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エドウィン・S・ポーター
Edwin S. Porter

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 アメリカ合衆国の映画監督。アメリカ映画の基礎を作った監督の一人であり、彼の代表作『大列車強盗』はアメリカ映画として初めてストーリーを持つ映画であり、西部劇の元祖と呼ばれる。
Wikipediaより引用
経歴
1870'4'21 ペンシルヴェニア州コネルズビルで誕生
1900 エジソン社に入社
1903 映画制作会社レックス社を設立する。
1941'4'30 死去
5+
4+
大列車強盗
不思議の国のアリス
3+
2+
個人的感想
 初のストーリー映画と言われる大列車強盗を監督した。この作品を観るのはかなり苦労した。
年代
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910 不思議の国のアリス 監督
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903 大列車強盗 監督・脚本

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レビュー
不思議の国のアリス
Alice's Adventures in Wonderland
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グラディス・ヒューレット
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ピクニック中、うとうとしていたアリスの前に現れたのはウサギだった。その兎を追っていったアリスは、ウサギの入った穴に入り込んでしまう。そこは思いも寄らない世界だった。

 ルイス・キャロル原作の「不思議の国のアリス」二度目の映画化。監督は『大列車強盗』のポーターで、未だ特撮技術がなく着ぐるみで演出した『不思議の国のアリス』(1903)とは異なり、大分演出がこなれた感があり、ある程度の特撮も用いて見所は多い。
 ただ、やはり尺の短さがあってか展開があっけなさすぎで、あっという間に終わってしまうのが難点か。もう少しゆっくり浸っていたい作品だった。
製作年 1910
製作会社 エジソン産業
ジャンル ファンタジー(現代)
売り上げ
原作
不思議の国のアリス <A> <楽>
ルイス・キャロル (検索) <A> <楽>
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関連
大列車強盗
The Great Train Robbery
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エドウィン・S・ポーター(脚)
ギルバート・M・アンダーソン
A・C・エイバディ
マリー・マーレイ
ジョージ・バーンズ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 とある駅の電信室にピストルを持った2人の強盗が押し入り、通信員に列車を止めるよう脅迫。通信員は到着してきた列車の車掌に偽の書類を渡して列車を止めさせる。そこで二人組は止めた列車に乗り込み、積んであった金を奪う。

 世界初の西部劇と言われるに至った作品だが(撮影は東海岸のニュージャージー州で行われていたし、既に西部を舞台にした一幕ものの作品はあったそうだ)、正確に言えば、映画史において初めて“複数ショットからなるストーリー仕立ての西部劇”ということになる。その意味では本作が西部劇の始まりというのはあながち間違いでは無い。
 作品自体は短いために話は単純ながら、強盗達が計画を立て、実際に列車強盗を行い、そこから逃亡劇と撃ち合いという流れるような経緯が見事で、最初のアクション作品でここまでのものを作ると言うのがすごい。
 あと本作を特徴付けるのがラストシーンで、全ての決着が付いた後、死んだはずの強盗の全身が撮され、更に拳銃をカメラに向けて撃つというシーン。これは映画そのもののあり方を示す好例になっている。映画はフィクションである以上、死んだ人間が又起き上がってくることもあれば、画面のこちら側に向かって主張することもある。映画の自由さを示すと共に、できることの幅を見せてくれた。まさに映画的な映画だと言えよう。
製作年 1903
製作会社 エジソン産業
ジャンル 西部劇
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