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2006 | エラゴン 意志を継ぐ者 監督 | |
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1960 | 12'9 テキサス州エルパソで誕生 |
エラゴン 意志を継ぐ者 2006 | |||||||||||||||||||||||
2006サターンファンタジー映画賞 | |||||||||||||||||||||||
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貧しい農家の息子エラゴン(スペリーアス)は、15歳になった時森の中で光り輝く青い石を見つけた。この石を売って家族に食べ物を買ってあげようと思うのだが、その青い石はなんと伝説のドラゴンの卵だった。そのドラゴンの誕生を知った時、エラゴンはこれまでの貧しくとも平和な生活から引き離されることになる… 同名小説の映画化作。なんでも本作はローティーンの少年が書いたベストセラー小説が原作らしい。 これはどの世界でも同じだと思うが、ローティーンの書いた小説というものほどやっかいなものはない。情熱だけはあるものの、その内容は大体どこかの小説や映画から設定、場合によっては物語そのものまで引っ張ってきて、オリジナリティのかけらもない。それなのにそういう元引き作品って割と低年齢層を狙って作られているので、選者が触れてない場合が多く、結果として「天才」の名を冠されて世に出されることが多い。こう言うのは元ネタを冒涜するようなものなので、同人誌レベルならともかく、こう言うのを一般流通に乗せ、さらにそれが売れてしまうってのは、結構苦々しいものがある。 で、本作だが… 何というか、この内容でよくルーカス・フィルムが訴訟起こさなかった。と感心するほどまんま『スター・ウォーズ』だった。ルークが持つフォースの力がそのまんまドラゴンになっただけ。 元ネタが良いため、本作もそれなりに物語は見られる作品には仕上がってるが、見事にパクってるため、物語の展開が分かってしまうし、そろそろここで新キャラ登場か?と思えたところには必ず新しい人が出てくる。デジャブというより、まさしくそのまんま。 しかし、不思議なのは、どう観てもビデオスルー作品なのに、それなりに売れたってことだな。なんでこんなのがわざわざ日本で劇場公開までされたのか理解できない。 強いて言うなら、どれだけ予想通りの物語になるか、それを楽しむくらいだろう…それで受けた。とするのは乱暴すぎるか? なんかネットの評判を見たら、映画はけなしても原作は褒める人が結構見受けられた。ひょっとしたら私が知らないだけで、原作はとても面白いものだったりして… |