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クリス・シェリダン
Chris Sheridan

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2006 めぐみ-引き裂かれた家族の30年 共同監督・製作・脚本・撮影・編集
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めぐみ 引き裂かれた家族の30年 2006

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クリス・シェリダン
パティ・キム
ジェーン・カンピオン(製)
クリス・シェリダン
パティ・キム(脚)
横田滋
横田早紀江
増元照明
横田哲也
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1977年に行方不明になり、後に北朝鮮に拉致されたことが発覚した13歳の横田めぐみ。行方不明以来、手がかりを求め続けてきた両親を中心とした拉致被害者の家族達。彼らの真相究明と帰国への願いを込めた戦いの記録。
 北朝鮮の拉致被害の報道は断続的になされていたが、それを順を追って描いた作品で、本作は日本ではなく、アメリカ人のクリス=シェリダンとパティ=キム夫妻によって製作・監督された。そもそもジャーナリストの二人が取材している内に心を打たれて製作に至ったとのこと。
 確かに拉致被害というのは華々しく報道される割には実体がわかりにくく、家族の努力などもとぎれとぎれにしか報道されないので、それをまとめて観られたお陰で、
理解度がぐんと上がった
 ただ、一見して思うことだが、ジャーナリズム慣れした人がドキュメンタリーを作ると、どうしても似たようなものにならざるを得ない。色々工夫はしても、テレビで放映しても何ら違和感のない作品になってしまった。ジャーナリストが言う免罪符は「弱者の立場から見た」だが、殊更それを強調されてしまうと、ワイドショーを観てる気分になってしまう。確かに娘を失った両親の悲しみは伝わってくるが、それが本当にそれだけで止まってしまっているのが残念。泣きを入れさせる演出もくどく、はっきり言ってしまって、
後半は飽きた
 設定は良いし、視聴者に拉致被害の実態を知らせるためという意味では映画化しても充分な作品であるとは思う。ただそれにしても、映画として成立させるためにはもう少し演出を考えて欲しかったな。
 決して観て悪い作品ではない。ただ、劇場で観る必然性が感じられないだけ。

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