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仮面ライダーゼッツ

仮面ライダーゼッツ事典
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書籍

 

主な登場人物
万津莫
仮面ライダーゼッツ
(役)今井竜太郎。
 仮面ライダーゼッツに変身する青年。夢の中では無敵のエージェントになれるが、そのイマジネーションの能力を買われてゼッツドライバーを与えられて変身出来た。ゼロという謎の人物のエージェントとして働く一方、警視庁の怪事課の署員としても働いている。幼少時よりあまりの不運で怪我ばかりしているお陰で体はとても強くなっている。
ねむ (役)堀口真帆。
 
スタッフ
柏木宏紀 4話監督
上堀内佳寿也 1~3話監督
高橋悠也 1,2話脚本
話数 タイトル コメント DVD
第1話 始まる

  脚本:高橋悠也
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 現実には無職で不幸体質で妹に頼りっぱなしだが、夢の中では無敵のヒーローとなれる万津莫は、夢と現実を行き来しながら自分の進むべき陸を探していた。だがある夜、莫は夢の中で全く敵わない敵を相手にする。追い詰められた莫の前に現れた謎の人物から手渡されたのは、ゼッツドライバーだった。

 敵はガンナイトメア。銃の悪夢を体現するナイトメア。武器は銃だが、相手の行動を全て否定して心理的に追い詰めようとする側面もある。色と頭部の形状から「仮面ライダーW」リスペクトっぽい。
 夢の中でヒーローに変身するという、これまでなかった仮面ライダーの登場。この作品では夢と現実の境目が曖昧で、夢で起こったことが現実でもフィードバックされるし、現実の出来事も夢で解決できるという事らしい。夢の中だからこそ不条理な出来事も起こるし、逆に不条理を起こせる。むしろよくその設定思いついた。
 ただ夢の中で戦うというのは、アニメでは何作かあり、名前だけだったら「夢戦士ウイングマン」というのもあった。
 主人公は徹底的に運が悪いが、決してめげずにヒーローになろうとするというのは「仮面ライダー電王」の野上良太郎っぽいが、驚異のタフ度は「天地無用!GXP」の山田西南の方に近い感じ。本作でも車に轢かれても割とすぐに回復している描写があるが、怪我ばかりしたお陰で強くなったという設定だろうか?
 演出上、これまでに映画やドラマで見た光景が結構あるが、割とセンス良くまとめられ、決めポーズが一々決まってる。こう言うのは好きだぞ。
<莫の夢の中の名前はコードナンバーセブンだった。令和の7番目のライダーというのと関わりがあるのだろうか?
 ゼッツドライバーはこれまでのベルトと異なり、体にたすき掛けにして使う。しかしよくそれを一発で気づいたな。一度腰に巻こうとして巻けなかったという一拍が必要だった気もする。
 ガンナイトメアは夢の中でチェーン使ってゼッツを絡め取ってる。『ヘルレイザー』のセノバイトっぽい。>
VOL.1
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ガンナイトメア 画像 <A> <楽>
第2話 爆ぜる

  脚本:高橋悠也
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 ヒーローとなった夢から覚めたが、何故か体にベルトが付いたままだったことに驚愕する莫。そんな莫は相変わらず夢の中でエージェントとして働いていたが、今回の夢では何故か逃亡者になっていた。そんな莫に近づく二人組と、夢の中で指令を与える謎の人物と出会うことになるのだが。

 敵はボムナイトメア。あらゆる物体を爆弾に変える能力を持つ夢主の破壊願望が具現化したナイトメア。赤と青の入り交じったデザインから「仮面ライダービルド」リスペクトっぽい。
 現時点で戦いの現場は夢の中なので、結構色々と舞台が次々に変わったり、天地逆になったりとアイディアが面白い。いつまで続くか分からないが、CGの使い方もすっかりこなれてきた感がある。
 一方莫本人も知らないまま、実は現実でも警察が追っていた。実は警察でも夢の中での犯罪を追っている特別班があり、そこで夢の中で戦っている人間を特定したとのこと。更にゼロを名乗る謎の人物からエージェントとして選ばれたとはっきり告げられた。
 次々と莫を巡る人物が登場している。もっと謎を引っ張るかと思ったが、思った以上に展開がスムーズだ。ただほとんど全部言葉で説明してるので早急すぎて、もうちょっと時間をかけてゆっくり説明してほしかったところもある。
 莫に指令を与えるゼロの声って、川平慈英なのか。ジョン・カビラよりも先に慈英の方が出てきたのか。
 莫の前に現れたゼロの仮のフォルムは「仮面ライダーフォーゼ」っぽいが、これもリスペクトだろうか?これもナイトメアの可能性もあるな。
<ゼロが腹ばいになって莫がまたがるシーンがあって、莫がツッコミ入れていたが、ツッコミよりも仮面ライダーアクセルという前例があるとも。
 そういえばちゃんと専用バイクに乗っている仮面ライダーは久々の気がする。名前こそ仮面ライダーなのにな。>
ボムナイトメア 画像 <A> <楽>
第3話 蝕む

  脚本:高橋悠也
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 ボムナイトメアは公安の富士見鉄也が生み出したことが分かった。ナイトメアを倒すと鉄也まで死んでしまうということが分かり、その対処方法をゼロに訊ねたところ、夢主の心の扉を開けねばならないと言われてしまう。

 敵はボムナイトメア
 前回の続きで、公安の怪事課との協力でナイトメアを追い詰めるという話だが、肝心な怪事課が解体されてしまうと言う意外な展開となってしまった。
 普通仮面ライダーだと、事件を追ってる主人公が町をうろついたら怪人と遭遇するパターンが多いが、本作の場合、寝ることで事件と遭遇するため、真っ直ぐ家に帰ってベッドにダイブするという描写となる。なかなか面白い。
 今回はねむが夢の中の莫をサポートし、富士見鉄也の心の扉を開くことができた。鉄也は真面目な警察官だが、真面目すぎてストレスを溜め込んでしまい、そこをナイトメアに狙われたとのこと。街を守る立場がいつの間にか街を破壊する側にいるというのが皮肉な話。
<ボムナイトメアはその体が爆弾そのものだと本人は言っていたが、ライダーキックで倒されたときは普通に爆発していた。これも夢だからか?>
第4話 奪う

  脚本:高橋悠也
  監督:柏木宏紀
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 莫は夢の中で外務大臣の娘の結婚式の警護をしていた。そこで花嫁が何者かに連れ去られようとしているのを目撃するのだった。現実に戻った莫はゼロから、花嫁を守り切り、夢主を突き止めるように要請される。

 敵はクロウナイトメア。中世のペスト医師のようなマスクをした烏のような姿をしたナイトメアで、体から多数の烏型の爆弾を出したり、重力を変えて天地を逆にしたりもできる。色合いから、仮面ライダーゴーストっぽい。
 夢の中ではなんでもなれるということで、今回は莫は結婚式の警護をしているのだが、エージェントが偽牧師になって警護しているというちょっと複雑な設定。現実の中で夢主を見つけ、彼が花嫁を略奪している夢を見ていると推測して見張っている。ちなみに今回のねむはウェディングプランナーで、やはりエージェントとして働いている。
 前回倒したボムナイトメアだったが、倒される前に放った爆弾で破壊された街は元に戻らず。ゼッツの戦いはかなり困難なことを指摘されていた。
 警視庁の怪事課は表向き解散したが、非公式で操作を命じられていた。これでかなり自由に動けるというわけだ。
クロウナイトメア 画像 <A> <楽>
第5話 堕ちる

  脚本:高橋悠也
  監督:柏木宏紀
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 クロウナイトメアを生み出した夢主は、護衛対象のはずの花嫁だったことに気づいた莫。その事を問い詰めるが、本人は全くその事に気づいていなかった。そのため深層心理を探ることになる。

 敵はクロウナイトメア
 花嫁護衛の後編。夢主が幸せなはずの花嫁だったことで、その裏を探ることになるが、そのオチは高所恐怖症で飛行機に乗りたくないというしょうもない話だった。
 怪事課の刑事富士見鉄也と南雲なすかの二人がなんと莫の部屋に忍び込んでクローゼットを漁っている。刑事のやることじゃないが、むしろゼロはそれを歓迎して、真実を明かせと言ってくる。いつの間にやら莫の部屋が基地になるらしい。
 なんか今回はなし崩しに話が進んでいたが、こう言うぬるい展開も悪くない。シリアスに傾倒するだけでなく、こう言う雰囲気の方が親しみやすい。
<莫の部屋のクローゼットの奥の部屋にはゼロの好む茶器も置いてあるが、肝心な紅茶はティープレスで飲んでいるようだ。これは本来コーヒープレスと言ってコーヒー用で、本格的に紅茶を入れる人は使わないアイテム。
 空中アクションシーンは二つくらい世代が古いCG使ってる。ちょっと浮いてしまってるな。>
第6話 封じる

  脚本:高橋悠也
  監督:山口恭平
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 莫が観た夢は、ねむを含めた数人と共に監獄に閉じ込められているというものだった。エージェントの腕を活かして鍵を開けて脱出するのだが、いくつもの罠が待ち受けていた。夢主を特定しない限りここからは逃げられないと判断した莫は現実に戻り、怪事課と共に調査を始める。

 敵はプリズンナイトメア。刑務所の塔そのもの姿をした巨大なナイトメアで、中に取り込んだ人間を逃がさないようにソウルイビルという追跡用の首なしの鎧のようなナイトメアも使う。
 今回の夢のミッションはねむの親を名乗る夫婦を助けること。現実で莫は美浪の力を借りてその人物を探したところ、あっという間に正体が分かる。それはねむを世に送り出した芸能事務所の社長だった。
 その社長はねむと深い知り合いのはずだが、夢の中のねむは彼を父と呼んで、関係を敢えて言っていない。不自然な関係が推測されるが、それはまだ解決していない。
 一方現実世界では莫が観ている夢の中に出てくるミステリーサークルが出現している。これも今回の謎解きに必要なことなのだろう。怪事課の二人がちゃんと仕事してる。
 ゼッツに変身した莫の前にノクスが現れた。ここではっきりと敵と認めている。
 新しい装備としてテクノロムストリームが登場。テクノロムストリームマシーナリーは左手に様々な機能を有するアタッチメントを装着する。
 今回は動画投稿者として芸人カミナリの竹内まなぶが出演している。やってることはハンバーグ師匠である。そのパートナーは役は弓木奈於で、なんでも
<テクノロムストリームの使い方はほぼライダーマンのようだ。>
プリズンナイトメア 画像 <A> <楽>
第7話 罰する

  脚本:高橋悠也
  監督:山口恭平
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 謎の青年ノクスの言葉に動揺してしまう莫。この牢獄に囚われた家族を救おうと奮闘する莫。だが、ねむの父役の美女木真澄はプリズンナイトメアの牢獄からは逃げられないと諦めてしまっていた。

 敵はプリズンナイトメア。あまりに巨大なナイトメアだったが、本体は脳のような姿をしていて、破壊可能だった。
 現実世界では夢主の美女木が過去事故に遭って、その時の後悔が自分を捕らえるプリズンナイトメアを生み出したことは分かった。
 そして国民的アイドルである莫の夢に出てくるねむが、実はその事故に巻き込まれてしまっていたことが分かった。そして意識不明のまま治療中に失踪してしまったという。
 美女木の悲しみは深く、更に囚われている限りねむと一緒に居られるという事から、悪夢から救うことが困難だった。
 たとえ後悔ばかりであっても、もし死んだ人間と一緒に居られたら、それを選択するかと考えるならば、かなり深い話でもある。
 いなくなってしまったねむが生きていると信じる莫は、これから本物のねむを探すというミッションが与えられた。
 ゼッツはテクノロムストリームプロジェクションに変身。光学迷彩で姿を見えなくさせたり、相手を動揺させるものを映し出したりできる。
 ラストでねむがノクスの部屋で眠っている描写があり。
<怪事課の二人はもはや部屋の主みたいな顔してゼロの部屋に入ってきてる。どっちかというと莫の方が遠慮してるようだが、本来この部屋は莫のために用意された部屋。
 美女木の悩みを解決した莫。美浪は就職を勧めていたので、そのまま就職できそうだったが、そこで去ってしまうのが困ったもの。>
第8話 饗す

  脚本:高橋悠也
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 今回莫が見た夢は有名店のシェフとなり、チーフのサポートをしていた。そこではオーナーシェフとセカンドシェフの間でいがみ合いが起こっていて、セカンドシェフが食中毒を起こして倒れてしまう。エージェントとしての勘で、これが生物兵器によるものだと感じた莫は現実世界で二人のシェフを探して謎を解くことになる。そこで夢主はオーナーシェフの山王廉太郎だと分かったが…

 敵はポイズンナイトメア。毒々しいカラーリングの植物系の姿をした女性型ナイトメア。数々の毒を用いて攻撃する。
 今回はレストランが舞台で、毒を誰が持ったのかを探るという話。推理ものにはよくある設定だが、勿論これは特撮なので、たっぷり外連味が入ってて、実は毒の入ったソースそのものが敵だったという話だった。
 夢の中でねむをかばった莫はポイズンナイトメアから毒を食らってしまうが、新装備である緑色のエスプリムリカバリーによって毒を中和した。
 富士見鉄也がブラックケースに執着するのは、元部下がナイトメアによって壊されてしまったからだとか。ただ、上司の東堂に言わせると、それは富士見の妄想である可能性もありそうだ。
ポイズンナイトメア 画像 <A> <楽>
第9話 侵す

  脚本:高橋悠也
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 夢主がロワイヤルしろがねのオーナー兼チーフシェフの山王廉太郎であることが分かったが、ポイズンナイトメアから毒を受け、瀕死となった莫だが、ねむの努力でなんとか目覚め、現実世界の方で解決方法を探ることにしたが、現実世界の方では山王廉太郎は病気で倒れていた。そこで再び夢に入り、山王の心に入ろうとするのだが…

 敵はポイズンナイトメア。シェフの山王廉太郎が夢主で、レストランに対する悩みを受けて悪夢を見せた。
 レストランの話の後編。シェフの意地を描く話だった。弟子に全てを託そうと厳しく指導していたが、そこをナイトメアに見込まれてしまったと言うことだった。
 山王の心を知ったことでポイズンナイトメアへの対策を思いつき、あとは普通の戦い。
 夢の中での危機は現実ともリンクしている。そのため夢の中で死にかけると現実でも死にかけてしまい、美浪に大変迷惑を掛けてしまう。美浪は事情を知らないので、当然叱られてしまい、時には部屋に閉じ込められたりもする。
 夢の中でねむとノクスが接触。ゆめにたいして「夢を彷徨うものだ」と自己紹介をしていたが、その後、「お前と同じに」とも言っていた。そしてあらゆるものを回復させる力を持つリカバリーカプセムを勝手に回収していった。
第10話 消える

  脚本:高橋悠也
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 ノクスによってリカバリーカプセムを奪われてしまったが、相変わらず莫の夢の中での活躍は続いている。今回の夢は家政婦で、大金持ちの渥美家で働くこととなった。ここにあるはずの国家機密を探す任務だった。ところが渥美が大切にしていた絵画が突然何者かに奪われてしまう。

 敵はモウルドナイトメア。カビ型のナイトメア。ノクスの命令で三枚の名画を集めていた。
 今回の任務ある家に隠されたは国家機密を探すという任務だが、その家に泥棒が入って、絵画を盗られてしまった。それに秘密があると仮定して探していくことが任務となる。現実世界でも怪事課に協力を要請されているが、普通に働いてるな。
 その過程で又してもノクスと遭遇したが、ねむによると、それはねむと同じく夢の中でしか生きられない存在だそうだ。前回リカバリーカプセムを取ったのは、現実に行くためのようだ。莫を邪魔すると共に深入りするなと警告していた。
 そして富士見鉄也がブラックケースにのめり込む切っ掛けを作った小鷹賢政という男こそ、ノクスだったことも分かった。
 ゼロよりカプセムの色分けについて講義があった。赤は身体能力、青は文明技術、緑は精神力、紫は次元操作だそうだ。
<最近は家政婦って言わなくなったはずだが、ここでは普通に使っている。格好も女性用のメイド服なんだが、誰もそれにはツッコミ入れてない。>
モウルドナイトメア 画像 <A> <楽>
第11話 腐る

  脚本:高橋悠也
  監督:柴ア貴行
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 名画に隠された国家機密を探るうち、又しても莫の前に現れるノクス。そして莫の目の前で名画はナイトメアによって腐食してしまった。それでも名画を描いたという夢主の渥美太郎の肉体も腐食が始まってしまったため、莫はナイトメアを倒すしか方法がないと考えるが…

 敵はモウルドナイトメア。体を極小レベルにまで小さくすることができ、更に増殖も可能という厄介な敵。
 名画に関わる国家機密を探る後編。肝心なその国家機密がなんだか分からないのだが、事情を知っているゼロもノクスも口を濁している。
 その絵を描いた人物は夢の中の大金持ちだったが、現実では冴えない画家だった。彼が小鷹賢政の失踪に関わっていると断定した冨士見鉄也から問い詰められているが、そのうちに体が腐食していく。莫は彼を癒すために夢の中でナイトメアを大急ぎで倒す必要ができた。
 今回のゼッツは緑のエスプリムリバリアで、腕に装着した盾で対象物にバリアを張ることができる。そしてその後紫色のパラダイムワンダーに変身。縮尺を自在に変えることで、自分とナイトメアを小さくして戦っている。
 最後に莫はノクスにつけた追跡装置から国家秘密のヒントを手に入れた。具体的には何も語る事はなかったが、仮面ライダーシステムについてのなんらかの真実を知っているようだ。
<自分は人を助けられるのかと莫に問われた美浪は「いつもやってきたでしょ。雷に打たれても隕石に衝突しても」と言っていた。これまでどれだけ過酷な生活を送ってきたんだ?>
第12話 衝く

  脚本:高橋悠也
  監督:山口恭平
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 夢の中で宇宙センター職員となっている莫の新たなミッションは迫り来る巨大隕石から地球を守ることだった。だがそんな莫とねむの前に現れたノクスは手にしたカプセムで仮面ライダーに変身する。

 敵はノクスナイト。ノクスがカプセムを用いて変身した銀色の仮面ライダーに似た敵。
 今回は隕石衝突から地球を守ると言う、まるで最終回のような話が展開してる。隕石そのものをなんとかするのではなく、それを夢に見ている夢主をなんとかすることになる。夢主かどうかは分からないが、夢の中で会った星也という小学生が何かしらのキーとなるようだ。宇宙飛行士になるのが夢と言っていたが、発言が何もかも後ろ向き。心の闇を持ってそうな子だ。
 これまで何度も莫にちょっかいをかけてきたノクスがカプセムを使って変身した。姿はゼッツとそっくりだったが、明確には仮面ライダーとは言っていない。変身のかけ声も「変身」ではなく「武装」だった。
 そこでノクスが言ったのは、莫はカプセムの本当の恐ろしさを知らないと言うこと。ノクスによれば、カプセムとは悪夢を叶える力だそうだ。
 富士見によれば、正義感が強い小鷹賢政がノクスである事はあり得ないそうだが、それが関わってくるのかな?
 現実世界で莫がバリアカプセムを使用したら、その直後に気絶してるし、最後にノクスがカプセムを破壊したところ、中から靄のかかったゼッツのような姿が現れた。ゼッツはそれを倒す事が出来ず、ノクスの変身体によって倒された。これもノクスが言ったことに関わってくるのか?
<夢の中では隕石が落ちてもその衝撃波は起きてない。夢だからね。
 バリアカプセムでトラックを止めた莫。莫自身は無事だったが、トラックの前面が完全にひしゃげている。運転手死んでないか?>
第13話 滅ぼす

  脚本:高橋悠也
  監督:山口恭平
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 莫の持つカプセムを破壊し、これ以上に夢に関わるなと言うノクスに対し、それでもミッションは続けると宣言する莫。しかし容赦なく隕石は落ちて、宇宙センターも破壊されてしまう。このままでは世界が破壊されてしまう危機に。しかしカプセムを失った莫はもう変身出来なかった。

 敵はメテオナイトメア。前回登場しなかったが、その正体は地球に落ちてくる隕石そのものだった。現時点で特撮史上最大の怪人となる(怪獣は除く)。このナイトメアが地球に到達した時点で人類滅亡してしまう。宇宙に対する夢を諦めようとした石井星也少年が夢主。
 ノクスナイトの出現で、自分はエージェントとしてまだまだだと痛感させられた莫。更にノクスナイトによってカプセムを破壊されてしまい、一旦は絶望の淵に立たされる。
 莫の力は現実的なものではなく、夢の中で完璧な存在になりきれることだったという。メテオナイトメアの夢主の少年との語らいで、自分の力に気づいていく。莫は精神の力こそ最強と言うこと。
 仮面ライダーの醍醐味の一つはこの絶望からの復活なので、それをきちんと踏まえた本話はかなり見所たっぷり。特に新ライダーの登場が、単なる強いキャラというだけのパターンが多いので、本作はなかなか力強い脚本になってる。
 そして自分の心を信じたことで、新しい重力を使えるカプセムを手に入れる。そして今回のメテオナイトメアを倒したのは、重力操作によって隕石を押し返し、ブラックホールを作ってそこに隕石を落とした。
 だが、そんな莫に対してノクスは相変わらずで「カプセムの恐ろしさを身をもって味わえ」と言っただけで、ブラックホールに飲まれた莫を放置したが、そのまま莫は目を覚まさなかった。
 最後に現れたゼロはノクスのことをコードナンバー4と呼んでいた。
<カプセムがなくなって変身出来なくなったと思ったら、ガシャ使えばいくらでもカプセムが出ると言うオチ。>
メテオナイトメア 画像 <A> <楽>
第14話 神鳴る

  脚本:高橋悠也
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 メテオナイトメアをブラックホールの彼方に飛ばして倒したゼッツだが、ゼッツ本体もブラックホールに飲み込まれてしまった。このままでは夢の中で迷子になるが、そこに何故かゼロから通信が入り、ノクスを倒せと命じられる。夢野力を試されていると感じた莫は、自らの過去と向かい合おうとする。

 敵はノクスナイト
 一度死ぬような目に遭い、そこから復帰することでパワーアップを図るという、定番の話が展開する。ただし、本作の場合はフィジカルな問題ではなくメンタルな問題になるため、莫は過去の自分と出会うことで自分を乗り越えることになる。
 莫は、自分の悪夢を超えるために、黄色いカプセルであるイナズマを使う。それは悪夢を作り出す力のようだが、それに手を出すのは現時点では間違った使い方となるようだ。そもそも黄色い力はこれまで語られてなかったので、かなり特別な力のようだ。
 過去の記憶を探るうち、莫は過去にノクスこと小鷹賢政と会っていたことに気づくことになる。賢政は莫が通っていた塾の講師だったようだが、その塾というのが妙な雰囲気を持っている。この塾で何が起こった?
 一方現実世界では突然世界が夜に変わるという異常現象が起こっている。その中で美浪はゼロから莫が夢の中でエージェントとして働いていることを聞かされるが、そのミッションは敵を殺すことだと聞かされてしまい、ゼロに相当不信感を持っている様子。
 莫は悪夢を作り出す力によって、再びノクスナイトと対峙することになったが、イナズマプラズマとなったゼッツはノクスナイトを圧倒するが、殺すには至らず、自分の過去のことを聞き出そうとした。その際賢政からは自分はコードによって人生を悪夢に変えられたこと、自分の身は自分で守れというアドバイスを受け、拍子抜けしてそのまま去らせてしまった。
第15話 照らす

  脚本:高橋悠也
  監督:上堀内佳寿也
  アクション監督:渡辺淳
  特撮監督:佛田洋
 ゼロからの指令のノクスの排除を無視しノクスを逃がした莫。ゼロはノクスを殺さない限り使命は終わらないと告げ、再びノクスの前に放り出されてしまう。一方のノクスは自らの過去と向かい合っていた。

 敵はシャドウナイトメア。あらゆる姿に擬態できる影のような本体を持つナイトメア。ノクスの夢の中でずっとノクスを苦しめていた。
 現実に戻るためにはノクスを殺さねばならないが、自分の美学としてそれはできないと悩む莫の姿がある。一方ではかつてCODEから見捨てられたエージェントだったノクスが自らの過去と向かい合いつつ、自分人の使命について深く考察している。実はノクスこと小鷹賢政はずっと長い間ナイトメアに囚われ、そこで戦い続けていた。
 ゼロに対してCODEとは何かと問う莫だが、その答えは、正義のために汚れ仕事をする組織だという。これをはっきり言ったのは仮面ライダーでは「仮面ライダー剣」以来ではなかろうか?だがそれを聞かされて尚、自分の美学を貫こうとする莫。
 莫を諭すゼロだが、莫の思いはしっかり受け止めているようで、励ます言葉もかけている。実はノクスは新米エージェントがこのままでは死んでしまうと思い、命を助けるために邪魔をしてきたことも分かった。現時点で誰が敵で誰が味方なのかますます分からなくなってきた。
 実はノクスの夢自体をナイトメアが支配しており、その影に常に怯えていたことが分かった。そのナイトメアはゼッツの強化したプラズマブースターによって現実化させられてから倒された。
 それによって賢政は現実に戻ってくることができたが、追ってきた富士見鉄也には自分を探すなと釘を刺して姿を消した。その後、「レディ」と呼ぶ女性の元を訪れているが、彼女の言葉も謎めいて、これもよく分からない。
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