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ピエル・パオロ・パゾリーニ
Pier Paolo Pasolini

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鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
著作
生命ある若者(書籍)

_(書籍)
1975 11'2 死去
ソドムの市 監督・脚本
1974 アラビアンナイト 監督・脚本
1973 エロスの詩 脚本
1972
1971 カンタベリー物語 監督・脚本
1970 デカメロン 監督・脚本
1969 愛と怒り 監督
豚小屋 監督・脚本
王女メディア 監督・脚本
1968 テオレマ 監督・脚本
1967 アポロンの地獄 監督・脚本
殺して祈れ 出演
1966 大きな鳥と小さな鳥 監督・脚本
華やかな魔女たち 監督・脚本
1965
1964 愛の集会 監督
奇跡の丘 監督・脚本
1963 ロゴパグ 監督
1962 マンマ・ローマ 監督・脚本
殺し 原案
1961 アッカトーネ 監督・脚本
1960 汚れなき抱擁 脚本
飾り窓の女 脚本
残酷な夜 脚本
狂った情事 脚本
1959 狂った夜 脚本
1958
1957 カビリアの夜 脚本助手
1956
1955 河の女 脚本
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922 3'5 ボローニャで誕生

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ソドムの市 1975

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ピエル・パオロ・パゾリーニ
セルジオ・チッティ(脚)
パオロ・ボナチェッリ
ジョルジオ・カタルディ
カテリーナ・ボラット
アルド・ヴァレッティ
ウンベルト・P・クィナヴァル
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
ソドムの120日(書籍)マルキ・ド・サド
 1944年の北イタリア。大統領(ヴァレッティ)、公爵(ボナチェリ)、殿下(クィンタバル)、猊下(カタルディ)と名乗る4人のファシストが美少年や美少女合計18人を集め、狂宴の舞台となる館へ運びこむ。そこで行われた狂乱の宴を描く…
 原作はサド侯爵の
「ソドムの120日」。本作がパゾリーニ監督の遺作となる(なんと本作の出演者に殺されてしまった)
 舞台を大戦下のイタリアに移して描いた天下の奇劇!未だ私は原作を読む機会を得てないが(何冊かは読んでるんだけど)、かつて友人から
「こいつは私の観た映画のなかで一番気持ち悪かった」と脅され、それ以来どうしてもこのタイトルが頭から離れなかった。怖いもの見たさもあったけど、いつかは観てみたいと思っていた訳だが、一年ほど前、レンタルビデオ店で偶然発見…借りる勇気を持つまで一年の時間を必要とした。
 更にその友人から
「これを観る前にカレーの食い納めをしろ」との助言を受け、素直にそれに従ってからの鑑賞
 冷静に観るならば、本作はファシズムというものに対して冷笑する作品だって事なんだろうが
(でもファシズムって、逆に不道徳さを排除する政党だったはずなんだが)、そのテーマは生かしきれてなかったようには思える。いくら退廃の極みとは言っても、テーマ以上に異常性を出してしまっては…いや、そもそもそんなものテーマでさえ無かったのかも知れない。要は観客に気持ち悪がらせるのが最大の目的だったのかも。そうだとすれば、間違いなくその目的は果たしたことだと思われる。たとえ単純に私に読み解く力が無かったとしても、それを残念に思いたくもない。
 
…だってマジで気持ち悪いんだもん
 そりゃまあ、現代では男同士の(濃厚な)キスシーンも映画表現で許されてたり、AVなんかではそう言うのも結構あるらしい。表現で言ったら、もっとドギツイのもあるんだろう。
 でも、これは映画だ。ちゃんと筋もあって、演出もしっかりなされている上でこういう表現をやられると、やっぱり酷い。絶対これは確信犯の演出だ。
 なんと言っても中盤の糞尿地獄のシーンはあまりと言えばあまりだろ。暗喩でもなんでもなく、実際にあんなもん喰わせるシーン見せるなんて…私には実際に食べるシーンより
おまるの中にあるものとか、お盆にてんこ盛りになってるのとかの方がグエッとなったけどね。
 ラストも救い無し。あの後は勿論奴らは全員殺されることになるんだろうけど、そこに至らず終わってしまうラストは、極めて後味悪し。
 …覚悟はしてたけど、やっぱりその後腹の調子がおかしくなってしまった…それに、友人の言葉通り、しばらくカレーを食べたいとは思えない。いや、食べられるとは思うけど、思い出してしまうのではないか?と考えると、ちょっと(笑)
 今まで観た作品のなかでは学生時代にチキンレースで焼き肉食べながら観た『ネクロマンティック』(1987)とか、知らないで食事時に観てしまった『イレイザーヘッド』(1981)に匹敵する作品には違いない(多少なり前知識があってまだ良かった)


 ただ、一応この作品は政治的な観点から見ることも出来る。本作の舞台となっているのはイタリア史の中でも特異な位置づけにあるサロ共和国で、これはドイツの手によってローマを逃れたムッソリーニがサロに樹立した、短命に終わったドイツの傀儡政権。実はパゾリーニ監督の弟はここで殺されてしまったという。そう考えると、本作の演出はファシズムに対する嫌悪と暗喩に満ちた話と言うことになる…例のシーンだって、監督本人の言によれば、「ジャンクフードのメタファー」だそうだが。
デカメロン 1970

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アルベルト・グリマルディ(製)
ピエル・パオロ・パゾリーニ(脚)
フランコ・チッティ
ニネット・ダヴォリ
アンジェラ・ルーチェ
エリザベッタ・ダヴォリ
シルヴァーナ・マンガーノ
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
デカメロン(書籍)ボッカチオ
アポロンの地獄 1967

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ピエル・パオロ・パゾリーニ(脚)
フランコ・チッティ
シルヴァーナ・マンガーノ
アリダ・ヴァリ
ラウラ・ベッティ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
奇跡の丘 1964
1964ヴェネツィア国際映画祭審査員特別賞、国際カトリック映画事務局賞
1966
米アカデミー音楽賞、i美術監督・装置賞、衣装デザイン賞

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ピエル・パオロ・パゾリーニ(脚)
エンリケ・イラゾクイ
マルゲリータ・カルーゾ
スザンナ・パゾリーニ
マルチェロ・モランテ
マリオ・ソクラテ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 アマチュア俳優を用いてキリストの生涯を描く。カトリック教会からの資金援助もあるが、キリスト教擁護団体のネオ・ファシスト集団に上映を邪魔される。
 パゾリーニはマリアを実母に演じさせる。役者は全員素人で大がかりな装置も使わず
 日本で初公開されたパゾリーニ作品。ここでの力強いキリスト像に観客は驚かされたという。ヴェネツィア映画祭では、上映寸前まで非難の嵐が、上映後絶賛に変わる
 宗教やマルクス主義、ネオ・レアリスモの伝統を自由に取り入れる。ここでの使徒達は社会への関心が強く、革命的な大儀を掲げて行動する若者グループとして描かれる

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