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HEROES(3rd)

HEROES(3rd)事典
HEROES(1st)
HEROES(2nd)
HEROES(Final)
タイムチャート

 

主な登場人物
ピーター
話数 タイトル コメント DVD
第1話 再臨
“The Second Coming”

  監督:アラン・アーカッシュ
  脚本:ティム・クリング
 能力者の存在を公表することを心に決めたネイサンは何者かによって狙撃されてしまった。狙撃犯を追うマットとピーター。そのニュースを聞いたクレアはピーターに連絡を取り、自分の血を使ってくれと頼むのだが、何故かピーターはクレアに「来るな」と命令する…
 以下それぞれの現在でのストーリー。
<NY>ネイサンが能力者を公表すると言う事で、その場にいたピーターとネイサンだが、未来から来たピーター自身によってネイサンは狙撃される。
 能力を消してもらおうとモヒンダーを頼ってやってきたマヤ。だがモヒンダーは能力を消すのではなく、一般人に能力を与える薬を作ってしまう。
<コスタ・ヴェルデ>ネイサン狙撃のニュースを観たクレアはピーターに連絡を取る。そこで「君の力が欲しい」というサイラーと出会う。
<東京>ヤマガト工業の社長になったヒロは暇をもてあましている。そこで父のカイトの遺言のテープを観るのだが、そこで「危険な秘密を守らねばならない」と告げられる。その秘密を知ろうと、父の残した金庫を開けてしまう。そこには化学式が置かれていたのだが、超スピードを操る能力者によってその化学式を奪われてしまう。

 いきなり顔に傷を負っているピーターをクレアが狙撃するというショッキングなオープニングから始まる第3シリーズ。これはどうやら未来らしい。そして過去に戻ったピーターがネイサンを狙撃。ネイサンが能力者を公表したことが未来に某かの影響を与えたと見るべきだろう。そしてその事を知ったマットを消してしまった(どこに行ったのかは分からないけど)。今回同一人物の現在と未来の姿を演じているが、全く違って見えるのが凄い。
 ヒロが遭遇した能力者は高速移動が出来る存在らしい。その軌跡がヒロの目には見えてしまう。そのい結果がどうなるかを知るためにヒロは未来へと向かうが、そこでなんと能力者となったアンドウと自分が戦っている姿を目にする。
 クレアの持つ治癒能力を狙い、サイラーがクレアの元へとやってくる。それで頭を切り開いて脳から情報を得るのだが、頭を開かれたクレアはやっぱり生きている。治癒能力って凄いものだな。そこでサイラーはクレアのことを「特別」という。サイラーでも殺せない存在になってしまったらしい。
 モヒンダーはマヤの言葉から、能力はアドレナリンによって作用されることを推測する。そこで能力をついに試薬として完成に漕ぎ着けた。その薬を捨てろとマヤに言われつつ、誘惑に負けて自分に注射してしまったことにより、モヒンダーも又能力者として目覚めてしまう。
 未来のピーターは現在のピーターとマットをどこかに送ってしまうが、ピーターが送られたのは刑務所。そして何故かその刑務所にはクレアの父ノアが入れられている。

 結果として、今回の中心は4つ。ネイサンが仮に能力者のことを公表したらどうなってしまうのか?クレアの持つ能力の本当の意味は?ヒロに託された数式は?モヒンダーの完成させた試薬は?

<過去に戻ってネイサンのインタビュー時にやってきた未来のピーター。でももっと過去に戻った方が良かったんじゃ?
 頭を切り開かれたクレアの姿が…普通にテレビで放映するにはグロすぎるぞ。>
第2話 バタフライ・エフェクト
“The Butterfly Effect”

  監督:グレッグ・ビーマン
  脚本:ティム・クリング
 化学式を奪われたヒロは探偵を雇い、犯人は超高速で移動出来る能力者ダフニであることを突き止める。サイラーは更なる能力を得るため、プリマテックにある能力者専用の刑務所レベル5へと向かうが、そこにはピーターが収監されていた。
<コスタ・ヴェルデ>サイラーが去った後、クレアはサイラーが言った「お前は特別だ」という言葉の意味について考える。
<プリマテック>姿形を変えられ、能力者専用の刑務所に入れられてしまったピーターは、その中にクレアの父ノアがいる事を知る。そんな二人の前にサイラーが現れる。
<ニューヨーク>自分の開発した薬を自分に注射し、それで能力に目覚めたモヒンダー。これを逆に利用すれば能力を抑える事も可能だとマヤに語る。だが、徐々にモヒンダーの体は変質していく。
 ネイサンは上院議員の秘書トレイシーから空席となった上院議員のポストに就かないかと持ちかけられる。そのトレイシーはニキに瓜二つ。しかしかつて上院議員になった時にマンハッタンを消しかけたという過去を忘れずにいる。そんなネイサンの前に現れた未来のピーターは、思うようにやれと言う。更に彼の前に現れたダニエルは、「お前にしか私は見えない」と言う。
<東京>私立探偵によって化学式を盗んだのはダフニという女性だと分かり、テレポート能力でアンドウと共に彼女のいるパリへと向かう。
<アフリカ>ピーターによってテレポートさせられたマットはここで死にかけている。そこで出会った人物は、マットに未来のことを語る。

 未来から来たピーター(以下ピーター’)がネイサンを撃ったことで未来は変わってしまった。それが何を意味するのかは現在はまだ不明。分かっているのはピーター’と、未来を見ることが出来るネイサンとポールの母アンジェラのみ。
 サイラーから「お前は特別だ」と言われたクレアは、最早痛みも感じなくなっており、本当に自分は人間なのか分からなくなっている。そんな彼女は死ぬ実験を繰り返すが、それを無益だと諭すのは、突然現れたピーター’だった。未来において二人は敵対していたようだが、それもクレアの能力のためと推測される。
 レベル5から逃げたのは能力者の凶悪犯ばかり。彼らを止めるのが一つの物語の流れになりそう。ちなみにその中には姿が変わってしまったピーターもいる。

 今回はサイラーによるレベル5の襲撃を主軸に、それぞれのキャラがそれぞれの場所での戦いが描かれていくが、まだ物語は混沌としている。サイラーを止める事は出来たものの、サイラーはやはりキーを握るキャラっぽくなってきた。
第3話 破壊者
“ I Am Become Death”

  監督:アダム・ケイン
  脚本:アーロン・イーライ・コリーテ
      ジョー・ポカスキ
      クリストファー・ゼッタ
<ニューヨーク>自分に能力があることが分かったトレイシーは、ネイサンにニキの事を訊ねる。調査を続けるトレイシーだが…
<プリマテック>サイラーに自分の息子という記憶を植え付けたアンジェラは、そのサイラーをノアのパートナーとして指名する。
<コスタ・ヴェルデ>もう普通の生活は出来ないと分かってしまったクレアは、父のノアのパートナーとなることを望むが、両親はそれを拒否する。生みの母メレディスに戦い方を教えてもらおうとするクレアに、生き残り方を教えると言うメレディス。
<パリ>ダフニを問い詰めるヒロだが、突然二人とも能力を使えなくなってしまう。そこに現れたのはハイチ人だった。
<アフリカ>ウスツと言う能力者に会ったマットは、そこで自分の一生を描いた壁画を見せられ、そこで予知能力を手に入れた。
<プリマテック>レベル5を脱走した能力者は銀行を襲う。それに巻き込まれてしまったピーター。そんな彼らを止めに現れたのは、ノアとサイラーの二人だった。

 “組織”のことが少しずつ分かってきた。ペトレリ家の両親はそれに深く関わっているが、母のアンジェラは今もその組織の幹部として働いている。どうやら人に偽りの記憶を植え付けることが出来るようだ。サイラーに対して「息子」と呼びかけていたが、それも嘘だろう。そしてヒロの数式を奪ったダフネはどうやらアンジェラに雇われたということも。
 そしてピーターの前に現れるピーター’は、未来で何が起こるのかを告げようとしている。

 そしてヒーロー達は徐々に集まっていく。その一つの焦点は“組織”のあるプリマテックになるようだ。意外だったのは、脱走した能力者がわずか1話で決着が付いてしまったことだが。

<アフリカの壁画に描かれているのは、まるでアメコミのような色彩だった。なんだこの描写?
 最初にサイラーのパートナーとして連れてこられたのはブリジットという女性だが、直後サイラーはノアとパートナーを組ませられている。その際、女性が担架で運ばれているが、それがブリジットのなれの果て?
 ヒロ達が観ている映画は『セブン・チャンス』かな?>
第4話 破壊者
“ I Am Become Death”

  監督:アダム・ケイン
  脚本:アーロン・イーライ・コリーテ
      ジョー・ポカスキ
      クリストファー・ゼッタ
<ニューヨーク>能力を手に入れたモヒンダーは破壊衝動を抑える事が出来なくなりつつある。ピーター’によって自分の体に戻ったピーターは、ピーター’に導かれ、未来のニューヨークへと向かう。そこで家族を大切に守るサイラーの姿を見るピーター…
<アフリカ>ウスツから未来予知の能力を得たマットは、未来のニューヨークを見る。
<プリマテック>刑務所に入れられたヒロの前にハイチ人が現れ、アンジェラの元へと連れて行く。そしてアンジェラがヒロに世界を救うために示した方法は、なんと戦国時代に生き埋めにしたアダムを掘り起こすこと。
<カリフォルニア>ジマーマン博士を訪ねたトレイシーは、博士から実はトレイシー、ニキ、バーバラの同じ遺伝子の三つ子であることが告げられる。

 今回はピーターとマットが未来のニューヨークを見るのだが、そこは金さえあれば能力を手に入れることができる世界になっている。今回は未来の描写がほとんど。いずれにせよ未来は滅びてしまうっぽい。
 ヒロが追っている化学式とモヒンダーが作りだした薬品のいずれかがここにつながるのだろうか?
 ところが未来にやってきたピーター'はクレアによって撃ち殺されてしまう。未来のモヒンダーは体が溶けかけていた。
 謎は色々分かってきたのに、逆に分からなくなっていくことも多い。特に未来ではサイラーが善人になっている。
 サイラーの力は飢えを伴うとのこと。新しい能力を得れば得るほどに新しい力を欲するらしい。結果、それが次々と能力者を殺す方向へと向かっていった。ところがどうやらその能力は行き着くところまで行ってしまっていて、感情が激化すると核爆弾並みの爆発を起こしてしまう。
 一方、サイラーの力を手に入れてしまったピーターは、同時にサイラーの飢えも手に入れてしまう。
<モヒンダーの体が徐々に変化していくのは、クローネンバーグの『ザ・フライ』っぽい描写だな。
 ウスツがマットに話しているのはユングっぽいな。と思ったら、自分からネタばらししてた。
 アダムの棺桶を掘り起こすヒロ。それにしても棺がやたら新しいな。埋めたばかりみたいだ。>
第5話 天使と悪魔

  監督:アンソニー・ヘミングウェイ
  脚本:アダム・アミュス
      ケイ・フォスター
<ニューヨーク>ネイサンの前に現れるダニエルに操られるようにトレイシーと体を重ねるネイサン。一方、渇きに耐えられなくなったモヒンダーは人を襲い、自宅で繭の中に閉じ込めてしまう。
<日本>アンジェラに言われるまま、過去地中深く埋めたアダムを掘り出すヒロ。アダムに連れられて情報が集まるというバーに行くが、アダムには逃げられてしまう。
<プリマテック>未来から帰ってきたピーターは、飢えに苛まれ、母のアンジェラを殺そうとしてしまうが、それを防いだのはサイラーだった。
<コスタ・ヴェルデ>自分も父ノアの手伝いが出来る事を証明するため、刑務所から脱走した犯人を捜すクレア。だが、それが本当の悪人ではない事をしってしまう。
 前にアンジェラはサイラーの事を「息子」と呼んでいたが、それはブラフじゃなくて本当だったらしい。更に、ジマーマンの正体が“組織”傘下の医師であり、人工的に能力者を与える研究をしていたとか。そしてネイサンもそれによって作られた能力者だったことが分かる。
 そして異能力がどんどん進むモヒンダー。マヤの能力をベースにしたためか、マヤと同じく黒い目になる能力らしい。
 化学式には人類を能力者に変える数式が描かれていた。これを誰が奪ったのかはアンジェラだけがその正体を知っている。そしてどうやらそれは、ピーター達の父の指令らしい。
第6話 死にゆく光
“Dying of the Light”

  監督:ダニエル・アティアス
  脚本:チャック・キム
      クリストファー・ザッタ
<ニューヨーク>親友のアンドウを殺すように強要されたヒロは、時間遡行を上手く使い、アンドウを助ける。そしてパインハースト社に信用させる事に成功する。
 帰国したマットは、パインハースト社から派遣されてきたダフニと出会う。
 自分たちの能力が作り出された事を知ったネイサンとトレイシーは、その能力を抑える薬を作っているはずのモヒンダーの元を訪れる。
<コスタ・ヴェルデ>生みの母メレディスの危機に、母サンドラと共に助けに向かうクレア。そのメレディスは人間の肉体を操る能力者エリックの元にいた。
<?>ヒロの元から逃れたアダムはノックスという能力者に捕まえられてしまい、連れて行かれた先は、ネイサンとピーターの父アーサーのいる病室だった。
<プリマテック>サイラーの元を訪れたダフニは、パインハースト社がその力を必要としていると訴える。それを聞いたサイラーは、眠らされているピーターを起こし、一緒にパインハースト社へ。

 2ndであれだけの力を持っていたアダム(タケゾウ)が、あまりにあっけなく殺されてしまうと言う衝撃展開。300年以上も生きてきて、最後はアーサーによって能力を吸い取られてしまった。そのアーサーは、ピーターの父であり、パインハースト社の主幹であることが発覚。そして妻であるアンジェラの組織プリマテックとパインハースト社は敵対組織であることも分かった。
 能力が暴走していたモヒンダーは、なんと助けを求めてきたネイサンとトレイシーを捕らえてしまう。ついでにその後やってきたダフニも捕らえようとするのだが逃げられてしまう。
 生みの母のメレディスを救うため、クレアはサンドラと共に能力者エリックの元へ行くが、エリックによって操られてしまう。結果として、自分の不死能力を使って危機を脱出。これはこれでちゃんと一本の物語になってる。
 ピーターを守ろうとするサイラーと、自分で何とかしようとするピーター。二人の関係はいつもと逆転してるようだが、パインハースト社に乗り込んだところで、復活した父アーサーと出会ってしまう。そこでアーサーによって能力を吸い取られてしまうことに。
第7話 後継者
“Eris Quod Sum”

  監督:ジャノー・シュワーク
  脚本:ジェシー・アレクサンダー
<ニューヨーク>父アーサーによって力を奪われてしまったピーターは、アーサーから協力を要請される。
 マヤを救うため、そして自分の力を増大させるためにネイサンとトレイシーを拉致するモヒンダーだが、それに失敗し、パインハースト社の名刺を手にアーサーの元へと向かう。
 パインハースト社から、マットをスカウトするように言われたダフニだが、心の読めるマットに説得は失敗。今度は殺すように命令される。だがそこに凶悪犯ノックスが現れる。
<アフリカ>ルスツの試験に合格したヒロは、ルスツからこれからどうすべきかを告げられる。
<コスタ・ヴェルデ>エリックから逃れ、家に帰ってきたクレアは、そこにはプリマテックの能力者エルがいた。能力を制限するためにはパインハースト社の力が必要だとエルを説得するクレア。

 アーサーの力は能力者の能力を吸い取るというもの。息子のピーターのものにも似ているが、考えてみると、ピーター、アーサー、サイラーは確かに血縁関係がある事が分かる。
 そして能力を失ってしまったピーターはサイラーによって助けられている。今度はサイラーの方がアーサーに捕まってしまい、アーサーと協力することを約束してしまう。ただ、どうもサイラーのやってる事は、裏があるっぽい。
 そして能力者達はみんな再びニューヨークに集結している。
第8話 悪人
“Villains”

  監督:アラン・アーカッシュ
  脚本:ロブ・フレスコ
<アフリカ>ウスツの導きで過去へと向かったヒロは、そこで1年半前に一体何が起こったのかを垣間見る事に。
 ヒロの観たビジョンによって、一連のこの事件の元が一体なんであるのか、ちょっとだけ見られる事になった。具体的には三つの物語。一つはピーターとネイサンの父アーサーが何を考えていたのか。ネイサンの妻ハイディが半身不随になった理由はネイサンがリンダーマンを起訴しようとしたせい。ネイサンを殺そうとしたのには、実はアーサーも一枚噛んでいた。そんなアーサーの所行を知り、アンジェラがアーサーを毒殺しようとした事。
 一つは時計職人ガブリエルがサイラーになったのか。それはノアとエルが余計なちょっかいを与えたから。
 一つはクレアの母メレディスが組織といかに戦ってきたか。それはアーサーがネイサンを殺そうとしたため、それを防ぐため。

 ラスト、今の時間に戻ってきたヒロの前にアーサーが現れ、ウスツを殺害。
<エルがガブリエルに言ったのは「ありのままのあなたで良いのよ」で、それを盗聴していたノアは「あのまま歌い出すかと思った」と言っている…>
第9話 前兆
“It's Coming”

  監督:グレッグ・ヤイタネス
  脚本:ティム・クリング
<アフリカ>ヒロの力を奪おうとしたアーサーだが、能力を奪うのでは無く、その記憶を奪い、ヒロの精神は10歳になってしまった。能力を持ったまま10歳の精神になってしまったヒロを労るアンドウ。
<ニューヨーク>ピーターが力を失ったことを知ったクレアはピーターを守ろうとする。だが未来で自分を殺そうとしたクレアを知っているピーターは、クレアに去るように言う。そしてやってきた追っ手は、ピーターでは無くクレアの方が狙いだった。
 ピーターの命を助けたのがピーターであるとして、アーサーはサイラーをエルの独房に放り込む。アーサーはサイラーをエルの独房に押し込める。エルは父の敵だとしてサイラーを殺そうとするが、クレアの力を得たサイラーは不死になっていた。
 ウスツのビジョンによりアンジェラの病室に来たマットはアンジェラの記憶を取り戻そうとする。

 全人類を能力者にするのは化学式だけで無く触媒が必要となるが、その触媒はクレアの中にある事が分かる。

 そしてアーサー側とピーター側で完全に立場は二分された。アーサー側にモヒンダーとサイラー、そして何人かの能力者。ピーター側にはアンジェラ、ネイサン、トレイシー、クレア、マット、ダフニ。もちろん双方で裏切り者がいるという前提ではある。

<前回の話でサイラーを殺人鬼としたのはエル本人だけど、そのエルが父親殺しの罪をサイラーに問うのはお門違いのような?感情なんだから仕方ないか。>
第10話 日食・前編
“The Eclipse Part 1”

  監督:グレッグ・ビーマン
  脚本:ジョー・ポカスキ
      アーロン・コリーテ
<ニューヨーク>アーサーに対抗すべく、知り合いの能力者を探すピーターとネイサン。そしてマットとダフニ。一方、触媒であるクレアをアーサーから隠そうとノアに命じるアンジェラ。ところが探していたヒロがマットの元にやってくる。
 アーサーの予知によって今日、クレアと自分自身が死ぬことが告げられたモヒンダーは、それを避けるために数式を解こうとする。そしてクレアを探すサイラーと、その相棒となったエル。
<プリマテック>アンジェラからクレアを託されたノアは自分の目の届くところに彼女を置こうとする。

 展開としては、現在ピーターとマット、マットとダフニとヒロとアンドウ、クレアとノア、サイラーとエル、モヒンダーの5つで展開中。
 日蝕が能力となんらかの関係を持つことも暗示されていたが、そのことについても現在モヒンダーが調査中だが、能力が現れたのが前の日蝕の時で、現在の日蝕で能力が消えてる。クレアの不死能力もこの時は消えてしまうため、この瞬間だけは死ぬ可能性があり。
 サイラーは善か悪か。それについてもまだなんとも分かってない。良い子ちゃんの振りをしていても、その本質はやはり…かな?細かい描写をしてないところが心憎い。

<どうしてもヒロを探さねばならないと、旅支度を始めたマットの前に現れたのはヒロ本人。ギャグなの?
 ところでヒロが持ってるコミック誌、日本語で書かれているけど、ペーパーバックはアメリカ版。何故か裏表紙には黄金バットが描かれている。
 日蝕が能力に影響するそうだが、そんなに立て続けで日蝕が起こるものか?>
第11話 日食・前編
“The Eclipse Part 2”

  監督:ホリー・デイル
  脚本:ジョー・ポカスキ
      アーロン・コリーテ
<ニューヨーク>日蝕によって消えた能力を解明しようとするモヒンダー。なんとか隙を見て研究所を抜け出す。
<コスタ・ヴェルデ>能力を失ったサイラーを襲撃するノア。エルを逃がし、一人でノアと戦う事にしたサイラーだが…
<ハイチ>ハイチ人を探しに来たピーターとネイサンは、無事ハイチ人を発見することが出来たものの、能力を失ってしまったハイチ人と共に逃げ回る。そこで出会ったハイチ人の兄奴隷商人と戦う事になるのだが…
<カンザス>自らの運命が描かれているコミックを探すヒロ。それは1stでサイラーによって殺されたアイザック・メンデスによるもの。

 一旦みんな同じくニューヨークに来たのに、又分かれて、それぞれの場所で戦う事になる。ただ、日蝕が終わると同時に全員の能力が戻ってしまった。日蝕の間に死んだクレアとサイラーも生き返った。
 そこからが急展開。ヒロがクレアを迎えに行き、過去へと飛んで、そこでカイト・ナカムラから赤ん坊のクレアを託されるノアの姿を見る。
 善人になったかと思われたサイラーだが、やはり自分を抑えきれないと、エルに襲いかかるシーンがあった。
第12話 父の影
“Our Father”

  監督:ジャノー・シュワーク
  脚本:アダム・アミュス
      ケイ・フォスター
<過去のニューヨーク>アイザック・メンデスのグラフィック・アートに導かれたヒロはクレアを連れ、過去のカイトがノアにクレアを託すシーンを見る。そしてクレアは自分自身の親となったノアとサンドラの元へ。そしてヒロは治癒能力を持つ母から、記憶を取り戻した上で、触媒を託される。だが、ヒロの能力を使って過去へとやってきたアーサーによって、能力は奪われてしまう。
<ニューヨーク>アーサーの元に来たネイサンは、パインハーストを自分のものにすると宣言し、それをアーサーは受ける。
 アイザック・メンデスのグラフィックアートの最新版を求め、マットとダフニは、マンハッタンで配達人を探す。
 ハイチ人を連れてニューヨークに戻ったピーターは、父アーサーの能力を奪うべく行動を開始する。
<コスタ・ヴェルデ>エルを殺してその能力を奪ったサイラーは、自分が本当に誰の子供であるのかを知るため、その能力を得ようとする。

 人間を能力者に変える触媒を巡っての話になる。
 クレアが何故触媒になったのかが描かれる。実はヒロの母親がその触媒だったのだが、彼女が死ぬ前にその能力をクレアに託したことが分かった。だが、過去をヒロがその触媒を託されることで、その未来を変えてしまう。
 最終的にヒロの母の持っていた触媒の力はアーサーのものへ。そんなアーサーの元にピーターとハイチ人、そしてサイラーが現れ、サイラーについた嘘が発覚したため、アーサーが殺される。
 とにかくめまぐるしく話が変化していき、今回だけでも話が二転三転。
<トレイシーがアーサーのために働いているけど、そんな描写あったっけ?
 偽名を使い、赤ん坊の自分を看るクレアの姿があるけど、いったいどれだけの長さ過去にいたんだろう?>
第13話 裏切り
“Dual”

  監督:ジェフ・ローブ
  脚本:グレッグ・ビーマン
<ニューヨーク>サイラーによってアーサーは殺された。事前にアーサーから計画を引き継いでいたネイサンはピーターに仲間に入るよう誘う。
 ダフニがモヒンダーから奪った薬を使ったアンドウは、他の能力者の能力を強化するおかしな力を手に入れてしまう。それでダフニはとんでもないスピードを手に入れてしまい、そのため過去に行くことが出来るようになった。
<過去のニューヨーク>アーサーによって能力を奪われたヒロは、過去の自分自身と協力して、触媒の数式を探す。
<コスタ・ヴェルデ>パインハーストへと向かおうとしていたノアとアンジェラだが、サイラーによって閉じ込められてしまう。ノアはプリマティックに収監されている能力者を使ってサイラーに対抗しようとする。

 アーサーは死んだが、その意思を遂行しようとするネイサンとピーターのぶつかり合い。その中で薬を使用して能力を再び得たピーター。
 再びモンスターと化したサイラーによって脅迫を受けるクレア。そして数式は完成したものの、ピーターと衝突するモヒンダー。
 そのぶつかり合いの中で物語はクライマックスへ。

 最終的にヒロはダフニと共に数式を手に入れ、それを破棄することで、未来に能力者を作ることは阻止できた。
 ここで三つ目の物語は終了したが、四つ目の物語が即座に開始となる。
 過去の改変によってクレアは触媒の力を失ったのだが、それが以降の物語にどんな影響を及ぼすのか。
<超スピードを手に入れ、過去に行く能力を得たダフニだが、だとすると、未来に行くことは出来ないはず。
 能力が暴走してるメレディスだが、プールかなんかに沈めたら…とはいかんか?>
第14話 今そこにある危機
“A Clear and Present Danger”

  監督:グレッグ・ヤイタネス
  脚本:ティム・クリング
<ニューヨーク>再び救命士として働くピーターの元へとやってきたネイサン。味方になれという申し出を断ったピーターだが…
 アンジェラの指導で大学進学を志すクレアだが、サイラーの影におびえる。
 ダフニと暮らし始めたマットは死んだはずのウスツの幻影を見る。
 タクシーの運転手となったモヒンダーは何者かに襲われる。現れたノアが助け船を出すのだが、そのノアによって捕らえられてしまう。
 度々ウスツの幻影を観たマットは、自分が予言者として選ばれたことを知る。
<日本>能力を失ったヒロはアンドウにヒーローとしての心得を語っていたが、やはり何者かに拉致される。
<全米>あちこちに出没するサイラーは、自分自身の父親の元へと向かう。

 アーサーが死んでから7週間後、何者かによって能力者達が次々に拉致されている。その原因はどうやらネイサンによるものらしいのと、ノアが一枚噛んでいることは分かった。
 ピーターはその本来の力である能力を持った他者の能力をコピーする能力を再び得ている。ただし、これまでの能力は使えず、現在はネイサンの飛行能力、モヒンダーの怪力、トレイシーの冷却能力のみ。
 自分を捨てた時計職人の父の元へと向かったサイラーは、そこで本当の父親は別にいることを聞かされる。
<12話でヒロはクレアに「これで会うのは最後だ」と言っていたはずだが、今回あっけなく再会している。>
第15話 決別
“Trust and Blood”

  監督:アラン・アーカッシュ
  脚本:マーク・ヴァーヘイデン
<>飛行機事故により能力者狩りから逃れ出たピーターとクレアとトレイシー、そしてヒロとモヒンダーとマット、彼らは合流しようとするのだが、マットがトランス状態になってしまう。
<>父親の消息を尋ねるサイラーは、そこでキャンベル家という家に押し入り、そこで情報を得ようとする。

 能力者狩りを始めたネイサンと、それに荷担するノアの真意はどこに?と言うのがこの話の肝になりそうだ。二人の話によれば、能力者を保護してるとのことだが、この前まで能力者を多量に作り出そうとしていたのに、全く逆のことをやってるのは何でだ?
 ピーターの能力は限定的になってるようで、一つの能力を手に入れたら前の能力は消えるらしい。今回はネイサンの能力をコピーして空を飛んで逃げた。
 基本的にこの話はメンバーがどこにいるのか分からない
 ダフニが撃たれてしまった。明らかに死んでいるけど、本当かな?
第16話 謎のメッセージ
“Building 26”

  監督:セルジオ・ミミカ・ゲザン
  脚本:ロブ・フレスコ
<コスタ・ヴェルデ>ノアが何かを隠しているのを知りながら、それでも黙っていなければならないクレア。そんなクレアの元に「アレックスを助けてほしい」というメールが届く。そしてアレックスの働くコミックストアでは、今まさにノアによる捕獲劇が行われようとしていた。
<ニューヨーク>トレイシーを尋問するネイサン。そこに大統領から任命されてきたとアビーという女性が現れる。これを人権侵害として、即刻中止を求めるアビーだが、トレイシーの破壊的な能力を目の当たりにし…
<インド>マットの絵に従い、インドへとやってきたヒロとアンドウ。結婚式を阻止しなければならないというのだが、結婚式を止めたのはヒロではなくアンドウの方だった。
<>ルークを連れて父親を探すサイラーの元に刺客が送り込まれる。撃退はしたものの、ルークを置いてけぼりにするサイラー。

 前回のラストで「反逆者」を名乗る人物が登場したが、そのメッセージに従い、能力者を救おうとするクレア。同じくマットのメッセージでインドへと向かうヒロ。どっちも何者かに従っているのが共通。
 一方、父親を探すサイラーはルークという少年と共に旅をしているが、旅の中で何度となく「殺す」と言っておきながら、助けたりと行動に一貫性が無い。
 秘密が多すぎるという理由で別居を決めたノアだが、そこでピーターを始めとする能力者達によって拉致されてしまった。
第17話 冷戦
“Cold Wars”

  監督:セス・マン
  脚本:アーロン・イーライ・コリーテ
      ジョー・ポカスキ
      クリストファー・ゼッタ
<コスタ・ヴェルデ>ノアを拉致したピーターらはノアの記憶から、一体何が起こっているのかを探る。そこで今回の事態はネイサンとノアの二人によって引き起こされたことだけは分かった。だがそこで政府にかぎつけられてしまう。みんなを逃がすため、モヒンダーが捕まってしまった。

 今回はほとんどコスタ・ヴェルデのみで話が展開。
 マットの能力によりノアの記憶を探ることで、過去に何があったのかは分かったが、それは結局この事態の発案者がネイサンであるということだけ。ネイサンはどうやら能力者の能力を消し去る研究を始めたらしいが、今の事態はネイサンの思っていたことからも逸脱してるようではある。
 能力者狩りの指揮を執っているダンコが妙な存在感を出している。ダンコ本人は任務を遂行してるだけと言ってるが、自分の判断で動いているようにも見える。
第18話 暴露
“Exposed”

  監督:エリック・レネヴィーユ
  脚本:アダム・アミュス
      ケイ・フォスター
<コスタ・ヴェルデ>能力者のアレックスを部屋に匿ったクレアだが、それを母に見つかってしまう。
<ニューヨーク>アイザックのロフトに来たマットはまたしてもトランス状態となり、一心不乱に絵を描き始める。そこに描かれていたのはダイナマイトを腹に巻き付ける自分自身と、燃えるニューヨークの姿だった。そんなところに“反逆者”を名乗る人物から連絡が入る。
<>ルークと共に旅を続けるサイラーは、閉鎖されたダイナーに入るのだが、そこはサイラーの記憶の中にあった場所だった。

 物語は三つに分裂。クレアが助けたアレックスと良い雰囲気になること。ピーターとマットが捕まったダフニを助けに行くこと。サイラーの父親探し。
 その結果。クレアは母親の協力を得てなんとかアレックスを逃がすことに成功。マットはネイサンによって捕まえられるが、ピーターは犯罪の証拠を手に入れ、それを取引材料にしようとする。サイラーは父によって母が殺され、自分が売られてしまったことを思い出す。
 そしてラスト。かつてクレアを追い詰めたエリックがクレアに助けを求めてきているのが見える。なんだかえらくややこしい。
第19話 グレイ
“Shades of Gray”

  監督:グレッグ・ビーマン
  脚本:オリバー・グリグスビー
<コスタ・ヴェルデ>かつて自分を殺そうとしたエリックを助ける気にはなれないクレアはエリックを追い返す。だが繰り返し反逆者から連絡を受け、仕方なくエリックを助けることに。
<ニューヨーク>体に爆弾を巻き付けられ議事堂前に放り出されたマットの元へときたネイサンは、読心力を持つマットの助けで爆弾を解除するが、今度はネイサンがダンコに疑いの目を向けられる。
<>ついに本当の父親の元を訪れたサイラーは父を殺そうとするが、既に死病に犯された父から、自分も同じ力を持つことを明かされる。

 サイラーの父サムソンはサイラーと同じく能力者の能力をコピーできる。世捨て人のような生活をしている。それで殺す気も起きなくなっていたが、欲望を解放することで、ようやく殺す気になったようだ。
 ことごとくダンコと対立するネイサンは、ついにダンコを解雇するが、そのダンコによって、自分が能力者であることを明かすことになった。
 話が全然展開していかないので、ストレスがたまってきた。
第20話 救出
“Cold Snap”

  監督:グレッグ・ヤイタネス
  脚本:ブライアン・フーラー
<ニューヨーク>能力者狩りチームのメンバーに加わったノアに、ダンコの信用を得るために反逆者を捕らえることが重要だと助言するアンジェラ。
 ネイサンが能力者である事を暴いてチームリーダーとなったダンコはモヒンダーも捕らえ、次々に能力者を監禁していく。
 反逆者からマットを守れと指令を受けたヒロとアンドウが出会ったのは、何故か子どもだった。その子がマットとジャニスの息子で能力者である事を知った二人は、この子を守ろうとする。
 囚われたビルから脱出に成功したトレイシー。だがそれはダンコの張った罠だった。

 今回は全てニューヨークで展開。ピーターとネイサンもいない中、組織と戦う能力者達の姿が描かれていく(ちらっとピーターは出ているけど)。
 久々にマイカが登場。実は彼こそが反逆者だった。トレイシーの前に現れるのだが、そう言えばトレイシーは三つ子だって設定があって、その姉妹がマイカの母ニキだった。なんだか複雑なことになってるな。マイカを逃がすため、トレイシーは能力を解放させて自ら死を選んだ。
 もう一人、マットの元妻ジャニスも登場してる。二人の間の息子もやっぱり能力者だった。いろんなものを発信させる能力を持つそのこのおかげで限定的にヒロの能力が戻る。
 ここまで生き残っていたダフニもここで死亡。マットの腕の中で、幸せそうに死んでいった。
 ラストシーンはピーターが母親のアンジェラを、ネイサンが娘のクレアを助けるのだが、その構図は全く同じだった。
<空中飛行の能力で母アンジェラを助けたピーターだが、今のピーターの能力は直前に触れた能力者の能力をコピーするものだったはず。だったら予知能力者になるんじゃ?任意に吸収したりしなかったり出来るのか?>
第21話 聖域
“Into Asylum”

  監督:ジム・コーリー
  脚本:ジョー・ポカスキ
<ニューヨーク>ダンコの手を逃れ、教会に立てこもるアンジェラとピーター。
 ダンコの元に突然現れたサイラーは、能力者狩りに手を貸そうと申し出る。ダンコの下で働くノアは、その申し出を受けるべきだと主張する。
<メキシコ>クレアを助けたネイサンはメキシコに逃亡するが、

 ピーターとネイサンの二人のそれぞれの逃亡劇がメイン。ピーターの方はアンジェラの復調によって未来予知が出来るようになった。ネイサンは金を得るために飲み比べの勝負をするが、結果クレアの方が酒が強かった。回復能力のためか?
 そしてダンコとサイラーのコンビは今のところとても良いコンビネーションを見せており、次々に能力者を見つけ出して狩っている。
第22話 異変
“Turn and Face The Strange”

  監督:ジャノー・シュワーク
  脚本:ロブ・フレスコ
      マーク・ヴェレイデン
<ニューヨーク>サイラーの死体を見せられたノアだが、どうしてもそれが信じられない。そんな時に現れたサンドラが離婚届を持ってくる。
 マットの息子マットJr.を連れ、導かれるようにニューヨークへと向かうヒロ。だがJr.がむずかるとどんな機械も停止してしまう。
 ダフニの死にショックを受けたマットはダンコに復讐を誓う。そのためダンコの大切な人を探す。

 またしても全員ニューヨークというか、ワシントンに集結中。いよいよ終わりが近づいているのか。
 新たなキーワード“イカロス計画”が出てきた。過去政府が行っていた研究で、モヒンダーの父もそれに関わっていたという。

 一生懸命働いているノアの受難が続く。別居に続いて今度は離婚。家族のために働く男ってこんなもんなのか。結局それはサイラーの罠だったけど、身に迫る。
第23話 1961年
“1961”

  監督:アダム・ケイン
  脚本:アーロン・イーライ・コリーテ
<コヨーテ・サンズ>「真実を知りたければ墓を掘り返せ」との母アンジェラに従い、墓を掘り起こし、多数の人骨を掘り当てる。その人骨の中に妹を探すとアンジェラは言う。一方、導かれるかのようにモヒンダーも又やってきていた。
 
 今回は全編が現代と1961年の二つの時代に渡ってコヨーテ・サンズという場所での出来事となる。
 能力者は1961年に一つところに集められていたというアンジェラの証言。組織はここの出身者によって作られたとか。
 過去、アンジェラはコヨーテ・サンズから逃げ出す際、妹のアリスを見殺しにした。それを今も後悔しているが、どうやらその妹は死んでなかったようで。
 ただ、ここでアンジェラが妹と会ったということ以外でなんら物語は進展してないわけだが。
第24話 サイラー
“I am Sylar”

  監督:アラン・アーカッシュ
  脚本:アダム・アーマス
      ケイ・フォスター
<ニューヨーク>自分の息子と対面したマットは家族のために生きる事を約束する。その子を連れてきたヒロとアンドウはダンコを止めようと考える。
 新しい能力を使い、次々と他の人間に変身していくサイラーは、徐々に自分というものをなくしていく。そんな彼にダンコは反逆者を追い詰める捜査を強要する。

 今回はサイラーのみの話。変身能力を手に入れたおかげで、今度は自分をなくしかけてしまって悩むことになる。自分の育ての母の遺伝子を手に入れて母に変身し、自分を取り戻そうとしている。
 そしてアンドウといることで能力を使えるようになったヒロだが、体に不調が生じ始めた。
第25話 見えざる糸
“An Invisible Thread”

  監督:グレッグ・ビーマン
  脚本:ティム・クリング
<ニューヨーク>裏切ったダンコを罠にはめ、部下殺しの犯人に仕立て上げたサイラーは、ネイサンとして大統領に会おうとする。一方、アンジェラの予知能力でネイサンが捕まってしまったことを知ったクレアは、父であるネイサンを見つけようとする。
 第3期(エピソード4)の最終回。今期に関してはピーターはほとんど何もしてなかった。一方、ほぼ主人公と言っても良かったのはサイラーの方だった。
 サイラーを止めようとするネイサンとピーターだが、ネイサンの方はサイラーに殺されてしまう。
 最終的にサイラーのコピー能力を手に入れたピーターがサイラーを欺して眠らせ、その上でマットが催眠術をかけてサイラーをネイサンに変身させた。サイラーによる混乱は回避できたものの、なんか酷い終わり方だった。
 そして物語は続く…
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