せている。ここで起死回生として最後の必殺技の存在が明らかにされる。
 その手とは、鏡を持ったケイスとトレントがゼイビアックス城に入り、その鏡からライダー達を呼び出すというものだった。そのために必要なライダーを呼び寄せるためにユーブロンは鏡の中に入り、残ったライダー達が戦いへと赴くことになる。
 どんな時になってもあくまで冷静なマスター・ユーブロンの姿がなかなかに格好良い。
 レイドラグーンの群れとの戦いはオリジナル版の49話と同じ。この戦いで龍騎はレイドラグーンに倒されていたが、ここではそんなことはなく、ドラゴンナイトのアダムはちゃっかり復活している。
 ここのところすっかりアダムに立場を取られてしまった感じのキットだが、今回はオニキスとして頑張って戦ってる(やっぱりメインはドラゴンナイトの戦いなのが寂しいところだけど)。
<多量のレイドラグーンを前に「変化球で行こう」と提案するウイングナイト。でもやってることはサバイブモードになって全部と戦うと言うこと。別段変化球になってないけど。
 鏡を使えばどこにでもライダーは現れることが出来る。それがこの作品の設定の重要部分だが、問題としてゼイビアックス城には既に何枚かの鏡があると言う事。これ使えば良かったんじゃないか?
 吹き替えの問題だが、ラストで「行こうか」というレンの声に、「ええ」というケイスの応答の声が入っている。だけど頷いているのはセイレーンではなくアックスだった。>
第39話 ベンタラと地球に
“For Ventara And Earth Pt2”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:スティーヴ・ワン
 転送機のカウントダウンが始まる中、ゼイビアックスの前に現れたマスター・ユーブロン。又最深部へと向かうライダー達も、少しずつその数を減らしていった。
 敵は
バクラーケンアビスハンマーソノラブーマブロバジェルバズスティンガー3体。そしてゼイビアックス。ライダー四人とユーブロンを前にしてもゼイビアックスは全く引けを取らぬ力を見せつけたが、13人のライダーによるリンクベントによって消滅させられた。
 いよいよラストエピソードで、あまりに数の多い敵を前に、一角ずつ数を減らしていく仮面ライダー達と、ゼイビアックスとの最終決戦が描かれていく。
 最後は仮面ライダー全員が転送され、全員の力を集めてゼイビアックスを倒すという燃える展開。一応一言ずつ台詞もあり。
 しかしラストバトルにおいて、主人公はむしろゼイビアックスとユーブロンとなり、主人公のキットも、あるいはアダムも全然目立っていなかった。オリジナル版最強ライダーのラスもただ出てきただけだし、すっきりしすぎてかえって拍子抜けって感じ。
 結果として、キットは最後まで仮面ライダーオニキスとして戦っており、タイトルであるドラゴンナイトは主人公のものではなくなると言う変な終わり方だった。
<ところでキットの夢にあったオニキスがライダー全員を裏切るビジョンはどうなったんだ?
 仮面ライダーラスのヴィクは、魂を失った肉体としてゼイビアックスの元にあったはずだが、どうやってユーブロンは連れ戻したのだろうか?>
第40話 キットの物語
“A Dragon's Tale”

  脚本:ネイサン・ロング
  監督:スティーヴ・ワン
 マスター・ユーブロンにより地球人のライダーは皆アドベント空間から助け出され、マヤやキットにも日常が戻っていた。その中でマヤはこれまでの体験を元に仮面ライダーの物語を書き始める。
 その後のライダー達の物語を、今回は概ねバンクシーンで構成。後半のキットとアダムを中心としたドラゴンナイトの物語。
 どうやらアダムは引退し、キットがドラゴンライダーとしてその後を継いだことになったようだ。
 ただ、キットとマヤがくっつくことはなく、マヤはJTCのそっくりさんプライスとラブラブになってしまった。
<結果として残った伏線が全然消化されてないのが気になるんだが、そもそもオリジナル版自体伏線残りまくりだったので、これはこれで良いのか?
 そう言えば仮面ライダーになったら地球にいられなくなると言う設定はどうなったんだろう?>