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生命ある若者(書籍) _(書籍) |
1975 | 11'2 死去 | |
ソドムの市 監督・脚本 | ||
1974 | アラビアンナイト 監督・脚本 | |
1973 | エロスの詩 脚本 | |
1972 | ||
1971 | カンタベリー物語 監督・脚本 | |
1970 | デカメロン 監督・脚本 | |
1969 | 愛と怒り 監督 | |
豚小屋 監督・脚本 | ||
王女メディア 監督・脚本 | ||
1968 | テオレマ 監督・脚本 | |
1967 | アポロンの地獄 監督・脚本 | |
殺して祈れ 出演 | ||
1966 | 大きな鳥と小さな鳥 監督・脚本 | |
華やかな魔女たち 監督・脚本 | ||
1965 | ||
1964 | 愛の集会 監督 | |
奇跡の丘 監督・脚本 | ||
1963 | ロゴパグ 監督 | |
1962 | マンマ・ローマ 監督・脚本 | |
殺し 原案 | ||
1961 | アッカトーネ 監督・脚本 | |
1960 | 汚れなき抱擁 脚本 | |
飾り窓の女 脚本 | ||
残酷な夜 脚本 | ||
狂った情事 脚本 | ||
1959 | 狂った夜 脚本 | |
1958 | ||
1957 | カビリアの夜 脚本助手 | |
1956 | ||
1955 | 河の女 脚本 | |
1954 | ||
1953 | ||
1952 | ||
1951 | ||
1950 | ||
1949 | ||
1948 | ||
1947 | ||
1946 | ||
1945 | ||
1944 | ||
1943 | ||
1942 | ||
1941 | ||
1940 | ||
1939 | ||
1938 | ||
1937 | ||
1936 | ||
1935 | ||
1934 | ||
1933 | ||
1932 | ||
1931 | ||
1930 | ||
1929 | ||
1928 | ||
1927 | ||
1926 | ||
1925 | ||
1924 | ||
1923 | ||
1922 | 3'5 ボローニャで誕生 |
ソドムの市 1975 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1944年の北イタリア。大統領(ヴァレッティ)、公爵(ボナチェリ)、殿下(クィンタバル)、猊下(カタルディ)と名乗る4人のファシストが美少年や美少女合計18人を集め、狂宴の舞台となる館へ運びこむ。そこで行われた狂乱の宴を描く… 原作はサド侯爵の「ソドムの120日」。本作がパゾリーニ監督の遺作となる(なんと本作の出演者に殺されてしまった)。 舞台を大戦下のイタリアに移して描いた天下の奇劇!未だ私は原作を読む機会を得てないが(何冊かは読んでるんだけど)、かつて友人から「こいつは私の観た映画のなかで一番気持ち悪かった」と脅され、それ以来どうしてもこのタイトルが頭から離れなかった。怖いもの見たさもあったけど、いつかは観てみたいと思っていた訳だが、一年ほど前、レンタルビデオ店で偶然発見…借りる勇気を持つまで一年の時間を必要とした。 更にその友人から「これを観る前にカレーの食い納めをしろ」との助言を受け、素直にそれに従ってからの鑑賞 冷静に観るならば、本作はファシズムというものに対して冷笑する作品だって事なんだろうが(でもファシズムって、逆に不道徳さを排除する政党だったはずなんだが)、そのテーマは生かしきれてなかったようには思える。いくら退廃の極みとは言っても、テーマ以上に異常性を出してしまっては…いや、そもそもそんなものテーマでさえ無かったのかも知れない。要は観客に気持ち悪がらせるのが最大の目的だったのかも。そうだとすれば、間違いなくその目的は果たしたことだと思われる。たとえ単純に私に読み解く力が無かったとしても、それを残念に思いたくもない。 …だってマジで気持ち悪いんだもん。 そりゃまあ、現代では男同士の(濃厚な)キスシーンも映画表現で許されてたり、AVなんかではそう言うのも結構あるらしい。表現で言ったら、もっとドギツイのもあるんだろう。 でも、これは映画だ。ちゃんと筋もあって、演出もしっかりなされている上でこういう表現をやられると、やっぱり酷い。絶対これは確信犯の演出だ。 なんと言っても中盤の糞尿地獄のシーンはあまりと言えばあまりだろ。暗喩でもなんでもなく、実際にあんなもん喰わせるシーン見せるなんて…私には実際に食べるシーンよりおまるの中にあるものとか、お盆にてんこ盛りになってるのとかの方がグエッとなったけどね。 ラストも救い無し。あの後は勿論奴らは全員殺されることになるんだろうけど、そこに至らず終わってしまうラストは、極めて後味悪し。 …覚悟はしてたけど、やっぱりその後腹の調子がおかしくなってしまった…それに、友人の言葉通り、しばらくカレーを食べたいとは思えない。いや、食べられるとは思うけど、思い出してしまうのではないか?と考えると、ちょっと(笑) 今まで観た作品のなかでは学生時代にチキンレースで焼き肉食べながら観た『ネクロマンティック』(1987)とか、知らないで食事時に観てしまった『イレイザーヘッド』(1981)に匹敵する作品には違いない(多少なり前知識があってまだ良かった)。 ただ、一応この作品は政治的な観点から見ることも出来る。本作の舞台となっているのはイタリア史の中でも特異な位置づけにあるサロ共和国で、これはドイツの手によってローマを逃れたムッソリーニがサロに樹立した、短命に終わったドイツの傀儡政権。実はパゾリーニ監督の弟はここで殺されてしまったという。そう考えると、本作の演出はファシズムに対する嫌悪と暗喩に満ちた話と言うことになる…例のシーンだって、監督本人の言によれば、「ジャンクフードのメタファー」だそうだが。 |
アラビアンナイト Il fiore delle mille e una notte |
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デカメロン 1970 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アポロンの地獄 1967 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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奇跡の丘 1964 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
1964ヴェネツィア国際映画祭審査員特別賞、国際カトリック映画事務局賞 1966米アカデミー音楽賞、i美術監督・装置賞、衣装デザイン賞 |
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アマチュア俳優を用いてキリストの生涯を描く。カトリック教会からの資金援助もあるが、キリスト教擁護団体のネオ・ファシスト集団に上映を邪魔される。 パゾリーニはマリアを実母に演じさせる。役者は全員素人で大がかりな装置も使わず 日本で初公開されたパゾリーニ作品。ここでの力強いキリスト像に観客は驚かされたという。ヴェネツィア映画祭では、上映寸前まで非難の嵐が、上映後絶賛に変わる 宗教やマルクス主義、ネオ・レアリスモの伝統を自由に取り入れる。ここでの使徒達は社会への関心が強く、革命的な大儀を掲げて行動する若者グループとして描かれる |