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映画監督ジュリアン・デュヴィヴィエ(書籍) _(書籍) |
1967 | 10'30 死去 | |
1966 | ||
1965 | ||
1964 | ||
1963 | ||
1962 | ||
1961 | ||
1960 | 並木道 監督・脚本 | |
1959 | 私の体に悪魔がいる 監督・脚本 | |
1958 | 自殺への契約書 監督・脚本 | |
1957 | 殺人狂想曲 監督・脚本 | |
奥様ご用心 監督・脚本 | ||
1956 | ||
1955 | わが青春のマリアンヌ 監督・脚本 | |
殺意の瞬間 監督・脚本 | ||
1954 | アンリエットの巴里祭 監督・脚本 | |
1953 | ドン・カミロ頑張る 監督・脚本 | |
埋れた青春 監督・脚本 | ||
1952 | ||
1951 | 陽気なドン・カミロ 監督 | |
巴里の空の下セーヌは流れる 監督・原案・脚本 | ||
1950 | ||
1949 | 神々の王国 監督 | |
1948 | アンナ・カレニナ 監督・脚本 | |
1947 | ||
1946 | ||
1945 | ||
1944 | 逃亡者 監督・製作・脚本 | |
1943 | 肉体と幻想 監督・製作 | |
1942 | 運命の饗宴 監督 | |
1941 | リディアと四人の恋人 監督 | |
1940 | わが父わが子 監督 | |
1939 | 幻の馬車 監督・脚本 | |
旅路の果て 監督・脚本 | ||
1938 | グレート・ワルツ 監督 | |
1937 | 望郷 監督 | |
舞踏会の手帖 監督 | ||
1936 | 我等の仲間 監督・原作・脚本 | |
シュヴァリエの流行児 監督 | ||
1935 | 地の果てを行く 監督・脚本 | |
ゴルゴダの丘 監督・脚本 | ||
巨人ゴーレム 監督 | ||
1934 | 白き処女地 監督・脚本 | |
商船テナシチー 監督・脚本 | ||
1933 | モンパルナスの夜 監督・脚本 | |
1932 | 巴里-伯林 監督 | |
にんじん 監督・脚本 | ||
1931 | カイロの戦慄 監督・脚本 | |
五人の悪い紳士 監督 | ||
1930 | 資本家ゴルダー 監督 | |
1929 | ||
1928 | ||
1927 | ||
1926 | ||
1925 | ||
1924 | ||
1923 | ||
1922 | ||
1921 | ||
1920 | ||
1919 | ||
1918 | ||
1917 | ||
1916 | ||
1915 | ||
1914 | ||
1913 | ||
1912 | ||
1911 | ||
1910 | ||
1909 | ||
1908 | ||
1907 | ||
1906 | ||
1905 | ||
1904 | ||
1903 | ||
1902 | ||
1901 | ||
1896 | 10'3 ノールで誕生 |
わが青春のマリアンヌ Marianne de ma jeunesse Marianne of my youth |
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巴里の空の下セーヌは流れる Sous le ciel de Paris |
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アンナ・カレニナ Anna Karenina |
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体面ばかり気にする退屈な夫のカレーニンに嫁いだアンナは、それでもこどもを立派に育て、自分なりに充実した日を過ごしていた。だが、そんな彼女の前に現れた一人の男ウロンスキー。彼がアンナの運命を狂わせていく… ロシアの文豪トルストイの「アンナ・カレーニナ」の映画化作品で、この年のアメリカでの興行成績7位と言う華々しい実績を上げた作品。この原作はとても映画に好まれるらしく、これまでに何度となく映画化されているが(ちょっと検索してみたら10作もあった)、多分監督のチャレンジ精神を非常にそそる作品なのだろう。本作はヴィヴィアン=リーという素材を用いてアンナを描いている。 原作は私の最も好きな小説の一冊で、既に何度か読んで頭の中には殆ど確固としたイメージができあがっているが、あれを映画化するには相当に苦労することは理解しているつもりだ。 原作の魅力は何と言っても執拗な程の著者の描写能力で、移り変わっていく人の内面描写と言い、素朴な、そして退屈な田舎の風景と陰謀作術に明け暮れる中枢部である都会の表現の対比など、読んでいるだけで感動を覚える描写が非常に多い。文面を追いつつ頭の中にははっきりと光景を映し出せるほど。ただし、それを貫く肝心の物語が、言ってしまえばコテコテの不倫もののメロドラマに過ぎない。勿論その描写も文章ならとても上手に描けているんだけど… ただし、限られた時間の映画だと、どうしても中心部分を分かりやすいように作るしかない。そうなるとどれほど内容が良くても、その良さを殺してしまう。それ故にこそ、この作品の映画化というのは監督のチャレンジ精神をえらく喚起するのだろう。どうやったら単なるメロドラマに終わらせないか。そこに自分の力量を見せようとするわけだ。 本作の場合、汽車の描写にとことんこだわることで、何とかそれを避けようとしているように思える。原作でも汽車が非常に重要に物語に関わっていることも事実だし。この短い時間の中で最大限にケレン味を表現しようとするその努力は買いたい。 だけど、この短さだとやっぱり単なるメロドラマになってしまうんだよな。特に私が一番嫌ってるパターンの… リーは確かに魅力あるけど、私の持っているアンナのイメージとはやっぱり違ってるし、ラストにもかなり不満。 結論を言うと、この映画化は最初から失敗が約束されてるようなもの。その中で最大限努力をした作品。と言うしかない。それ以上の評価は私には無理だ。 |
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望郷 Pe'pe' le Moko |
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ジャン=ギャバンをスターダムに押し上げる。ここでギャバンは「シニカルな装いをしたロマンチスト」というイメージを確立する。ハリウッド流のギャング映画にフランスのロマンチシズムを加えた、フィルム・ノワールの先駆け的作品。戦時中ヴィシー政府により上映禁止を喰ってしまう アルジェリア人のスラム街が舞台だが、これは差別主義の表れでもある。折しもアルジェリアの民族独立運動が高まっており、本国フランスではさほど評価されていないが、日本では最も愛された映画の一本となっている。ギャバンが囁く「メトロの匂いがする」はフランスへのあこがれを燃え立たせる |
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舞踏会の手帖 Un carnet de bal |
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