日曜はダメよ
Pote tin Kyriaki |
1960米アカデミー歌曲賞、主演女優賞(メルクーリ)、監督賞、脚本賞、衣装デザイン賞
1960英アカデミー作品賞、女優賞(メルクーリ)
1960カンヌ国際映画祭カンヌ国際映画祭女優賞(メルクーリ)
1960ゴールデン・グローブ サミュエル・ゴールドウィン賞 |
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| メリナ・メルクーリ |
| ジュールス・ダッシン |
| ジョージ・ファウンダース |
| ティトス・ヴァンディス |
| デスポ・ディアマンティドゥ |
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| ★★★ |
| 物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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ギリシャの港町ピレウスにやってきたギリシア研究家のホーマー(ダッシン)は、そこで底抜けに明るい売春婦のイリヤ(メルクーリ)と出会う。町中の男の注目の的のイリヤは町のボスであるノー・フェイスを相手取って喧嘩の真っ最中。イリヤに一目惚れしたホーマーは彼女を商売から足を洗わせようとするのだが、その彼の好意をノー・フェイスに利用され…
ギリシアと言うのは映画の舞台としては最高のシチュエーションだと思っている。あの荒涼とした、そして峨々たる山並み。抜けるようなコバルトブルーの海。どこを映しても絵にならないところはないと思えるほど。そしてそんな中で底抜けに明るい人々の姿…だけど、やっぱりカラーじゃなくちゃその良さは半減か(笑)
本作の主人公はイリヤだが、物語の語り部として登場するのはホーマーの方。全ての物事を本によって得た知識で判断し、「〜ねばならない」を金科玉条とする男…(なんだか自分で書いててズキッとくるなあ)
そんな彼が自分の力でイリヤを変えてみせる!と息巻いたは良いけど、やっぱり机の上でしかものを考えることが出来ない男は…まあ、『マイ・フェア・レディ』(1964)をやろうとして、谷崎潤一郎の痴人の愛になってしまった男の話となってしまった…
まあ、本作の基本コンセプトはメルクーリをどう魅力的に描くか。にこそあるんだから、作りはそれで良いか。ちなみにイリヤ役のメルクーリは監督兼脚本兼ホーマー役のダッシンの奥さん。う〜む。これが究極の愛というものか(笑)。ちなみにこの二人、最後まで添い遂げたそうだから、この映画も決して悪かった訳じゃなさそうだ。 |
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