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1980 | カリギュラ 共同監督 | |
1979 | ||
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1977 | ||
1976 | サロン・キティ 監督・脚本 | |
1975 | ||
1974 | ||
1973 | ||
1972 | ||
1971 | ||
1970 | ||
1969 | SEX白/黒 監督・脚本 | |
1968 | 危険な恋人 監督・脚本 | |
1967 | ||
1966 | ||
1965 | 革命の河 監督 | |
1964 | 私は宇宙人を見た 監督 | |
1963 | ||
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1933 | 3'26 ミラノで誕生 |
タイトル | |||||||||||||||||||||||
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カリギュラ 1980 | |||||||||||||||||||||||
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西暦37年にローマ帝国第3代皇帝となったカリギュラ。ただし彼が有名なのは皇帝としてではなく、その悪評高い私生活においてであった。皇帝となるべく定められつつも、禁断の愛にふけり、近衛軍の反乱によって暗殺されるまでの彼の性に彩られた半生を描く。 ポルノ専門の複合会社PentHouse製の、ポルノ映画史上最大の大作。 確か私が中学生の頃だった。この映画は「20世紀最大のロマン・ポルノだ」と学校で騒いだ奴がいた。その時は何も分からず、ぼんやりその話を聞いていた。 大学に入り、ローマ史を少し勉強し、カリグラ帝の事も知ったとき、ぼんやりとその時のことを思い出した。 そして社会人になり、ビデオ借りようと思ってレンタル・ビデオ店に入ったときにこのタイトルを見つけた。妙に懐かしかったのですぐに借りた。お陰で他の皇帝の誰よりも早くこの名前を覚えることが出来た(笑) 物語の内容はかなり過激。姉(史実では妹)との近親相姦、同性愛、出産シーン、奇形…アブノーマルで、ぼかしかけまくりの映画。 そういうシーンは満載されているが、内容的には決してポルノではない。ちょっと気持ち悪いけど普通の映画だ。当時のローマは覇権国家だけに、豪奢なセットが用いられるが、この映画ではむしろ人間の方にスポットが当てられるため、製作そのものは結構楽だったのではないかな? 恥ずかしながら、やっと分かったのだが、この映画、主演がマグダウェルで、更にオトゥールが出てたとは…どっちも個性派俳優ながら、結構好きな俳優で、そういう意味では凄く意外。 ちなみに本作は当時、あまりの残虐描写故にアメリカではボストンで上映禁止となったのだが、それが逆に宣伝の効果を果たし、逆にヒットにつながったという事実がある(「カリギュラ効果」という名前まで付けられた)。そう言えば1980年代当時、残虐を売りとするホラー映画の煽り文句も「世界何カ国で上映禁止!」的な書かれ方をしていたが、それも本作の例にならったのだろう。 |