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レニ・リーフェンシュタール
Leni Riefenstahl

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鑑賞本数 2 合計点 6.5 平均点 3.25
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
評論
美の魔力−レーニ・リーフェンシュタールの真実(書籍)

著作
レニ・リーフェンシュタール−20世紀映像論のために(書籍)

_(書籍)
2003 9'8 死去
2002 ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海 監督・撮影・編集・脚本
2001
2000 アフリカへの想い 出演
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993 レニ 出演
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938 美の祭典 監督
民族の祭典 監督
1937
1936
1935 意志の勝利 製作
1934
1933
1932
1931 青の光 監督・出演
白銀の乱舞 出演
1930 モンブランの嵐 出演
1929 死の銀嶺 出演
1928
1927 大いなる跳躍 出演
1926 聖山 出演
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903
1902 8'22 ベルリンで誕生

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美の祭典
Olympia 2.
1938ヴェネツィア国際映画祭ムッソリーニ杯外国映画
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WikipediaJ
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★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1936年のベルリン・オリンピックの記録映画。『民族の祭典』と合わせて『オリンピア』2部作を構成する。本作はその後編に当たり、トラックから飛び出し、水上競技や自転車、馬術、ボートなど、様々な競技を描き出している。
 本作は第一部である『民族の祭典』と較べ、競技が多彩で、その分様々なカメラ・ワークも楽しめる作品に仕上がっている。特に気に入ったのは乗馬競技。ほとんど「名プレイ珍プレイ」の世界。是非ナレーション入りで観たかった。それと勿論忘れちゃならない、水泳の前畑!あの勇姿はテレビなどでもお馴染みだけど、やっぱり肉体美を映そうというコンセプトで作られた映画でこそ本当に映える。
 ところでオリンピア2部作は全てを競技で撮ったものではない。時に練習風景や、その後で特別に撮ったものも挿入されているから、純粋な“記録映画”ではないことに留意。これは監督なりの美学としての“肉体美”を撮った作品。そう言う意味ではちゃんと「映画」してると言って良いんじゃないかな?
製作年 1938
製作会社 オリンピア・フィルム
IOC
トビス・フィルム
ジャンル スポーツ(ドキュメンタリー)
売り上げ
原作
歴史地域
関連
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民族の祭典
Olympia
1938ヴェネツィア国際映画祭ムッソリーニ杯外国映画
<A> <楽>
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★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1936年のベルリン・オリンピックの記録映画。『美の祭典』と合わせて『オリンピア』2部作を構成する。本作はその前編に当たり、トラック競技を中心とした陸上競技を描く。
 ベルリン・オリンピックと言えば、ナチスが台頭するドイツが国家の威信を広く世界に広げるために行われたものとして記憶されるが、日本人選手が極めて優秀である事を知らしめた重要なオリンピック大会でもあった。確かに歴史的に見る限り、本作品はナチスのプロパガンダの一環として用いられたと言うのは事実であるとしても、そのオリンピックが映画として残ると言うのは、これはこれでなかなか誇らしい気持ちも与えてくれる。
 監督のリーフェンシュタールはヒトラーのお気に入りの映画監督で、特に本作の製作に当たっては資金も含めてのナチスの全面的なバックアップがあったそうだが、監督本人としては、自分の作品がナチス、殊に宣伝担当のゲッペルスによりズタズタにされないよう、細心の注意を払ったとの事。映画単体としてみる限り、充分な完成度を誇っているので、監督の努力の賜物と言っても良いだろう。
 聖火リレーから始まり(実はこれはリーフェンシュタールの発案だったとか)、ドイツ人選手が出てくる度にどよめく観客席や、オリンピック旗の横ではためくハーケンクロイツ、時折出てくるちょび髭のオッサンなど、確かに見ようによっては国策映画そのものにも見えなくもないけど、ちゃんとアメリカやイギリス、北欧と言った国歌も(一応日本の君が代も)出てくるし、結構編集は冷静に行われた感じでもある。確かに肉体美を見せるというのがナチスのプロパガンダそのものだと言われてしまうんだろうけど、そこまで考えて観ると、どんな作品だって何らかの思想の裏返しになってしまう(笑)
 本作の最大特徴は、人体を美そのものとして捉えたという点にあるだろう。言葉やストーリーは不必要。芸術として人体は存在する。それを推し進めた結果が本作であり、リーフェンシュタール監督が映画界を追われて以降、そう言う監督は出てこなかった。
 映画を映画として楽しむ事が出来ればそれで良いとなれば、楽しめる。
製作年 1938
製作会社 オリンピア・フィルム
IOC
トビス・フィルム
ジャンル スポーツ(ドキュメンタリー)
売り上げ
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歴史地域
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