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しぎのあきら名義もあり。 | ||||||||||
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2011 | |||||||||||
2010 | クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁 監督 | ||||||||||
2009 | クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国 監督 | ||||||||||
ヤッターマン(2Y)<TV> 監督 | |||||||||||
2008 | ヤッターマン(1Y)<TV> 監督 | ||||||||||
2007 | ないしょのつぼみ<OVA> 監督 | ||||||||||
2006 | |||||||||||
2005 | |||||||||||
2004 | |||||||||||
2003 | 無限戦記ポトリス<TV> 総監督 | ||||||||||
2002 | |||||||||||
2001 | |||||||||||
2000 | |||||||||||
1999 | |||||||||||
1998 | たこやきマントマン<TV> 監督 | ||||||||||
1997 | |||||||||||
1996 | |||||||||||
1995 | |||||||||||
1994 | タイムボカン王道復古 タツノッコン王国で同窓会だコロン!<OVA> 監督 | ||||||||||
とっても! ラッキーマン<TV> 監督 | |||||||||||
赤ずきんチャチャ<TV> 絵コンテ | |||||||||||
ノンタンといっしょ(3Y)<TV> 演出 | |||||||||||
1993 | タイムボカン王道復古 チキチキ・ウゴウゴ・ボケボケマシーン猛レース<OVA> 監督・絵コンテ | ||||||||||
ノンタンといっしょ(2Y)<TV> 演出 | |||||||||||
1992 | ノンタンといっしょ(1Y)<TV> 演出 | ||||||||||
1991 | バカボンおそ松のカレーをたずねて三千里<TV> 監督 | ||||||||||
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1990 | おそ松くん イヤミはひとり風の中 監督 | ||||||||||
からくり剣豪伝ムサシロード<TV> 総監督 | |||||||||||
1989 | おそ松くん 監督 | ||||||||||
まじかるハット<TV> 監督 | |||||||||||
1988 | おそ松くん<TV> 総監督・演出・絵コンテ | ||||||||||
1987 | |||||||||||
1986 |
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1985 |
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1984 | チックンタックン<TV> 演出・絵コンテ | ||||||||||
超攻速ガルビオン<TV> 総監督 | |||||||||||
1983 | ななこSOS<TV> 監督 | ||||||||||
1982 | |||||||||||
1981 | |||||||||||
1980 |
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1979 | |||||||||||
1978 | |||||||||||
1977 | |||||||||||
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クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁 2010 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ある日野原しんのすけの前に、タミコという美しい女性が現れる。なんとタミコはタイムマシンで未来からやって来たしんのすけの花嫁だと名乗り、ピンチに陥った未来のしんのすけを救うためには5歳のしんのすけの力が必要なのだと語る。彼女の話を全く信じてはいなかったが、きれいなおねえさんというだけで彼女と同行することを承知してしまったしんのすけ。そこで見た未来の春日部の町は… 原作者臼井儀人没後第一作となり(ラストに献辞がある)、前作『クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国』に続くしぎのあきら監督第二作。 正直な話、前作『野生王国』は全く無個性なテンプレート作品だったので、このシリーズももう駄目かと思って本作にはほとんど期待もかけてなかったのだが、観てみたら意外な面白さがあった。 確かに未来を扱った作品は初めてなのだが、これが妙にはまっている。特にカスカベ防衛隊の面々が大人になってどうなるか?という未来の話は、納得できるものもあり、「なんで?」と思わされるものもあり、バラエティに富んでいるし、大人になって性格が変化した?と思われた面々が、ちゃんと子供の頃の熱い心を持ち続けていたという展開はベタではあっても熱さを感じる。何より大人のしんのすけの描き方が、正義感の塊ながら、精神は子どものまんまという「なるほどこう言う成長するか」という納得いく造形で、大人とこどものしんのすけが共同して戦うと言うのも熱い。 ただ、勿論悪いと思える部分もいくつか。 例えば折角のタイムトリップを扱った作品ではあるが、パラドックスを一切扱ってないのがちょっと残念なところ。定番ではあるが、未来を観ると言うことは、何らかの影響が現代にも怒ると言うこと。そのことを無視すると、異世界冒険と変わりが無くなってしまうので、もうちょっとそこを詰めて欲しかったところ。そして一番が物語を詰め込みすぎて自家中毒を起こしてしまい、伏線が広げられなかったところ。時間いっぱいに詰め込んで、訳が分からなくても突っ走っていった初期の映画を知ってる身としては、そこまで行かなかったことが本当に残念だ。 そんなこんなで色々アラもあるのだが、単なるファミリードラマには終わらせないという意志も感じる意欲作。 何よりまっとうすぎて退屈な作品を作った同じ監督がこんな変化球もちゃんと作れたというのが良い感じだ。 変化球過ぎて好き嫌いは分かれる作品だと思うけど、少なくとも私はこの作品をかなり評価してる。 |
クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国 2009 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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野原一家が住むカスカベ市ふたば町では新しい町長四膳守が就任して以来エコ活動が盛んになっていた。しんのすけの通うふたば幼稚園も課外活動で地域の清掃活動に協力することとなり、それに遊び半分でつきあったしんのすけは河原でみつけたアタッシュケースを家に持ち帰ってしまう。そこに入っていた謎の液体をジュースと勘違いして飲んでしまったひろしとみさえは、飲んだ翌日から奇矯な行動をとるようになってしまった。やがてひろしは鶏、みさえは豹に変身してしまう。突然ブンベツと名乗る男が率いる謎の集団が現れ、二人を捕らえてしまう。残されたしんのすけとかすかべ防衛隊だが… 長いシリーズとなった「クレしん」は、いくつもの変遷が生じている。前作を最後に映画から離れた本郷みつるに代わり、しぎのあきらが新たな監督となった。本作からが新生「クレしん」となる。 ただ、どこが新しくなったの?と言うと、個性はあまり感じられなかったのが少々残念なところ。 本作固有の個性として、行きすぎた善意は人を圧迫する悪になってしまうというカウンターになってることと、大人にだけ分かるような古いアニメとか映画とかのパロディを分かりづらくぶっ込んでるけど(オープニングの「母をたずねて三千里」は分かりやすいが、それ以外にも「アルプスの少女ハイジ」とか『インディ・ジョーンズ』『ロスト・ワールド』など、細かなネタは多々)あたりがあるが、これらは既にシリーズの中でやっているネタでもあり、さほど新しさは感じられず。 逆に言えば非常に安定した作りで作られているので、これまで同様安心して観られるというところは評価点だろう。これまで培ったものから路線をずらすことなく、安定を求めた結果だ。 物語の流れ自体はいつも通りの野原一家の家族の絆を再確認するという王道パターンに則り、悪の組織のボスも、元々は善意から始めた運動であると言う事を思い出して大団円となるという、おとなしめの展開と言う事もあって、全体的な個性が薄い感じ。 安心して観られると言うところに特化したような作品と言えばいいのかな? |