恐怖のワニ人間
The Alligator People |
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ジャック・リーウッド
ロバート・L・リッパート(製)
オーヴィル・H・ハンプトン(脚)
ジョージ・マクレディ
ロン・チェイニー・Jr
ビヴァリー・ガーランド
リチャード・クレイン
フリーダ・イネスコート
ブルース・ベネット |
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★★ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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1 |
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2 |
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新婚旅行中に夫ポールに失踪されてしまった新妻のジェーン(ガーランド)は、僅かな手がかりを元に沼地にある研究所を突き止める。彼女はそこで出会ったシンクレア博士より、ポールが交通事故で受けた傷を治すため、ワニの体液を注入されていたと言う事実を知らされる。しかし、治療の副作用で徐々にワニと化すポール…最後の方法としてギリギリまで放射線を当てると言う治療がなされるのだが…
その手の映画の記事などでは結構紹介されることの多いワニ人間。人間の体にワニの頭が載っていると言う愛敬のある姿のスチールを見たと言う人も多いと思うのだが、実際に動いているのを見ると…うーん。「ウルトラQ」の話の一編って感じの作品で、出来そのものも今ひとつ。
ラストにほんのちょっとしか登場しないワニ人間はラバースーツが見え見えで、頭以外は完全に人間。それも逃げ回っている内に沼にはまっておだぶつという展開。造形そのものは結構微笑ましいんだから、それを演技でフォローして欲しかったな。
むしろ徐々に変化していく夫を甲斐甲斐しく見守るガーランドや、ワニに手首を食いちぎられ、奇行を繰り返す男を演じたチャイニーJrの方がキャラとしては立っていた。
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