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HEROES(Final)

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HEROES(Final)
タイムチャート

 

主な登場人物
話数 タイトル コメント DVD
第1話 もうひとつの存在(前編)
“Orientation”

  監督:デヴィッド・ストレイトン
  脚本:ティム・クリング
 あの事件から6週間が経ち、能力者はそれぞれ新しい生活を始めていた。そんな彼らにサミュエル率いるカーニバルが近づいてくる。
<ヴァージニア>大学生活を始めたクレアだが、少しずつ周囲にきな臭さが漂い始める。そしてノアの前に現れたダンコはトレイシーが生きており、能力者を殺そうとしていると告げる。
<東京>ヒーローとして人助けをしたいと考えるヒロ。だが何故か今度は自分の時間が止まってしまうようになってしまう。
<ニューヨーク>サイラーをネイサンにしてしまったが、それを押し通そうとするアンジェラ。その一方ネイサンは徐々にサイラーとしての記憶を取り戻し始めていた。
<ロサンジェルス>幸せな家族生活を送っていたマット。だが前にサイラーをネイサンに変えた以来、不調が生じていた。度々サイラーの亡霊を観てしまう。

 前回ラストでネイサンに変身したサイラーに偽の記憶を植え付けることでネイサンにしてしまったのだが、そこから歪みが生まれてること。そして謎の集団が現れていること。死んだはずのトレイシーが新しい能力を得て執念で生き返ったこと。ヒロの体調がおかしくなり、緩やかに死んでいくようになっている。
第2話 もうひとつの存在(後編)
“Jump, Push, Fall”

  監督:デヴィッド・ストレイトン
  脚本:ティム・クリング
<ロサンジェルス>マットの前に現れたサイラーは、実は自分はマットの一部であること、自分を元の体に戻すよう強いる。
<ヴァージニア>ルームメイトの自殺にショックを受けるクレア。だが何故かあるはずの無い遺書が出てきて、おかしいと感じたクレアは新しい友人のグレッチェンと共に真相を突き止めようとする。
<ニューヨーク>救急隊に復帰したピーターはその能力を上手く使い、人助けを続けていた。そんな時、命を狙われているとノアがやってきて、その後ダンコを殺した能力者が現れる。
 高速で動く能力者によって目の前でダンコを殺されたトレイシーは、ノアと共に真相を探ろうとする。
<カーニヴァル>何故か勝手に16年前に戻ってしまったヒロは、この場で運命を占ってもらったことが今の自分を作った事を思い出す。そんなヒロの前に現れたのはサミュエルで、一つだけ過去を変えろと言ってくる。そこでヒロは偶然過去の自分たちに干渉し、アンドウと姉のキミコを仲直りさせてしまった。
第3話 インク
“Ink”

  監督:ロクサン・ドースン
  脚本:アーロン・イーライ・コリーテ
<ヴァージニア>自分の不死性を見られてしまい、グレッチェンを避けるクレア。その記憶を消すというノアを拒否するクレアだが。
<ニューヨーク>助けた相手から訴えられてしまったピーターの元にやってきたのはサミュエルだった。
<ロサンジェルス>サイラーの亡霊に悩まされるマットは、日常生活にも支障を来すようになってしまった。

 シリーズを通しての主人公達が次々に危機に見舞われる。現時点ではまだそれは強いストレスに過ぎないが、それが日常生活を侵食していく。
 話はなにも始まってないようでもある。
第4話 受容
“Acceptance”

  監督:クリストファー・ミシアーノ
  脚本:ブライアン・フーラー
<日本>アンドウと結婚するという姉キミコを祝福するヒロ。だがこれまでのタイムトラベルの副作用でヒロは死にかけていた。そんな中、ヒーローとして生きる事を改めて決意するヒロ。
<ニューヨーク>記憶の混濁が起こっているネイサンに、なんとかネイサンとして生きて欲しいと願うアンジェラがやってくる。
<ヴァージニア>サミュエルと接触して以来、肉体に変調を来したピーターはノアに会いに来る。しかしノア自身、もう生きる事に疲れ果てていた。そんな生気を失ったノアを心配するクレアだが…

 今回はヒロとネイサンが話の中心となる。ヒロは自分の命を削りながら人を助けようとして、なんども失敗してしまう。そしてネイサンは過去に犯してしまった過ちを清算しようとする。
 ただ、この話も全然物語進んでないように見える。

 エマの母親が登場するが、なんとこの人、ルイーズ・フレッチャー。ここでも医師の役かよ。
第5話 記憶
“Hysterical Blindness

  監督:S・J・クラークソン
  脚本:ジョー・ポカスキ
<ニューヨーク>ピーターは救命救急センターの事務員エマを事故から救うが、そのため、音を視覚化して見られるというエマの能力がピーターに宿ってしまう。
 何者かによって殺されてしまったネイサンは、不死身能力によって生き返るが、全ての記憶を失っていた。カウンセリングを受ける事になるのだが、その姿はサイラーのものになっていた。
<ヴァージニア>ルームメイトとなったグレッチェンに全てを打ち明けたクレアだが、グレッチェンの行動に不審を覚え始める。

 殺されてネイサンの記憶を失い、元々あったサイラーの記憶が蘇ってくることと、ピーターが同僚と心の交流を始めたと言う事。一方、相変わらず謎めいた言動してるサミュエルは、記憶を失ったサイラーをカーニバルに誘い入れてる。あとクレアに不審の念を抱かせたのもサミュエルの差し金だった。
第6話 無垢
“Tabula Rasa”

  監督:ジム・コーリー
  脚本:ロブ・フレスコ
<カーニヴァル>サミュエル率いる謎のカーニバルに迎え入れられたサイラーは、サミュエルにより、本当の記憶を取り戻すよう促される。
<ニューヨーク>ピーターの元へとやってきたヒロは既に脳腫瘍で余命幾ばくも無い状態だった。ヒロの力をもらってヒロを救おうとするピーター。
<ヴァージニア>ピーターの来訪を受け、過去命を強化する能力を持つ能力者を紹介するノア。共にその能力者の元へと行く二人だが…

 突然ニューヨークに現れたヒロはピーターに自分が死にかけていることを告げたが、何事かをなす使命があると思い込んでいる。それでエマと関わることになるのだが、音に色を見るというエマの能力がこれからどんな意味を持つのだろう?
 そしてサミュエルによってカーニバルに迎え入れられたサイラーは徐々に自分の記憶を取り戻していく。
 そして何も出来なかったノアがこれからの生き方を決める。これまで能力者狩りをしていた自分が、今度は能力者を助ける側になろうと志す。
第7話 モンスター
“Strange Attractors”

  監督:タッカー・ゲイツ
  脚本:ファン・カルロス・コト
<?>治癒能力を持つ能力者を救おうとするノアはトレイシーを呼び、助けを求める。ジェレミーを助けようと奔走するトレイシーの前にサミュエルが現れる。
<ヴァージニア>社交クラブの新入生歓迎ゲームに無理矢理参加させられることになったクレア。
<ロサンジェルス>サイラーの存在がますます大きくなっていくマットは精神的にたえられなくなり、家を出ることにしたのだが…

 能力者の前に次々に現れるサミュエル。今回はトレイシーに接近する。一方、肉体はそのサミュエルのカーニバルにあるサイラーの精神はマットの精神を侵し続ける。
 そして不死身能力が知られてしまうクレア。
第8話 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・テキサス
“Once Upon A Time In Texas”

  監督:ネイト・グッドマン
  脚本:アーロン・イーライ・コリーテ
      オーリー・ウォリントン
<テキサス>かつてサイラーに殺された知り合いの女性チャーリーを救うべく3年前のテキサスに飛ぶヒロ。そんなヒロを追ってサミュエルも過去へと飛ぶ。そこにはなんとチャーリーの能力狙いのノアもいた。

 過去を変えようとするヒロの活躍を描く。チャーリーを救うのは自分では無く、過去の自分で無ければならないといういう理論はよく分からないが、とりあえず目的は果たせた。だがサイラーとの取引で、未来にサイラーに何が起こるかを語る。
 過去トレイシーとノアは恋人関係にあったことが分かった。彼女のことを「ローレン」と呼んでいるが、それはひょっとしてもう一人のニキと同じ顔をした誰か?
 そして謎めいていたサミュエルの目的が少し明らかに。サミュエルは過去を変えることを願っているが、それをカーニバルの誰にも知られないようにしたいとのこと。それはなんとモヒンダーの殺害…なんだかますます訳分からなくなってきた。
第9話 光と影
“Shadowboxing”

  監督:ジム・コーリー
  脚本:ミーシャ・グリーン
      ジョー・ポカスキ
<ニューヨーク>ジェレミーの蘇生能力を得たピーターはそれを患者を癒やすことに使う。
<ヴァージニア>身の回りに起こる一連の事件にはベッキーが絡んでいることを知ったクレアは事件の真相を探ろうとするが、そんな彼女の前にサミュエルが現れる。
<ロサンジェルス>ついにサイラーに完全に乗っ取られてしまったマット。自分の体を取り戻すためにニューヨークへと向かおうとするサイラー。次々に犯罪を犯すサイラーを止められない
<カーニバル>ネイサンの記憶を取り戻したサイラーは一度カーニバルから去る。

 今回はクレアの話がメイン。ついにサミュエルがクレアに接触したが、そのついでにノアもサミュエルと出会うことになる。結局サミュエルには逃げられてしまうが、
 一方完全にマットの体を乗っ取ったサイラーは、ついにその真実を聞き込む。そんなサイラーを止めるため、マットは警察に銃で撃たれるように仕向け、自殺を敢行する。

<ツッコミというほどじゃないけど、ニューヨークってこんなに事故ばっかり起こる街なのか?
 クレアはハイチ人のことを「ルネ」と呼んでいた。これが本当の名前なのか?>
第10話 命の番人
“Brother's Keeper”

  監督:ブライアン・スパイサー
  脚本:ロブ・フレスコ
      マーク・ヴァーヘイデン
<テキサス>9週間前。インドにいたモヒンダーは父の残したフィルムを解析しているうちに、コヨーテサンズにサミュエルという子がいたことを突き止める。そのことを調べるためにテキサスへと向かうが…
<ニューヨーク>記憶が戻り、ニューヨークに戻ってきたネイサンはピーターを呼び出すが、そんなピーターの前には母アンジェラから送られてきたハイチ人の姿が。ハイチ人の差し出す場所へと行ったピーターとネイサンは、そこでネイサンの死体を発見してしまう。
<ヴァージニア>サミュエルと出会った後、トレイシーは力の制御が出来なくなっていた。そんな悩みを聞いてもらおうとノアの家を訪れる。

 運命のいたずらによって、あれだけマットが避けていたサイラーの心と体を合体させてしまうことに。これによってサイラーは完全体として復活。まだ完全に体と心は一致してないが、それも時間の問題だろう。
 そして8話でサミュエルがヒロに告げた「過ち」というのが、モヒンダーを殺したことだという。サミュエルの能力は、能力者と接触するとその力が増大するというもの。多ければ多いほど、その力は増すために、こんなにたくさんの能力者を集めていたらしい。その方法を知るモヒンダーを襲って殺してしまったが、その研究を奪うことをヒロに依頼した。
<クレアを凍らせてしまったトレイシーがクレアを治そうとしたら足がもげた。それで復活したクレアと笑い合ってるのがシュール。なんだかコントみたいな描写だ。>
第11話 感謝祭
“Thanksgiving”

  監督:セス・マン
  脚本:アダム・アーマス
      ケイ・フォスター
<カーニヴァル>サミュエルの指示通りテープを持ち帰ったヒロ。だがサミュエルは一向にチャーリーのことを語ろうとしなかった。
<ニューヨーク>自分が何者か、アンジェラに問いただすネイサン。そこでアンジェラが語ったのは…
<ヴァージニア>家族揃っての感謝祭を祝おうというノアの元に家族が集まってくる。気まずい食事会となってしまったが…

 二つの真実が明らかになる話。一つはネイサンが自分自身がサイラーの肉体を使っているという事実を知らされること。その事を知った時、サイラーは復活する。ただしまだ心ではネイサンの記憶とサイラーが戦っている状態。
 もう一つはサミュエルの能力の本当の力と過去兄ジョセフを殺したという事実。多数の能力者が集まった時、地殻変動まで起こす事が出来る。そして本人はその力を存分に使いたがっているようだが…
第12話 第5段階
“The Fifth Stage”

  監督:ケヴィン・ダウリング
  脚本:ティム・クリング
<カーニヴァル>自分の能力を高める方法を探るため、サミュエルはノアの持つファイルを奪おうと画策する。そんなカーニヴァルにコンパスを持ったクレアが近づいていた。
<ニューヨーク>サイラーの中にまだネイサンがいると信じるピーターは、サイラーとの決着を付けるべく行動を開始する。だがサイラーの方が先にピーターに攻撃をかけてくる。

 サイラーを再びネイサンにしようと考えるピーターはまずハイチ人から記憶を奪う能力を手に入れ、それを使ってネイサンの記憶を引き出すことには成功するのだが、精神と肉体を取り戻したサイラーに再び乗っ取られてしまう。
 一方クレアは能力者がその能力をとがめられないカーニヴァルに近親感を抱くようになっていく。
第13話 悲願
“Upon This Rock”

  監督:ロン・アンダーウッド
  脚本:ファン・カルロス・コト
<カーニヴァル>居心地の良いカーニヴァルに馴れていたクレア。だがサミュエルのトレーラーに父ノアのプリマテック資料が置かれていることを発見する。
<東京>瞬間移動によって戻ってきたヒロだが、脳腫瘍は着々と進んでおり、そのため譫妄状態に陥ってしまう。
<ニューヨーク>仲間捜しを続けるサミュエルはグレッチェンの前に現れ、その真の力を解放する。
 ネイサンは飛行機事故で死んだこととなり、その葬儀に訪れるピーターら。

 ヒロの譫妄状態は『スター・ウォーズ』と『ギャラクティカ』に「ドン・キホーテ」と「円卓の騎士」と「シャーロック・ホームズ」を混ぜ込んだもの。ヒロのヒーロー願望だろうけど、なんで「スタートレック」がない?…あれ?ちょっとあったか。「X-MEN」「バットマン」もあり。
 グレッチェンの能力とは、音楽を介して能力者を呼び寄せるもの。まさしくサミュエルの狙い通りの能力者。
<ヒロが戻ってきた日本の光景は、何故か中華風。>
第14話 ダメージ
“Let It Bleed”

  監督:ジュノー・シュウォーク
  脚本:ジム・マーティン
<ニューヨーク>滞りなくネイサンの葬儀を終わらせたピーターはサイラーに対する復讐を誓う。
 実の父であるネイサンの死にショックを受けたクレアだが、アンジェラからピーターを支えてくれるよう願われる。
 高速移動できるエドガーに襲われたノアは、逆にエドガーを捕らえ、カーニヴァルの情報を得ようとする。
<カーニヴァル>記憶を取り戻したサイラーは再びカーニヴァルへと戻り、サミュエルの能力を奪おうとする。

 最強の能力者であるサイラーとサミュエルの対決が見られる。カーニヴァルの中ではほぼ無敵なサミュエルは、サイラーの攻撃さえも凌いだ。ただ、サイラーの方も何か勝手が違っていたようで、その理由を知るためサミュエルはサイラーを生かすことにしたようだ。
 一方カーニヴァルから逃げたエドガーはノアの元へ。色々あったが二人は同盟を組む事になったりならなかったり。
第15話 執着 
“Close To You”

  監督:ロクサン・ドースン
  脚本:ロブ・フレスコ
<日本>支離滅裂なヒロの言葉から、ヒロが探そうとしているのはモヒンダーであると推測したアンドウはヒロと共に助けに向かう。
<ニューヨーク>カーニヴァルについて調べるノアは、サミュエルの幼なじみであるヴァネッサという女性に行き着く。だが連絡を取ったヴァネッサは、その関係について激しく否定する。
<ロサンジェルス>サイラーの意識が抜け、ようやく元の生活に戻ったマットだが、そこに現れたノアから協力を要請される。

 突然サミュエルの幼なじみというのが登場。プロのチェロ奏者だそうだが、そう言えばエマもチェロ奏者だったな。なんか関係あるのかな?ちなみにエマを一目見たアンジェラは、彼女が未来の大量殺人者である事を見抜いており、その能力を得たピーターも彼女を待つ未来を観てしまう。
<アンドウの能力は能力者のブーストだったはずだが、いつの間にか電撃を操れるようになってる。
 エマがチェロを演奏していると、それに惹かれるようにピーターが現れた。その直後にアンジェラも来ているんだが、そこってピーターの家?よく分からないぞ。>
第16話 開眼 
“Pass/Fail”

  監督:マイケル・ナンキン
  脚本:オリバー・グリグスビー
<ヴァージニア>カーニヴァルのことや実の父ネイサンの死にショックを受けるクレアの前に、孤独な死を恐れるサイラーが現れる。
<ニューヨーク>病状が悪化して病院に運ばれるヒロだが、幻覚の中で死んだはずの能力者達と出会う。彼らによって強制的に裁判を受けさせられるヒロだが…
<カーニヴァル>ヴァネッサをカーニヴァルに連れてきたサミュエルは、自分と一緒にいてほしいと頼み込む。

 前にヒロから「孤独に死ぬ」と言われたサイラーは、それを避けるためにクレアに会いに来た。リディアの能力を得たサイラーは性交渉によって相手の心を知る事が出来るようになったため、クレアの体を求める。
 サイラーの追求を避けるために鉛筆をサイラーの目に突っ込むクレア。こういう描写が時折あるのが本作なんだよな。
 そしてヴァネッサに去られたサミュエルは、ついに自らの能力を暴走させ、一つの町を破壊してしまった。
第17話 謀略
“The Art of Deception”

  監督:S・J・クラークソン
  脚本:マーク・ヴァーヘイデン
      ミーシャ・グリーン
<カーニヴァル>サミュエルの目的がばれ、カーニヴァルの面々の心はサミュエルから離れ始めていた。モヒンダーの協力でコンパスの複製を作る事に成功したノアは、危険なサミュエルを見張るためカーニヴァルへと向かっていた。そのことを知ったクレアは…
<ニューヨーク>エマが大量殺人者になってしまうという未来を観たピーターは彼女をなんとか救いたいと願うが、同時にそのヴィジョンでは、エマを救うにはサイラーの力が必要であることも見えてしまう。
<ロサンジェルス>突如マットの前に現れたサイラー。自分自身が変わったと言いつつ、能力を取り除くことを依頼するのだが…

 前回クレアと話し合ったサイラーは、能力を全部消すことが重要であると感じていたようで、マットに能力を消すことを依頼している。そしてサイラーがどうやらこの事件のキーパーソンになっているようで、大事件を起こす前にサイラーを見つけようとピーターはサイラーと会えるかと考えている。
 そしてサミュエルが危険であると考えるクレアとノアは別々にカーニヴァルへと向かうが、先に着いたクレアから情報を得たサミュエルは一計を案じて、ノアの銃撃を偽装し、カーニヴァルの人々の信頼を取り戻した。更にエマもカーニヴァルに合流。
第18話
“The Wall”

  監督:アラン・アーカッシュ
  脚本:ケイ・フォスター
      アダム・アームス
<ロサンジェルス>マットによって精神の中に閉じ込められたサイラーを取り戻すべくサイラーの中に潜るピーター。サイラーを見つけることには成功したものの、そこから戻る方法が分からず。
<カーニヴァル>カーニヴァルを襲撃したのはノアだと主張するサミュエルはクレアにノアの過去のビジョンを見せつける。

 ノアの過去が暴かれる。ノアが能力者狩りをするようになったのは、最初の妻を能力者に殺されたからだという。1stに登場したトンプソンとクロードが登場してた。
第19話 素晴らしい新世界
“Brave New World”

  監督:アダム・ケイン
  脚本:ティム・クリング
<ニューヨーク>精神の牢獄から抜け出したサイラーとピーターはサミュエルの企みを阻止するためにセントラルパークへと向かっていた。
<カーニヴァル>サミュエルによってトレーラーごと地中深く埋められてしまったノアとクレア。空気が薄くなり、ノアは徐々に弱っていくが、そこに現れたのはトレイシーだった。

 シリーズの完結となる話。
 サミュエルの望みはニューヨークそのものを廃墟にすることで、力を見せつけて能力者の居場所を作ると言うこと。そのために能力者を一つ所に集める必要があった。音を操り能力者を集める力を持つエマを連れてきたのはそのため。
 ヒロが守ろうとしていたチャーリーはサミュエルによって過去に送り込まれており、現在はもう80歳を超えていた。これもすげえオチだ。それでヒロは彼女を若い時代に元の時代に戻そうと考えるのだが、チャーリー自身からそれを拒否されてしまう。
 絶体絶命のノアを助けたのはトレイシーだった。なんだ、このためだけに生きてたのかよ。
 そして夢の中で5年もの歳月を過ごしたサイラーはすっかり善人になってしまった。なんというか、これまでの物語を全否定してないか?
 そして一つだけ能力者の力を使うことが出来るというピーターの能力は、ここでサミュエルの能力をコピーすることで又してもニューヨークを救うこととなる。

 そしてラスト。これまで通り能力者を隠し通そうとするノアに対し、自分の能力を公表して世界を変えようとするクレア。これによって新世界が始まる…
 最終回のくせにラストで「続く」とエンドクレジットが出るのは何でじゃ?最終的にサイラーは善人になったとは言え、それは既に3rdでもあったことだし、サミュエルも死んでない。何もかも中途半端だって気がしてならない。

<サミュエルの計画を拒否したエマはエリックによって操られてチェロを演奏する。それでちゃんと能力発揮できるの?>
第20話
第21話
第22話
第23話
第24話
第25話
第26話
第27話
第28話
第29話
第30話
第31話
第32話
第33話
第34話
第35話
第36話
第37話
第38話
第39話
第40話
第41話
第42話
第43話
第44話
第45話
第46話
第47話
第48話
第49話
第50話
第51話
第52話