MOVIETOP

長谷部安春

<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
鑑賞本数 4 合計点 10 平均点 2.50
書籍
_(書籍)
2009 6'14 死去
相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 監督
2008
2007
2006
2005
2004
2003
相棒(2nd~7th)
<A> <楽> 長谷部安春
2002
2001
2000 刑事 監督
1999 組織暴力 流血の仁義2 監督・脚本
組織暴力 流血の仁義 監督・脚本
組織暴力 流血の抗争2 監督・脚本
原野の子ら 脚本
1998 組織暴力 流血の抗争 監督・脚本
1997 チンピラ人生 むしむしころころ 監督・脚本
1996 チンピラ仁義 新・極楽とんぼ 監督
1995
1994 ろくでなし2 LAST DOWN TEN 監督
レッスン LESSON 監督・脚本
静かなるドン
<A> <楽> 演出
1993 ろくでなし LAST DOWN TEN 監督
1992 エロティックな関係 脚本
1991 DANGER POINT 地獄への道 監督・脚本
ベイサイド・バイオレンス 群狼 監督
傷だらけのライセンス 監督
汚れし者の伝説 監修・脚本
1990 悪人専用 監督・脚本
1989
1988
もっとあぶない刑事
<A> <楽> 監督
1987 あぶない刑事 監督
1986
あぶない刑事
<A> <楽> 監督
1985 CF愚連隊 演出
1984
1983
1982 化石の荒野 監督
1981
プロハンター
<A> <楽> 監督
1980
黄土の嵐
<A> <楽> 監督
ザ・ハングマン
<A> <楽> 監督
1979
探偵物語
<A> <楽> 監督
江戸の牙
<A> <楽> 監督
西部警察(1~4Y)
<A> <楽> 演出
1978 皮ジャン反抗族 監督
暴(や)る! 監督・脚本
エロチックな関係 監督・脚本
襲う! 監督
大追跡
<A> <楽> 監督
1977 (秘)ハネムーン 暴行列車 監督・脚本
レイプ25時 暴姦 監督
華麗なる刑事
<A> <楽> 監督
1976 暴行切り裂きジャック 監督
犯す! 監督
江戸特捜指令
<A> <楽> 監督
隠し目付参上
<A> <楽> 監督
1975
1974 すけばん刑事 ダーティ・マリー 監督・脚本
1973 女囚さそり 701号怨み節 監督・脚本
恐怖劇場アンバランス
<A> <楽> 演出
1972 戦国ロック 疾風の女たち 監督・脚本
ワイルド7
<A> <楽> 監督
1971 組織暴力 流血の抗争 監督
男の世界 監督
不良少女 魔子 脚本
スペクトルマン
<A> <楽> 監督
美しきチャレンジャー
<A> <楽> 監督
1970 野良猫ロック マシンアニマル 監督
野良猫ロック セックス・ハンター 監督・脚本
女番長 野良猫ロック 監督
盛り場仁義 監督・脚本
あしたのジョー 監督
あつい壁 脚本
俺は透明人間!
<A> <楽> 監督
1969 広域暴力 流血の縄張 監督
あらくれ 監督
野獣を消せ 監督
1968 縄張はもらった 監督
1967 みな殺しの拳銃 監督・脚本
爆弾男といわれるあいつ 監督・脚本
燃える雲 脚本
1966 俺にさわると危ないぜ 監督
1965
1964
1963
1962
1961 俺の血が騒ぐ 脚本
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932 4'4 東京都で誕生

ページトップへ

女囚さそり 701号怨み節 1973
<A> <楽>
神波史男
松田寛夫
長谷部安春(脚)
梶芽衣子
田村正和
細川俊之
金井由美
土方弘
大下哲矢
渡辺やよい
初井言栄
楠田薫
中原早苗
森秋子
根岸明美
安藤純子
土山登士幸
佐藤晟也
大泉公孝
滝波錦司
久邇あき子
吉田りえ
巳聖子
尾崎ひろみ
瀬木けい子
根岸真理
名達ますみ
小甲登志枝
竹村清女
山本緑
田沢裕子
章文栄
岸ひろみ
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
さそり <A> <楽>
篠原とおる (検索) <A> <楽>
シリーズ第4作
男の世界
<A> <楽>
石原裕次郎
川野泰彦(製)
中西隆三(脚)
石原裕次郎
沖雅也
鳥居恵子
内田良平
宍戸錠
大滝秀治
菅原謙次
なべおさみ
二瓶正也
小高雄二
三田村元
武藤章生
川地民夫
玉川伊佐男
チコ・ローランド
町田祥子
加藤博子
高樹蓉子
牧まさみ
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1971
製作会社
ジャンル
売り上げ
原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
歴史地域
関連
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
野良猫ロック マシンアニマル 1970
<A> <楽>
中西隆三(脚)
梶芽衣子
藤竜也
岡崎二朗
范文雀
郷えい治
黒沢のり子
高野沙理
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第4作
 横浜港の片隅で、マヤ(梶芽衣子)率いる不良少女グループと佐倉(郷^治)が率いる不良グループ「ドラゴン」が互いに両立していた。微妙なバランスの上に辛うじて衝突が避けられているこの二つのグループを揺るがす事件が起こる。アメリカ軍の脱走兵チャーリー(山野俊也)が、多量の麻薬を持ち込んできたのだ。故郷のスウェーデンに帰るための逃亡資金だと主張するチャーリーだが…
 1970年の間に4作もの作品が立て続けに作られた『野良猫ロック』の第4作。
 それぞれの作品が、1970年という特殊な時代を映し出す鏡のような作品だったが、ここでは薬を主題にして、かなりハードな青春ものとして仕上げられている。それが良かったかどうかはともかく、少々中途半端な印象はあり。そもそも物語自体が行き当たりばったりでいつの間にか終わってしまったという感じ。
 話自体はかなり中途半端ではあるが、なんとなく日活アクションを若者でやってしまおうって雰囲気はあり。ただし主人公が女性になってるだけに、ストーリーの方もやや湿っぽいものになってるのが特徴か?終わり方もかなり唐突な感じだが、雰囲気だけはやっぱり70年代をよく表していると思う。
野良猫ロック セックス・ハンター 1970
<A> <楽>
大和屋竺
藤井鷹史(脚)
梶芽衣子
安岡力也
藤竜也
岡崎二朗
英美枝
小磯まり
青木伸子
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第3作
 GHQの引き上げと共に、立川は夜な夜な危険な遊びが始まっていた。マコ(梶芽衣子)を中心とした不良少女グループとバロン(藤竜也)をリーダーとする少年グループ「イーグルス」と混血児たちの連中がその中心だった。お互いに不干渉を暗黙の了解としていたが、内部抗争や小競り合いが日常茶飯事状態。そんな中、生き別れの妹メグミを探しに立川へとやってきた数馬(安岡力也)が、その危ういバランスを崩してしまう。
 登場する役者は同じだが、それぞれ全く違う設定で話が展開する野良猫ロックシリーズの第3作。この話は立川にたむろする少年達のグループの抗争を描く、なんとなく仁義なき戦いを彷彿とさせる設定で展開(こちらの方が時代は早いのだが)。
 物語は意地とセックス絡みで殺し合いまでやらかす少年達の無軌道さと暴力を描いた、救いようのない暗い展開なのだが、内なるパワーをもてあまし、暴力とセックスでしかそれを発散させられない当時の若者の姿が透けて見えるよう。
西部劇風の演出も、当時の荒くれたアメリカとオーバーラップさせる狙いがあったのかもしれない。シリーズを象徴する梶芽衣子の「バッキャロー」も本作から。そう考えるとパワーだけはあったか。
 やや話が強引かつグダグダなのはシリーズを通して同じだが、この作品が一番話の展開に無理があるっぽいぞ。日活アクションの系統と考えるべきだろうか?
 このシリーズは設定こそ違えど、全ての作品が
1970年という時代を描いているのが特徴で、時代のひずみこそがこの話の奥の設定となっている。この話では真っ正面から混血児の哀しみを描いている。その描き方が上手いかどうかはともかく、アメリカ人の血が流れているという、それだけで行き場を失って暴力に走るしかない彼らのパワーを感じさせることは出来ただろう。
 それにしてもこの直接的で刺激的なタイトルは何とかならなかったんだろうか?確かにセックスを描いているとはいえ、それが主題って訳でもないし、物語も結構グダグダだから、タイトルに惹かれてどきどきしながら観た人はかなり失望したんじゃなかろうか?
女番長 野良猫ロック 1970
<A> <楽>
永原秀一(脚)
和田アキ子
梶芽衣子
和田浩治
范文雀
ケン・サンダース
藤竜也
アンドレ・カンドレ
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第1作
 1970年。新宿の街では二つのスケ番グループが対立していた。その決着を付けるべく女番長二人メイ(梶芽依子)とトシエ(小磯マリ)が工場跡地で決闘することになった。だがトシエはあらかじめちんぴら組織黒シャツ隊に話を付けており、乱闘に黒シャツ隊が殴り込んできた。偶然それを見守っていた流れ者のバイク乗りアコ(和田アキ子)は敵をけちらしてメイ達を助け出すのだった。やがてこの二つのスケ番グループの対立は周囲を巻き込み、新宿に激震を巻き起こす…
 日活アクション最後の輝きとされる野良猫ロックシリーズ第1作。70年〜71年という短いスパンに5本が製作された、一種のカルト作品。
 さすが
「カルト」と言われるのは伊達ではなく、このシリーズ全部お世辞にもまともな作品とは言いがたいのだが、この1970年に、まさにその時代を切り取って作ることが出来た。というそれが最も重要な点だろう。1970年というのは日本史においてもかなり特異な年だった。大阪万博で盛り上がる一方、1960年に締結された日米安保条約の改訂を阻止すべく学生運動が盛り上がりを見せ、更にそれらの風習に背を向け、独自の宗教観さえ生み出していく者もいた。この時代に青春時代を送った人は、その後の人生を色々と変えられてしまった人も多いという(と言うか、その下の世代がどれだけその勝手のお陰で苦労してると思ってる!)
 特に当時の新宿はまさにカオス状態で、独特の雰囲気を持っていたそうだが、その雰囲気を現代で垣間見せてくれる格好の素材として、本作は貴重なのだ。
 一本目の本作は一応ちゃんとしたストーリーらしきものはあるのだが、色々詰め込んでみました。と言った感じで、まとまりが無くてピントはぼけまくってる。自分たちで勝手に盛り上がっている内にいつの間にか殺し合いにまで発展していく物語も強引すぎ。パワーだけで持って行ってみました。と言った感じ。終わり方も厭世観漂いまくり。これが70年という年の持っていたパワーなのかも知れない…でも、今改めて考えてみると、これってタランティーノが好きそうな作品だな。特に初期のタランティーノ作品には同じ雰囲気を感じ取ることが出来るぞ(梶芽依子の大ファンだって言うのだから、本作も観てた可能性あるね)。本作を洗練したものが『レザボアドッグス』(1991)であれ、『パルプ・フィクション』(1994)であると言えなくもない。
 大ブレイクした梶芽依子は(この年は本シリーズを含めて9本もの出演作あり)、後の暗さよりもやけっぱちな雰囲気が漂い、これはこれで彼女の魅力の一端であることを再認識。相棒の和田アキ子は…ほとんど棒読みにしか聞こえないんだけど、よくこれを主人公に据えようと考えたもんだ。
 
カオス感溢れる作品が好き。という人には絶対にお勧め出来るのだが、映画に物語を求める人には薬にもならない。
あしたのジョー 1970
<A> <楽>
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
あしたのジョー <A> <楽>
ちばてつや (検索) <A> <楽>
あしたのジョー
<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
馬場当(脚)
石橋正次
辰巳柳太郎
亀石征一郎
小松政夫
中山昭二
高樹蓉子
山本正明
見明凡太朗
溜呂木寿々江
武藤英司
太刀川寛
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 東京のドヤ街。涙橋のたもとにふらりと現れた一人の少年。矢吹丈(石橋正次)は、因縁を付けてきた地元のちんぴらを叩きのめした。そこに居合わせたアル中の元ボクサー丹下段平(辰巳柳太郎)は、その動きに天性のボクシングセンスを見いだし、ジョーを本物のボクサーにしようと心に決める。だが、何よりも束縛を嫌うジョーは、そんな段平の情熱を逆に利用することで犯罪に手を染め、少年院送りになってしまう…
 言うまでもない国民的大人気マンガを原作とした作品。有名なのはもちろんアニメ版で、これによってマンガを呼んだ人も多かろう(少なくとも私はそうだった)。しかし、実は実写版も作られている。しかもあの当時の最先端を走っていた長谷部安春監督である。
 一体どんな変な映画になっているのだろう?期待半分恐がり半分で拝見。
 しかし、かなり驚いた。ただしそれは悪い意味で。
 この人が作るんだったら、どんなにとんでもないものになるのだろう?いう期待はあっけなく裏切られ、出来たものはものすごく無難なもので終わってしっまた。物語自体がほとんどマンガ版のストーリーを追うことに終始し、観てる側としてもほぼ原作の確認作業で終わってしまう。
 これは無理なからぬところがあるのは分かる。どう見積もっても3時間はかかる物語を90分弱で強引に押し込めてしまったもんだから、話をまとめるにはそれ以外の選択肢が無かったとも言えるし、それ以上を期待するのは無理だっただろう。むしろよくこの時間でまとめてくれた。と言った方が良い。
 だけど、私がこの監督に求めていたのはそんなことではなかった。たとえストーリーがどれほど破綻していても、あるいは徹底的に改変されていても、「この監督だったら許せる」と思わせる説得力を感じさせてほしかった。せめて前後編にして、刑務所を出るまでを前編、ボクサーとなって力石との戦いに至るまでを後編としてくれたら、さぞかし見応えのある作品に仕上がっただろうと思うと、とても残念だ。そうすれば伸び伸びととんでもない物語を作ってくれただろうに。もったいない。
 それでも強いて監督が個性を出そうとしているシーンを挙げてみると、やっぱりラストシーンと言う事になるだろうか。力石を殺してしまったジョーがチンピラにボコボコにされ、突然フィルムがぶつ切りになったように終わってしまう訳だが、このシーンは丁度オープニングと同じシチュエーションを取っている。最初何も怖いものが無い少年だったジョーは平気で相手を叩きのめしているが、ラスト、恐れを知ったジョーは何も出来ず、ただ殴られるだけ。この部分を“成長”と捉えようとしているようにも感じる事が出来る。ジョーは確かに強くなったが、強くなった分、人を殴れなくなった。と言うメッセージとして受け取ることは出来る。それで正しいかどうかはともかく
 残念なのは、やはりこれだけのものを描くには短すぎたと言う事だな。
製作年 1970
製作会社
ジャンル
売り上げ
原作
あしたのジョー <A> <楽>
ちばてつや (検索) <A> <楽>
歴史地域
関連
キーワード

ページトップへ