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超宇宙刑事ギャバンインフィニティ

超宇宙刑事ギャバンインフィニティ事典
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書籍

 

主な登場人物
弩城怜慈
ギャバン・インフィニティ
話数 タイトル コメント DVD
第1話 赤いギャバン

  脚本:冨岡淳広
  監督:福沢博文
  アクション監督:宮川連
  特撮監督:佛田 洋
 多次元宇宙が混在するA0073では、エネルギー生命体エモルギーを用いた犯罪が横行していた。銀河連邦警察捜査官の弩城怜慈は窓ぎわの資料課職員として捜査のサポートに当たっていた。だが実はその資料課こそが本物の秘密捜査員であり、事件にはギャバン・インフィニティに蒸着して戦っていた。今日も捜査課から馬鹿にされつつ、重要なエモルギー犯罪に当たっていた。今回は多元地球Λ8018へと向かう。

 敵はエモンズ・パウンド。多元地球Λ8018のテロリスト葛見仁志が持つエモルギーから生まれたエモンズ。重装甲だったが、レーザーブレードの一閃で倒される。
 これまでの伝統的スーパー戦隊の後番組として始まった宇宙刑事作品。実に27年ぶりのメタルヒーローの復活となった。
 多元地球の世界では、複数のギャバンが存在し、次元を超えて活躍している。現時点では弩城怜慈の蒸着するギャバン・インフィニティが登場したが、ラストでΛ8018で会った哀哭院刹那も銀のギャバンに蒸着している。。
 多元宇宙とか、他の地球とかの設定が多すぎてなかなか理解出来にくいところだが、やってることは警察の実行部隊なので、言われた場所に行き、犯人を逮捕するだけの役割。その際エモルギーを使って生じた怪人エモンズは斬り捨てても良いらしい。
 今回の物語はプレゼンテーションを兼ねているため、とても単純な物語になっているが、メインの物語に複雑さは必要無いので、これで良い。
 「宇宙刑事ギャバン」のリスペクトも多いが、現時点ではマクー空間が出ていないのがちょっとだけ不満。話が進めばそれに準じた演出が出てくるのかも知れない。
<蒸着プロセスはオリジナルへのリスペクトに溢れて素晴らしいのだが、その前にギャバリオントリガーにエモルギアを装着する過程が入るために、どうしてもスピード感が無いのが問題。蒸着自体は1ミリ秒でも、そこに至るまでに数秒かかってしまう>
エモンズ・パウンド 画像 <A> <楽>
第2話 二つの刃

  脚本:冨岡淳広
  監督:福沢博文
  アクション監督:宮川連
  特撮監督:佛田 洋
 Λ8018の事件を解決したものの、この次元でのギャバンであるギャバン・ブシドーこと哀哭院刹那が現れ、ギャバンは一人だけで良いと宣言する。更に倒したパウンドの遺体が別空間の扉を開きかけてしまう。協力して空間を閉じることは出来たものの、哀哭院刹那に追われることになってしまう。

 敵はエモンズ・パウンド。前回とは別個体で、量産型のエモンズらしい。そして鴉麿。エモルギアの商人。エモンズ・パウンドを率いて邪魔となるギャバン・ブシドーを襲う。自身も右手を改造し、戦闘力も高く、ギャバン・ブシドーに対して両面攻撃を行っていた。なんと魔空空間にも生身で飛び込んで無事だった。
 Λ8018での活動が続く。ここで新たにこの次元のギャバンであるギャバン・ブシドーが現れた。前回怜慈を見守っていた和服姿の哀哭院刹那という男だった。
 刹那は多次元を知らないため、もう一人のギャバンが現れたことに混乱している。これは一つの次元に存在するギャバンは一人だけ。怜慈のギャバン・インフィニティは次元を超えた活動をしているために、事情を知らない他のギャバンとはぶつかってしまう。今回は怜慈の熱さに触れた刹那が誤解を解いて二人で戦う事となった。
 今回魔空空間が登場。ここは多次元及び時間の圧縮空間のため、たとえコンバットスーツを着ていても無事では済まない空間。そのために開発された特殊戦艦がある。それがコスモギャバリオンの力。魔空空間が開いたときは速やかにコスモギャバリオンに搭乗して空間に吸い込まれなければならない。ただし一旦空間の中に入ればコンバットスーツで戦うことも可能。
 概ね非常に明快な物語展開で、シンプルな物語を楽しめるが、多次元間の移動や、魔空空間の存在、ギャバン同士の争いなど設定自体は結構複雑。戦う相手も怪物だけでなく人間の姿をした異星人もおり、一対二での戦いとなることがある。
 劇中、エモルギアの商人を助けるギャバンの姿と、ラストに少し姿を現す青色のギャバンも存在した。更に次回予告では金色のギャバン。少なくともこれで5人のギャバンの存在が明らかに…ってまんまスーパー戦隊やないかい!
<魔空空間の姿はなんか「宇宙刑事ギャバン」ではなく、『トロン』のものっぽい。>
第3話 キキとコト

  脚本:冨岡淳広
  監督:加藤弘之
  アクション監督:宮川連
  特撮監督:佛田 洋
 新たに発生したエモルギーネガティブ波動を追い、新たな多元地球Ι5109に向かった怜慈は、そこでの連邦警察祝喜輝と高鳴寿のコンビと共に捜査に当たる。

 敵はエモンズ・タマシー。デンスという青年がエモルギアに感化され、かつて密猟者のギンブルによって殺されたタマというペットの魂を込めて誕生したエモンズ。
 新しい多元地球Ι5109での二人のギャバンの活躍を描くこととなるが、前回の事件現場であるΛ8018での活動も続いており、更に本部であるΑ0073でも和仁淵とパトランの漫才まであって何かと気ぜわしい。
 Ι5109での事件もやはりエモルギアの暴走で、その捜査に当たっていた女性
 多元地球では敬礼の仕方も変わり、Ι5109では右手をぐるっと回して複雑な敬礼している。随分違和感のあるポーズだが。
 今回登場するギャバンは喜輝が変身するギャバン・ルミナス。キキとコトのコンビだと、コトが戦いの専門でキキの方が分析官のように見えるので、そのギャップを狙ったのだろうが、今ひとつそれは有効に使われてなかった感じ。
 ギャバン・インフィニティも巨大怪獣と戦うためにコスモギャバリオンを戦闘モードへ変えている。
 今回の事件は一話完結だったが、伏線の一つなのだろう。
<祝喜輝役は角心菜だったが、幼さを強調する舌っ足らず、優秀さを強調する分析官、ヒーローという造形が狙いすぎてるし、どれも中途半端な感じ。ミスキャスト感強し。>
第4話 地底の要塞

  脚本:山口宏
  監督:加藤弘之
  アクション監督:宮川連
  特撮監督:佛田 洋
 多元宇宙Σ3302で重要な施設が次々に消失するという事件が続発した。出動した怜慈は、この地球の連邦警察官と協力することとなった。ところがここは人間と昆虫が共存する世界だった。蟻の有本未空朗と協力して捜査に当たる怜慈。

 敵はエモンズ・グラップル。Σ3302の凶悪犯大地深治がエモルギアを用いて作り出したエモンズ。その際大地の仲間達のエネルギーまで吸っていた。ギャバン・アーマイゼと戦う。
 今回新しい多元地球では昆虫と人間の共生世界だった。SFマインドに溢れた大変面白い設定だが、流石に練りが足りないため、単純に人間の社会の中に昆虫が入り込んで偉そうにしてるだけに見えてしまうのが難点だ。主人公が蟻だけに、かなり無茶なアクションが入ってるけど、これはこれで面白いから良し。
 多元地球には様々な世界が広がるが、この星のように蟻と人間が共生するのははっきり言って無理。というか、こんな人間中心の社会になるはずはない。
 知性を持つ蟻をバディにしての捜査になるが、なんせサイズがまるで違うので勝手も違う。色々大変な捜査になってる。もうちょっと練ってくれれば、観たことのない特別な話になっていたかと思うと少々残念な話だった。
<有本未空朗が蟻であることは良いんだが、CGも何も使ってないため、単に蟻の人形が動いてるだけにしか見えない所が難点だ。
 有本未空朗の声は立木文彦なので、「蒸着」という言葉がなんか「サイクロン」とかぶって聞こえる。
 大地深治が作り上げた巨大ビーグルはグランドアースと言うらしい。グランドバースなら知ってるが。>
第5話 刀と銃弾

  脚本:樋口達人
  監督:山口恭平
  アクション監督:宮川連
  特撮監督:佛田 洋
 多元地球Σ3302では、哀哭院刹那がギャバン・ブシドーとして違法なエモルギア取引を防いでいた。だが、そんなギャバン・ブシドーの活躍をじっと見ている存在があった。

 敵はエモンズ・チョーク。メデル・デ・カッターナが作り上げたエモンズで、開いた魔空空間から出てきた。
 再び最初の舞台だったΛ8018に戻っての話で、前回の訪問で出会った哀哭院刹那と再会し、ギャバン・インフィニティとギャバン・ブシドーの共闘が描かれる。割と早い再登場だった。今回は刹那の上司である天羽琉唯が狙われて罠にはまってさらわれてしまった。そこで本部の待機命令に従うしかない刹那の姿が見られる。
 前回の怜慈との会話で自分の思いで行動すると誓っていたが、やっぱりなかなか主体的な行動が難しいという状態。それでも苛々が募った結果、自分の意識で行動し始めたという話。その思いを受けた怜慈は自らのギャバリオンブレードを手渡してサポートした。
 前回怜慈と出会ってから自意識が生まれた刹那は、これまでギャバンとして生きるとは何かを考え続け、ギャバン道なる思想を生み出していた。
 敵が魔空空間を作り出したとき、「引きずり込んでやる」という台詞が良い。これがあるとギャバンって感じがする。
<敵の名前が「愛でるで刀」のアナグラムで、弁慶人という、ベタすぎるネーミング。>
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