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時雨沢恵一

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キノの旅 the Beautiful World
 時雨沢 恵一(しぐさわ けいいち、1972年 - )は、日本の男性ライトノベル作家である。神奈川県出身。魚座のA型。2000年に第6回電撃ゲーム小説大賞(現・電撃小説大賞)で最終候補作に残った『キノの旅』が「電撃hp」に掲載され、作家デビュー。その後電撃文庫でシリーズ化され人気を集めた。Wikipediaより。
 代表作は「キノの旅 the Beautiful World」、「一つの大陸の物語シリーズ」でどちらも映像化されている。スピンオフとして「学園キノ」がある。
TVアニメ
アリソンとリリア
<A> <楽> 2008
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン
<A> <楽> 2018
シリーズ
キノの旅

キノの旅 the Beautiful World

劇場版 キノの旅 -the Beautiful World- 何かをするために -life goes on.-(2004)
キノの旅 -the Beautiful World- コロシアム(前・後編)スペシャル・エディション版
キノの旅 -the Beautiful World- 病気の国-For You-
多数決ドラマ「キノの旅 -the Beautiful World- 廃墟の国」
TVアニメ
キノの旅 -the Beautiful World-(1st,2nd)
<A> <楽> 2003
2017
02'08'12 キノの旅1 the Beautiful World
 荒廃した世界を旅するキノと相棒の二輪車のエルメス。二人が様々な小国で出会った出来事を描く。

 前々から良く本屋に置いてあり、気になっていたタイトル。実際読んでみると何のことはない並のSF小説。
 決して悪くはないが、これが受け入れられたわけは、単純に表紙の絵が目を惹くのと、中身が短編集だから軽く読めると言う程度でしかない。しかし、問題はその“並のSF小説”を描ける作家が日本にはあまり多くない。と言う事実。日本のSF作品の低レベルさの中にあって、しかもその低レベルなSFを量産する文庫シリーズで普通のSFを描いて受け入れられると言うのは、一種の才能でもある。
<A> <楽>
04'10'14 キノの旅2
 モトラドのエルメスと共に旅をするキノの見聞を描く連作短編集。「狙撃兵の話」「人を喰った話」「過保護」「魔法使いの国」「自由報道の国」「絵の話」「帰郷」「本の国」「優しい国」「砂漠の真ん中で」を収録する。

 1作目を読んだのは随分前だった気がするが、たまたま出張中読む本が無かったからと言うだけの理由で購入。とびとびの時間で読むにはこういう短編が一番適していて、出張中にさくさく読むことが出来た。
 改めて読んでみると、著者の文体ってかなり特殊で、それが最初読みにくさにもなってたのだが、なれてしまうとかなり面白いと分かった。自分でも結構意外。
<A> <楽>
06'01'14 キノの旅3
 キノとモトラドのエルメスの旅を描く第3巻。「愛と平和の国」「城壁のない国」「説得力」「同じ顔の国」「機械人形の話」「差別を許さない国」『終わってしまった話」を収録する。

 相変わらず不思議な感触を与えてくれる作品で、オチの付け方とかのセンスは相変わらずたいしたもの。3巻になると文体そのものもかなり手慣れたものとなり、勢いではなく、落ち着いた雰囲気を見せるようになった。オチの付け方も面白い。読んでる途中で「これはこういう風になるだろう」とか考えていて、ぴったりそうなると、なんか嬉しい(結構そう言うのが多い)。
<A> <楽>
06'03'22 キノの旅4
 キノとエルメスの二人の旅は続く。「像のある国」「XXXXX」「二人の国」「伝統」「仕事をしなくていい国」「分かれている国」「ぶどう」「認めている国」「たかられた話」「橋の国」「塔の国」に掌編「紅い海の真ん中で」を収録する。

 そもそもSFとは現代社会を皮肉る姿勢があってこそ面白いものだが、そう言う意味では本シリーズは上手くSFしている。度合いもこれまで以上に明確になっているし、読んでいてやっぱり楽しい。流石にこの辺りになるとオチの付け方は予測が付くけど、発想の良さで持って行けるのが強味。
<A> <楽>
07'04'05 キノの旅5
 旅人のキノと相棒エルメスの二人旅を描く連作短編集。「夕日の中で」「あの時のこと」「人を殺すことができる国」「店の話」「英雄達の国」(2編)「予言の国」「用心棒」「塩の平原の話」「病気の国」を収録する。

 相変わらず不思議な話の展開ぶりで読ませる作品だが、この巻は多くの場合展開が読めなかった。書き手の方も色々進歩してたんだね。この中では「人を殺すことができる国」の皮肉ぶりがなかなか楽しかったかな?久々にキノのアクションもあり。
<A> <楽>
07'10'03 キノの旅6
 キノとエルメスの二人旅を描く第6巻。「入れない国」「中立な話」「戦車の話」「誓い」「彼女の旅」(2編)「花火の国」「長のいる国」「忘れない国」「旅の途中」「祝福のつもり」を収録する。

 相変わらずの二人旅だが、本作にはいくつかトピックがあり。「彼女の話」というのが2編あるのもそうだが、サイドストーリーであるシズと陸の話が終わりに近づいているらしいことと、金儲け第一主義の女性と、それに従う男のペアの話が入り込んできた。全話ショートショート的な物語なので読みやすいのが強味。
<A> <楽>
07'11'22 キノの旅7
 キノとエルメスの二人旅を描くシリーズ。他に剣使いのシズと犬の陸。「師匠」と呼ばれる女性と弟子の男の話などをまじえつつ描かれる。「迷惑な国」「ある愛の国」「川原にて」「冬の話」「森の中のお茶会の話」「嘘つきの国」に、数年前キノが師匠と共に過ごしていた時代の「何かをするために」を収録する。

 これまでの話と較べ、本巻にはいろいろとイレギュラーが多い。キノの滞在が3日を超えてみたり(結果的には越えなかったのかも知れないけど)、一冬を同じ場所で過ごしていたりする。物語は相変わらず。ただ、最後のキノの過去の話は劇場版で使われていたやつだね。
<A> <楽>
08'02'02 キノの旅8 キノとエルメスの二人旅を描く第8巻。「道の国」「悪いことはできない国」「渚にて 旅の始まりと終わり」「歴史のある国」「愛のある話」「ラジオな国」「救われた国」の短編に中編の「船の国」を収録する。

 キノとエルメスの話が相変わらず緩やかに展開していく一方、今巻では色々と変わったこともある。例の男女二人の「師匠」と言われる女性はキノの師匠の若い頃であるらしいこともそうだが、ラストの中編ではこれまで度々登場していたシズと陸の二人旅がとうとう終わりを告げたらしい。色々なところで新しい展開が見えてきた話だ。
<A> <楽>
08'04'03 キノの旅9
 キノとエルメスの二人旅を中心に師匠と弟子、シズと陸の旅を絡めて描く連作短編集の9巻。「なってないひとたち」「城壁の話」「悲しみの中で」「記録の国」「いい人達の夕べ」「作家の旅」「電波の国」「日記の国」「自然保護の国」「商人の国」「殺す国」「続・戦車の話」「むかしの話」「説得力II」を収録する。

 全く別々に三組の旅が描かれていく短編集。物語性はやや低くなったが、その分現代に通じる皮肉の強さが戻ってきたので、むしろ原点に帰ったと言うべきかもしれない。特に自然保護やら電波やらは現代でこそ語られるべき物語だろう。とりあえず前巻でどうなったか分からなかったシズが生きていたのが分かってほっとしたのはある。
<A> <楽>
08'05'14 キノの旅10
 キノとエルメス、師匠と相棒、シズと陸とティーの三組の旅と、彼らが出会った人々との交流を描く。今巻は「ペットの国」(キノ)、「ティーの願い」(シズ)、「在る男の旅」(キノ&師匠)、「インタビューの国」(キノ)、「ホラ吹き達の話」(キノ)、「保護の国」(師匠)、「電柱の国」(キノ)、「こんなところにある国」(あとがき)、「ティーの一日」(シズ)に、中編「歌姫のいる国」を収録する。

 8巻に続き、一本の中編と、多数の掌編という形を取っていて、メインは「歌姫のいる国」ということになり、実に半分以上がこの一編で占められている。ただ、問題は長くなるとキノの性格がどうしても丸くなってしまうな。
<A> <楽>
08'07'20 キノの旅11
 キノとエルメス、師匠と男、シズと陸とティーの三組の旅の話が展開する短編集「子供の国」「お花畑の国」「カメラの国」「つながっている国」「失望の国」「アジン(略)の国」「国境のない国」「学校の国」「道の話」の9編の短編に「戦う人達の話」の中編を収録した第11巻。

 多分これでようやく追いついた。流石11巻まで続いたとなると、描き方もずいぶんと手慣れたものとなり、話も練れてきているが、当初にあった残酷性は消え、特にキノがずいぶんと優しくなったものだ。最後の話だけはかなりきついものにはなってるけどね。
<A> <楽>
09'05'12 キノの旅12
 3つの旅人のグループのそれぞれの旅の模様を描く短編集。「幸せの中で」「正義の国」「悪魔が来た国」「求める国」「日時計の国」「努力をする国」「続・寄付の話」「手紙の話」「賭の話」「徳を積む国」「雲の中で」を収録する。

 随分話も続いているが、はっきり言えばこれまでで一番面白くなかった。悪い意味で著者の政治姿勢が妙な具合に出てしまった感じ。
<A> <楽>
18'10'09 キノの旅 13
 「昔の話」師匠と弟子がクーデターの起こっている国から最小限度の労力で権力者を逃がす方法。
 「家族の国」キノがやってきた家族制度をいつでもリセット出来る国。
 「違法な国」突然焚書が行われる事になった国に来た本の売人たちにつきあうキノ。
 「旅人の国」ある国で身を粉にして働いた旅人の家族にお礼をするという旅人を乗せたシズ。
 「必要な国」一見普通の国で大歓迎を受けるキノ。ところが何故か命を狙われてしまい…

 久々に続きを読んでみたが、相変わらずで、乾いた描写が不思議とはまり、後味の悪さも含めてぴりっとした面白さがある。
<A> <楽>
19'02'19 キノの旅14
 3組の旅人が訪れる13の物語。「朝日の中で」(キノ)、「情操教育の国」(師匠)「呟きの国」(キノ)「規制の国」(キノ)「開運の国」(師匠)「遺作の国」(キノ)「亡国の国」(シズ)「結婚の国」(キノ)「寄生虫の国」(キノ)「差別をする国」(キノ)「卑怯者の国」(キノ)

 いつにまして短い作品ばかりで、掌編と言うべきものも多い。一編一編にちゃんと個性が出ているのが本作らしい。
<A> <楽>
19'08'10 キノの旅15
 キノら3組の旅人が訪れた国々での活躍と、一人の少女の物語。「見つけてしまった国」(それぞれ3組)、「白い国」(キノ)、「ケダモノの国」(師匠)、「マニアの国」(キノ)、「過去のある国」(キノ)、「フォトの国」(フォト)、「ジャーナリストの国」(キノ)、「犯人のいる国」(キノ)

 いつも通りの短編がメインだが、フォトという新キャラが登場。基本的に家を持って定住しているので旅人ではないが、この少女がまだ登場することになるのだろうか?
 それとキノに名前を与えてくれた旅人のことがちらっと出てくる話があった。
<A> <楽>
19'10'04 キノの旅16
 キノとシズ、師匠に加えフォトの物語。「死人達の国」(キノ)、「育てる国」(シズ)、「飲酒運転の国」(師匠)、「見えない真実」(フォト)、「残された者」(フォト)の短編に何編かの掌編を収録する。

 昔の作品と較べると全体的に視線が柔らかくなってる印象があるが、フォトの存在が一つの転機になったのかもしれない。それが良かったのか悪かったのかは判断付かないが、作品自体は安定してる。
<A> <楽>
20'01'24 キノの旅17
 三つの旅人とその仲間達の物語。「旅人達の国」「自然破壊の国」「左利きの国」「割れた国」「貧乏旅行の国」(以上キノ)「楽園の国」(師匠)「恋愛禁止の国」「料理の国」「広告の国」「鉄道の国」「旅の終わり」「神のいない国」「私達の国」(以上キノ)「渡す国」(シズ・フォト)を収録する。

 ライトノベルとしては初の試みという新聞連載の話を収録し、ボリュームのある巻になっている。小ネタだが、いわゆるキノコタケノコ戦争を描く「割れた国」や民族のアイデンティティを問う「鉄道の国」あたりが面白かった。またここでフォトとシズ達の出会いとなる「渡す国」がなかなか。
<A> <楽>
20'03'17 キノの旅18
 三組の旅人と一つの国に住む少女の物語。「牛の国」「草原の話」「キノの旅」「スポーツの国」(キノ)、「止まった国」(師匠)、「税金の国」「主食の国」「チョコレートの話」(キノ)、「遺産の国」(シズ)、「お金の国」(キノ)、「復讐の国」(シズ)、「私の戦争」(キノ)を収録する。

 今巻の恒星は複数の話にまたがって前後編になってたり後日譚のような話が多いのが特徴。今巻にもフォトは登場するが、ちょい見せ程度。前巻でシズと合ってるはずだが、ここでは初めて出会ったかのよう。
<A> <楽>
20'04'14 キノの旅19
 三組(+1)の旅人達の訪れた国々を描く。「捨てる国」(師匠)「美しい記憶の国」「天才の国」「秀才の国」(キノ)「守る国」(シズ)「戦えない国」「偽物の国」(キノ)「助けに来た国」(フォト)「撃ちまくれる国」(キノ)を収録する。

 作品はいつも通りといった感じ。ただ巻末に15歳になったティーの話が出ていて、これがなかなか面白い。働き者のティーというのは、全く似合わないが、だから後書きでやってるんだろう。
<A> <楽>
20'08'15 キノの旅20
 三組の旅人と一人の少女の話。「人間の国」(シズ)「仲の悪い国」(全員)「拘らない国」(キノ)「宝探しの話」(師匠)「夫婦の話」(フォト)「ターニング・ポイント」(キノ)「羊たちの草原」(キノ)を収録する。

 実にいつも通りの話。ただ羊の草原の話は前にもどこかで描いていたはず。
<A> <楽>
20'11'02 キノの旅21
 3組プラスアルファの旅人達の物語。「有名になれる国」(キノ)「美男美女の国」(シズ)「Nの国」(キノ)「読書が許されない国」(キノ)「満員電車の走っている国」(キノ)「消えた国」(キノ)「完璧な国」(キノ)「鍵の国」(キノ)「女の国」(師匠)「毎日死ぬ国」(キノ)を収録する。

 相変わらずワンアイディアの話が大半。この作品だとあまりひねりがなく、強烈なオチもほとんどない。落ち着いてしまったかな。
<A> <楽>
21'02'19 キノの旅22
 4つの旅人達の物語。「仮面の国」(師匠、キノ、シズ)、「退いた国」(キノ)、「取り替える国」(キノ)、「議論の国」(キノ)、「届ける国」(シズ)、「来年の予定」(フォト)、「餌の国」(キノ)と掌編。

 今巻はシズの話が多くて、過去にシズとリクの出会いの話もある。今巻はしばらく鳴りを潜めていた皮肉描写も多かった。
<A> <楽>
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ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイルオンライン

21'04'19 ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン1 スクワッド・ジャム
 自身の身長の高さがコンプレックスで人間関係も上手くいってない女子高生小比類巻香蓮は友人の薦めでVRゲームを始めてみた。いくつかのゲームを試してみたところ、ガンゲイルオンラインというゲームで理想の身長の低いアバターを手に入れることが出来た。そこは銃で撃ち合う殺伐としたゲームだったが、自身のアバターに惚れ込んだ香蓮はこのゲームにのめり込んでいく。そこで知り合ったピトフーイというプレイヤーに誘われ、第一回の団体戦スクワッド・ジャムに参加することになる。

 SAOのスピンオフを別な作家が描く面白い構造の作品。SAOでの物語の後の話となるらしい。既にアニメ版の方を観ているため、どこが端折られたかなど、色々発見がある。
<A> <楽>
23'06'16 ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン6 ワン・サマー・デイ
 第3回SJ(スクワッド・ジャム)からヒトツ鬼が経過した。北海道に帰省中の蓮に対するメールで、GGO運営からテストプレイヤーに選ばれたと連絡が入る。あまり気乗りはしないが宿敵SHINCとの対決が出来るかも知れないと参加を決めた。今回のミッションはNPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)が守る城の拠点攻略で、ミッションに集まったのは前回SJの決勝に残ったチームばかりだが、理不尽に強いNPCに攻略の糸口さえ見つからなかった。

 初めてSJから離れた話となったが、兵士のリハビリのためにフルダイブシミュレーションを使うというのはありえることで、これはこの後の展開に関わってくるっぽい。
<A> <楽>