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バットマン(2nd)

バットマン(2nd)事典
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バットマン(1st)

 

主な登場人物
ブルース・ウェイン
バットマン
(役)アダム・ウェスト
 大富豪ブルース・ウェインが分する正義の味方。毎回悪人との戦いでは罠にはまってしまうが、危機に際してのひらめきと天才的頭脳のお陰で相棒のロビンと共にゴッタム・シティを守り続けている。
ディック
話数 タイトル コメント DVD
第1話
"Shoot a Crooked Arrow"

  監督:シャーマン・マークス
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 ゴッタム・シティを脅かす怪しげな三人組は、ウェイン家に押し入り金庫から金を盗んで町の人々にばらまく。まんまと目の前で金を盗まれてしまったブルース=バットマンは、彼らの本当の狙いがあることを嗅ぎつけるのだが…
 第2期の始まりで新しい敵が登場。Archerという名前だが、日本語ではロビン・バットになってる。ロビン・フッド気取りからだろう。その通り、ハイテクな装備を持ちながら、扮装や秘密基地は中世イギリス風味。
 敵が義賊気取りのため、敵をやっつけたら町の人達から非難されてしまうという、バットマンとロビンの受難劇でもある。
 弓の名手というアルフレッドがロビン・バットに弓勝負を仕掛けるというサービスカットもあり。執事が活躍する話ってなんか燃える。
 全般的にイギリス風味満載なんだが、脚本か監督かがそちらの出身なんだろうか?
第2話 "Walk the Straight and Narrow"

  監督:シャーマン・マークス
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 ロビン・バットの死の罠から逃れたバットマンとロビン。バットマンはウェイン財団の理事アラン・デイブが一連の事件に関わっていると考え、アランの元へと向かう。
 ロビン・バット編の後編。ウェイン財団の内部から陰謀が浸食されていたことが発覚し、それを逆手に取ったバットマンに逆転されてしまう。いつものパターンで、安心して観ていられる。
 ロビン・バットの目的は、アランと組んで贋札を作り、それをウェイン財団の現金とすり替えるというものだった。すると義賊気取りにした理由が今ひとつつながらないという問題があるんだが、
 今回はウェイン財団のチャリティーでバットマンとブルースが同じ場所にいるが、バットマンはアルフレッドの扮装だった。
<バットマンの格好をしてるアルフレッドだが、体格がまるで違う。誰にも気付かれないもんかね?気付かれないのが不文律か。>
第3話 "Hot Off the Griddle"

  監督:ドン・ワイズ
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 金環日食の日が近づき、ゴッタム・シティの人々はその時を待ち望んでいた。そんな時、死んだと思われていたミス・キャットが再びゴッタム・シティに現れる。一見何の脈絡もないものを次々に盗んでいくのだが…
 ミス・キャット編前編。1期に続いての登場となる。まずバットマンの側が罠にはめようとするのだが、それを予測していた敵に出し抜かれて逆に罠にはめられてしまうという相変わらずのパターン。珍しく飛び道具でやられてしまうバットマンとロビンだが、拳銃ではなく麻酔銃というのが本作らしさだな。
 今回のミス・キャットの罠は焼けた鉄板の上を踊らせるというもの。踊る必要は全く無いのだが、ステップを踏んで踊ってるのが面白い。気絶させて拉致した上で、反射板を使って太陽光で焼き殺そうとする。
 ミス・キャットに協力する新聞記者が登場。バットマンの失敗をおもしろおかしく新聞に書くのだが、こういうのが結構効く。
<小さな盗みを働いただけのミス・キャットに対してバットマンが言ったのは「ちんぴら魔女」だった。言いすぎじゃないか?
 でっかい虫眼鏡を使った処刑道具を説明するミス・キャットは「熱いトタン屋根の上のコウモリ」と言っている。なかなか文学的なことを言うではないか。>
第4話 The Cat and the Fiddle

  監督:ドン・ワイズ
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 辛くも罠を抜け出したバットマンとロビンはミス・キャットの狙いがストラディヴァリウスのヴァイオリンをめぐる取引だとだと突き止めた。そんな事とは知らないミス・キャットは取引場所に来るのだが…
 ミス・キャット編後編。前編で何気なくロビンが言っていた日蝕がちゃんと罠を逃れる伏線になってた。
 ほとんど偶然ながらミス・キャットの陰謀を暴き、そのままなし崩しに解決。これもいつものパターン。ミス・キャットに協力する新聞記者のジャックまで一網打尽にしてる。
 バットマンに命を助けられたミス・キャットはなんとバットマンに求婚していた。すぐに刑務所に入ることになるのだが、バットマンもまんざらではない様子。
<バットマンカーの駐車料金を律儀に払うバットマン。これは道路に使われるためのお金で、自分たちの利益になるからだと説明している。教育番組を意識したか。
 ミス・キャット曰く「猫には命が八つある」だそうだが、九つだよね?ちなみに『バットマン・リターンズ』でもキャットウーマンが命の数について語っていたが、これを意識した訳じゃないだろうな。>
第5話 The Minstrel's Shakedown

  監督:ミューレイ・ゴールデン
  脚本:フランシス・コックレル
      マリアン・コックレル
 突如ゴッタム・シティ証券取引所の株価が脈絡無く乱高下を始め、投資家達はパニックに陥る。テレビ電波を通じて何者かがゴッタム・シティの人々に、この混乱を収められるのは自分だけだと語りかけるのだった。取引所を調べたバットマンはコンピュータに細工があることを突き止めるが…
 初登場の敵吟遊詩人の前編。この当時から導入されたコンピュータを操作して株の乱高下をコントロールする。
 吟遊詩人は素顔でテレビに出ていたが、男前のために女性のファンがついてる。女性にもてるというのが出てくるのは本作では初だな。
 パターン自体はいつも通り。敵に対し罠を張ったはずが逆に罠にはまってしまうバットマンとロビン。今回は2回同じパターンで罠にはまってしまった。
 今回の拷問装置は巨大なバーベキュー装置で、背中合わせで縛られたバットマンとロビンが熱源の上をクルクル回されている。劇中で曰く「バットベキュー」だそうだ。
<「不意を突けば敵を倒せる」といった後で、「これは罠だろう」というバットマン。それって自爆って言わないか?>
第6話 Barbecued Batman?

  監督:ミューレイ・ゴールデン
  脚本:フランシス・コックレル
      マリアン・コックレル
 バーベキューにされかかったバットマンとロビンだが、あらかじめ仕掛けておいた爆弾が爆発してなんとか脱出した。逃げた吟遊詩人を追うバットマンだが、吟遊詩人は恐るべき作戦を敢行しようとしていた。
 吟遊詩人編後編。詩人は固有振動数を操り、ゴッタム・シティそのものを崩壊させようとしている。それに対抗するバットマンは、この作戦には多量の電力が必要と推測し、都市の一部の電力を使えなくすることで対抗するが、実はこれ自体が詩人をおびき寄せる罠だったという話。なかなか緊張感がある話だった。
 オハラ署長がバットマンとロビンの正体が分からないから信用出来ないと言っているが、それに対してゴードン長官が「ゴッタム・シティの守り神でそれで良い」と言っているが、ここは結構重要で、ヒーローと警察の関係はこれくらいが良い。正体が分かったら逮捕しないといけなくなるからね。
<バットマンが「私は直感には自信がある」と吟遊詩人の配下FMに向かって言う台詞があるが、基本的に直感に従ったために危機を招くシーンが山盛りあるんだけど。>
第7話 The Spell of Tut

  監督:ラリー・ピアース
  脚本:ロバート・C・デニス
      アール・バレット
 ゴッタム・シティの資産家の家から琥珀の首飾りが盗まれた。目撃者の証言によれば、古代エジプトの紛争をしていたことが分かり、警察のゴードンはキング・タットの犯行と見てバットマンに捜査を依頼する。
 キング・タット編前編。今回のキング・タットの目的は古代エジプトに生息していたという聖なるカブトムシを蘇らせ、そこから毒液を抽出すること。
 今回バットマンは二回キング・タットのアジトに突入するが、一度目はガス嗅がされて追い出され、二回目はロビン単独で忍び込んだが、ワニの餌にされかける。
 劇中なんか不思議な仮面の二人連れの男達が現れる。日本語吹き替えだと「マグマのアトム」と名乗っているけど、その姿は、まさかグリーン・ホーネット!しかもケイトーまで一緒ではないか!なんとブルース・リーがこんなところに登場していたとは。どう見ても本物だよ。
<ゴードンによるとキング・タットが現れたのは4回目とのことだが、登場は2回目(前後編あるから3回目か)
 キング・タットのアジトはエジプト風漢方薬店だとか…なんじゃそりゃ?
 キング・タットが蘇らせた聖なるカブトムシの格好だが、どう見てもGにしか…
 マグマのアトムと出会ったロビンの言葉「いかれてる。あの格好どうだろ」…いや、どっちかというとあなたの方が。
 聖なるカブトムシは猛毒を持つとのこと。バットマンに言わせれば、「エジプト学をやった者なら常識」だそうだが、エジプトの聖なる虫と言えば、スカラベ(フンコロガシ)のことなんだけどね。
 ゴッタム・シティにはエルム街なる通りがあるらしい。
 ロビンの居場所を知るため、ロビンのベルトには放射性物質を入れているとか物騒な事を言うバットマン。それで居場所が分かるそうだが、問題として、バット洞窟の中には原子炉が置いてあるのだが、それは検知器を邪魔しないのだろうか?>
第8話 Tut's Case Is Shut

  監督:ラリー・ピアース
  脚本:ロバート・C・デニス
      アール・バレット
 キング・タットに捕らえられたロビンを助け出したバットマン。一方ゴードンに睡眠薬を飲ませようとしたスパイのクレオは、留守を預かるオハラ署長に薬を飲ませ警察署を制圧していた。
 キング・タット編後編。聖なるカブトムシの毒液を使い、ゴッタム・シティの人間全員を奴隷にして、ゴッタム・シティを掌握しようとする。
 ゴードン署長を操ってバットマンにも薬を飲ませるキング・タット。勿論これはアジトに忍び込むための嘘で、薬液のダム混入を防ぎ、更にその毒液をキング・タット自身に飲ませて一件落着。
 毒液を飲んだことにより、一時的に大学教授としての記憶を取り戻したキング・タット。朦朧状態で講義をしてるが、どっちがおかしいのかは難しいところだ。
<キング・タットが調合した薬を飲むと、なんでもタットの言う事を聞いてしまうが、それを「狂った」とかを始めとする自粛用語が次々に出てくる。この時代ならでは。
 バターミルク6杯を次々に飲んでいくバットマン。気持ち悪くならんのだろうか?
 公衆電話でバットマンを呼ぶキング・タット。良いのそれ?
 キング・タットに操られたバットマンは目が白目になってる。凄く気持ち悪い顔になってるぞ。>
第9話 The Greatest Mother of Them All

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:ヘンリー・スレイサー
      ボブ・ケーン
 母の日にちなみ、毎年ゴッタム・シティで行われている「今年のお母さん」に選ばれたパーカーは突然機関銃を取り出して、式に集まった人々から金品を巻き上げる。事件解決に乗り出したバットマンとロビンはあっけなく一家を捕らえるのだが…
 初のママ・パーカー編の前編。一家は機関銃で武装して片っ端から撃ちまくっているが、これまでゴッタム・シティに来なかったのはバットマンとロビンを恐れてのこと。その対策を練った上でやってきたということになる。
 その罠というのは、全員バットマンに捕まって、刑務所に入れられるのだが、実は刑務所の職人の大部分がママ・パーカーの部下になっていた。そうして刑務所を悪の王国に変えてしまう。
 今回の罠はバットマンカーに爆弾を仕掛け、バットマンカーが時速60マイルを超えた時に爆発するというもの。そうとも知らずバットマンがバットマンカーを運転してるところで前編終了。
<ママ・パーカーの家での食事シーンで、グレープフルーツを女の子の顔に押しつけるシーンがある。これだけだと何のことか分からないだろうけど、これは元ネタがあって、『民衆の敵』でキャグニーがやってたシーン。
 昔のドラマでは結構あった「デモもストもあるもんか」が出てる。>
第10話 Ma Parker

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:ヘンリー・スレイサー
      ボブ・ケーン
 刑務所に入れられたものの、刑務所を手中に収めてしまったママ・パーカー。バットマンカーに爆弾が仕掛けられているとも知らず、帰路を急ぐバットマンとロビン。
 ママ・パーカー編後編。刑務所をアジトにするという逆転の発想で展開する話。これは盲点で、確かに隠れ蓑にはうってつけ。そもそもゴッタム・シティの刑務所って碌々機能してないようにも思えるから、かえってこの方がこの作品には合ってる気がする。
 前編でいつものような拷問シーンが無いと思ったら、ここで電気椅子に座らされるという拷問シーンがあった。これが
 ママ・パーカー役はシェリー・ウィンタースだった。おやおや、こんなお婆ちゃん役をしてるなんて驚きだよ。
 刑務所の中にはなんとミス・キャットまで入っていた。4話で刑務所に入れられ、そのままなのか。ノンクレジットだけど。
<刑務所で銃を月突きつけられたバットマンは、あと10年で出所出来ると説得してる。なんでそれで説得されるんだろう?
 モールス信号を使ってアルフレッドと更新するバットマン。バットモールスと言っているが、どこが違うんだろう?
 最後に今日が母の日だと言う事が分かったが、前回の話でも母の日だった。日が変わってるはずなんだが?>
第11話 The Clock King's Crazy Crimes

  監督:ジェームズ・ネルソン
  脚本:ビル・フィンガー
      チャールズ・シンクレア
 からくり時計を使った犯罪を行う悪党時計魔が現れた。銀行、オークション、そしてブルース・ウェイン宅を次々に襲う。
 新たな悪人時計魔編前編。時計を使った犯罪者。
 今回は時計魔が罠を張っていた訳ではないのだが、オークション襲撃の際にバットマンに踏み込まれ、時計のゼンマイを使って二人を捕らえた。
 その後、時計魔のアジトを襲った際はちゃんと罠が仕掛けられていて、ガスを嗅がされ気絶させられ、その後砂時計を模した処刑道具に入れられてしまう。砂時計の砂が全部落ちたら窒息してしまうらしい。
 サミー・デイヴィス・ジュニアのそっくりさんが登場…って、本人じゃん。若い。
<バットマンとロビンがハンバーガーを食べてるシーンがあるが、わざわざバットマンカーに座って悠々と食べてる。当時の日本だったらだらしない食事風景に見えるだろう。>
第12話 The Clock King Gets Crowned

  監督:ジェームズ・ネルソン
  脚本:ビル・フィンガー
      チャールズ・シンクレア
 時計魔の砂時計型の処刑道具を二人で思い切り揺さぶってなんとか逃げ切ったバットマンとロビン。
 時計魔編の後編。時計魔の目的の一つはブルース・ウェインの保有する懐中時計コレクションを奪うことだった。ところがウェイン邸に運び込んだ時計が間違えており、それを取り戻しに言ったところで姿を観られてしまい、大立ち回りの後で逃げてしまった。
 そしてもう一つの目的は国防総省から送られてくるセシウム時計を奪うこと。これは作戦自体がばれてしまってバットマンとロビンに阻止されて逮捕された。
<砂時計型の処刑道具から脱出するために、一度二人で揺さぶって倒し、その後は転がして外に出ている。ほとんどコントの世界だ。
 大時計に使われている人形がやたらリアルだと思ったら、本物の人間を使ってたのか。バットマンと時計魔の活劇の間に身動きしてる。>
第13話 An Egg Grows in Gotham

  監督:ジョージ・ワーグナー
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      エドウィン・セルフ
 ゴッタム・シティにある建国博物館から白昼堂々国宝とも言える市民憲章が盗まれた。目撃情報から、犯人はエッグヘッドだと分かるが、その狙いは分からなかった。
 初のエッグヘッドの話。エッグヘッドはバットマンの正体がブルース・ウェインだと当たりを付け、誘拐して自白させようとしている。卵をイメージして白塗りのスキンヘッドだが、役はなんとヴィンセント・プライス。顔見た瞬間にびびったわ。
 今回は最初にキャビア専門店に偽装したエッグヘッドのアジトを襲ったら、笑気ガスを詰めた卵爆弾で撃退され、次に式典に出席するため会場に向かっていたブルースが誘拐されてしまう。そしてブルースの姿のまま脳を走査する機械に縛り付けられた。機械が作動すれば自白してしまうことに。
 ゴッタム・シティの歴史について語られるが、マンハッタン同様ただ同然に借り受けたらしい。毎年アライグマの毛皮9枚を儀式的に今も渡している。ブルース・ウェインの先祖も一枚噛んでるらしい。アメリカの歴史は収奪の歴史であることをちらっと語っているが、それを語れるところは偉い。
<アライグマの毛皮はえらく高いと言っていたが、アライグマは害獣で、実は世界中どこでも結構簡単に捕られる。
 モヒカン族の子孫が登場するが、その姿はアパッチ族のものっぽい。特殊な儀式の格好はちょっと差別的っぽくもある。>
第14話 The Yegg Foes in Gotham

  監督:ジョージ・ワーグナー
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      エドウィン・セルフ
 捕らえられ、電子思考転換装置にかけられてしまったブルース・ウェイン。辛くもディックの機転で逃れることは出来たが、モヒカン族の泣き虫ひよっことの契約の時間が迫っていた。
 エッグヘッドがゴッタム・シティを支配してしまったという話。市長および警視総監となったエッグヘッドによってバットマンとロビンは町から追放されてしまった。
 悪人にされてしまったバットマンとロビンが、警察にも追われる中でなんとか町を取り戻そうとする努力が描かれていく。かなり不利な状況だが、結局腕力にものを言わせて勝利をもぎ取るのはいつも通り。
 今回バットマンとロビンが壁登りしてる際に現れるのはコメディアンのビル・デイナ。日本ではあまり知られてないが、テレビショーでの有名人。
<脳内の情報を読み込むという電子思考転送装置にかけられたが、バットマンの正体は分からなかった。ブルース曰く、「私は脳を鍛えているので、バットマンと悟らせない」と言っている。どんな鍛え方をしたんだろうか?
 あのヴィンセント・プライスに生卵を投げつけたり黄身だらけにされるとか、なんとも恐ろしい事を。>
第15話 The Devil's Fingers

  監督:ラリー・ピアース
  脚本:ロレンツォ・センプルJr.
      ボブ・ケーン
 ブルース不在のウェイン家に突然押し入った女性三人組の強盗。この事件をバットマンなしで解決しなければならなくなった警察だが…
 新たな敵シャンデールの前編。シャンデール自身は高名なピアニストとして有名な人物だが、双子の弟ハリーと組んで悪事を働いている。これまでのように既に一度戦っている悪党ではなく、初登場という設定。
 バットマンとロビンが少々登場が遅いということで、警察がしばらく活躍するのだが、すっかりバットマンに頼り切っていたために、全然役に立たない。
 町に帰ってきたバットマンはシャンデールの言うとおりに倒産したピアノ工場に向かうが、それは罠で、シャンデールの弟ハリーが待ち構えていた。そして捕まったバットマンとロビンはオルガンの音符を打ち付ける機械に巻き込まれる。
 シャンデールがハリエットおばさんを口説いてるシーンがあるが、おばさんがこんなに良い思いをするのも珍しいな。
 2期になってから有名人をゲスト出演させるようになった本作だが、今回はシャンデール/ハリー役にエンターテイナー音楽家のリベラーチェを起用してる。
<シャンデールのコンサートを護衛してる警官に向かってオハラ総監は、「怪しい奴を見たら機関銃を撃ちまくれ」と言っている。それじゃ大惨事だろ。>
第16話 The Dead Ringers

  監督:ラリー・ピアース
  脚本:ロレンツォ・センプルJr.
      ボブ・ケーン
 オルガンのパンチング機に押し込まれたバットマンは音符を用いて危機を脱し、ハリーを捕らえたが、ハリーはフィンガーという黒幕がいると言う。その黒幕とはシャンデールではないかと睨むバットマン。
 シャンデール&ハリー編の後編。
 オルガンのパンチング機は音楽をマイクに流すことで、その音符をパンチするのだが、バットマンは大声で歌うことでパンチを逃れるという。こんな機械なの?
 シャンデールの目的はハリエットおばさんと結婚した上でブルースとディックを事故死させてウェイン家の財産を根こそぎ奪おうというもの。
 シャンデールのふりをしてハリエットに近づくハリーだが、ハリエットはそれが偽物だと気がつく。なかなか勘が鋭いが、そこまでで、ハリーの部下に捕まってしまった。
<ハリーのマシンガンにバット盾で防いだバットマンだが、肝心な顔の部分は穴が開いている。よくこれで平気だったよ。>
第17話 Hizzonner the Penguin

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 久々にゴッタム・シティに戻ってきたペンギンだが、軽犯罪者を懲らしめたり、慈善事業に投資したりとすっかり善人気取りになっていた。手を出すことが出来ない署長はバットマンを呼び出すが、ペンギンはなんとゴッタム・シティの市長に立候補するという。
 久々のペンギン編前編。なんとペンギンが市長に立候補し、その対抗措置のためにバットマンが立候補してしまうという話になる。
 卑怯な手を使うペンギンに対し、政策のみで対抗しようとするバットマン。これこそ本当の民主主義の理想型だが、当然圧力で潰される結果となる。これも民主主義の現実。それでも正々堂々と大衆を信じると言い切るバットマンの姿は実に立派だ。だがこういう真面目な人間は政治をしてはいけない。人の心を引きつけるのはペンギンのようなやり方の方だから。
 今回の罠は演説会を頼んだ市民団体がペンギンの手のもので、演説に訪れたバットマンを捕らえ、硫酸風呂に入れられそうになる。でっかい天秤の片方に縛られたバットマンとロビンを乗せ、その下には硫酸風呂。そして天秤のもう片方には多数の氷。氷が溶けるたびに硫酸風呂に徐々に入っていくことになる。
<ペンギンが市長選挙に出馬。ふと思ったのだが、第1期であれだけの犯罪を犯しておきながら、もう罪を償ったことになってるんだろうか?
 バットマンが市長選挙に出ることになったが、正体不明の人物は立候補出来るんだろうか?
 赤ちゃんをあやしてキスをするペンギン。くわえ煙草のままなのはまずいだろうに。>
第18話 Dizzoner the Penguin

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 ペンギンの罠の硫酸風呂の罠をかいくぐったバットマンとロビン。だがゴッタム・シティ市長選挙は刻一刻と迫っていた。圧倒的優位にあるペンギンだが…
 ペンギン編の後編。バットマンとペンギンの市長選挙が展開しているのだが、二人とも悪と戦うと言う不思議な光景が見られる。これまでにない珍しい話になってる。選挙そのものは接戦の末バットマンが優勢となり、焦ったペンギンが馬脚を現し、選挙管理委員を誘拐して、それがばれて犯罪者として逮捕されてしまう。
 ペンギンの罠である硫酸風呂だが、バットスーツは硫酸にも溶けないため、顔だけ覆って硫酸風呂に技と落ちて脱出。
 ペンギンとバットマンの討論があるけど、バットマンの存在意義は悪人が存在するからということをペンギンが言っている。これこそヒーローの存在意義そのもの。
<硫酸の上にいると言うことは、亜硫酸ガスをたっぷり吸ってる訳だから、吊り下げられてるだけで肺が焼けて死亡してるはずだが、それは言わない約束ね。
 硫酸風呂に落ちたバットマンは唯一外に出ている顔をマントで覆って保護している。そんなに身体が動くんだったら、縄とか切れそうだけどね。
 選挙演説でペンギンは「いつも奇妙な衣装をして町のあちこちで犯罪を起こしている」そうだが、それ誰のことを言ってるんだ?
 ラストでバットマンが大統領出馬要請を受けた際、署長が「ジョンソンと争うか?」と言っていた。ジョンソンは民主党の大統領なので、バットマンは共和党から出馬することになるのかな?>
第19話 Green Ice

  監督:マックス・ホッジ
  脚本:ボブ・ケーン
 一年に一度開催されるミス天の川コンテストの控え室で候補達が誘拐されてしまった。目撃情報からそれがアイスマンによるものだと分かり、警察は早速バットマンを呼ぼうとするが、逆に警察が襲われてしまう。
 第一期の7話に登場したアイスマンが再登場。今度はミス天の川候補を誘拐し、洗脳した。更に新聞を抱き込んでバットマンの評判を落とそうとする。結果最初からバットマンは罠にはめられっぱなしということになる。
 ウェイン財団のパーティーにアイスマンが乱入して出席者を氷付けにしてしまうが、2期になってウェイン家が狙われることが多くなった。
 そしていつも通りアジトに乗り込んだら罠が張られていて捕らえられてしまうバットマンとロビン。今回の拷問装置は人間冷凍機に入れられてしまう。
 何度も「黒い霧」という言葉が出てくるが、これは公開時の日本の世相が分かってないと理解出来ない(1966年に起こった自民党を中心にしたスキャンダルで、映画にもなってる)。
 アイスマンの顔が変わったような?と思って調べてみたら、なんと映画監督のオットー・プレミンジャーだった。なんだこの起用?
<ミスター・フリーズは第1期では「アイスマン」と言われていたが、ここでは「冷凍人間」としか言われてない。>
第20話 Deep Freeze

  監督:マックス・ホッジ
  脚本:ボブ・ケーン
 アイスマンの人間冷凍機から首尾良く逃げ出したバットマン。バットマンとロビンは消えたことにして、ブルースとディックとしてアイスマンの動向を探ることにする。
 アイスマン(ここでは冷凍人間)編後編。ゴッタム・シティを氷で覆ってしまおうという作戦に対抗するバットマンの姿がある。
 珍しく後編の今回もバットマンとロビンは罠にはまってしまって捕まってしまった。簡単に脱出してしまったけど。
<人間冷凍機から逃げ出すバットマンだが、足下にあるバルブを破壊すればそれで終わってしまった。しかも言葉だけで終わって、次の展開ではもう逃げていた。
 しばらくバットマンの姿を封印するというブルースだが、何故そんなことをしているのかまともな説明が無かった。
 アイスマンの冷凍銃はバットマンに通用しなかったが、その理由は電熱装置を入れた下着を着ているからだとか。その程度で防げるものなの?
 警察署でロビンは「僕はもう高校三年だ」と言っていた。これで正体ばれない?>
第21話 The Impractical Joker

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:ジェイ・トンプソン
      チャールズ・ホフマン
 ジョーカーがゴッタム・シティに戻ってきた。小さな犯罪ばかりを繰り返すジョーカーに、応援要請を受けたバットマンは、その手がかりから、ゴッタム・シティに来ている由緒正しいスコットランド人鍵技師に標的を定めたことを突き止める。
 久々のジョーカー登場。バットマンとロビンの動きを止める装置を使ってバットマンを出し抜いてお宝を手に入れる。
 今回はバットマンの体調があまり良くないとのことで、何をやっても先手を取られてしまう。しゃべり方も一語一語区切って喋ってる。
 ジョーカーはヒントをばらまき、バットマンがやってくるのを待っているのだが、その罠に一々はまるバットマンも律儀というか…結局捕らえられて蝋人形製造装置に放り込まれてしまった。
第22話 The Joker's Provokers

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:ジェイ・トンプソン
      チャールズ・ホフマン
 人間複製機にかけられてしまったバットマンはバットベルトのお陰で助かり、ロビンと共にバット洞窟へと戻っていった。ジョーカーの目的はゴッタム・シティの人間に催眠薬を飲ませ、意のままに操る事だと見破るが…
 ジョーカー編後編。幻覚を操るジョーカーの野望を打ち砕くまで。
 普段はバットマンとロビンは同じ罠にかけられるのだが、今回は違う拷問機にかけられたために助かるのだが、ロビンは既に蝋人形状態に。ロビンは結構可哀想。
 アルフレッドの従弟が登場。顔がそっくりというか、同一人物?その従弟に化けてまんまとジョーカーを出し抜いてる。今回はアルフレッド大活躍だ。ただ最後にドジ踏むのもお約束。
<蝋人形状態のロビンは随分軽そうだ。バットマンは小脇に抱えて運んでいた。
 前回登場したジョーカー・ボックス。前回は催眠術の前振りだけの意味合いだったが、今回はなんと時を止めている。こんなのがあったら悪さし放題だが、そもそも物理的に無理なアイテムだ。結論では全ては「幻覚」で片付けてるけど、フィルムの逆回しとか車の逆行とか、大惨事おきてないとおかしくないか?
 バットマンカーから他の車にガソリンを補給してるシーンがある。バットマンカーは原子力で動いていたはずだが?あるいは併用なのかな?>
第23話 Marsha, Queen of Diamonds

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 ダイヤモンドの女王なる怪盗に狙われたゴッタム・シティの宝石店は警察の助けを借り、厳重な警戒態勢を取っていた。ところが警察署のオハラ署長がそのダイヤモンドの女王を案内し、宝石店から堂々と宝石を奪う。だがダイヤモンドの女王は世界最大の人造ダイヤであるバットダイヤを狙っていた。
 ダイヤモンドの女王出現編。演じるのはオリジナル版の「アダムス・ファミリー」モーティシア・アダムス役のキャロリン・ジョーンズ。
 射られた男を虜にする恋の矢を使うヴィランの登場。なんとバットマンまでその魅力に負けてしまい、全てを捧げようとする。最終的に魅惑に打ち勝つが、確かバットマンは常に毒に対する薬を服用していたそうだから、薬に打ち勝ったのもそのためだろう。
 だがロビンはあっけなくその魅力に負けてしまった。このストーリーって『バットマン&ロビン』と似てる。あの時はポイズン・アイビーだったが。
 それでロビンを救うためにダイヤモンドの女王の要求を呑み、なんと結婚式を挙げてしまうバットマン。かなり人を食った物語だ。これまでの物語の中でも最も厄介な罠にかかってしまった。
<バットマンが教会で結婚するのだが、格好はバットマンのまま。こんなので良いのか?>
第24話 Marsha's Scheme of Diamonds

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 バットマンはロビンを人質に取られ、ダイヤモンドの女王マーシャと結婚式を挙げねばならなくなってしまった。だが突然闖入したアルフレッドの機転でなんとかバットマンを式場から引き離す。
 ダイヤモンドの女王マーシャ編後編。
 財産狙いにバットマンと結婚しようとするマーシャからバットマンを救うためにアルフレッドは、なんとヘンリエッタ叔母さんをバットマンの妻と言う事にしてマーシャとの結婚不可能を言い立てる。なかなかいい手だったが、叔母さんが連れ合いとなると、相当な年の差婚になってしまう。
 それでついにアジトに乗り込んで大立ち回りをするのだが、魔女のヒルダが全然役に立ってない。あわやバットマンが蛙に変えられるのか?という危機を煽りつつ、結局何もしてなかった。
 オハラ署長とゴードン総監はどちらも既婚者だが、二人とも相当な恐妻家ということが分かった。
<アルフレッドの機転で既に結婚していることになってしまったバットマン。勿論知らぬ事だが、「うっかりしてました」は言い過ぎだろう。
 ゴードン総監曰く「女と女房は似て非なるものだ」…現代でこれを言ったらはっ倒されるだろうな。>
第25話 Come Back, Shame

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 西部の男シェイムがゴッタム・シティへと舞い戻った。次々と名車を奪うシェイムに、バットマンの出動を要請する警察。
 初のヴィランとなるシェイムが登場。西部の男のような粗野な姿が特徴だが、なんとクリフ・ロバートソンが演じている。良い役者使ってるな。
 シェイムの目的はバットマンカーよりも高性能のモンスターマシンのトラックを作ることで、ブルースの車を狙う。そこでバットマンは敢えて車を用いてシェイムをおびき寄せ、わざと車を盗ませてアジトを探る。ところがあっけなくシェイムの一味に返り討ちに遭い、暴走牛のコースに寝かされてしまう。
<「恥」を意味するシェイムだが、西部の男って事は、『シェーン』から来てるんだろうな…実際に子どもが「カムバーック・シェーム」とか叫んでたよ。ちなみに部下の女性の名前はオーキー・アニーで、アニー・オークレイのパロディ。全般的に西部劇の登場人物を名前にしてるみたい。>
第26話 It's How You Play the Game

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 暴れ牛の暴走の罠から、牛を誘導することで脱出するバットマンとロビンはシェイムが注文した超高性能トラックが何に使われるのかを調べるのだが、その目的は、この夜にゴッタム・シティで行われるロデオ大会にあることが分かった。
 シェイム編後編。西部の男を気取るだけに、武器は銃を使っている。本作では結構珍しい。ロビンが撃たれてしまったが、バット洞窟で薬を使ったらあっという間に回復してる。
 シェイムの目的はロデオ会場で競りにかけられるアンガスの雄牛。一頭100万ドルの雄牛で、それが4頭も出たのを海上を襲って強奪。最後は牧場での決闘となるが、明らかにこれ『OK牧場の決闘』のパロディ。
 マタドールよろしくケープを振って牛を誘導するバットマンはロビンに、牛は色盲だからどんな色でも良いと言っている。正しい認識ではあるが、夢が無い。
 クリフ・ロバートソンにキレやすいヴィランを演じさせる。なかなか観られないものだ。
 あと、いつものようにビルを登ってるバットマンの前に現れたのはワーナー・クレンペラー。「Hogan's Heroes」というテレビシリーズでの大佐として出演してる。
<シェイムは西部劇の格好をしてるから、日中は活動しないというバットマンの推理。普通の格好に戻れば良いだけでは?
 バットマンのケープとマスクが綺麗な紫色になってる。新調したかな?
 シェイムに下された判決は懲役99年だとか。他のヴィランは数ヶ月で出てるのだから、随分重いものになってる。>
第27話 The Penguin's Nest

  監督:マーレイ・ゴールデン
  脚本:ロレンゾ・センプルJr.
      ボブ・ケーン
 刑期を終えてゴッタム・シティに戻ってきたペンギンはペンギン亭ろいう高級料理店を開いていた。ところがゴードン長官とオハラ署長の目の前で泥棒行為を働く。自ら刑務所に入ろうとしているとしか見えないペンギンの姿に違和感を覚えたブルースは、この場をバットマンに任せようと提案する。
 ペンギンの二回目の登場。折角刑務所から出たのに、再び刑務所に戻ろうとしている。それに胡散臭さを感じたバットマンが逆に刑務所入りを阻止するという不思議な話になってる。ペンギンの話はかなり捻ってるな。ペンギンの目的は名士のサインを手に入れ、刑務所の印刷所で多量の小切手を作ろうというもの。
 今回の罠はオハラ署長を鉄の棺桶に閉じ込め、それを助けようとしたバットマンに高圧電流を流そうと待ち構えている。
 今回ビルの中から現れたのはテッド・キャシディ。TV版「アダムス一家のお化け一家」のフランケンシュタインの怪物っぽいラーチ(クズテツ)役。
<ゴードン長官にパイを投げるペンギン。なんでレストランにパイ投げ用のクリームパイが置いてるんだろう?>
第28話 The Bird's Last Jest

  監督:マーレイ・ゴールデン
  脚本:ロレンゾ・センプルJr.
      ボブ・ケーン
 ペンギンの罠をかいくぐり、無事にオハラ署長を救い出したバットマンとロビン。ペンギンを裁判に持ち込むが、ペンギンの策略によって無罪になってしまう。
 ペンギン編後編。刑務所に入りたがってるペンギンが中々刑務所には入れなくてイライラすると言う、通常とは逆の話になってる。
 ペンギンの目的は贋札作りの天才を仲間に引き込んで大々的に贋札を作ろうとすること。当初は刑務所の中にある印刷所を使おうとするのだが、それが出来ないので、彼を誘拐しようとしている。
 贋札作りの天才というクイルに扮するのはアルフレッドだが、変装もしてないためにあっという間にばれてしまった。そりゃそうだろ。
 オチはペンギンの望み通り刑務所には入ったものの、肝心な印刷機を使う人間をバットマンが保釈してしまった
<高所からの銃弾の嵐をバットシールドで防ぐバットマンとロビン。頭が盾の上から出てるので、角度的には頭が撃たれてないとおかしい。
 バットマンは高圧電流のプラスとマイナスを入れ替えることで電流の罠を無効化したが、それ無効化にならないような?
 ペンギン一味によってパイにされてしまったアルフレッド。猟奇的…と思ったら普通に寝転んでるだけだった。当然か。>
第29話 The Cat's Meow

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 テレビアナウンサーが番組途中で声を失ってしまった。誰かの悪党の仕業と調査を開始するバットマン。ジョーカー、ナゾラー、ペンギンは全員刑務所だったが、改心したミス・キャットが警察に慰問に訪れていた…
 ミス・キャット2回目(3回目?)の登場。人の声を奪う装置で脅迫するという話。その装置を使えば誰の声も奪えるのだが、電話の相手まで効果がある。
 前の話でミス・キャットはバットマンに惚れ込んでしまったが、バットマンもまんざらではないらしい。なにかとミス・キャットの肩を持つ発言もしてる。
 ミス・キャットは犬アレルギーと言う事も発覚。
 今回の罠はミス・キャットが爪に睡眠薬を仕込んでバットマンとロビンを眠らせ、その後巨大音響装置の中にバットマンとロビンを入れ、そこに水滴を一滴ずつ垂らす。ミス・キャットは腑抜けになったバットマンの体を欲しているので、気が狂っても仕方ないと思ってるらしい。
 今回のゲストはチャド&ジェレミー。イギリスのフォークデュオで、当時アメリカで大ヒットしていた(ちなみに現役)。
<バットマンとロビンを眠らせたミス・キャットはバットベルトも奪っている。しかしその顔を全く拝もうとしないのは何故だ?>
第30話 The Bat's Kow Tow

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 ミス・キャットの音響拡大装置の中に入れられたバットマンとロビンは自ら対になる音響を作りだして装置を破壊した。だが既にミス・キャットはゴッタム・シティでコンサートを開いていたチャド&ジェレミーの声を奪っていた。
 ミス・キャット編後編。ミス・キャットの作戦はあらゆる人間の声を奪うこと。それで世界中の耳目を集めるためアイドルのチャド&ジェレミーの声を奪った。うばわれた人々の声を取り戻すために奮闘するバットマンとロビン。お互い憎からず思い合っているため、ミス・キャットとの会話シーンが結構こじゃれているのが面白い。最後にキスまでしようとしていた。
 チャド&ジェレミーの声が消えたということで世界中のティーンエイジャーが悲しむという発言の後、バットマンは世界中の親は喜ぶと言っていた。フォークソングがどのような位置づけにあるのかよく分かるエピソードだ。それでもこういうのを受け入れることが進歩だとしっかり言ってる。
 今回のゲストは前回に続きチャド&ジェレミーだが、他に「警部マクロード」に登場したドン・ホーが登場。「ハワイアン・アイ」という番組のレギュラーらしい。
<イギリス政府を相手に脅迫をしようとしてるミス・キャットをなじるバットマン。いつもヴィランたちはアメリカ政府を脅迫してるけど、そっちは良いのか?
 チャド&ジェレミーのファンが取り囲むビルは出入口から脱出できないからとバットロープを使って降りるシーンがある。そっちの方が目立つ気がするど。>
第31話 The Puzzles Are Coming

  監督:ジェフリー・ヘイデン
  脚本:フレッド・デ・ゴーター
      ボブ・ケーン
 ゴードン総監の執務室に模型飛行機が突っ込んだ。そこに謎々が書かれていたことから、ゴッタム・シティにパズラーが帰ってきたことが分かった。早速バットマンにその調査を依頼し、バットマンとロビンは、今ゴッタム・シティにやってきている飛行機王アーティマス・カナブを狙った犯行であることを突き止める。
 パズラー登場の話。謎々を使うことからナゾラーと同じようなキャラだが、飛行機に執着するとか、人生哲学は演劇だと言い切ってたり、ナゾラーとはちょっと違った大人キャラになってる。
 今回はパズラーを狙う金持ちを守ることになるが、その金持ちというのが鼻持ちならないやつで、バットマンの警護を拒否するのだが、そう言うのと付き合っていかねばならないヒーローは辛い。
 そして新型航空機のお披露目会場にパズラーが現れ、バットマンとロビンが急行したところ、あっけなくガスにやられて動けなくなり、更にパズラーのアジトを突き止めたら、今度は捕まって命綱のない熱気球に乗せられてしまう。
第32話 The Duo Is Slumming

  監督:ジェフリー・ヘイデン
  脚本:フレッド・デ・ゴーター
      ボブ・ケーン
 高度2千メートルになったら命綱が切れるという熱気球の罠を、ロビンの取り寄せの声で鷲を近づけることで気球を壊して脱出したバットマンとロビン。パズラーの狙いは新型飛行機の設計図にあることを知った二人はパズラーに挑む。
 パズラー編後編。パズラーの目的はクナッブ社の新型飛行機の設計図。これを奪ってクナッブ社社長のアーテマスを脅迫しようというもの。パズラー曰く愛国者なので、外国に設計図を売るという考えはないらしい。ひねりがないのでストレートな物語になってる。
 今回のゲストはサンタクロース。演じているのはアンディ・ディヴァイン。
<パズラーが調子に乗ってることを「C調」と称するバットマン。今はもう使われない言葉だ。ちなみに「調子いい」→「調C」→「C調」と変化した言葉である。>
第33話 The Sandman Cometh

  監督:ジョージ・ワーグナー
  脚本:エリス・セント・ジョセフ
      チャールズ・ホフマン
 執行猶予中のミス・キャットの元にサンドマンがやってきた。お互いに大金持ちのポーリン・スパゲティの財産を狙う二人はお互いを出し抜こうとする。ミス・キャットの元に入り込んだスパイによってその事を知ったゴードン総監はバットマンに連絡を取るが…
 サンドマン編前編。そこにミス・キャットが絡んで三つどもえの争いとなっている。サンドマンは初登場だが、
 たまたまブルースとディックがキャンプに出ていてバットフォンが通じなかったため、初めて投光器であるバットシグナルが使用されている。作品自体はいつも通りだが、ナイスミドルのサンドマンが女実業家を色仕掛けかけるとか、結構アダルトな話になってる。
 今回はサンドマンが罠を張り、催眠ガスをバットマンとロビンに嗅がせて気絶させ、バットマンを拘束して槍衾の下に寝かせている。
 サンドマン役はマイケル・レニーだった。「クラートゥ・バラタ・ニクトゥ」と言った人物だ。
第34話 The Catwoman Goeth

  監督:ジョージ・ワーグナー
  脚本:エリス・セント・ジョセフ
      チャールズ・ホフマン
 吊り天井の仕掛けから針を使って戒めを解き、危機一髪脱出したバットマン。だがサンドマンに捕らえられたロビンはミス・キャットの元へと送り届けられ、迷路に閉じ込められてしまった。
 サンドマン&ミス・キャット編後編。悪人が二人出たことで仲違いによる自滅となる。お互いに嫌ってるために簡単に裏切るのだが、底が浅いので、お互いに罠がバレバレ。このパターンは以降何回か登場することになる。映画版とかもそうだった。
 ロビンが捕らえられたことを知ったアルフレッドはバットマンに悪人を追うのを止めた方が良いと忠告している。これが普通の反応だろう。今回もアルフサイクルが大活躍…というか、アルフレッドがバットマンを後ろに乗せて走ってる。
 今回はサンドマンは捕らえているが、ミス・キャットはまんまと逃げおおせてる。悪人を逃したのは初めてかも。
<ミス・キャットが作った迷宮に放り込まれるロビン。でも迷宮って言ってもそんなに広くないのでそんなに脱出は難しくないと思われる。
 バットマンがブルース・ウェインの車で外に出るのは危険だと言って、アルフレッドの運転する自転車の後ろに乗ってる。こっちの方が目立つと思うんだけど。
 ポーリーン・スパゲッティのこれまでの旦那は4人いたが、全員家電に巻き込まれて、相当猟奇的に死んでるとのこと。それってどう考えても逆青髭状態。遺産を狙って結婚しようとしてるサンドマンも青ざめてて、バットマンに捕まったのを喜んでるように見える。>
第35話 The Contaminated Cowl

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 ゴッタム・シティの店から多量の箱が盗まれた。脱獄したシャッポーの仕業と見た警察は早速バットマンに連絡を入れる。シャッポーが何を目的とするのかを調べるバットマンとロビンだが…
 第1期に登場したいかれシャッポー再登場。刑務所を脱獄してまで何をしたいのかというと、引退前にバットマンのマスクがほしいというものだった。随分慎ましい望みだが、一番難しい望みという気もする。
 シャッポーが何を仕掛けるのか分からないまま、パーティ会場で待ち受けるバットマンだが、いつの間にやらパイ投げ合戦になってしまい、てんやわんやの内に反撃を食って逃げられてしまう。
 その後、体に浴びた放射能を除去するために研究所を訪れたところで放射能を受けた方のマスクを奪われてしまい、そのままX光線照射器に放り込まれてしまった。
<放射能ガスを受けて何故かバットマンのマスクがピンク色になってしまった。放射能を受けたら変色するってどんなマスクだ?しかも放射能に冒されたマスクをかぶり続けている。この世界では放射能の扱いが雑すぎる。>
第36話 The Mad Hatter Runs Afoul

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 X線照射装置に入れられたバットマンとロビンは骨にされてしまった。世界中にバットマンの訃報が流れるが、実はオーバーベック博士によって二人はこっそり逃げていた。いかれシャッポーの狙いは博物館にあると知ったバットマンは、自分が死んだと思われたことを利用して罠を張る。
 冒頭からバットマンとロビンが骨になってしまったという衝撃的な光景から始まる。当然ながらそれはバットマンの偽装で、たまたま研究所に置かれていた骨格標本を身代わりにしてしまう。
 いかれシャッポーの本当の狙いはゴッタム博物館にある仏像の額にある宝石だとか。
 バットマンの死を悼むのは世界中だそうだが、ちゃんとソ連まで入ってる。かなりリベラルな考え方だな。これこそ本領発揮だ。
<人間が立ったまま骨になるのはともかく、なんで崩れないんだ?
 バットマンはバットX線反射装置なるものを常に携行している。これがあるとどんな放射能でも無効化できるそうだ。なるほどだからバット洞窟は炉心むき出しの原子炉があっても安全なんだな。
 シャッポーを追おうとするバットマンに「あんな小悪党なんてどうでもいい」とか言ってるゴードン署長。大犯罪者だけでなく、バットマンの殺人未遂まで入るので、決して小悪党とは言えない。>
第37話 The Zodiac Crimes

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スティーヴン・カンダル
      ボブ・ケーン
 科学捜査を導入しようとしていた警察署に突然ジョーカーが乱入し、挑戦状を叩き付けた。一体何をしようとしているのか不明ながら、バットマンに連絡を入れるのだが…
 2期になって2回目のジョーカー登場。一体どんな犯罪を…と思ったら、なんとペンギンまで登場して二人でバットマンを陥れようとする。二大悪党の登場で、バットマンとロビンも相当なピンチに放り込まれることになる。
 ただ、やはりというかこの二人はとにかくぶつかりっぱなし。お互いナイフを隠して握手してるようなものだから仕方ないんだが。
 今回の罠はジョーカーを裏切るように説得したヴィーナスに裏切られてしまい、博物館の床に縛り付けられ、その上から展示物の天体模型を落とそうとする。
<宝石店にやってきたジョーカーだが、店主は普通に応対してる。あの白塗りを前にしてよくそんなことができるもんだ。>
第38話 The Joker's Hard Times

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スティーヴン・カンダル
      ボブ・ケーン
 天体模型の巨大隕石を落とされる罠をバットラングを使って回避するバットマン。その間にもジョーカーは予告通り12の犯罪を次々遂行していた。
 ジョーカー&ペンギン編の第2編(この話は3話)。するすると罠をかいくぐりつつ、自分でいくつもの罠を張って待ってるジョーカーに、バットマンも後手後手に回るが、ジョーカーの部下ヴィーナスの良心を信じて出し抜くことに成功…と思ったら、今度はヴィーナス毎罠にはまる。二転三転の物語だ。
 折角手を組んだというのに、ペンギンは早々に退場してしまって、いつものジョーカーとの戦いに終始してるのがちょっとだけ残念。
<ヴィーナスは良心と悪党の心の間で揺れ動くが、悪事を働くときにえらく楽しげなのが印象的。
 バットマンは女性には甘いという設定があるが、ヴィーナスに対してはムードたっぷりで迫ってる。ミス・キャットは良いのか?
 巨大な貝に食われてしまうロビン。しかし貝がそのままの姿で移動してるのはかなりシュールな光景だ。>
第39話 The Penguin Declines

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スティーヴン・カンダル
      ボブ・ケーン
 なんとか鎖を引きちぎることに成功したバットマンは巨大貝に食われそうになったロビンを助け、ヴィーナスと共に脱出する。ジョーカーが立てた作戦は残り二つ。作戦敢行中のジョーカーにペンギンまで加わり…
 ジョーカーの作戦は二つ。一つはゴッタム・シティの水源を使えなくすることと、バットマンを倒す事。バットマンを倒すためには一人では駄目と、ペンギンまで仲間に入れている。口八丁でペンギンを言いくるめる辺りはさすがジョーカーと言ったところか。一方、バットマンの秘密を暴くために女を口説くペンギンの姿もあり。こちらも口の巧さが光る。
 前回に続き、善と悪の心で揺れるヴィーナス。ジョーカーに殺されかけてバットマンの仲間になろうとするのだが、ペンギンの魅力で再び悪の道へ入っていく。ちょっと考えが足りなすぎるんじゃないか?
 最後にバット洞窟に入り込んだジョーカーとペンギンだが、肝心なところで失敗してしまう。
<脱水症状を緩和するためにシャンペンを持ってくるペンギン。余計脱水症状を進めるんじゃないか?
 ヴィーナスを騙してバットマンカーに乗り込み、バット洞窟までやってきたジョーカーとペンギン。だと二人はバット洞窟の場所を知ってしまったと言う事になるのか?と思ったら、その辺バットマンはぬかりなかった。単にトランクの鍵を強化しただけだが、だったらトランクから出す必要無かったんじゃないのか?>
第40話 That Darn Catwoman

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 高校の卒業式に呼ばれてヒーローとしての心得を語るロビン。そのロビンを標的にするミス・キャットは薬を使ってロビンの精神を操ってしまう。ミス・キャットと共に悪事に手を染めるロビンに、
 今期よく出てくるミス・キャットの話。バットマンを倒すためにはロビンを標的にして、性格を逆転させる薬を使った。それでロビンはバットマンに敵対行動に出るようになってしまう。いつものサイドキックが悪人になるとどうなるかという話になってる。日本の特撮では洗脳された子ども達を使うのと同じで傷付ける事が出来ない。これは割とアメコミでは定番かな?
 今回はミス・キャットに唆された仔猫という女性がキーパーソンとなるようだ。
 今回の罠は巨大なねずみ取りに縛られ、バネ仕掛けで罠が閉じるという仕掛け。その罠を発動させるのは洗脳されたロビン。
<ミス・キャットに操られるロビンを目にしたアルフレッドはみんなの前で「坊っちゃんをどうした」と言っている。これで正体分からないものかな?
 バットマンを見たロビンは「妙な格好しやがって」とか言っているが、鏡で自分を見たら言葉は変わりそうだな。
 ミス・キャットのアジトを探り出したバットマン。その家の窓には「ミス・キャットの秘密基地」とポスターが貼られている。勿論罠なんだが、随分シュールだ。>
第41話 Scat! Darn Catwoman

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 ミス・キャットの見守る中、ロビンの手によって処刑されそうになったバットマンはミス・キャットの仲間となることを条件に罠をかいくぐる。ミス・キャットの相棒として指名手配を受けてしまうバットマンだが…
 ミス・キャット編の後編。
 今回の罠の回避方法はなんとミス・キャットの仲間になるというもの。正義の味方にあるまじき行為だが、バットマンの主張だと、ロビンを人殺しにしたくなかったからだとか。
 それで洗脳薬を飲まされてしまったバットマンだが、当然ながら薬はバットマンには通用せず、バットマンは正気のまま仲間になったふりをしてる。バットマンが仲間になったと思い込んだミス・キャットもまんざらでもなさそうで、バットマンにしなだれかかってたりする。
 今回は珍しくミス・キャットを逮捕し損ねてしまった。埠頭から海に飛び込んだため死んだと思われたが、猫はたくさん命を持ってると言うし(一般的に9つとされるが本作では7つと説明される)、また出てくるだろう。
 今回のゲストは「ぼくら1ぴき6にん」からアル役のアレン・ジェンキンスが登場。と言っても覚えてないけど。
<バット洞窟の記憶を失ったというバットマンがちゃんとバット洞窟にミス・キャットを案内してる。それに全く疑問を抱かないミス・キャットも相当間が抜けてる。>
第42話 Penguin Is a Girl's Best Friend

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 白昼堂々ペンギンの手下が現金輸送車を襲っているのを目撃したバットマンとロビンはすぐさま手下達をのしてしまうのだが、それは実は映画のロケで、バットマンは逆にペンギンによって訴えられてしまった。訴えを取り下げるためにはバットマンに自分の映画に出演しろと強要され、仕方なく了承するバットマン。
 ペンギン編前編。今回は映画を作ることにして、裏で莫大な富を得ようとし、更にバットマンを片付けようと考えてる。そこでペンギンはダイヤの女王と手を組み、二人でバットマンを陥れようとしている。
 ダイヤモンドの女王は伯母のヒルダに媚薬を作らせ、それを唇に塗ってバットマンとキスシーンを演じたが、薬の量が少なかったために失敗。珍しいキスシーンだった。
 その後、撮影にかこつけて本物の剣を持ったローマ兵に襲わせるがこれも失敗(ローマ兵はちゃんとグラディエーター持ってるのが細かい)。
 最後にペンギンはローマ式カタパルトにバットマンとロビンを縛り付け、そこに火を付けた。
 ハリエット伯母さんは映画倫理委員会の職員でもあることが分かった。
<映画の撮影でバットマンとダイヤモンドの女王のキスシーンもある。この手の作品では珍しい。
 ペンギンカーが登場。オモチャのようなゴーカートだが、1期22話でも同じ名前の車が登場してる。ただしそれは強奪したバットマンカーのことだった。>
第43話 Penguin Sets a Trend

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 ローマ式のカタパルトに縛り付けられ、打ち上げられてしまったバットマンとロビンだが、バットマンが呼び出したバットマンカーに拾われて九死に一生を得る。ペンギンの隙を突くため、再び映画撮影の場に現れる二人だが…
 ペンギンとダイヤモンドの女王編中編。お互いのだまし合いとなるが、現在の所はペンギンが一枚上手。バットマンとダイヤモンドの女王の行動を抑えつつ、陸軍基地から何かを奪おうとしている。
 冒頭で罠が本当に発動するシーンがある。緊急回避が定番なので、珍しい描写だ。
 ペンギンを騙すために小芝居をするシーンがあるが、日本語吹き替えではちゃんと棒読みになってる。巧いが、本人もまんざらでもなさそうなのが面白い。
 再びペンギンの罠にはまってしまうが、今度は二人は屑鉄として売り払われ、あわやプレス機でぺしゃんこに…
<マーシャの伯母ヒルダは歳を経た蛙を探そうとするが、蛙の寿命はそんな長くないぞ。
 この世界ではこの国の防衛組織はヘキサゴンと言うらしい。
 陸軍将軍はどうやら南北戦争マニアで、何かというと自分がその時代の将軍だと思い込む。こんなのが将軍やってたら怖すぎる。>
第44話 Penguin's Disastrous End

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 ペンギンの罠にはまり、プレス機でプレスされてしまったバットマンとロビンだが、バットベルトの中にある圧力ポンプを使って命拾いをした。そしてペンギンの狙いが
 ペンギンとダイヤモンドの女王編後編。ペンギンの狙いは大蔵省の金塊。それを首尾良く運び出すために前回ヘキサゴンに忍び込んで古い戦車の設計図を盗み出した。なんと金塊を用いて戦車を作ってそれで脱出するという代わった方法を用いてる。
 中編ではペンギンばかりが目立っていたが、後編になるとダイヤモンドの女王とその伯母のヒルダも大活躍。やってることは金庫のガードマンを誘惑することだったが、ペンギンと一緒に戦車を暴走させる。
 ラストシーンで未完に終わったペンギン制作の映画を観てるシーンがある。ブルースはバットマンの演技にご満悦だが、アルフレッドは一言「三流ですな」と言っていた。良いトリオだ。
<ヒルダはダイヤモンドの女王の踊りをサポートするために笛を吹いてる。奏でられるのは笛の音だが、実際に手に持っていたのはトランペット。
 ペンギンの入った金庫の前で三日間も待ってるバットマン。なんで待ってる必要があるんだ?扉開ければそれで済んでしまうだろうに。
 ペンギンは金庫の中で黄金の戦車を作るが、金属以外の材料とか燃料は膨大な量になるはずだが、持ち込んだのは4人で運べる程度の量。他はどうやって持ってきたんだか。>
第45話 Batman's Anniversary

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:ウィリアム・P・ディアンジェロ
      ボブ・ケーン
 再びゴッタム・シティに現れたナゾラーはプラザ・ホテルで行われているバットマンを祝うパーティ会場に現れ、金の仔牛を奪い取り、バットマンに挑戦状を叩き付ける。次々に犯罪を重ねるナゾラーに後手に回ってばかりのバットマンだが…
 1stの最初の回以来のやっと再登場となったナゾラー(リドラー)。バットマンの活動開始からきっかり1年後に登場。ただし役者が変わったため、雰囲気が全く違ってしまった。今回のジョン・アスティンは「アダムスのお化け一家」でゴメスを演じていただけあって、少々ふてぶてしい印象がある。ちなみにショーン・アスティンの父親。
 今回のナゾラーは次々にパーティ会場を襲い大金をせしめるが、その目的は超兵器の原子破壊銃を完成させるためだった。
 そして今回の罠は、記念撮影をすると騙してバットマンを巨大なケーキの上に立たせ、そこにしつらえた底なし沼に飲み込ませようとした。
<この時点でバットマンとロビンが登場したのは丸1年前だそうだ。もっと前から活動してないとおかしいはずだが、その辺は構わないのね。>
第46話 A Riddling Controversy

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:ウィリアム・P・ディアンジェロ
      ボブ・ケーン
 巨大ケーキにしつらえた底なし沼に飲み込まれそうになったバットマンとロビンは新開発のバットロケットで辛くも脱出できた。ナゾラーの狙いが金持ちクラブを襲い大金を得ることだと分かったが…
 ナゾラー編後編。当初ナゾラーの狙いは金かと思われたが、本当の狙いは超兵器で、その開発資金のために金稼ぎをしてることが分かった。
 開発された原子破壊銃は小形の懐中電灯くらいの大きさだが、あらゆるものを消し去る事が出来る。ただし電気を必要とするため、大規模破壊の瞬間タイミングよく雷を落とすことで無効化させた。雷をタイミング良く落とすのは無理なんだけど。
<原子破壊銃はあらゆる物質を消し去る事が出来る。それは良いんだが、原子破壊だと消し炭のようなものが残るはず。どっちかというと瞬間移動装置みたいなもん。
 ナゾラーは原子破壊銃を警察署に設置したが、破壊銃を回収できなくなる可能性があるので直接使った方が良かったのでは?
 原子破壊銃の存在を知らなかったはずのバットマンがちゃんと対抗手段を用いてる辺りにかなり脚骨キナ無理があるわけだが。>
第47話 The Joker's Last Laugh

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:ロレンゾ・センプルJr.
      ピーター・レイブ
 突如ゴッタム・シティに贋札がばらまかれた。これがジョーカーによるものと睨んだ警察はバットマンに出動要請する。
 2期三回目の登場となるジョーカー編。刑務所の中で人間そっくりのロボットを作り、それを用いて犯罪を行っている。今回のジョーカーの狙いはバットマンを倒す事とバット洞窟を探ることを目的にしており、ストレートにバットマンにちょっかいをかけ、バットマンも真っ向から受けて立っているため、お互いのだまし合いが見所となってる。
 ジョーカーが贋札を作っていることを探るためにブルース・ウェインとしてジョーカーのアジトに入り込む光景がある。一応ホワイトフェイスという偽名を使っているが、どこから見てもジョーカーそのもので、よくこれで騙せると思ったもんだ。
 バットマンとジョーカーによる罠のかけあいだったが、最後に罠をかけようとした時はブルース・ウェインの姿だったために、ロビン一人でジョーカー一味と戦う事になってしまい、ロビンが捕らえられてしまった。そしてよりによってブルースの手で処刑させられそうになってる。
<ジョーカーのロボットの指令は最初随分ぎこちなかったが、バットマンに襲わせてる時は一言で何でもやってくれてる。>
第48話 The Joker's Epitaph

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:ロレンゾ・センプルJr.
      ピーター・レイブ
 ブルース・ウェインの手でロビンが処刑されそうになったが、そこにバットマンに変装したアルフレッドが現れ、なんとか二人を助け出すことに成功した。だがジョーカーはブルースの持ってきた辞令を使ってゴッタム銀行の副頭取に収まってしまう。
 ジョーカー編後編。冒頭の罠はアルフレッドの機転でなんとかなったが、その後やっぱりバットマンとジョーカーの罠の掛け合いが展開。バットマンの強みは自分がブルース・ウェインだと気付かれなかったことだが、そんな事もめげずにジョーカーは配下のジョシーをブルースと結婚させようとする。
 対するバットマンは前回捕獲したロボットを解析して自分の命令を聞くようにして、銀行に置かれたロボットを暴走させ、銀行を混乱させてジョーカーを片付けてしまう。今回の話は完全な頭脳戦だった。
 ジョーカーが副頭取になって2ヶ月も経ち、その間バットマンは何も出来ずにいる。こんな長いスパンの話は初めてと思われる。
 今回は2回もアルフレッドがバットマンの格好をしてる。大活躍だな。
<ブルース・ウェインの精神病を詐病して捕まえてしまうオハラ署長。こんな簡単に捕まえて良いのかい?
 救急車からブルースを救うためにロビンが取った方法は、強力な磁石で引きずり落とすことだった。走ってる車から落下したら死ぬわ。
 2回もキスシーンがあるのも珍しい。>
第49話 Catwoman Goes to College

  監督:ロバート・スパー
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 ブルース・ウェインはゴッタムシティ刑務所に収監されていたミス・キャットを保釈金を払って出所させ、ゴッタム大学へと入学させる。そんな折、ゴッタム大学からバットマンの等身大銅像が盗まれるという事件が起こる。ミス・キャットが何かを起こしたのでは無いかと調査するバットマンとロビンだが、街ではバットマンが暴れているというニュースが入り、バットマンは捕まえられてしまう。
 2期では随分登場が多いミス・キャット編の前編。バットマンの偽物を作って罪を起こさせて、バットマンを犯罪者に仕立てようとする。
 今回もアルフレッドが大活躍。刑務所に入れられたバットマンに面会に行き、そのまま入れ替わってしまうとか。
 冒頭にブルースがミス・キャットを出所させているが、他の犯罪者にはそんなことをしてないので、ミス・キャットが特別な存在という感じがある。相変わらずバットマンに愛情表現をするミス・キャットにバットマンも鼻の下を伸ばしてた。そんな同情が罠にはまってしまう。
 今回の罠は巨大なティーカップの中に縛られたバットマンとロビンの上からコーヒーの代わりに硫酸が落ちてくると言うもの。
<これまで散々薬は効かないと言っておきながら、ミス・キャットの催眠ガスにあっという間に引っかかってしまうバットマン。相手が悪かったか。>
第50話 Batman Displays His Knowledge

  監督:ロバート・スパー
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 硫酸が徐々に落ちてくるという罠でロープを溶かし、見事脱出に成功したバットマンとロビン。ミス・キャットが主導した学生の暴動が起こる中、ミス・キャットの狙いが宝石にあることを知ったバットマンは、逆にミス・キャットを罠にはめようとする。
 ミス・キャット編後編。脇が甘いのは相変わらずで、何かをすればすぐにバットマンに筒抜け。あっという間に追いつめられてしまう。
 追いつめられたミス・キャットはバットマンに決闘を申し込むが、色仕掛けでバットマンを籠絡しようとしてる。バットマンの方がタジタジになってるのが可愛い。こういう時はロビンの方が頼りになったりする。
 カレッジ刑事は独特の訛りと融通の利かない性格でなかなか個性があるのだが、ここだけの登場。勿体ない気がする。
第51話 A Piece of the Action

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 ロサンジェルスから犯人を追ってゴッタム・シティまでやって来たグリーン・ホーネットと相棒のカトー。ピンキー・ピンクソンの店に入り、何かを探っていたことから、ピンキーは警察に連絡を入れる。ゴードン総監はこの調査をバットマンに依頼するのだが…
 既に7話で一度登場したグリーン・ホーネットがやってきた(最初の時は「マグマのアトム」という名前だった)。彼も正義の味方なのだが、目的がわからないため、バットマンとぶつかってしまう。番組の違う二人のヒーローがぶつかりながら共闘していく。形式としては東映特撮の「VSシリーズ」に近い。
 話としては高額な切手の偽物を巡る冒険となる。実際偽金よりもこっちのほうが儲けの幅が大きいのは事実。
 グリーン・ホーネットの正体ブリッドとブルース・ウェインの二人は幼なじみという設定。面白い関係だ。お互いライバル意識があるらしく、何かと張り合ってるのが可愛い。普通はやることが無い女性を口説くようなシーンまである。
 今回はなんとバットマンではなくグリーン・ホーネットの方が罠にはまってしまい、バットマンが助けに入るという、これまでにないパターンの話だった。でもバットマンまで捕まってしまうんだが。
 マスクを付けてないブルース・リーの顔もちゃんと観られるので、眼福な話でもある。尚ガム大佐を演じたロジャー・C・カーメルはアニメ版「トランスフォーマー」でサイクロナスおよびクインテッサの声を演じてる人。
<グリーン・ホーネットはアウトローの正義の味方という設定だが、オリジナルの「バットマン」とほとんど同じ設定だったりする。この作品ではバットマンは明確な正義の味方だから、皮肉だ。>
第52話 Batman's Satisfaction

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 ガム大佐の罠にはまって捕らえられてしまったバットマンとグリーン・ホーネット。グリーン・ホーネットとカトーは切手作りの機械の中に入れられ、バットマンとロビンは粘着壁に張り付けにされてしまうが、バットマンの機転でガムを騙して脱出できた。
 ガム大佐との戦いとなるが、これまで喧嘩していたバットマンとグリーン・ホーネットが仲の悪いまま協力するという話になってる。まさしく東映「VSシリーズ」だ。ブリッドとブルースの二人がお互いに「俺たちまともになっちまったな」と言い合ってるシーンはほとんどギャグ。
 ガム大佐は結構鋭く、バットマンとグリーン・ホーネットの正体を口にしてるが、バットマンにがブリット、グリーン・ホーネットはブルースと逆になってる。普通こうは考えないだろ。
 ちょっと残念なのはカトーがあんまり活躍できなかったことか。ロビンとカトーが殴り合ってるシーンもあったけど。
 今回のゲストはエドワード・G・ロビンソン。強面でギャング映画には欠かせない人物。
<逃げたガムの痕跡を調べるためバットコンテナなるアイテムを出すバットマン。片手では持てないくらいの大きさあるけど、どこに持ってた?その後マントから小形の箒まで出してる。なんでも入るな。
 分析中に停電して計算機が使えなくなってしまった。そこにある原子炉はなんのためにあるのだ?>
第53話 King Tut's Coup

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
 正気を取り戻して大学教授に戻っていたキング・タットは、事故によってキング・タットの記憶を取り戻してしまった。折しもエジプトをモティーフにした仮装パーティーを開いたブルース・ウェインの元に部下を引き連れてキング・タットが現れた。
 2期のキング・タット2回目の登場。今回はお嫁さん探しで、仮装舞踏会に現れたクレオパトラを狙う。割と俗っぽい目的だった。
 バットマンとロビンはさらわれた女性を救うためにキング・タットのアジトに乗り込んだが、バットマンは棺に収められ、プールに沈められてしまった。
 今回のゲストキャラはアイリーン・ミール。スージー・ニッカボッカのペンネームを使うコラムニスト。
<キング・タットの本名は未だにわからない。ただ「教授」とだけ言われている。
 大学教授がショックを受けてキング・タットになったが、その後すぐにアジトを作ったりと用意が良い。>
第54話 Batman's Waterloo

  監督:ジェームズ・B・クラーク
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
 棺に閉じ込められてプールに沈められてしまったバットマンはアルフレッドによって助けられ、キング・タットが捕らえているリサとロビンを助けるため、$8,300,487.12の身代金をかき集めることに。
 キング・タット編後編。キング・タットの目的はお后を作る事で、リサという女性をさらって自分のものとしようとするが、リサは正気を保っているため、なんとかタットから逃れようとしている。
 バットマンが食らった罠は水責めだったが、気絶することで、なんと一時間も生きていたという。物理的にはあり得ないが、そういえば昔「カムイ外伝」でも同じネタがあったことを思いだした。
 今回のバットマンは捕まったままのロビンを救うために活動するのだが、話の半分以上がロビンが捕らわれたままというのが珍しい。最後の戦いだけ参加してる。
 珍しくバットマンがオートバイで壁破って参上してる。カウルには「Batman Ram」と書かれていた。
<キング・タットにとってはクレオパトラ(多分7世)は待ち望んでいた妃となるが、キング・タットが生きていた時代とクレオパトラの時代は数千年の開きがある。
 リサの父親からたっぷりブルースの悪口を聞かされたバットマン。複雑な表情が良い。
 珍しくバットマンのキスシーンあり。本当にキスしてるし、二人っきりで女性の部屋に入ってる。本人曰く「食べ物には敵わない」でクッキーを食べに入っただけだそうだが。>
第55話 Black Widow Strikes Again

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:ロバート・ミンツ
      ボブ・ケーン
 ゴッタム・シティに舞い戻った黒い未亡人はゴッタム銀行員に催眠音波を浴びせてまんまと大金をせしめてしまう。この手口を知るゴードン署長はすぐさまバットマンに連絡を入れる。
 黒い未亡人編前編。シリーズでは初登場のヴィランで、ロビンもその存在を知らなかったが、大分前にゴッタム・シティで相当悪さをした女性らしい。
 黒い未亡人が催眠音波を使うことを知ったバットマンはその対抗装置を持ち込んだが、直後に催眠ガスを嗅がされてしまう。バットマンに言わせれば、それも込みで敢えて罠にかかったとのことだが、この隙こそがバットマンの良いところだ。
 今回の罠は、黒い未亡人が地下室にいる事が分かって踏み込んだバットマンとロビンに対し、蜘蛛の巣を使って捕獲。タランチュラを二人にけしかける。
 銀行の支配人に見覚えがあったが、調べてみたらジョージ・ラフトだとわかった。
 ハリエット伯母さんが黒いスラックスを穿いて、「私ってビートニクね」と行ってるシーンがある。時代を感じさせる言葉だ。
第56話 Caught in the Spider's Den

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:ロバート・ミンツ
      ボブ・ケーン
 身動きできないまま毒蜘蛛に襲われるバットマンとロビンだが、バットマンは一瞬高圧電流を流すことで逃げ出すことに成功する。だが黒い未亡人の洗脳電波を浴びてしまい、仲間にされてしまった。銀行強盗の片棒を担ぐことになってしまうのだが…
 黒い未亡人後編。一つの罠をかいくぐったと思ったら次々と更なる罠が連発。バットマンが黒い未亡人の仲間になってしまう。一方黒い未亡人の仲間になったことを知ったゴードン長官は非常線を張ってバットマンを捕らえようとする。警官は「抵抗された」という理由でバットマンを射殺するという暴挙に出るが、
 で、バットマンが本当に洗脳されたかどうかと言うと、本当に洗脳されていた。ロビンの機転で脳波コントロール装置を浴びせられて正気に戻ってた。これまでのパターンとは全く逆だった。今回はロビンが大活躍だったが、後編は洞窟の中だけで話が展開するという珍しい話になった。
 アダム・ウェストが歌声を披露してる。まあ歌自体はそんなに巧くないが喉は良いね。
<脳波コントロール装置を改良して悪党を真人間にしようとするバットマンの姿がある。しかしこれっていわゆるロボトミーと同じ事では?>
第57話 Pop Goes the Joker

  監督:ジョージ・ワーグナー
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 ブルースが買いたいという絵を見に来たアルフレッド。だがそこにジョーカーが闖入し、そこに飾られている絵を無茶苦茶にしてしまう。すぐさま出動を願うアルフレッドの電話を受け、バットマンとロビンは現場へと急行する。
 2期4回目となるジョーカー編。なんと芸術家とジョーカーが意気投合してしまうと言う話で、丁度ポップアート流行りの世相に合わせたような話。ただ美術館を襲ったのは計画の第一段階。
 その後ジョーカーは美術コンテストに出席。そこで何も描かずに優勝する。そこで億万長者だけを集めた絵画教室を開いて彼らを人質にとって身代金を取ろうとした。
 今回バットマンはブルースとして行動してるため、出動はロビン単独で。アルフレッドにきびきび指示しているが、どこかコミカル。
 ジョーカーは絵画教室で罠を張って現れたロビンを捕らえ、ついでにブルースを捕らえて回転する刃でロビンを切り刻もうとする。
<バットマンに「こんな突飛な格好で人前に出るような奴に芸術を理解するのは無理だ」というジョーカー。あんたも大概な格好だが。
 ゴッタム・シティ美術コンテストの出場者の名前はパブロ・ピンタ、ジャクソン・ポットロー、レオナルド・ダヴェンスキー、ヴィンセント・ヴァン・ゴーチェという名前だった。
 ロビンが単独で出動する場合、車は用いずにバスで移動するそうだ。真面目な高校生だな。>
第58話 Flop Goes the Joker

  監督:ジョージ・ワーグナー
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 ジョーカーに捕らえられ、体を細切れにする機械にかけられてしまったロビン。ブルースのままそれを見ていなければならないバットマンだったが、椅子に縛られたまま這うような動きで機械を止めることに成功した。だがジョーカーは人質に取っていた億万長者の娘ベビー・ジェーンを口説いて逃げ出してしまう。
 ジョーカー編後編。あっけなく罠をくぐり抜けたが、偉大な芸術化にされていたため、人質になっていた女性を口説いて逃げ出してしまう。
 ジョーカーは金持ちを人質にして身代金を取る当初の作戦は失敗したが、パトロンとなった女性を巧く利用して高価な美術品を奪うことにした。
 ただ、この作品は思いつきで行ったためか、あっという間にばれてしまう。
 逃げ出したジョーカーはブルース・ウェインの屋敷にやってきて、アルフレッドと戦うが、その際に危うくバット洞窟を見つけかけた。幸いアルフレッドの機転で事なきを得たが。
第59話 Ice Spy

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 ゴッタム湾を航行中のゴッタム・クイーン号が突然現れた氷山に激突してしまう。船自体は無事に帰ってくるのだが、船こに乗っていた物理学者でインスタントアイスを研究していたアイザックソンが行方不明になってしまった。この手口から、冷凍人間の仕業と見るバットマン。
 冷凍人間ことミスター・フリーズ編の2回目。1回目はオットー・プレミンジャーが演じていたが、又変わってイーライ・ウォラックになってる。この人も名優だよ。
 バットマンとブルースの双方で電話を取り、そこで会話をしてるシーンあり。アダム・ウェストの面目躍如。一緒にいるために次々に着替えてる。
 今回ゲストキャラとして「キング」を名乗るイギリス人が登場。誰かと思って調べたら、当時のイギリスの織物会社の社長だそうだ。スポンサーなのかな?
<アイザックソン博士を冷凍庫に閉じ込めた冷凍人間。なんとマイナス60度だそうだが、平気な顔をしていた。理由はアイスランド出身だからだとか。そういう問題か?>
第60話 The Duo Defy

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 アイスマンによって蒸発装置に入れられてしまったバットマンとロビン。装置は発動したが、間一髪非常口から逃れることが出来た。冷凍人間はアダムソン博士の発明で世界中を氷に閉じ込めようとする計画を阻止すべく立ち上がる二人。
 第2期の最終話。冷凍人間との対決に決着が付く。
 冷凍人間の目的は冷凍装置を用いて世界中を脅迫して世界の覇権を握ることだが、これによって世界中を均等にならすという計画は、冷戦を揶揄してるだけでなく、真の平等な世界を作るという目的もあった。広義の意味では完全な平和主義者で、まさに当時の世相を表してるようだ。
 冷凍人間のペットのあざらしの名前はイソルダ。ハリエットおばさんは「古典的で良い名」と言っていた。この辺の細かい教養が良いね。
<アイザックソン博士はマイナス80度の世界でも生き残っていた。ほんとに人間か?>