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ザ・ボーイズ(3rd)事典 | |
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書籍 |
主な登場人物 | |
ヒューイ | (役)ジャック・クエイド。 ザ・ボーイズの一員。一旦はザ・ボーイズを抜け、超能力管理局に入ったが、上司のヴィクトリアの本当の姿を知り、ザ・ボーイズに戻る。V24を用いて一時的に能力者となると、瞬間移動が出来るようになった。 |
ブッチャー | |
話数 | タイトル | コメント | DVD |
第1話 | ペイバック "Payback" 監督:フィリップ・スグレシア 脚本:クレイグ・ローゼンバーグ |
ストームフロントの事件が決着し、世界は小康状態を保つ。スターライトと共に超能力管理局に勤めることになったヒューイはザ・ボーイズから脱退し、静かな生活を手に入れたが、妻を失ったブッチャーと離婚を突きつけられたMMはくすぶっていた。 過激な展開を見せた第二部から少しだけ時間が経過し、人間関係はだいぶ変化している。セブンの求心力は落ち、特にホームランダーは世間から不信の目で見られ始めている。そのため、超能力管理局からの応援を受けたスターライトが共同リーダーにされる。 一方のザ・ボーイズは前回ラストで出てきたヴィクトリアによって超能力管理局の管理下に入る事になった。ヒューイはザ・ボーイズではなく管理局の職員となり、上の立場にあるが、むしろブッチャーによる二重スパイのような立場。MMも抜けたため、今はブッチャー、フレッチャー、キミコの三人だけ。 今回はヴィクトリアが全ての中心にいる。人の頭部を破壊出来る能力者だが、それを気取られないようにしている。何か裏があるのは確実なんだが、底が見えてこない。 あと、ストームフロントはやはり死んでなかった。彼女もまだ登場してくるんだろうか?ホームランダーとの会話で、ホームランダーを頂点とするアーリア人の支配者階層を作ろうとしていたらしいが、まだ諦めていないらしい。 セブンとザ・ボーイズの関係は複雑になった。ホームランダーを殺したいクイン・メイヴと、息子のライアンの居場所を知りたいホームランダーはわざわざブッチャーに会いに来るし、それを嫌うブッチャーもいつの間にかカウンセラーのように話を聞いていたりする。ヒューイが管理局にいるので、今のところ三つ巴。 今回のビリー・ジョエルの楽曲が使われるが、内容にそぐわない明るい曲が使われている。 <過激な描写は良いんだが、最初の能力者の殺人は流石に何か食いながら観られなかった。> |
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第2話 | 天上には我一人 "The Only Man In The Sky" 監督:フィリップ・スグレシア 脚本:デヴィッド・リード |
超能力管理局長官のヴィクトリアが能力を使って人殺しをする光景を目撃したヒューイは、今自分のやっていることに疑問を覚え、更に自分の命まで危ないことを感じるが、それを相談したスターライトからは、今は静観するようにと言われる。そしてそのスターライトはセブンの共同リーダーとしてやるべきことに悩んでいた。そんな時、ホームランダーの誕生日を祝うパーティが全米に公開されようとしていた。 一見平静状態を保っているかのように見える世界。しかしセブンに対する風当たりは徐々に強くなっていき、メンバーそれぞれが自分で出来ることを考え始めている。 ホームランダーはなんとかスターライトとの共同リーダーに馴れようとしているが、何事も仕切ろうとするため、みんなから反発を受けつつある。誕生日の当日に自殺しようとした女の子を助けることをテレビ放映させようとしたが、丁度ストームフロントの自殺のニュースを目の当たりにしてショックを受けて自殺を放置する。 スピードに陰りが出たAトレインは黒人ヒーローとして有色人種の支持を得ようと路線変更を試みる。 ディープの書いた自伝はドラマ化されている。 ザ・ボーイズ側では、上司のヴィクトリアが能力者であることを知ったヒューイがヴィクトリアの過去を調べ、能力者専門の孤児院に行き当たる。そこでヴィクトリアも又ホームランダーと同じであることを知ってしまい、ザ・ボーイズに戻る決心をする。 ブッチャーは元ペイバックという能力者集団で死んだとされるソルジャー・ボーイを調べるが、その際取り調べ対象のガンパウダーに襲われ、V24を用いて一時的に能力者となる。その際発現した能力は鋼鉄の肉体と怪力と目からビームを放つという、ホームランダーに似た能力だった。 半分閉じこもり生活を送っていたMMはどんどん鬱屈を深めていき、ついにブッチャーの元へ戻ることを決意する。 そしてラスト。ホームランダーの生誕祭でブーイングを受けたホームランダーは激高して、自分は誰よりも優れてるから、自分を称えよと本音を叫んでしまう。 |
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第3話 | 荒波 "Barbary Coast" 監督:ジュリアン・ホームズ 脚本:アンセルム・リチャードソン ジョフ・オール |
自分は自分のためだけに生きると宣言したホームランダーだが、その本音を聞いたラストベルトの白人男性を中心に一気に支持が上がった。そこでホームランダーは自分の好きにセブンを作り替えることを宣言する。一方MMとヒューイが戻ったザ・ボーイズも新たな段階を迎えていた。 元のセブン対ザ・ボーイズの構図に戻った話。違いとして、セブンは白人至上主義を打ち出し、ザ・ボーイズは表舞台から一度地下へと潜ったこと。 セブンはホームランダーの意を汲んで新たな二人のメンバーを加える。一人はかつてのスターライトの恋人だったスーパーソニックで、もう一人はディープが復帰。本音を語ったことで逆に人気が出たため、ホームランダーはほぼ暴走状態になってしまった。ディープに嫌悪感を覚えるスターライトはセブンを抜けると言うが、もしそれをやったらアメリカ政府を潰してやるというホームランダーに無理矢理共同リーダーの地位に据えられてしまう。ヒューイもそれを認め、二重スパイとしてセブンに残るよう説得する。 まだセブンの一員であるAトレインは、兄の説得を受けて黒人の権利のために立ち上がろうと考えている。 ザ・ボーイズの方は、ヴィクトリアの事を知ったヒューイはわざと怪我をして管理局を休職し、ザ・ボーイズに戻り、MMも他に行くところがなくなってやはり戻ってくる。前回V24を使って一時的に能力者となったとなったブッチャーは二四時間を過ぎても能力が消えなかった。 フレンチーはかつてセルジュと呼ばれたヘロインのプッシャーであったことも分かった。どうやら出自はロシア系らしい。フランス人だと思ってた。 ザ・ボーイズはグレイス・マロリーからペイバックのことを聞くが、かつてニカラグアでの作戦で、死んだはずのソルジャー・ボーイは当時のソ連に連れて行かれたことが分かった。あと、ブラック・ノワールはペイバックの一員でもあり、黒人だったことも分かった。 <ホームランダーに強要され、ディープが生のタコを食べるシーンあり。生きたまま、しかもディープの友だちだという…描写がきつすぎる。> |
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第4話 | 入念な計画 "Glorious Five Year Plan" 監督:ジュリアン・ホームズ 脚本:メレディス・グリン |
人気を取り戻したホームランダーは、目の上のこぶであるエドガーを排除して自らヴォート社を掌握する。一方、そんなホームランダーに危惧を覚えるスターライトは他のセブンのメンバーと語らい、反ホームランダーの同盟を結ぼうとする。 セブンの方は、まさしく陰謀論の展開ということで、本当に現実を見ている気分にさせる。セブンと対立関係にあったと思われた管理局だが、そのトップのヴィクトリアは背後でホームランダーと組んでいたことが発覚した。 ホームランダーは自らの人気と発信力を頼りにヴォート社のトップがアメリカの敵だと大衆に信じ込ませ、更に管理局のヴィクトリアと組んでエドガーを陥れて自らがトップに立つ。 一方、反ホームランダーの連合を組もうとするスターライトだが、あっけなくホームランダーにばれてしまう。そしてホームランダーは見せしめのためにセブンになったばかりのスーパーソニックを殺してしまい、従わないとヒューイも殺すと脅す。 ザ・ボーイズの方は、フレンチーの過去の借金を逆に利用してロシア入りし、そこで冷凍されていた元ペイバックのリーダーであるソルジャー・ボーイを発見する。そこで一悶着あり、キミコは再生能力を一時的に失った上で重傷を負ってしまい、V24を服用したブッチャーとヒューイは能力を発揮してかろうじて逃げることはできた。 V24のお陰でヒューイも能力を発揮したが、皮肉にもそれはAトレインと同じ高速移動能力だった。 <「メイヴは手以外でも鉄パイプを曲げる」とはホームランダーの言葉だが、あまりにアダルトすぎる。> |
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第5話 | 嘘まみれの世界にさようなら "The Last Time to Look on This World of Lies" 監督:ネルソン・クラッグ 脚本:エリー・モナハン |
ヴォート社を掌握し、反ホームランダーも潰したホームランダーはサポート役のアシュリーをCEOに据え、自ら勝手に振る舞い始める。一方、ソルジャー・ボーイを取り逃してしまったザ・ボーイズは何の成果も得られないまま帰国するが、密かにソルジャー・ボーイも帰国しており、ニューヨークで大破壊を起こす。 話としては、前回ロシアの施設から脱走した元ペイバックのソルジャー・ボーイを中心に回り始める。ソルジャー・ボーイはアメリカに舞い戻り、自分をソ連に売ったかつてのペイバックのメンバーとアメリカ政府に復讐しようとする。彼に対する行動がこの話の中心。 セブン側はホームランダーがヴォート社のリーダーとなるも、経営について全く知識が無いため、経営陣の言うことが全く分からず、全員を恐怖で支配しようとする。自分の好みだけで出動するかどうかを決めるため、ニューヨークの大破壊にも知らんぷりだった。その代わり臭いでメイヴがブッチャーと接触していることに気づき、メイヴを痛めつけた。 レイシストの能力者ブルー・ホークが黒人に謝るというのでそれに付き合ったAトレインだが、キレたブルー・ホークに兄を殴られ重傷を負わされてしまう。ディープは完全に卑屈にホームランダーの言うことに従う。 ザ・ボーイズ側では、前回ラストでソルジャー・ボーイの攻撃を受けたキミコが命は助かるが、能力を失ってしまう。声まで戻っている。ヒューイはV24での超人感が忘れられず、死んでも構わないとV24を欲しがるようになる。そしてブッチャーは今のヒーローを殺すためにソルジャー・ボーイと手を結ぶ。 |
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第6話 | ヒーローガズム "Herogasm" 監督:ネルソン・クラッグ 脚本:ジェシカ・チョウ |
ソルジャー・ボーイがアメリカに戻ってきたことを知ったセブン。ホームランダーは内密に彼を処分することを決めるが、そのソルジャー・ボーイはザ・ボーイズと手を組んでいた。ペイバックのメンバーTNTツインズがヒーロー限定の乱交パーティーであるヒーローガズムに参加することを突き止める。 ソルジャー・ボーイを巡る話で、彼の復讐を手助けするブッチャーとヒューイと共にヒーローの乱交パーティであるヒーローガズムに潜入し、ペイバックのメンバーの二人、TNTツインズを殺す。この会場にはセブンのディープとAトレインも参加しており、更にソルジャー・ボーイを止めるためにスターライトもやってくる。そこで自分をソ連に売ったのはブラック・ノワールだと告げられ、PTSDを発症してエネルギー弾を暴発させてしまう。その後、そこに現れたホームランダーとソルジャー・ボーイが戦うが、V24で能力者となったブッチャーとヒューイに押さえつけられ、命からがら逃げ出す。 ヒーローガズムのパーティーでヒューイとスターライトが出会うが、お互いの言い分が食い違ってしまい、仲違いをしてしまう。 セブン側のストーリーとしては、アメリカのヒーローであるソルジャー・ボーイが破壊活動していることを知ったホームランダーは秘密裏に彼と接触し、処分しようとする。かつてペイバックのメンバーだったブラック・ノワールは復讐を恐れて姿を消すが、それはブラック・ノワールこそがソルジャー・ボーイを売った張本人だったからだと分かった。一方、ホームランダーを追い落とすために手を組まないかとヴィクトリアから申し出を受けるスターライト。ヒーローガズムでブルー・ホークを見つけたAトレインは、ソルジャー・ボーイの騒ぎに乗じてブルー・ホークを殺害する。 ザ・ボーイズ側のストーリーは、ブッチャーとヒューイがソルジャー・ボーイを利用してホームランダーとぶつけようとするが、かつてソルジャー・ボーイに家族を殺されたMMは袂を分かち、ソルジャー・ボーイを殺そうとしてスターライトと手を組む。能力を失ってしまったキミコだが、ロシアマフィアにフレンチーが殺されそうになったことから、フレンチーを守るためにコンパウンドVを自らに注射して <ペイバックの映画を観ていたら、アメリカ軍がムジャヒディーンと共に戦ったことがモロに出ていた。隠したい事実を敢えて作ったのは面白い。 ヒーローガズムに参加していたディープはタコと…おえ。> |
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第7話 | 過去との対峙 "Here Comes a Candle to Light You to Bed" 監督:サラ・ボイド 脚本:パル・グレーロング |
スターライトはソルジャー・ボーイのことを告白した動画をネットに上げるが、ヴォート社CEOのアシュリーはそれを否定するが、早急にソルジャー・ボーイ対策を立てねばならなくなる。 今回もソルジャー・ボーイを中心となっている。ソルジャー・ボーイはホームランダーの父親だと発覚した。そして監禁の末新しい能力を得ており、それは能力者の能力を消すというものだった。 セブンではスターライトが公然と裏切りMMの元へと身を寄せる。ブラック・ノワールはソルジャー・ボーイから逃れるため、隠れ家を転々とするが、そこで自らの過去のトラウマと直面させられる。心臓発作を起こして死にかけたAトレインはブルー・ホークの心臓を移植されて復帰する。 ザ・ボーイズ側は、ヒューイとブッチャーがソルジャー・ボーイと組んで、マインドストームを殺すが、テレパシー能力を持つマインドストームは一度ブッチャーを悪夢の中に叩き込み、その悪夢の中で死んだ弟からヒューイだけは失ってはならないと言われる。能力を失ってフレンチーを殺されかけたキミコはスターライトにコンパウンドVを求める。そして命がけでスターライトはコンパウンドVを手に入れ、それを用いてキミコは能力を取り戻す。 <前回に続いてディープはタコと…やめて。 V24を打った後、耳から血のようなものが出ているが、ヒューイはそれを脳だと言ってた。出るか? ブラック・ノワールのアーヴィングは役者志望で『ビバリーヒルズ・コップ』のアクセル役を演じたかったとか。色々現実と交錯してる。> |
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第8話 | 焦土へのいざない "The Instant White-Hot Wild" 監督:サラ・ボイド 脚本:ローガン・リチェイ デヴィッド・リード |
ブッチャー、ヒューイ、ソルジャー・ボーイはホームランダーを倒す算段を立て、ヴォート社へと向かう。その際、ヴォート社から移送中のメイヴは脱出し、彼らに合流する。その時、ホームランダーはヴィクトリアから情報を得て息子のライアンを探し当てる。 第3期最終話。ソルジャー・ボーイ編の決着が付く。 ホームランダーはソルジャー・ボーイをセブンに入れようとスカウトするが、結局戦いになってしまう。ソルジャー・ボーイが暴走しかけたところをブッチャーとホームランダーがソルジャー・ボーイを再び封印して話は終了。 セブンではホームランダーがソルジャー・ボーイの事を知っていて黙っていたブラック・ノワールを殺す。メイヴが反ホームランダーの姿勢を明らかにしてブッチャー達と合流したが、暴走するソルジャー・ボーイを抑えて能力を失う。そしてスターライトはセブンから脱退し、正式にザ・ボーイズの一員となる。 ザ・ボーイズ側は最後の戦いに向かうブッチャーはヒューイを殴って気絶させ、V24を使えなくさせてその命を救う。そしてソルジャー・ボーイとメイヴを引き連れてホームランダーへと向かうが、そこにいたライアンごとホームランダーを殺そうとしたソルジャー・ボーイを抑える。ザ・ボーイズ自体がブッチャーとそれ以外の二つに分かれてしまうのだが、ソルジャー・ボーイを封印して最終的には合流。 結果として、セブンは今やホームランダーとAトレインとディープだけになった。ザ・ボーイズの方は一応全員生き残り、更にスターライトがメンバーになるが、ライアンがホームランダーの側に付き、ブッチャーの命ももうすぐに尽きることになる。そしてホームランダーと組んだヴィクトリアは副大統領へ。 ヒューイは最後に一つだけ手に入れたV24を使うかどうかを迷った挙げ句、使わずにソルジャー・ボーイを封印する手助けをして、スターライトの信用を取り戻した。 ラストシーンは自分には向かう群衆の一人を殺したホームランダーと、それを褒め称える支持者の群衆達。それを見つめて一人微笑むライアン。ライアンの表情がなんかとても怖い。 <最後に登場した医者はブッチャーに本名のビリーではなくブッチャーと呼びかけていた。> |
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