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ヴォルフガング・リーベンアイナー
Wolfgang Liebeneiner

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鑑賞本数 合計点 平均点
書籍
1987 11'28 死去
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958 鉄条網 監督
続・菩提樹 監督
1957 朝な夕なに 監督・脚本
1956 菩提樹 監督
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934 別れの曲 出演
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905 10'6 リーバウで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

続・菩提樹 1958

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ヘルベルト・ライネッカー(脚)
ルート・ロイヴェリーク
ハンス・ホルト
ヨゼフ・マインラート
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
歌うトラップ一家(書籍)マリア・フォン・トラップ
 アメリカに渡ったトラップ一家はファミリー合唱団として地方巡業を行うことになった。だが歌の先生である神父の指導で古典的な聖歌ばかりを歌わされたため、いずれも音楽会は失敗に終わり、一家は困窮し始めていく…
 マリア・フォン・トラップによる自伝「菩提樹」続編で、この二本を合わせて一本の作品といっていい。
 『菩提樹』続編で、実質的に『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)の「その後のトラップ一家はどうなったか?」が話の内容。彼らがアメリカに渡った後、彼らがどんな風に生活していったか。ということが主眼となっているわけだが、作品自体は一作目ほど面白いとは思えない。
 これは一作目が第二次世界大戦を前にした脱出劇という劇的な構成をもっていて、政治的、思想的な緊張感があったのに対し、本作が音楽一家の成功物語といったよくある構成になってしまったため、やはり目新しさとかが今一つ低くなってしまったためだろう。
 ただ、本作に見るべきところがないとは言わない。その一番の理由は、本作の制作と公開は西ドイツのものという点。これは
アメリカという国を、外からの目で見た作品であると言うことにある。
 この映画が制作されたのは1959年ということは、戦争終結後15年といったところで、その当時の記憶がまだ生々しい時代。そこで当時のアメリカの国情というのがどうだったかが見えてくる。
 一つには、トラップ一家がアメリカで受け入れられた理由は、彼らがオーストリアからファシズムを嫌って逃げてきたという事実があってこそ。しかも家族で協力して生きていくという姿勢が国民感情を揺さぶったのだろうと思われる。彼らが活動していた時期はまさしく第二次大戦まっただ中。憎きナチスに対するプロパガンダとして彼らが使われていたということが画面からも滲んでいる。
 そして音楽のこともある。一応アメリカはピューリタンが作った国ということで、賛美歌なり聖歌なりが音楽的にはメジャーだったはずだが、当然流行り廃りというものがあって、1930年代に至って戦争の機運高まる時代には、静寂さや敬虔さよりも、心を高揚させる歌の方に心が向くだろうし、その意味では国際的な戦争を前に宗教性から脱却しようとしている国民性というのも垣間見ることが出来る。
 本作は当然前作と合わせて観ることでその真価を発揮する作品なのだが、単独でも異邦人から観たアメリカという国の様子を考察することが出来る。ちょっと邪道かもしれないけど、映画にはこんな見方も出来るものだ。
菩提樹
Die Trapp-Familie
The Trapp Family

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ゲオルグ・フルダレク(脚)
ルート・ロイヴェリーク
ハンス・ホルト
マリア・ホルスト
ヨゼフ・マインラート
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 オーストラリアのザルツブルク郊外に住む第一次大戦の英雄トラップ男爵(ホルト)は、7人の子供たちを残して妻に先立たれてしまい、子ども達の養育のため家庭教師を雇うことにした。トラップの厳格さに何人もの家庭教師が辞めていったのだが、そんな時、見習い修道女のマリア(ロイヴェリック)が修道院から派遣されてきた。子ども達に歌の才能があることを見抜いたマリアは、トラップの言うことを無視し、自由に歌わせるようにした。みるみる活気を取り戻す子ども達だったが、ちょうどその頃、オーストリアはドイツに併合されようとしており、トラップ一家の周囲もきな臭くなっていく…
 いわゆるトラップ一家物語の最初の映画化作品。この家族を描いた作品だと、『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)というあまりにも素晴らしい作品があるために、あまり顧みられることがないのだが、この作品も決して悪いわけではない…いや、かなりの良作といってもいい。
 ややお涙ちょうだい的な部分があるとは言え(これは当時、オーストラリアはナチス・ドイツの被害者であるという「犠牲者神話」があり、それを肯定する内容になっているため)、ちゃんと物語に緩急が付けられているし、緊張感と軽快なストーリー運びがうまい具合にはまっていて、普通に良質作品と言える内容でもある。
 何より『サウンド・オブ・ミュージック』では触れられなかった、アメリカに渡った時のエピソードが入っており、実はその部分が本作のクライマックスになっているというところが良い。単に同じ物語を映画化したというのではなく、きちんとその辺の違いが観ていて分かるところがなかなかよろしい。
 ちなみに本作の原題は『Die Trapp-Familie』で、そのまま「トラップ一家」と訳した方が、『サウンド・オブ・ミュージック』以降では良かったかと思うが、菩提樹という歌が物語のキーワードになっていることもあって、この邦訳で良かったんだろう。
製作年 1956
製作会社 ディヴィナ・フィルム
ジャンル 家族(家族形成)戦争(銃後)
売り上げ $
原作 歌うトラップ一家(書籍)マリア・フォン・トラップ
歴史地域 ザルツブルク(オーストリア)トラップ一家の脱出(1938)
関連
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ

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