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バッド・ヨーキン
Bud Yorkin

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鑑賞本数 合計点 平均点
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1970
1969
1968 クルーゾー警部 監督
1967
1966
1965 お呼びの時間 監督
1964
1963 ナイスガイ・ニューヨーク 監督・製作
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1929
1928
1927
1926 2'22 ペンシルヴェニア州ワシントンで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

クルーゾー警部 1968
<A> <楽>
トム・ウォルドマン
フランク・ウォルドマン(脚)
アラン・アーキン
フランク・フィンレイ
デリア・ボッカルド
パトリック・カーギル
ベリル・リード
バリー・フォスター
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第3作
 ロンドンを騒がす“大列車強盗”をスコットランド・ヤードはどうしても捕まえることが出来ず、苦肉の策としてフランスから捜査のプロを呼ぶこととなった。そこに現れたのはなんとクルーゾー警部(アーキン)。早速捜査を始めたは良いが、現場を混乱させるばかり。更に犯人の一味に目を付けられてしまい…
 1963年に公開された『ピンクの豹』の、シリーズ化する前の外伝的作品。このシリーズはどうしてもエドワーズ監督&セラーズと考えがちだが、本作はヨーキン監督&アーキンという異色の組み合わせ。これはこれでありか?
 エドワーズ監督は作品をどうにかして作品の雰囲気をフランスっぽく仕上げようとしているのだが、ヨーキン監督は最初っからそれを放棄。イギリスの霧の中にクルーゾーを持ってきて、そこで活躍させようとしたらしい。
 物語そのものは決して悪くない。トリックもそこそこしっかりしてるし
『ピンクの豹』(1963)および『暗闇でドッキリ』(1964)は謎解きそのものを放棄してたから)、捜査上でのアクションもある。
 ただ、やっぱりアーキンじゃダメなんだよな。いくら真似してみても、クルーゾーに見えないんだもん。クルーゾーもどきとしか見えない。最後まで結局その違和感が抜けることなく、それが多分素直に本作を観ることを阻害してしまったんだろう。
 それに演出が今ひとつ。特に前半のたるさと、クルーゾーのドジぶりが外しまくってる。中盤以降それも良くなっていくんだけど、前半の悪さが引きずりすぎかな?全般的に画面が暗い感じで作られてるのもギャグとしては問題あり。
 ただ、一つだけ、「おお!」と思えた場面が一つ。
 
クルーゾー大増殖。あのアーキンの濃ゆい顔が画面いっぱいに展開するのは、笑いを通り越して怖くなってくるほどだった(笑)

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