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バットマン(3rd)

バットマン(3rd)事典
バットマン(1st)
バットマン(2nd)
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主な登場人物
話数 タイトル コメント DVD
第1話 Enter Batgirl, Exit Penguin

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 ゴッタム・シティの平和を守るバットマンは今日も戦い続けていた。ミス・キャットとの戦いを経て、今度はブルース・ウェインとしてオペラ観劇に向かっていた。ゴードン総監の娘バーバラも同じくオペラへと向かうのだが、その途中でペンギンに誘拐されてしまった。娘を思うゴードンはバットマンに頼るが…

 第3期の始まりはペンギンの話から。ゴードン総監の娘を誘拐して、結婚して犯罪をやりやすくしようという作戦だが、そのバーバラが実は…という話。これまでにはない一話完結で、軽快にストーリーは展開している。
 たまたま牧師の家に話しに来ていたアルフレッドが牧師と間違えられて誘拐され、バーバラとペンギンの結婚式をやらされそうになる。
 今回から新たな正義の味方バットガールが登場する。その正体は今回登場したバーバラ・ゴードンその人。拷問にかけられそうになったバットマンを颯爽と助けていた。ちなみに今期からオープニングにも無理矢理登場してる。
 いつも通り最後はペンギンに捕まって拷問にかけられるわけだが、今回はたまたま油断していたバットマンに催涙ガスを嗅がせたというもの。罠を張らないのは結構珍しい。
 あとロビンというかディックが運転免許を取った。これも以降の伏線になるのだろう。
<ゴードンは娘が誘拐されたらすぐにバットマンを呼ぼうとする。明らかにこれは公私混同だが、そんなことを言ってたらヒーロー作品は観られないのも確かな話。
 バットガールの存在についてバットマンも知らなかった。まだ一度も活動してなかったんだろうか?その割に用意周到に自宅を改造までしてたけど。
 トラックで逃走するペンギン一味だが、急発進のために危なく手下がトラックから落ちそうになってた。よくそのまま撮影したもんだ。>
第2話 Ring Around the Riddler

  監督:サム・ストレンジス
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 洗脳機械を使ってボクシングの試合をコントロールして大金をせしめようと考えたナゾラーはチャンピオンを誘拐して洗脳する。テレビでそれを観たバットマンとバットガールはそれぞれ調査に乗り出し、ナゾラーの洗脳機械を探り当てる。

 バットガール登場の2回目になるが、すでにバットマンとの息はぴったりで、あっという間に協力関係にあるようだ。なんかロビンの立場がない。ただお互いに正体は知らないため、事件が起こると同時に行動を起こし、鉢合わせをして協力するというパターン。一方、バーバラは父親のゴードン長官と一緒に警察で活躍してる。
 今回の敵はナゾラー。重大なヒントをわざわざクイズにしてバットマンを煙に巻くのは相変わらず。今回その謎を解いたのはバットガールことバーバラ・ゴードンだった。
 前回同様バットマンが危機に陥ると颯爽とバットガールが現れて助けてる。
 セイレーン役はジョーン・コリンズ。スキャンダラス女優として後年大変有名になった女優。
<バーバラは司書をしているはずだが、父親のゴードン長官といつも一緒で所長室にも常駐してる。
 バットマンを卑怯者と言って挑発したナゾラーだ、バットマンの方が簡単に挑発に乗ってしまってる。これまでとは随分違った姿だ。
 ナゾラーとバットマンのボクシング勝負はお互いにマスクとタイツ姿。ちゃんとトランスクだけは穿いてる。>
第3話 The Wail of the Siren

  監督:ジョージ・ワグナー
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 警視総監室に突然現れたセイレーンは超音波を発しゴードン長官を洗脳してしまう。セイレーンの言うとおりバットマンを自宅に呼び寄せるゴードンに、罠が張られているとも知らずにバットマンとロビンがやってきた。だがその時バットマンカーにはゴードン総監が乗り込んでいた。

 前回ナゾラーの部下として登場したセイレーンが今度は単独の敵として現れる。これまでに無かったパターンで、しかも彼女の狙いはバットマンを倒す事ではなく基地を探って財産を手に入れること。そこまで割り切ってるためにかえってバットマンは危機に陥ってしまう。ゴードン長官と、電話でセイレーンの声を聴いたブルースまでもが洗脳されてしまう。
 セイレーンに洗脳されたゴードン総監はバット洞窟を探り当ててしまい、それによってゴードンにバットマンの正体がばれてしまうのだが、洗脳が解けた時にその間の記憶も失ってしまった。、
 そこで今回も重要となるのがバットガール。セイレーンの能力を嗅ぎつけてそのアジトまで探り、更に洗脳を受けたブルースを助ける活躍を見せる。今回はロビンがバットガールの助手役になってるのが面白い。
<バットコンピューターでゴードン総監を探すが失敗してしまう。なんでも犯罪者を捜す以外には使えないのだそうだ。融通が利かない。でも実はもうバット洞窟に入り込んでる洗脳を受けたんだけど。
 ゴードンは完全にブルースがバットマンだと気付いてなかったようだ。普通知っていて知らないふりをするのが礼儀だが。
 セイレーンの声を聴いて本当に洗脳されてしまうブルース。バットガールを際立たせるためとは言え、今回のバットマンはどうにも後手後手に回ってしまう。実際今回は一切バットマンのアクションシーンなし。>
第4話 The Sport of Penguins

  監督:サム・ストレンジス
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 ゴッタム・シティ競馬場でブルース・ウェイン杯が行われようとしていた。出走馬を擁するローザ・ラザーニャから、秘蔵の傘を強奪したペンギン

 ペンギンの二回目の登場。ケチな傘泥棒をしていたかと思ったら、実は盗んだ相手とグルで競馬で大金をせしめようとしていたという話。全般を通してペンギンの目的は名誉か金なので和銅期は分かり易い。
 今回の舞台はニカワ工場で、ペンギンはそのニカワをバットマンカーのシートにたっぷり塗りつけ、バットマンとロビンの動きを封じた。
 そこで今回もバットガールの出動となり、颯爽と二人を手助けするのかと思われたが、何故かバーバラは動き出すことなく、バットマンとロビンは時間をかけてなんとか罠から脱出。ちなみにバーバラに事件のことを告げたのはアルフレッドで、アルフレッドはバットガールの正体を知っていたようでもある。バットガール自身はアルフレッドをウェイン家の執事としか思ってないようだが。
<バットマンとロビンがいないとバットマンカーは完全に無防備。これは致命的な問題では?>
第5話 A Horse of Another Color

  監督:サム・ストレンジス
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 ゴッタム図書館から貴重な傘の画集を手に入れたペンギンはバットマンの追跡から逃げ切ってしまった。その日の競馬にペンギンが現れると推測したバットマンは競馬場に罠を張ることにする。

 ペンギン編の後編。競馬場が決戦の場になるが、それに至るまで心理戦が展開。今ひとつ動きが少ない話になってしまった。前後編にする必要なかった気がする。ペンギンが競馬の騎手になってるのが特徴的かな。バットガールが機転を利かせて競馬に出場したお陰でバットマンの正体がばれずに済んだという展開もあり。
 バットマンとバットガールがブルースとバーバラとして会話するシーンがある。お互いに正体が分からないままだが何か歯にものが詰まったような言い方になってる。
 ラストシーンでキング・タットが登場してる。次回の伏線だ。
<競馬シーンではペンギンとバットガールの一騎打ちになってるが、ほぼコスプレ。>
第6話 The Unkindest Tut of All

  監督:サム・ストランジス
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 ブルースとバーバラが連れだって美術館鑑賞を楽しんでいたその時、緊急ニュースで予言者として売り込むキング・タットの姿がテレビに映し出された。彼によれば警察の無能によって連続強盗事件が防げないという。警察からのバットフォンの連絡で出動するバットマンとロビンはキング・タットの神殿(テント)に向かうが、そこには大勢の野次馬とテレビ局が待ち構えていた。そして次に起こる事件をバットマンに告げるが…

 前回ラストで登場したキング・タットが登場。今回の標的はバットマンと警察で、予言をして事件を起こし、警察に恩に着せることと、バットマンの正体を探ることを目的とする。
 バットマンに関してはバットマンカーに探知機を仕込み、バット洞窟がブルース・ウェインの地下にあることを突き止める。マスコミにもそれをぶち上げてしまい、バットマンはその噂の沈静化のために色々努力する。最終的にはアルフレッドが変装したバットマンとウェインが同時に現れただけで大衆は信じてしまうのだけど。
 それで失敗を悟ったキング・タットは今度はゴッタム図書館にあるエジプトの古文書を狙う。
 今回のバットガールの活躍は、キング・タットの狙いが古文書にあることを推測して古文書を盗んだ直後のキング・タットの前に現れる。ただ色々説明してる内に頭殴られて気絶してた。
 冒頭でブルースとバーバラのデートシーンがあり、珍しくブルースが口説いてるが、後半でバットマンがバットガールをくどくシーンもある。
 最後に次週の悪人が登場するが、その名はルイ・ザ・ライラック。初めてのキャラだ。ちなみにキング・タットが「これから警察を出し抜いて二件の犯罪が起きる」と言っていたが、これが二件目に当たるのかも知れない。
<キング・タットは今回は自分がトト神であるとも言っている。ちなみにツタンカーメンはアメン神の化身と自称していた。
 バットマンは人命救助を最優先するとロビンに説くバットマンだが、一刻も早く助けなければならないはずの人物を前に喋ることではない。>
第7話 Louie, the Lilac

  監督:ジョージ・ワグナー
  脚本:ドワイト・テイラー
      ボブ・ケーン
 ゴッタム・シティにやってきたルイ・ザ・ライラックはシティにいるフラワーチルドレン(ヒッピー)たちのカリスマとなり、彼らを操る。

 新たな敵ルイ・ザ・ライラックが登場。鼻を愛する人々を虜にする魅力を持つキャラ。実際は花束に仕込んだ薬で溶くに女性を魅惑する。
 1960年代後半でまさに世界はヒッピー世代。ヒッピーのことをフラワーチルドレンと呼ぶが、これはアメリカでヴェトナム戦争に反対するヒッピーたちが「武器ではなく、花を」を合い言葉にしたことから。それを逆手に取って花を使って悪事を企む人間を登場させた。
 30分で終わらせるために物語はスムーズで、バットマンはルイ・ザ・ライラックの本拠地をあっという間に突き止めたものの、あっけなく罠にはまって食肉植物の処刑道具に吊され、間一髪から助かるまでを前半でやってしまってる。2期までだったら前半丸一本と後半の冒頭まで使っていた部分だ。
 バットマンを救うためにバットガールが活躍するが、アルフレッドがその手伝いをしている。アルフレッドははっきりバットガールの正体を知ってることが分かった。
第8話 The Ogg and I

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 白昼堂々ゴッタム・シティに現れたエッグヘッドとオルガは警察署に乗り込んでゴードン総監を誘拐してしまう。エッグヘッドの目撃情報で警察署にやってきたバットマンとバットガールだが、そんな彼らにエッグヘッドはゴードン総監の命の代わりにゴッタム・シティに卵税を課すよう命じる。

 2期に続きエッグヘッドとオルガの再登場。エッグヘッドとオルガは引き続きヴィンセント・プライスとアン・バクスターが演じている。今回は完全に二人は対等の関係で、むしろオルガの方がエッグヘッドをこき使ってる感じ。
 エッグヘッドの陰謀を暴くためにバットマンとバットガールは別々に捜査をしている。バットマンは地味な聞き込みでオルガの故郷の大使館から、バットガールはオルガの香水の匂いを探して。いずれにせよ今回の標的はエッグヘッドではなくオルガの方。
 バットマンの方はエッグヘッドとオルガの狙いとアジトを嗅ぎつけるが、いつも通り罠に飛び込んでしまう。なんとオルガに言い寄られてタジタジのバットマンの姿が拝める。流石悪女演らせたら当時第一人者。
 一方バットガールの方はアルフレッドと組んで匂いの元を辿る。アルフレッドの鼻は凄い精度で、微かな香水の匂いを見事にかぎ分け、間一髪バットマンを助けている。
 今回はバットマンはほとんど良いところ無し。バットガールとアルフレッドに助けられっぱなしで、催涙ガス食って泣いて終わってしまった。
 と言う事で、今回は前後編の前編。
<アン・バクスターに言い寄られるアダム・ウェスト。目を剥いて拒否してるが、さもありなん。
 鍋で煮られ始めたゴードンとロビンだが、鍋から出たら全く濡れてなかった。>
第9話 How to Hatch a Dinosaur

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 まんまとバットマンとバットガールの追跡を逃れたエッグヘッドとオルガは今度はゴッタム・シティの原子力研究所に入り込み、ラジウムを強奪する。

 3期に入ってから前後編がこれまでとは異なり、基本一話完結になっている。この話も登場する敵こそ同じだが、前回で一度話が閉じて、新しい作戦が展開している。今回のエッグヘッドとオルガ二人の作戦は放射性物質を使って恐竜を蘇らせようとした。
 作戦は見事成功し、ネオサウルスが卵から孵るが、その姿はほぼ往年の映画恐怖のワニ人間のワニ人間そのまんまだった。実はバットマンの変装だったというオチがついたけど。
 相変わらずバットマンとバットガールに挟まれて上手いことあしらうアルフレッドの姿がある。3期になってますます存在感増してる。
<ゴッタム・シティには完璧な形の恐竜の卵が存在する。化石のようだが、ちょっと押しただけでふらふらしてる。石には見えない。オチとしてバットマンがその中に入っていたのだが、一体いつそれがすり替わったのか全く分からない。>
第10話 Surf's Up! Joker's Under!

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 ゴッタム・シティのサーフィンの名所ゴッタム・ポイントでサーフィンの世界大会が開かれようとしていた。そこに現れたジョーカーは優勝候補のスキップ・パーカーを誘拐し、バットマンを誘い出す。

 今期初となるジョーカー編。サーフィンをテーマにした大変陽気な話になってる。今回のジョーカーの目的自体がサーファーの能力を奪って自分が世界一のサーファーになろうというもの。最後はジョーカーとバットマンとでサーフィン勝負。実に平和だ。
 前半ですぐにジョーカーの罠にはまって拷問を受け、バットマンとロビンはサーフボードにされてしまうが、あっけなく脱出してしまった。これまで通りの前後編で良かったのに。
 バットコプターも登場してる。2期では普通のヘリコプターだったが、ここではちゃんとバットマンの意匠がある。バットマンが操縦していたが、そこでのバットマンはアダム・ウェストだったかどうかは不明。ちなみに劇場版で出てたサメよけスプレーも登場してる。
 バットガールも出てるけど、最後の乱闘の時だけしか出てない。
<バットマンとロビンはサーフボードにされてしまったが、厚さが人間のものではない。普通死んでる。
 バットマンとジョーカーがサーフィン勝負をするがバットマンはちゃんと水着を着てる…スーツの上からだが。>
第11話 The Londinium Larcenies

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:エルカン・アラン
 ヨーロッパにある霧の都ロンドニウムで兄妹怪盗が幅を利かせていた。アメリカ大統領に依頼があり、大統領はバットマンをロンドニアムに送ることを提案する。ゴードン長官からの願いでゴッタム・シティを離れ、一路ヨーロッパへと向かうバットマン。

 初めてバットマンがゴッタム・シティから離れて活躍する三話連続の話となる。敵は初出演となるフォッグ兄妹。霧を生じさせるパイプを使って次々に盗みを働く兄妹。表の顔は本物の貴族で、篤志家の仮面をかぶって裏で悪事を働くパターン。
 ロンドニウムのモデルは当然イギリス。アルフレッドはバットマンにちゃんと左側通行でバットマンカーを走らせるように忠告しているのが芸細かい。あと更に細かいが、フォッグ家の寄宿舎にいる女性がみんなピンクをベースとしたけばけばしい格好をしてる。まさに当時のロンドンルックだ。
 アルフレッドがヨーロッパ生まれであることもちょっとちょっとだけ暗示されている。まあ典型的ジョンブルのように描写されてるのだから当然か。
 バットガールの正体を知ってるアルフレッドがバットマンにはその事を告げていないことも分かった。バットマン自身がそれに無頓着というか、知りたくないのかもしれないので、先回りして黙っていたのかな?
<バットマンが乗っているはずの船にブルース・ウェインとディックが乗っている。これで正体がばれない方がおかしいのだが、そこに目を瞑るのが特撮の醍醐味。バーバラがちょっと嫌味を言っていたが、それは野暮だ。
 ロンドニウム警察の署長は顔と言いしゃべり方と言い、『ピンクパンサー』のクルーゾーを意識してるかのよう。
 バットマンはフォッグ家の芝生を見て「見事だ」と言っている。そこら中芝生が剥がれて地面見えてるぞ。>
第12話 The Foggiest Notion

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:エルカン・アラン
 怪盗を取り逃してしまったバットマンは、館の主フォッグが怪しいと睨むが、由緒正しいフォッグ家を捜査することは警察から禁止されてしまう。

 ロンドニウム編の中編。勝手知ったるゴッタム・シティとは異なり、捜査に制限が加えられてしまうところが大きな特徴。それは例えば貴族を逮捕できないとか、パブに未成年を連れては入れないとか。ロビン抜きでなんとかならないあたり、今期のバットマンは弱体化してる。
 それで罠にはまってしまったバットマンは記憶を消されてしまうし、ロビンはロビンで女性たちに襲われ、無抵抗で捕らえられてしまった。更にバットガールまで罠にはまって同じく捕らえられる。
 こういう時に頼りになるのはアルフレッドで、記憶を失ったバットマンの記憶を取り戻したり、バットガールのサポートをしたりと忙しく活動してる。ロンドニウムは彼にとって古巣というのがあるので、サービスかな?
 バットマンによってロビンは助けたものの、バットガールは捕らえられっぱなし。今回は良いところ無し。
<記憶を失ったバットマンは電気を通すことで記憶を取り戻してる。記憶を失う方法は色々あると思うが、ぴったりの回復方法がよく分かったもんだ。
 バットコンピューターまで今回は不調だが、殴ったら直った。昭和だなあ。>
第13話 The Bloody Tower

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:エルカン・アラン
 ロビンを助け出すことには成功し、今度は捕らわれたままのバットガールを救いに行くバットマン。ロビンの証言から、フォッグ家が巣窟であると確信し、一路その地下へと向かう。

 ロンドニウム編後編。助けに来たはずが見事に罠に引っかかるのがバットマンらしいが、それを力尽くで乗り越えてしまうのが本作の醍醐味。
 フォッグ兄妹の真の狙いはロンドニウム塔にある女王の王冠だが、ギリギリのところでそれを察知するのも定番の流れだ。
 今回もアルフレッドが大活躍というか、物理的に活躍するのは珍しい。ロンドニウム編はバットマンもバットガールも冴えないため、基本アルフレッドを観るためにあるような話だ。
 バットガールが落とした荷物を拾ったバットマンは、これで彼女の正体が分かると息巻いていたが、アルフレッドに止められてしまった。自分自身にも関わってくるからね。その意味でもアルフレッドはしたたかだ。
<お茶のことを「ティー」ではなく「チャー」と敢えて呼んでるシーンある。こんなところに日本贔屓か?>
第14話 Catwoman's Dressed to Kill

  監督:サム・ストレンジス
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 ゴッタム・シティでベストドレッサーが選ばれ、選出されたのはバットガールだった。だがそれを面白く思わないミス・キャットが乱入して会場は大混乱に陥る。

 いよいよバットガールとミス・キャットの対決。これを心待ちにしていた。ミス・キャットはバットガールにライバル心を燃やしているらしく、バットガールを出し抜いてお宝を盗み出そうと考えている。一方のバットマンも、口ではバットガールを救うと言いつつ、ミス・キャットに心惹かれてる様子がいくつか。ただ、二人の戦いをたっぷり観るため前後編にしてほしかった。
 ミス・キャットの俳優がアーサ・キットに代わった。随分姿がワイルドになったが、猫女という意味ではこっちの方がはまってる。巻き舌で喋るのもネコのゴロゴロ音みたいで特徴があってよろしい。
 ウェイン家の車でベストドレッサー賞会場に向かっていたブルース・ウェインとディックは車の中でスーツに着替えている。スーツは色々な場所に用意されているようだ。
<中にいる女性たちのことを考えてドレスルームに入れないバットマン。結局目かくしをして入り込んだが、あまりに間の抜けた姿に中にいる女性たちから思いっきりツッコミ入っていた。そりゃそうだ。
 ミス・キャットの罠にはまったバットガールを助けるため、動けないバットマンはアルフレッドに向かわせる。その際アルフレッドとばれないように変装させるが、既にバットガールはアルフレッドのことを知っているので変装の意味がない。言いつけを守って律儀にヒッピー風の格好してるアルフレッドが良い。
 ゴッタム刑務所の所長としてクライトンの名前が出てきた。ここまで犯罪者を逃がしておいて、まだ所長やってたのか。>
第15話 The Ogg Couple

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 エッグヘッドとオルガのコンビがゴッタム・シティに舞い戻った。オルガはコサックの女王となる印である銀の三日月刀を手に入れ、コサック隊を引き連れて町を闊歩し始めた。ゴードン総監の依頼で調査を開始するバットマンとバットガール。

 3期になって二回目となるエッグヘッドとオルガのコンビ。明らかにここではオルガの方がコサック隊を連れてエッグヘッドに命令しているし、立場は完全に逆転してる。ヴィンセント・プライスがアン・バクスターにかしずいてる姿は結構見物。
 エッグヘッドの作戦には必ず卵が絡むため、そちら方面からアプローチするバットマンと、直接二人をミハルバットガール。ちゃんと役割に違いがある。
 それでオルガの横暴に耐えかねたエッグヘッドがバットガールに助けを求めるというシュールな光景もあった。勿論これは罠で、肝心なところでドジを踏んでバットガールは捕まってしまう。それを助けにバットマンがやってくるという話。結構あっけない話だった。ツッコミどころもない。
第16話 The Funny Feline Felonies

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンリー・ラルフ
      ボブ・ケーン
 模範囚としてゴッタム刑務所から出所したジョーカーは、待ち構えていたミス・キャットに拉致され連れ去られてしまった。実は全て計画通りで、二人は協力して宿敵バットマンとバットガールに罠を仕掛ける。

 ジョーカーとミス・キャットの二人が共謀する前後編の前編。二人のヴィランが手を組んだので、ここはバットマンとバットガールで共闘しなければならないところだが、お互い意地を張ってなかなか協力できないままだった。結局ジョーカーの罠で動けなくなったバットマンとロビンをバットガールが助けることになる。
 一方ヴィランの方は多量の爆薬を手に入れようとする話。完全にミス・キャットが主体。3rdになってから巻き舌を使うようになったが、それが冴えてる。
 バットマンとミス・キャットが憎からず思い合ってるという設定は消えたようだ。
<ミス・キャットに総監室が狙撃された際、バットマンは腹ばいになって移動してる。それは良いんだが、上から狙われている場合腹ばいは的を大きくするぞ。
 7年戦争の遺産で45万キロの火薬があるそうだが、200年も前の話。とうの昔に使い物になってないと思うぞ。それ以前に何でアメリカにあるんだ?
 活劇シーンは金持ちの寝室で行われる。ロビンは回転ベッドの上で複数の悪党とくんずれほずれつ。>
第17話 The Joke's on Catwoman

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンリー・ラルフ
      ボブ・ケーン
 一旦は事件解決と見えたものの、ジョーカーとミス・キャットはバットガールの油断を突いて拉致し、バットマンをおびき寄せる罠を張る。まんまと誘い込まれてしまったバットマンだが…

 ジョーカー&ミス・キャット編の後編。割とあっさり作戦は失敗して捕らえられてしまうのだが、その後の裁判が重要な話。ゴッタム・シティにも司法があるんだね。陪審員を全員仲間にすり替えてしまったため、危うく無罪放免になりかける。結局司法なんてこの街では何の意味もないことを示しただけだった。
<ジョーカーのヒントは明らかに罠なのだが、バットマンとバットガールどっちも簡単に引っかかってる。罠にはまるのが目的にさえ見えてくる。しかし罠のはずが、現れたバットマンに対してジョーカーが驚いてるのが逆に不思議。
 あらゆる爆発を無効化できるバットパウダーなるものが登場。振りかけたバットマン立ちが無事なのはともかく、建物が一切壊れてないんだが?>
第18話 Louie's Lethal Lilac Time

  監督:サム・ストレンジス
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 避暑のため海辺の別荘にやってきたブルース。ディックと友達も招き、宴もたけなわだったが、そこに突如現れたしたルイ・ザ・ライラックによって誘拐されてしまう。

 ルイ・ザ・ライラックの二回目の登場。ロータスという香水師を相棒として連れてきて、ブルースを誘拐する。その目的は身代金をせしめて究極の香水を作ることだった。それでバットマンになれないブルースに代わってバットガールが活躍する…と思ったらバットガールまで簡単に捕まって、拷問にかけられそうになってた。バットガールに集中してる間にバットマンとロビンが脱出していつも通り。
 ゴードンはこれまでのバットマンの活躍を振り返ろうと、二人の活躍の映画を観ているが、何故か拷問シーンばかりだった。ひょっとしてバットマンを笑いものにしようとしてないか?
 ブルースを心配してウェイン家にやってきたバーバラの前でバットフォンが鳴ってしまい、アルフレッドが慌てるシーンもある。
<お湯の中に入れるとバットスーツとロビンスーツになる錠剤が登場してる。ベルトまで再現するというすごい錠剤だった。ただコップ一杯のお湯では足りないと思う。>
第19話 Nora Clavicle and the Ladies' Crime Club

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 ゴードン総監の勤続25周年記念がゴッタム・シティで行われた。来賓として出席するブルース・ウェインだったが、そこに現れた謎の女性ノラ・クラビクルが突然新総監に就任すると宣言する。

 これまでに登場しなかった新たな敵ノラ・クラビクルが登場。このキャラは原作には登場しない本作のオリジナルキャラで、表の顔は女性権利を主張する活動家。絶大な女性たちの支持を集め、ミリー・リンシードという女性を警察総監に就任してしまうというやり手。当時始まりかけていたリブ運動を先行するような話になってる。好意的に描かれていないのは時代性だろうか?
 ただこれは表向きで、警察署の職員を全員女性にした上で、配下の女性隊員を用いて強盗を野放しにしてバットマンをおびき寄せる。
 それでいつも通りバットマンは罠にはまってしまうが、今回はバットガールと一緒に行動していたため、三人まとめて捕まってしまったのがいつもとの違い。
 ノラの目的はネズミ型の爆弾をゴッタム・シティの地下に多数配置し、一気に爆発させてゴッタム・シティ全体を破壊してがっぽり保険料を取ろうというもの。
 爆弾ネズミはある種の音波によって集まる性質があるため、その音波を解析したバットマンは笛を吹いて爆弾ネズミをおびき寄せる。ハーメルンの笛吹きか?…実際「ゴッタム・シティの笛吹き」とバットガールが呟いていた。
<特殊な人体の結び方をされるトリオ。女性一人に男性二人が密着した姿になるが、これは今では文句言われるだろう。
 ノラ・クラビクルの作戦は保険金詐欺だが、1000万ドルのために都市を破壊するというのは相当イカれた考えだな。
 笛を吹いたらネズミが集まる。それは良いんだが、バットマンが縦笛吹きまくってるのは相当シュールな光景だぞ。
 爆弾ネズミは高性能爆弾だと言っていたが、水に漬けたら機能停止した。雨が降ってたら爆発しなかったんじゃなかろうか?>
第20話 Penguin's Clean Sweep

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンフォード・シャーマン
      ボブ・ケーン
 バットマンは造幣局を占拠したペンギン一味を捕らえるが、一切の犯罪を犯していないことから釈放されしまう。しかもペンギンは印刷用のインクに細工を施し、人を眠らせてしまうバクテリアを混入させていた。

 ペンギン編。今回のペンギンは細菌兵器を用いている。稚拙ながらBC兵器を用いたテロ行為となる。バットマンもワクチンを持たないために手が出せなかった。紙幣にバクテリアを混入させることで人々に金を捨てさせてるが、効果的なテロ行為と言えよう。
 ペンギンはみんなが捨てた金を回収して大金持ちになったが、そもそも金が使えないため、何も買えないというオチ。
 それで自棄になったペンギンは感染蠅を街に解き放って本物のバイオテロを起こそうとしたが、そこはバットマンによって防がれた。
<ペンギンは何も悪いことをしてないと釈放されたが、そもそも造幣局を占拠したこと自体がとんでもない犯罪じゃないのか?>
第21話 The Great Escape

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 ゴッタム刑務所に収監されていたシェイムは仲間の手引きで刑務所破りをして脱獄する。そして自分を捕らえたバットマンに復讐を誓い、まずバットガールを陥れることにする。

 カウボーイ姿のシェイム編。久々の前後編で、西部劇に即したキャラが大挙して登場する。
 いつも通りヴィランの方がバットマンを罠にはめるのだが、今回の罠は特殊なガスを使ってバットマンの恐怖心をあおり立てるというものだった。バットマンがちょっとした物音にびびって縮こまってるシーンがなかなか笑えるが、チキンスープを飲んだだけで中和されている。
 シェイムの脱獄で戦車が刑務所の壁を破ってるけど、ピンクに塗った本物のシャーマンだった。さすがアメリカ。
 シェイム役はクリフ・ロバートソンが続投してる。
<ビビリガスを中和するにはチキンスープ…チキンだけに?>
第22話 The Great Train Robbery

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 バットガールがシェイムに人質にされてしまい手が出せないバットマン。不本意ながらシェイムの恋人カラミティ・ジャンの母親フロンティア・ファニーを捕らえ、バットガールと交換する。そしてバットガールが持ち帰った情報は、列車強盗

 シェイム編の後編。西部劇オマージュが強く、西部劇定番の列車強盗までやらかしてる。シェイムは西部の男を辞任してるためか、誇りが高く、ちょっとした挑発ですぐにムキになってくれるので、あっけなく捕まってしまう。
 それでもバットマンは正々堂々一対一の勝負に持ち込んで圧倒してる。戦い方もジョン・ウェインばりに思いっきりパンチをためて殴り合ってる。
<バットマンの足を抱いて命乞いをするシェイム。顔の位置がもろに股間にあるんだが。>
第23話 I'll Be a Mummy's Uncle

  監督:サム・ストレンジス
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 中東にある精神病院から逃亡したキング・タットが再びゴッタム・シティに戻ってきた。

 キング・タット二度目の登場。ブルース・ウェイン邸の地下にナイレニウム脈があることを知り、隣の土地からそれを掘り返そうと狙う。
 それでバットマンもそれを知ったが、鉱脈を掘られるとバット洞窟を知られてしまうため、必死になってそれを阻止しようとする。そのため、バットマンはほとんどウェイン邸から出てないという珍しい話になった。
 それでついにバットマンの正体がばれてしまったが、バット記憶喪失ガスなるご都合主義アイテムと、なんせ相手が二重人格のキング・タットだけに、頭に岩当たって本来の人格に戻ってしまって記憶を忘れた。
<トロッコに乗ったキング・タットを追うため走って追うバットマン。1マイルを2分で走ると言ってたが、ずいぶんのんびり走ってる。>
第24話 The Joker's Flying Saucer

  監督:サム・ストレンジス
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 突如ゴッタム・シティ上空を空飛ぶ円盤が飛行し始めた。多くの目撃情報が警察に寄せられるが、バーバラが勤める図書館には突如緑色の宇宙人らしき者が現れ、その目撃情報も次々に入っていく。

 タイトル通り今回はジョーカー編なのだが、事前に空飛ぶ円盤騒ぎと宇宙人騒動がある。宇宙船の方はジョーカーが作ったものだと分かるが、一方で緑色のスーツを着た男が暗躍しており、その男が何ものかというのと並行して謎解きが行われる。
 バットガールに協力していたアルフレッドだが、バットガールが捕まった時に一緒に捕まってしまい、科学者に間違えられてしまう。ジョーカーのアジトに連れてこられたのを幸いバットマンにメッセージを送っていた。一方バットマンカーに爆弾が仕掛けられ、そうとは知らないバットマンとロビンが爆発に巻き込まれてしまう。二人ともピンピンしてるけど。
 バットマンカーが壊されてしまったため、今回はバットコプターが活躍してる。かなり金かかってるようだ。
 ジョーカーは自らの髪が緑色をしていることから、グリーンというキーワードで作戦を展開している。こういうこだわりはジョーカーではなくナゾラー向きの話だった気はするが。
<今更ながらバットマンカーがオープンカーというのはかなり問題がある。細工し放題だ。>
第25話 The Entrancing Dr. Cassandra

  監督:サム・ストレンジス
  脚本:スタンリー・ラルフ・ロス
      ボブ・ケーン
 透明人間になる薬を発明したドクター・カサンドラは相棒のカバラと共に白昼堂々ゴッタム・シティの銀行強盗を行い、更に警察に忍び込んでバットマンに連絡しようとするゴードン総監を尻目にしたい放題だった。

 物語も後2話となったが、ここに新しい敵が登場。バットマンも知らない敵で、その経歴から洗い出してる光景がある。流石バットマンで、すぐに錬金術師であると見抜いてるあたりご都合主義。
 妙な光線銃に打たれたトリオは三人まとめて板になってしまったが、それを治したのはアルフレッドだった。ただし三人まとめて治したためにバットガールにバット洞窟を見られてしまった。
 そしてゴードンを脅迫してゴッタム刑務所を解放させてしまう。ジョーカー、ペンギン、エッグヘッド、キング・タット、ナゾラー、ミス・キャットと言ったヴィランが全員逃げ出してる。
 復帰したトリオはヴィラン連合と戦うが、全員透明人間になったため、大変苦労するのだが、どうせ同じ事だと屋敷の電気を消した上で全員を倒してしまった。折角ヴィランが大挙して出たのだから最終回まで続かせても良かったと思うけどね。
 敵は透明人間と言うことで、いろんな外連味ある演出が楽しめる。
<板のようにされたバットマンを戻すため、アルフレッドはゴードンにお願いをしたのだが、局留めで郵送して欲しいと言っていた。主人をなんと思ってる。
 23話で正気を取り戻したはずのキング・タットが普通に刑務所にいた。>
第26話 Minerva, Mayhem and Millionaires

  監督:オスカー・ルドルフ
  脚本:チャールズ・ホフマン
      ボブ・ケーン
 ゴッタム・シティでミネルヴァというマッサージ師が大人気で、金持ちはこぞってミネルヴァのマッサージを受けていた。だがマッサージを受けた大金持ちたちは一様に無謀な投資を行うようになってしまう。ブルース・ウェインも噂を聞いて彼女のマッサージを受けに行くが、

 最終回で、これが最後の敵となるのだが、こまれでのヴィランではなく新キャラが登場してる。腕の良いマッサージ師にして泥棒というキャラ。実は心理学者で、人の深層心理を探ったり、洗脳したりしてマッサージに訪れた富豪から高価な持ち物をくすねていた。目的が宝石というのは分かりやすかった。
 そのことに気付いたバットマンはブルースとして店を訪れて謎を探ろうとするものの、逆に洗脳を受けてしまう。それもあってか今回のバットマンは全く冴えず、簡単に罠にはまってしまった。危機を知ってバットガールも駆けつけるが、今度はアルフレッド共々捕まってしまい、結局バットマンに助けられることになる。1期2期の2話分の話を無理矢理1話でやってしまった感じ。
 ちなみにミネルヴァという女性は2期にも登場しているが、その時はミス・キャットの変装だった。
 ラストはバットマンとロビンがバットガールの正体について語り合ってるが、「彼女は永遠の謎だ」というのがバットマンの下した結論。
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