刑事コロンボ もう一つの鍵
Lady in Waiting |
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スティーヴン・ボチコー(脚)
ピーター・フォーク
スーザン・クラーク
リチャード・アンダーソン
レスリー・ニールセン
ジェシー・ロイス・ランディス |
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| ★★★ |
| 物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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4 |
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血族会社の役員ながら、社長でやり手の兄ブライス(アンダーソン)から押さえつけられていると感じ続けていたベス(クラーク)は、交際相手のピーター(ニールセン)のことを否定されたことから、ついに兄の殺害を決意する。兄が窓から侵入したように見せて射殺し、泥棒と間違えたと主張する。事実判決は過失致死となったのだが、担当刑事のコロンボはこれが周到に用意された計画殺人であると見抜く…
これは結構前提が面白い。犯人は殺人を犯したことを既に認めているが、これは過失致死であり、刑事責任は問われないと判決が下ったところから捜査が始まるのだから。アメリカは「ダブル・ジョバティ制度」というのがあって、同一事件について再審理が許されない制度がある。つまりここでのコロンボの行動は警察の範疇を越えていると言うことになる。これは実際にあってはならないことではあるのだが、コロンボだからこそ、それが許される話でもある。
それに冒頭ベスが兄を殺すシミュレーションを頭の中で立てているシーンが、大変幻想的で、なんか精神世界っぽいお話になってるのもなかなか楽しい。女性視点で殺人を描写するところなど、いかにもヒッチコック風で楽しい(ちなみに監督のロイドはTVシリーズの「ヒッチコック劇場」でヒッチコックと共に演出に関わっている)。
おや?こんなところにニールセンが。と思わせる演出も良かった。つーか、こいつの方が犯人っぽいと思ってしまう自分がいるわけだが(笑)
しかし、殺人を犯すまではよかったものの、その後のベスのヒステリックな行動を見ていると、こんなのがトップで本当に会社が立ちゆくんだろうか?とか余計な心配をしてしまったが。
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