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HEROES(2nd)

HEROES(2nd)事典
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HEROES(3rd)
HEROES(Final)
タイムチャート

 2007'9'24〜12'3

 大好評の内に受け入れられ、早速続編が決定したHEROESの第2期シリーズ。ニューヨークでの爆発事故から4ヶ月後のメンバーのそれぞれの動向と、新キャラも含めて、新たな世界の危機に立ち向かっていく姿が描かれていく。特に第1期で度々名前だけは登場してきた“ケンセイ”タケゾウの登場は、意外さをもって受け入れられた。
 ただ、丁度脚本家のストライキの不幸な時期に当たってしまったこともあり、プロデューサーが11話での打ち切りを決定(実は12話以降も話は続く予定だった)。実際いくつもの伏線が回収されないまま残ってしまったため、かなり中途半端な印象を与えるのは事実。

主な登場人物
ピーター
マヤ (役)ダニア・ラミレス。多数の出演作があり、これからの活躍が期待される女優の一人。
 マヤ・ヘレラ。双子ののアレハンドロと共に逃げ回っている。黒い涙を流すと周囲の人が死んでしまうと言う能力を持つ。
アレハンドロ (役)シャリム・オーティス。テレビを中心に活躍中。「CSI:マイアミ」、「コールド・ケース」などに出演。
 アレハンドロ・ヘレラ。双子のマヤと共に逃亡している男性。マヤの能力を無効化できる力を持つ。
話数 タイトル コメント DVD
第1話 4ヶ月後
“Four Months Later”

  監督:グレッグ・ビーマン
  脚本:ティム・クリング
 能力者の活躍により、NY爆破は免れた。それから4ヶ月後、モヒンダーはアメリカで心理学の教鞭を執り、ベネット家はバトラーと名を変えカリフォルニアに住み、NYPDの試験にパスしたマットはモリーを引き取って警部となっていた。一方、過去の日本に飛んでしまったヒロはそこであこがれの英雄ケンセイと出会っていた。
 1stシーズンのラストから4ヶ月後から始まる話で、又しても能力者はばらばら。タイムチャート作る大変な作業が又始まるわけか。
 以下それぞれのストーリーを追うことになる。
 クレアはカリフォルニアに行ったのは良いけど、やっぱり自分の能力を隠すことに不機嫌の虫に取り憑かれてしまった。そんな彼女の前に変な同級生が接触してる。ノアの年収も一気に落ちてしまったので、やっぱりストレスが溜まってるみたい。
 マットとモヒンダーはモリーを引き取って育てているが、モリーが悪夢を観るようになってきた。そしてそのモヒンダーには金属を金に変えてしまう能力者と接触。
 アンドウとカイトはニューヨークでヒロを待っているが、アンドウが妙に格好良くなってる。全く変わらないヒロとは好対照。カイトには他に9人の仲間がいるとか言っていたが(リンダーマンも含まれる)、そう言えばこの組織も謎のままだな。
 そしてニューヨーク市長になれなかったネイサンはすっかりやさぐれてしまい、弟のことを思いながら日々の生活を続けている。
 ヒロは戦国時代の日本でケンセイ“タケゾウ”と出会うのだが、何故かタケゾウはアングロ・サクソン。なんでもイギリス人なのだとか。理想にしている姿とはかけ離れたいい加減さにヒロの方が怒ってる。
 新キャラとしてマヤとリッキーという二人が登場。なんか訳ありの二人だが、何かから逃げ回っているらしいのが分かる。アメリカに行こうとしているらしいが、どうやらマヤの方に能力があるらしい。
 ラスト。サイラーと共に爆発して死んだはずのピーターが何故かアイルランドにいたのが分かる。記憶喪失らしい。

 とにかくまずは手探り状態なので、話がどう転がっていくのか全く分からないまま。
 ケンセイのマークというのが初登場。それは殺しのマークとして使用されている。
<1stで刀の名前だった“タケゾウ”は本当に人の名前だった。“剣聖”=“タケゾウ”って宮本武蔵のことか?
 やっぱり戦国時代の日本の描写は変なものばかり。ケンセイタケゾウはクロスボウガンを持ってたりする。>
第2話 呪われた力
“Lizards”

  監督:アラン・アーカッシュ
  脚本:マイケル・グリーン
 何故かアイルランドにある港に現れたピーターは、記憶をなくしてしまっていた。タケゾウが単なる飲んだくれだったことに幻滅したヒロは、ケンセイになりすますことにする。組織の壊滅を秘密裏に進めているノアは、家族に目立たないよう厳命していたが、クレアの方はなかなかそれが上手く行かなかった。
 まだ話は迷走状態。ノア以外の全員が自分で何をしているのか分かってない。とりあえず生きていることが確認されたピーターに至っては記憶喪失になってる。1st同様“組織”が何らかの関わりを持つことは分かるのだが、今のところそれだけ。
 ヒロは戦国時代で能力を解放するが、それは結局ケンセイの代役をやること。でもケンセイ自身も治癒能力を持つ事が分かった。
 ピーターは記憶を失っていても、得た能力はそのままらしく、自分の体に驚きっぱなし。
 モヒンダーは謎のウイルスと戦っているが、そこで1stでの謎の人物ハイチ人と接触。この人はまだいたんだね。結局モヒンダーは記憶を消されてハイチ人は雲隠れ…のような違うような?
 前回から登場したマヤはストレスがかかると黒い涙を流し、周囲の者がばたばたと倒れるというもの。そして双子の弟アレハンドロはそれを中和できる能力を持つ。そしてニューヨークのある人物に会いに行くと言っていた。多分これはモヒンダーのことだろう。
<クレアが自分の治癒能力を試すため足の小指をハサミで切るシーンあり。きゅーっとくるな。>
第3話 仲間
“Kindred”

  監督:ポール・A・エドワーズ
  脚本:J・J・フィルビン
 それぞれの場所で能力者達は新たな運命に巻き込まれていった。記憶の戻らぬピーター、仲間を見つけたクレア、戦国時代でケンセイをなんとかヒーローにしようと奮闘するヒロ。
 これまで登場してなかったニキとマイカが再登場。そしてなんとあのサイラーが生きていた。ここで話はようやく始まりとなった感じだ。ただし古いキャラと新しい能力者が入り乱れるこの展開はやっぱり迷走中。
 ピーターはリッキー率いるグループの盗みを助けることとなったが、事前に仲間の一人ウィルの裏切りを察し、今度は仲間に入れられそうになる。
 クレアは級友のウエストに自分の再生を知られてしまった。なんとかごまかそうとしたのだが、ウエストがクラスにその事をばらしてしまう。しかし何故か、そのウエストは飛行能力を持つ能力者だったことが分かった。
 ヒロはケンセイをヒーローにするためケンセイを試練の場に投げ込み続ける。スパルタ教育みたい。
 “組織”の後援でアイザックのアトリエを研究室にしたモヒンダーはアイザックの描いた新しい絵を発見する。その絵とは、ノアが殺される絵。
 1stで“組織”の能力者として登場したキャンディスことミシェルも再登場。サイラーを介抱していた。やっぱり“組織”の一員らしいが、癒したサイラーに殺されてしまった。
<それにしてもクレア役のペネティエリって、顔が崩壊してないか?いきなり不細工になった気がする。
 アンドウに対する手紙を刀“タケゾウ”に託するヒロ。アンドウは順番通り読んでるけど、その順番どうやって区別してるんだろう?
 殺されて分かったが、キャンディスの本当の姿が出てきた。100キロは優に超えてそうな体重だったけど、今までずっと幻視を見せられてたって事?>
第4話 クレアの恋
“The Kindness of Strangers”

  監督:アダム・ケイン
  脚本:ティム・クリング
 隠れ住む能力者達に、少しずつ“組織”の手が伸びてくる。それぞれに危険が近づいているが、“組織“の一員アンジェラは決して真実を言おうとしない。そんな母に不信感を持つネイサンだが…
 ウエストとつきあうことになったクレアは、両親を安心させるために嘘をつく。だが、そのウエストの能力を開発したのがノアであることをクレアは知ってしまう。
 ますます悪夢が進行していくモリーは、マットやモヒンダーの手には徐々に負えなくなっていく。
 ようやく前に進む決心を固めたネイサンはマットと共にカイト殺しの調査を開始する。
 国境へと向かっているマヤとアレハンドロは行き倒れを発見する。それはなんとサイラーだった。
 親戚の家に預けられたマイカ。従姉のモニカは働いているハンバーガー店で強盗を撃退する。
 今回はマットが話の中心になってる。モリーの体を心配し、アンジェラの嘘を見抜き、ネイサンと共に“組織”を探る。そしてマットの父親が“組織”の一員であり、モリーの悪夢の原因でることが今回発覚。
 1stでは主人公格だったピーターとヒロは今回お休み。珍しいな。
 サイラーの復活がだんだんと話の中核に近づいていく。さて、彼の存在が話にどうつながって行くやら。あと、一番危険な状態にありそうなのがクレアか。ウエストとつきあうことでやっと自由になれた気になったのは良いのだが、それで浮かれすぎてる。ハリウッドの看板の上でデートするシーンもあるけど、これって本当に撮影したんだろうか?
<ところでアメリカのペイ・パー・ビューって65ドルもするのか?ものによるだろうけど、ぼったくりだな。>
第5話 悪夢との闘い
“Fight or Flight”

  監督:レスリー・リンカ・グラッター
  脚本:ジョーイ・ブレイク
      メリッサ・ブレイク
 “組織”に属する人々が何者からか次々と殺されている。そして全くストーリーから離れているピーターが徐々に話に関わり始める話。
 マットの父捜しをしたモリーは昏睡状態に陥ってしまう。マットはネイサンと共にその原因となった父に会うのだが、何故か彼も又マットと同じ能力を持っていた。更にその父親から受けた幻術の攻撃を跳ね返すマットだが、
 ピーターはリッキーから自分のものだという箱を手渡されるが、その中にあるものは彼の知らないものばかりだった。
 マイカの従姉モニカは自分の体に起こっている異変に気づき始めた。一目見た技を全てコピーできる自分に恐怖を覚えるが、マイカはそれが能力の発現ではないかと推測する。
 まだしばらく戦国時代に残ることにしたヒロはケンセイを助け、その試練を越える手助けをしている。
 モヒンダーの前に突如現れたニキ/ジェシカ。いきなり襲いかかる彼女だが、気絶した彼女は、ここでなら救われると言う。
 今回はサイラーとクレアがお休み。
<見た技を全てコピーできるモニカだが、縄跳びの技は全然観て無いものまでコピーしてた。>
第6話 境界線
“The Line”

  監督:ジャノー・シュワーク
  脚本:アダム・アーマス
      ケイ・フォスター
      ティム・クリング
 “組織”を探り続けるノアとハイチ人は、次々に知り合いの“組織”メンバーと接触している。だけど、こちらからはほとんどヒントがない。一方“組織”中枢に入り込んだモヒンダーは、アダムという名前を知る。そしてピーターのビジョンで分かったが、ニューヨークはやはり破壊される運命にあるらしい。
 自分の描いた絵から、ヒントはモントリオールにあると見たピーターはケイトリンと共にカナダへ飛ぶ。
 モヒンダーから力の加減を学ぶモニカ。だが、“組織”のボブはその力を消すワクチンを彼女に射とうとする。
 チアリーダーの部長に恥をかかされたクレアはウエストの助言を入れ、思い知らせようと計画する。それは成功し、チアリーダー部に入部を許される。
 ヒロはケンセイを助け、大軍に向かっていく。だが、乱戦の中、ヤエコに自分の能力を知られてしまう。
 マヤ達とサイラーはようやく国境へと到着するが、その時自警団の大群に囲まれてしまう。
<白髭の目的は天皇を滅ぼすことだったらしい。ところでこの時代、天皇のことを知っている人ってどれだけいたんだろう?
 日本刀で鎖を斬るシーンがあるのだが、日本刀では切れないものなんだよな。>
第7話 ウイルス
“Out of Time”

  監督:ダニエル・アティアス
  脚本:アロン・エリ・コレイテ
 先にニューヨークの大爆発を止めたのは良いが、その後今度はウイルスによってやっぱりニューヨークは壊滅することが発覚。そしてそれは“組織”が作り出したもので、その特効薬はモヒンダーの体にある抗体だけだというのが分かる。そしてアダムという謎の人物が登場。まだ名前だけだが、マットの父親モーリーもその仲間らしい。一方、歴史を変えてしまったヒロだが…
 ケンセイの裏切りにあったヒロは白髭の軍勢に捕らえられてしまう。だが、最後までケンセイを信じようとするヒロ。
 “組織”内で見張られつつ、なんとか組織の実情を探ろうとするモヒンダーだが、それがアダムという人物によってなされたと言う事を聞かされる。
 父親のモーリーがしようとしていることを聞かされたマットは、モーリーと同じく人に幻覚を見せられる力を自分も持っていることを告げられる。
 ウエストと甘い恋人生活を満喫しているクレア。
 ケイトリンと共に突然一年後の荒廃したニューヨークに来てしまったピーター。ここではウイルスが猛威を振るっていたのだ。その中で隔離施設に入れられてしまうピーターだが、そこで母親のアンジェラと出会う。
 モヒンダーのボディガードとなったニキだが、
 1stではあんまり活躍の機会がなかったマットとモヒンダーの二人が今回は大きな役割を果たしていることが分かった。そして、戦国時代で死んでしまったケンセイだが、そうなると、ヒロがケンセイの代わりって事になる。ヤエコとの恋の終わりは大変寂しい。
 ところでケンセイがアングロ・サクソンってのは、後に引く設定なのか?と思っていたのだが、なんと話の焦点となっているアダムという人物は同じ顔をしていた。一体話はどうなっていく?
 久々にヒロの「ヤッター」が登場。
第8話 4ヶ月前
“Four Months Ago”

  監督:グレッグ・ビーマン
  脚本:tヒィム・クリング
 戦国時代から戻ってきたヒロ。しかしそこで父カイトの死を知らされる。一方、ヒロが戦国時代で会ったケンセイそっくりなアダムという人間が記憶を失う前のピーターと過去に出会っていた事が発覚する。ここで話がつながったことになる。そして今回は4ヶ月前に何があったのかが描かれていく。
 ピーターの前に現れたアダムはピーターの記憶を修復し、一緒に世界を変えようと申し出る。そこで取り戻した記憶は、最後の最後に核爆発を食い止め、ネイサンの命を救ったが、そこでボブとエル、そしてハイチ人と出会う。
 4ヶ月前。瀕死の重傷を負ったDLは命を取り留めていた。だが、ジェシカを消したニキの前に、今度はジーナという女性が現れる。
 4ヶ月前。マヤとアレハンドロはアレハンドロの結婚式会場にいたのだが、その時マヤに能力が顕現してしまう。
 今回は1stでもあった過去の出来事を振り返る話だったが、そこでアダムがどんな人物だったかが分かってくる。未だにケンセイとの関わりは分かっていないが、同じ回復能力を持つことは分かった。あと、“組織”の手先エルは、アダム同様16年間も“組織”の病院に閉じ込められていたことが分かった。そして限定核爆発に巻き込まれ、瀕死の重傷を負ったネイサンを救ったのはアダムの血液であったことも。
 そして何故DLが死んだのかは、4ヶ月前ではなく、2ヶ月前に暴漢に撃ち殺された事も分かった。
<マイカはファンタスティック・フォーのファンらしい。そう言えば1stでシルバーサーファーの本を持っていたっけ。>
第9話 父の教え
“Cautionary Tales”

  監督:グレッグ・ヤイタネス
  脚本:ジョー・ポカスキー
 過去ウエストを拉致した張本人が父ノアであることを知ったクレアは激昂。全てノアが悪いのだと決めつける。一方ノアは、家族に危機が迫っていることを知り、カリフォルニアから逃げようとする。
 父を救えなかったヒロは、過去を変えるべく再び時間を旅する事を決意する。そこで出会った男とは…
 “組織”を追うマットはモリーを気遣うが、自身の能力がますます上がっており、人に自分の言うことを聞かせる能力を手に入れた。それでアンジェラへの聞き込みを始める。
 クレアの血液がウイルスの特効薬になりそうだというボブの言葉に、クレアに会うべくカリフォルニアに向かうモヒンダー。

 今まで完全に単独だったクレアがとうとう話に関わり始めた。そして、これまでただ口やかましいだけだと思われたクレアの母親サンドラも又、能力者であったようなことをノアは言っていたが、それは単なる母親としての力なのか、それとも本当の能力なのかは今のところ分かってない。
 様々な経験を経、ヒロも又成長してることが分かった。そしてアダムはまさしくケンセイその人であった事も発覚。再生細胞を繰り返していると、歳自体取らなくなるのだとか。カイトを殺したのもこいつであることも分かる。
 人殺しを絶対に許さなかったモヒンダーは、人類を救うため、ついにノアを撃つのだが…意外なことがここで起こる。
<過去に戻ったヒロはこどもの頃の自分と出会うが、「僕はケンセイタケゾウだ」とか言っていた…本当にそうなんだが。
 「子供は父親に似た男を選ぶものよ」というサンドラの言葉に「飛べるからな」と答えるノア。そう言えばネイサンの娘だっけ。>
第10話 陰謀
“Truth & Consequences”

  監督:アダム・ケイン
  脚本:ジェシー・アレクサンダー
 全てを思い出したピーターはアダムと共に“組織”の創立メンバーであるビクトリアという女性に会いに行く。
 ノアを殺したボブはケイトに対し、「金輪際手出しをしない」と確約する。しかし、実はノアはモヒンダーの手によりクレアの血を輸血されることで、死を免れていた。
 父DLの形見が入ったリュックをギャングに取られてしまったマイカ。モニカはそれを取り戻すとマイカに約束する。
 サイラーのお陰で力をコントロールする術を覚え始めたマヤ。だが、それによってアレハンドロとの間に亀裂を生じてしまう。
 父の残したファイルから、1977年に何かが起こったことに気づいたヒロは、そこでアダムがウイルスをばらまこうとした事実を知る。

 殺人ウイルスの在処について話が展開中。モヒンダーとクレア、アダムとピーターがそれぞれウイルスに近づいていくが、彼らが付いているところが危険だから、話の展開がなんとも。残り一話しかないけど、本当に終わるのか?
 サイラーはマヤの信用を得るためにアレハンドロを殺してしまった。これまであまり存在感が無かったサイラーだが、どんどんその存在力を増してきている。
 ラストはアダムを止めようとするヒロと、逆にアダムを信用するピーターとの激突。
第11話 パンドラの箱

  監督:アラン・アーカッシュ
  脚本:ジェフ・ローブ
 モヒンダーの家にたどり着いたサイラーとマヤ。マヤはモヒンダーに特殊能力を消して欲しいと願う。だがサイラーはその本性を表す。
 アダム・モンローの事を聞き及んだネイサンとマットは、その計画を阻止すべくテキサスのプリマテック製紙へと向かうが、そこには敵対するピーターとヒロが。
 父ノアを殺されたクレアは、能力者を公表し、“組織”を無効化しようと考えるのだが、その前になんと死んだはずのノアが現れる。
 ギャングに捕らえられてしまったモニカを救うため、ニキと共にギャングのアジトへと向かうマイカ。
 2ndのラストになるが、今度の舞台はテキサス。前にクレアが住んでいたところだが、ここが“組織”の切り札シャンティ・ウイルスがある場所だった。騙されてるとはいえ、今回は完全にピーターが悪役になってるのも特徴と言える。
 そんな時、能力を増したマットが意外な役割を果たしている。それもネイサンのサポートあってのことだが。
 とりあえず、細菌の話に関しては今回で決着は付いたが、組織を公表しようと考えるクレアとネイサンは別な方法で口封じされ、能力を戻して姿を消したサイラーと、色々消化不良が残るラストだった。3期は出てるので、そちらに期待か?