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スーパー戦隊最強バトル事典 | |
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2019'2'17~3'10
「宇宙戦隊キュウレンジャー」と「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の間の空きに作られたお祭り企画。これまで登場したすべてのスーパー戦隊戦士達がチームバトルをするという派手な設定で客演も豪華。リュウソウジャーの紹介も兼ねており、何人か共通人物も登場している。
五人チームは複数の戦隊から選ばれるが、チーム名に沿ったキャラが選ばれている。主人公チームは5つの戦隊からの混合となるが、「変わり者チーム」と言うだけあって、ちょっと個性的なキャラが選ばれているようだ。レッドが三人もいる。
主な登場人物 | |
風切大和 ジュウオウイーグル |
(役)中尾暢樹。 ジュウオウイーグルに変身する青年。「変わり者チーム」のリーダーとして参戦。その望みは死んでしまった少年タカアキの魂を一瞬だけ呼び戻すことだった。マーベラスとは既に面識がある。 |
キャプテン・マーベラス ゴーカイレッド |
(役)小澤亮太。 ゴーカイレッドに変身する青年。ガイゾーグの襲撃でゴーカイガレオンが破壊され、チームがバラバラになったところで招待状が届く。ガイゾーグへの復讐と仲間を取り戻すためにのために参戦している。 |
伊賀崎天晴 ニンニンレッド |
(役)西川俊介。 アカニンジャーに変身する青年。参戦の動機はニューラストニンジャーになるため。途中ガイソーグに憑依されてしまう。 |
スティンガー サソリオレンジ |
(役)岸洋佑。 サソリオレンジに変身する青年。変わり者チームの一員となった。その目的は惑星ネメシスで行われていることの真相を探るためだった。 |
カグラ トッキュウ5号 |
(役)森高愛。 トッキュウ5号に変身する女性。家族の笑顔を取り戻すために参戦。 |
リタ | (役)浅川梨奈。 スーパー戦隊最強バトルの主催者で、メビウス・コネクトの守り人。実はこの世界に絶望した偽物で、真の目的はメビウス・コネクトのエネルギーを用いて究極大サタンを復活させて宇宙を滅ぼすことだった。 |
ガイソーグ | (声)関智一。長く第一線で働く一流声優。俳優としても活躍してる。 一人でゴーカイガレオンを破壊した鎧武者姿の謎の戦士。スーパー戦隊最強バトルに乱入するが、招待状を持っていたため、ワイルドカード扱いで正式参戦となる。実は本体は鎧の方で、スーパー戦隊メンバーを取り込んでいる。 |
究極大サタン | リタが戦隊バトルでたまったエネルギーを用いて呼び出した究極の悪で宇宙そのものを破壊出来るほどの力があるという。とても頭の悪い名前に見えるが、まあその辺は仕方なかろう。 |
話数 | タイトル | コメント | DVD | ||||||
第1話 | 史上最強は誰だ⁉ 脚本:荒川稔久 監督:坂本浩一 |
これまで地球を守ってきたスーパー戦隊の面々の元に送られてきた招待状。そこに書かれていたのは、惑星ネメシスでスーパー戦隊達のチームバトルが行われ、そこで優勝者にはなんでも望みが叶うという。その直前にガイゾーグに襲われて全員散り散りにされてしまったゴーカイジャーのゴーカイレッドは、ガイゾーグの正体を探るためにジュウオウイーグルのチームに入って参戦する。 次回作「騎士竜戦隊リュウソウジャー」までのつなぎとして、四週限定で放映されるバトルロイヤル話。「仮面ライダー龍騎」に似ているが、基本死人は出ないことと、チームバトルというところで異なる。更にチームバトルも一つの戦隊ではなく、各戦隊から一人(若しくは二人)が五人のチームを組むと言うことで、かなり変則的。 主人公チームは風切大和=ジュウオウイーグルがリーダーの「変わり者チーム」(他のメンバーはキャプテン・マーベラス=ゴーカイレッド、伊賀崎天晴=アカニンジャー、スティンガー=サソリオレンジ、カグラ=トッキュウ5号)。リーダーは大和でも、この話では実質的にはマーベラスが中心になってた感じ。 最初の戦いはジュウオウイーグル対パトレン1号だったが、少しバトルをして、後は言葉による説得でジュウオウイーグルの勝利。2回戦はサソリオレンジ&アカニンジャー対ボウケンシルバー&ゴーオンレッド。変身を解いたボウケンシルバーとゴーオンレッドがセロリ食いだして失格。どんな戦いなんだろう? 3回戦目が始まる際にガイゾーグが乱入して次々とトーナメントチームを蹴散らしていった。どうやら一筋縄にはいかないようでもある。 次々に過去の戦隊キャラが出てくるので、結構目移りする。把握するだけで大変だ。 <このバトルロイヤルでは32チームが参戦してるが、その中にはサポートチームがある。小さくてよく分からないけど、戦闘力を持たないダップとかピーボとかの顔があったような?このチームが勝てるとは到底思えない。> |
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第2話 | 暗躍する謎の鎧 脚本:荒川稔久 監督:坂本浩一 |
「変わり者チーム」の前に現れたガイソーグの戦士は他のプレイヤーを撃破し挑戦してくる。その圧倒的な力の前に死を覚悟するマーベラスだが、天晴が盾となることで命を救われた。だがスーパー戦隊最強バトルは続いており、次の対戦では3対3のタッグバトルとなるが、お互いにいがみ合うマーベラスとスティンガーが全く使い物にならないと考えた大和は一人で戦う事を選択する。。 前回ラストで乱入した敵によってぼろぼろにされた「変わり者チーム」だが、チームワークはがたがた。その中でリーダーの大和は一人気をもみつつ戦いを始めている。一人で三つの形態で戦えるのは強みでちゃんと勝ってはいたが、それでは足りないと助言されてしまう。 ひたすらガイソーグを倒す事だけを考えるマーベラスと、根本的にこのゲームに疑問を覚え真相を探るスティンガーの二人だけがちょっと違った立ち位置にいる。 ガイソーグと戦うゴーカイレッドはデカレッドとハリケンレッドに変身し、必殺技でガイソーグの仮面を剥ぎ取るが、その顔は伊賀崎天晴だった。 今回のゲストは「百獣戦隊ガオレンジャー」より獅子走役の金子昇。レッドはリーダーとして熱くなければならないと助言していた。 <イエローオウルの戦いを見たリタは「さすがカレー好き」と言っていた。カレーが好きなのはキレンジャーとバルパンサー、そしてゴーカイレッド…というツッコミは本人がやっていた。> |
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第3話 | 暴かれた大秘密 脚本:荒川稔久 監督:坂本浩一 |
渾身の必殺技を受けたガイソーグの顔はなんと天晴だった。去って行くガイソーグを見送るしかないマーベラス。一方、潜入捜査中のスティンガーはそこでデカレンジャーのボスだったドギー・クルーガーと遭遇する。お互いに調査をしていることを確認する二人だったが、準決勝でカグラの対戦相手はドギー=デカマスターだった。 戦いは進み、徐々に変わり者チームの結束力も高まってきた。特にマーベラスが仲間意識を持ち始めたのが大きい。 ガイソーグの仮面を剥ぎ取ったところ、そこから天晴の顔が出たと言う衝撃的なラストから始まる。鎧を着せられた人間がガイソーグになるらしい。鎧の方が本体らしい。「爆竜戦隊アバレンジャー」の黒い鎧と同じか。今回は準決勝に勝ち残ったカグラ=トッキュウ5号の前に現れるが、それを待ち構えていたジュウオウイーグルとゴーカイレッドと戦う。 ほとんど目立った活躍をしていなかったスティンガーだが、実は宇宙大統領の命を受け、潜入捜査をしていたということが分かった。ドギーも別ルートから潜入しており、この二人に関しては勝負の行方よりも真相究明の方が重要らしい。 今回の変身はゴーカイレッドがデンジレッドとマジレッドとダイナレッドに変身。単独でスーパーダイナマイトをかましてる。 <ガイソーグの思考を読むために自ら鎧を装着するマーベラス。だけどマスクを顔に装着しておらず、顔の前にかざしてるだけ。「カーレンジャー」形式?> |
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第4話 | そして明日へ 脚本:荒川稔久 監督:坂本浩一 |
マーベラスにとってのお宝は奪われた仲間達だった。その居場所を知るために敢えてガイソーグの仮面をかぶり、囚われのルカの元へと向かう。一方リタの目的が究極大サタンの復活であることを知ったスティンガーは大和と共に最終決戦の場へと向かっていた。 敵は究極大サタン。 最終話。究極大サタンというとても頭の悪い名前のラスボスを呼び出す物語となる。何もかも信じられなくなったリタが自分を含めた全てを破壊しようとするが、同じような境遇のスティンガーが説得してる。「宇宙戦隊キュウレンジャー」での設定を受けてのことだが、実際にスティンガーは戦隊ものの中ではかなり悲惨な人生を歩んできたわけだから。 それでもその言うことを聞かずに究極大サタンを呼び出す訳だが、最後はリュウソウジャーの出現で解決。ガイソーグの兜は誰かが持ち去ってるが、これは「騎士竜戦隊リュウソウジャー」に関わっていくのだろう。 戦いのエネルギーを宇宙の破壊に用いるという設定は昔の格闘ゲームのKOFでもあったなあ。定番の一つなのかね? <凄く盛り上がる話ではあるのだが、尺が短い分、アイテムの名前がいい加減なのと台詞がとても恥ずかしいものになってるのがなんとも。> |