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ザ・ボーイズ(1st)

ザ・ボーイズ(1st)事典
ザ・ボーイズ(2nd)
ザ・ボーイズ(3rd)
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主な登場人物
ヒューイ・キャンベル (役)ジャック・クエイド。
 ヒューイ・キャンベル。しがない家電店店員。目の前で恋人がヒーローの衝突で殺されてしまったことからヒーローに復讐を誓い、自発的にザ・ボーイズの一員となり、トランスルーセント殺害の実行犯となった。セブンとなったアニーと知り合う。
ブッチャー (役)カール・アーバン。スター・トレック(2009)マッコイ役や『ジャッジ・ドレッド』のジャッジ・ドレッド役(顔半分隠れっぱなしだったが)など。
 本名ウィリアム・ブッチャー。通称はブッチャー。元FBI捜査官で、ザ・ボーイズのリーダー。8年前にセブンの一人ホームランダーに妻を寝取られて殺されたと思い込んでおり、そのためFBI内に結成されたザ・ボーイズに入る。その後ザ・ボーイズの消滅と共にFBIを辞職し、一人でセブンと戦う術を探していた。Aトレインに恋人を殺されたヒューイに近づき、協力させる。劇中ビリー、ウィリアム、ブッチャーと三つの名前で呼ばれるためにややこしい。
ヒューイ (役)ジャック・クエイド。
 ヒューイ・キャンベル。しがない家電店店員だったが、目の前で恋人がヒーローの衝突で殺されてしまったことからヒーローに復讐を誓い、自発的にザ・ボーイズの一員となった。トランスルーセント殺害の実行犯。セブンとなったアニーと知り合い、悪いことをしている自覚を持ちながらアニーを利用する。
フレンチー (役)トマー・カポン。
 ザ・ボーイズの一員。ほぼ無理矢理ビリーに仲間にさせられているらしい。幻覚剤を常用しており、銃の密輸入をしている。家族に虐待されていた過去があり、同じ境遇のキミコに同情的。
MM (役)ラズ・アロンソ。
 本名はマザーズ・ミルクだが、あまり言いたがらない。非行少年達の更生施設で働いている。ブッチャーの旧友で、ザ・ボーイズの一員となる。フレンチーとは犬猿の仲だが、セブンに対する憎しみは一緒。ちなみにこの名前は本名。
アニー・ジャニュアリー
スターライト
(役)エリン・モリアーティ。
 片田舎出身の能力者。あらゆる能力が超人クラスという恵まれた能力を持つ。コンクールに応募し、不在となったセブンの一員の欠員となりスターライトと名付けられる。自分がセブンの一員であっても分け隔てなく接してくれるヒューイに心引かれる。
ホームランダー (役)アントニー・スター。
 セブンのリーダー格。空を飛ぶこと、怪力、目から破壊光線と、多くの特殊能力を持つ。清浄機をモティーフとしたスーツを着て活躍するが、実際は虚栄心が高く、面倒くさいことはせず、自分の利益にならない人間の生死も気にしないといった自己中心的な性格。他のメンバーとは違い、様々な事を知っているようで、ヴォート社にも内密で色々動いている。
ディープ (役)チェイス・クロフォード。主にテレビで活躍する。
 セブンの一員。海洋生物と会話でき、腹部のエラで海中呼吸もできる。その特性上、活躍の場は限られるためにセブンの中では常にリストラ要員。新規に入ったスターライトにセクハラを強要したことがばれてしまい、閑職に回されてしまう。
Aトレイン (役)ジェシー・T・アッシャー。
 セブンの一員。超高速移動できる超人。高速移動中にヒューイの恋人ロビンを巻き込んでしまってその肉体をバラバラにしてしまう。いつセブンから引きずり下ろされるかと、立場に汲汲としており、ホームランダーの言うことは何でも聞く。コンパウンドVの依存症。
クイーン・メイヴ (役)ドミニク・マケリゴット。
 セブンの一員で、スターライト入団以前は一人だけの女性メンバーだった。ストイックで自らヒーローたらんとしているが、暴走するホームランダーを止める事が出来なかったことを悔やみながらヒーロー活動している。実はレズビアンで、それを悟らせないよう感情を抑えているようになったらしい。
話数 タイトル コメント DVD
第1話 発端
"The Name of the Game"

  監督:ダン・トランテンバーグ
  脚本:エリック・クリプキ
 超常的な力を持つヒーローが存在する世界。だがそこでセブンと呼ばれるヒーローは悪人を倒して金を得ることだけを目的とする者ばかりだった。平凡な家電店店員ヒューイは目の前でヒーローの一人Aトレインに追突されて死んでしまった。和解を拒否したヒューイは傍若無人なヒーロー達に復讐を誓い、ヒーローと戦うザ・ボーイズに加わる。一方生まれつき超能力を持つアニーはスカウトを受けてセブンの一員となる。

 これまでヒーロー作品は数多くあったが、ヒーローでない人間がヒーローに挑むというアンチ・ヒーロー番組は初めてとなる。主人公は二人。ヒーロー側に属するのは、ヒーローの内部腐敗を告発し、アンチ・ヒーロー側はヒーローを一人一人血祭りに上げるというものになっていきそうな感じ。
 超常的な力を持つヒーローは、よほどの自制心がない限り簡単に悪に染まってしまう。それを見ないでいることが礼儀のようになっているが、敢えてそれを直接描いたところに大きな特徴があるだろう。ヒーローが人殺しとなり、その罪は一切問われないとしたら、恋人や家族を殺された者は泣き寝入りするしかない。その現実が目の前にあると辛いものだ。主人公のヒューイは気が小さいただの男だというのも良い。
 一方ヒーローになったらなったで、チームのパワー関係で蔑まれたりして激しいパワハラとセクハラを受けている。これも表には出ないが、実力主義の世界ではあって然りの問題だ。
 そんな二人が出会ったことで物語が動き出すことになる。未だお互いに何者でもない存在だが、これからこの関係はこじれながら一方向に向かっていくのだろう。
 ところでヒューイの親父さんの顔観た途端に吹いた。まさかのサイモン・ペッグかよ。
<ブッチャーはヒューイに「赤いピルを飲むか青いピルを飲むか」と言ってくる。これは『マトリックス』からだが、青が正しくて赤が間違いと言っていた。逆だ逆。>
BOX
<A> <楽>
第2話 指導
"Cherry"

  監督:フィル・スグリシア
  脚本:エリック・クリプキ
 セブンの一人トランスルーセントに襲われたヒューイだが、ビリーが車で店に突っ込んでくることでなんとか命を助けられ、トランスルーセントも捕らえることができた。ビリーがFBIでないことを明かされてショックを受けたヒューイは逃げようとする。

 世界最高のヒーロー集団“セブン”の一人を倒す話。透明人間のトランスルーセントは体を炭素化できるため、皮膚を貫くことができない不死身のヒーローだが、そんなヒーローを殺す方法を考察する。かつて窒息死も試みられたらしいが、それは失敗。餓死させるには時間が足りない。電撃は利くものの、手に入る高圧電流では気絶が精々。結局尻にプラスチック爆弾を
 ヒューイにはFBIだと説明していたビリーだが、実は元FBIで、現在はフリーランスと分かる。この状態ではザ・ボーイズは完全な犯罪者である。それで無理矢理犯罪の片棒担がされることになったヒューイがたまらなく哀れである。しかし結局トランスルーセントを殺したのはヒューイだった。これでヒューイも覚悟を決めたらしい。
 一方セブンに入隊したアニーは、セクハラを受けたディープと無理矢理組まされる。悪者を倒してもそれはセブンの宣伝材料となるだけで、何をやってもストレスがたまる。
 前回のラストで飛行機を落としたセブンのリーダーのホームランダーだが、色々ストレスが溜まっているらしく、色々周囲にプレッシャーを与えている。単純なリーダーというだけでなく、パワハラの源にもなってる。どうやらセブンも内実は火の車らしく、マネージャーは金策と政府の支援を受けるべく活動中。色々大変だ。
第3話 収穫
"Get Some"

  監督:フィル・スグリシア
  脚本:ジョージ・マストラス
 トランスルーセントを殺害したヒューイはショック状態のまま家に帰る。一方アニーはセブンの一員スターライトとして露出の高い服を着るよう強要される。

 殺せないはずのヒーローを殺せたのは僥倖だが、それによってもう元の生活に戻ることができなくなった。これからザ・ボーイズの一員として生きるしかなくなった。家を出る時に父親とも決別するが、哀しい別れとなっている。ただトランスルーセントを殺した時に高揚感を覚えたとも漏らしていた。
 ザ・ボーイズは更にもう一人のメンバーとしてマザーズミルクを加えて、今度はAトレインを狙う。そのためにAトレインの恋人ポップクロウの盗聴を開始する。そこで初めてコンパウンドVという薬品の名前が分かる。ヒューイの恋人ロビンを殺した時にもそれを服用中だった。
 一方、ヒーローとしての振る舞いを強要されるアニー。意に沿わない意匠を強要されているが、それもマーケティングのためと言われて嫌々従ってるが、どんどんストレスが溜まってる。こんな時にヒューイと再会して、少しだけ会話もしているが、ヒューイに対しては愚痴が言える。
 ホームランダーのヒーロー活動が描かれるが、強すぎるために何もかもあっという間。ただ強さのあまりに犯人とかは簡単に殺してしまってる。ヴィランとヒーローの差ってなんだろうな?
<Aトレインのスピード勝負はトラックを使っているが、これだと遠心力で体が吹っ飛ばないだろうか?
 コンパウンドVを服用したポップクロウの性行シーンあり。かなりグロで、尻で男の頭を押しつぶしてしまった。脳味噌がぐちゃっと出てくるシーンまであり。>
第4話 彼女
"The Female of the Species"

  監督:フレッド・トーイ
  脚本:クレイグ・ローゼンバーグ
 Aトレインの恋人ポップクロウがパワーを暴走させて人を殺してしまった光景を見たザ・ボーイズはポップクロウを強迫し、増強剤コンパウンドVの出所を探る。一方トランスルーセントの死体を発見したセブンは、その事実を公表しないまま内々で捜査を始めていた。そんな中、アニーと束の間のデートを楽しむヒューイ。

 増強剤であるコンパウンドVを探す話。前話でAトレインが常用していた薬物で、これによってパワーをブーストさせていたらしい。Aトレインの恋人を強迫してその出所を探るが、みつかったのは一人の超人の女の子だった。
 それは東洋系の少女で、何者かによってコンパウンドVを強制投与されて怪力を手に入れている。自閉症のような子で、力のコントロールができずに簡単に人を殺してしまうような子。逃げられてしまったが、彼女の存在がこれから何らかの意味があるのだろう。
 フレンチーが過剰に彼女のことを気にして交流を図るが、マザーズミルクはそんなフレンチーを責める。そんな二人をなんとか仲直りさせようとブッチャーが努力してる。色々大変だ。
 ザ・ボーイズの一員となったヒューイはトランスルーセントを殺したことが一種のトラウマになってしまっているらしく、いろんな物音にいちいち反応して記憶がフラッシュバックしてる。
 セブンにもいくつか不協和音。一員ディープが少しずつ迷走を始めている。前回の話でも自分の能力は限定的すぎて二流のヒーローだと卑下していたが、今回はカウンセリングに通ってイルカを守るために働きたいとか言い始めてる。そしてハイジャックされた飛行機に入り込み、テロリストを倒したホームランダーだが、誤って光線で機体を破壊してしまい、乗客を見捨ててしまった上に、自分たちが軍と連携を取れなかったために間に合わなかったと言い放っている。一緒に行動していたクイーン・メイヴは良心に苛まれることに。
<日本人はいるかを虐待するから駄目だというフレーズがあったが、それを言った本人であるディープが誤ってイルカを殺してしまうシーンがある。イルカを殺すのはドラマ描写として大丈夫なのか?>
第5話 信念
"Good for the Soul"

  監督:ステファン・シュワルツ
  脚本:アン・コフェル・サウンダーズ
 Aトレインは恋人のポップクロウからザ・ボーイズのことを聞き出した後で彼女を殺害して証拠を隠滅する。ザ・ボーイズの存在を知ったホームランダーはAトレインに後始末を命じ、スターライトと共に宗教イベントに参加する。

 メインのストーリーはコンパウンドVをセブンに対する切り札としようとするザ・ボーイズと、ザ・ボーイズの存在を知ったホームランダーが彼らを潰そうとしている。顔の割れたフレンチーはブラック・ノワールに襲われるが、そんなフレンチーを助けたのは前回助けた少女だった。
 今回の舞台はキリスト教の野外イベント。そこを舞台に様々なキャラが二つに引き裂かれていく。信仰心というものをテーマにしているかのようだが、それぞれに答えを出す人もいて、答えを出せない人もいる。
 コンパウンドVの情報を流した恋人を愛していると言いつつ、それを殺すAトレイン。殺さないといけないとホームランダーに強迫されたからだが、激しい嫌悪感を覚えている。
 ホームランダーが飛行機を見殺しにした現場を目撃としたメイヴは、そんな事をおくびにも出さずに遺族にお悔やみを言うホームランダーに不信感を更に募らせている。本当のことを語るかどうかで悩み続けてる。
 アニーはこのイベントで母に利用されていることを知らされる。彼女は我慢できなくなって自分がレイプされたことを会衆の前で話してしまう。
 ブッチャーの指令を受け、エゼキエルに接近するためにアニーを利用するヒューイ。本当に好意を持った女の子を騙すことに嫌悪感を覚えているが、騙すために自らゲイのふりまでしていて、彼に関してはもう戻れない覚悟を持っているかのようでもある。
<ホームランダーは牧師の資格も持っているという。こんなヒーローは今までいなかったが、ここではそれは大変マイナスにとられている。ホームランダーは自ら神の使者を自認してるが、それはアメリカを救うためと豪語してる。色々含むところがありそうだ。
 コンパウンドVの投与によって眼からビームを発射する赤ん坊を見つけたブッチャーは赤ん坊の首根っこ掴んで警備員を皆殺しにする。「うる星やつら」であたるがテンを火炎放射器にして使っていたようなもんだが、実写でやると色々NG描写っぽい。>
第6話 無垢
"The Innocents"

  監督:ジェニファー・ファング
  脚本:レベッカ・ソネンシャイン
 セブンから逃げ出したアニーはヒューイの元へと向かい、そこでかくまわれる。スターライトとトランスルーセントなしでプロモーションビデオを作るセブンの面々。

 細かいところで色々進展がある話。
 前回暴露話をしてしまったスターライトは逃亡。そこでヒューイと語らう内に、セブンの後援企業ヴォート社のやりかたに反発を覚える。
 ザ・ボーイズはエゼキエルからの情報を元に、コンパウンドVが全米の赤ん坊に与えられ、そこで超人が作られていることを突き止め、それを告発しようとする。基本的に超人はコンパウンドVによって作られたのだが、ホームランダーだけは超人になった理由が不明。ただ、ホームランダーは幼少時に実験室のような場所で育てられていたことと、シーツカバーに異様なほどの嫌悪感を覚える描写がある。ホームランダーの過去こそが超人社会の根本設定に関わってくる気がする。
 ビリーがセブンを憎む理由は、妻がホームランダーにレイプされて失踪したことからと分かる。ヒーローによって人生をボロボロにされた人たちの互助会があって、そこでそれを告白しているが、互助会自体を彼は憎んでもいる。能力者を殺す以外の欲求は今や全くなくなったらしいが、それを他のメンバーにも強要している。
 心を読む能力者メズマーが登場。実は過去ヴォート社に裏切られたことがある。不正を行ったことをネタにMMに強迫されて、4話でザ・ボーイズに保護された少女の心を読む。その結果、彼女の名はキミコと言うことが分かった。この告白によってキミコはフレンチーに心を開く。
 アニーと知り合うことで心の均衡を取り戻しかけているヒューイだが、リーダーのビリーは、ただ復讐のために生きるようにと命じている。
第7話 防衛
"The Self-Preservation Society"

  監督:ダン・アティアス
  脚本:クレイグ・ローゼンバーグ
      エリー・モナハン
 ヒューイとアニーは一晩を共にして、満ち足りた朝を迎える。その頃、メズナーからザ・ボーイズの情報を得たホームランダーはセブンを招集し、そこでヒューイがザ・ボーイズの一員である事を暴露する。

 いろんな場所で不協和音があがってきた。
 まずストーリーフローとしては、ザ・ボーイズのメンバーの顔が割れてしまったことから、直接セブンのメンバーを殺害することは無理になった。それでブッチャーはCIAにコンパウンドVのデータを渡すことで、自分たちの身柄の保護とヒーローの真実を世間に公表することで社会的に抹殺へと舵を切ったという状況。
 ザ・ボーイズのメンバーがセブンにばれてしまい、ヒューイと愛し合ったアニーはショックを受けてしまう。裏切られたことでヒューイに対して不信感が増しているが、それでも憎みきれないという状況。ヒューイとしても、本当のことを話して復縁を頼もうとする。
 ブッチャーはそんなヒューイの甘さを嘲笑いつつ、自分たちを裏切ったメズナーを殺害してる。もはやこの人のやってることはセブン以上の犯罪行為になってきてる。
 セブンメンバーの方だが、ディープは左遷されてクサっている。コンパウンドVの過剰摂取によってAトレインの肉体はボロボロ。ほぼコンパウンドV依存症となってる。自分の失態を取り戻すためヒューイの家に行き、ヒューイの父ヒューを人質にとってヒューイを殺そうとするが、ヒューイがコンパウンドVを持っている事を知って気をそらしたところをキミコに襲われて負傷する。
 ブッチャーの妻ベッカはホームランダーの間に子どもができたらしい。それで出産のためにヴォート社が彼女を匿ったが、母子共に死亡したとのこと。
第8話 発覚
"You Found Me"

  監督:エリック・クリプキ
  脚本:アン・コフェル・サウンダーズ
      レベッカ・ソネンシャイン
 セブンとコンパウンドVの関係が議会に出されようとした丁度その時、超人を擁するテロリスト集団ナキーブが現れる。ナキーブの超人に対抗できるのはセブンしかいないとして、軍はヴォート社と契約を結ぶ。

 第1期最終話。前話ラストでセブンを追い詰めたかと思った矢先、テロリストの超人が現れてしまう。更にトランスルーセントを殺したのがザ・ボーイズであることが明かされてしまい、ザ・ボーイズは詰んでしまった。
 この状態でザ・ボーイズの方ができることはほとんど無いのだが、ブッチャーはザ・ボーイズの創設者グレイス・マロリーに引き合わせる。そこでホームランダーの弱みはヴォート社の副社長マデリンであることだけ聞き出す。だが他のザ・ボーイズのメンバーが捕まった事を知ったことから、ヒューイは仲間を助けに、ブッチャーはマデリンの元へと向かう。
 仲間を助けたいヒューイはアニーに助力を願う。当然アニーは拒否するが、心からの謝罪で心動かされていく。
 マデリンの元を訪れたブッチャーはそこでホームランダーと出会う。実はコンパウンドVを世界中にばらまいたのはホームランダー自身で、世界中に強力な敵を作り出すことでセブンの存在意義を強調しようとした。そしてなんとホームランダーはブッチャーの妻ベッカは生きていると告げる。
 アニーは自分が作られた超人である事を確認するために実家に戻り、母親から赤ん坊の時にコンパウンドVを摂取したことを確認する。
 Aトレインは自分のパワーの減退を感じ取り、コンパウンドVを過剰摂取するが、そのため心臓麻痺を起こしてしまう。命を救ったのはアニーとヒューイ。

 結局ほとんどの事は解決に至らずにクリフハンガーで2期にバトンタッチとなる。
<結果として主人公のヒューイがほとんど何の役にも立ってないのがこの作品の特徴であり、それが本作の売りでもある。概ね誠実に喋ることだけがヒューイの強み。>
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