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2002 | 5'5 死去 | |
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1972 | ||
1971 | ||
1970 | ||
1969 | ||
1968 | ||
1967 | 心を繋ぐ6ペンス 監督・製作 | |
1966 | スインガー 監督・製作 | |
1965 | ||
1964 | ||
1963 | バイ・バイ・バーディー 監督 | |
ラスベガス万才 監督・製作 | ||
坊やの作戦命令 監督 | ||
1962 | ||
1961 | ||
1960 | ペペ 監督・製作 | |
1959 | 奥様ごめんなさい 監督 | |
1958 | ||
1957 | 夜の豹 監督 | |
女ひとり 監督・製作 | ||
1956 | 愛情物語 監督 | |
1955 | ||
1954 | ||
1953 | 悲恋の王女エリザベス 監督 | |
キス・ミー・ケイト 監督 | ||
1952 | 血闘(スカラムーシュ) 監督 | |
1951 | ショウ・ボート 監督 | |
1950 | アニーよ銃をとれ 監督 | |
1949 | 赤きダニューブ 監督 | |
1948 | 三銃士 監督 | |
1947 | ||
1946 | ハーヴェイ・ガールズ 監督 | |
1945 | 錨を上げて 監督 | |
1944 | 世紀の女王 監督 | |
1943 | ||
1942 | ||
1941 | ||
1940 | ||
1939 | ||
1938 | ||
1937 | ||
1936 | 悔悟 出演 | |
1935 | ||
1934 | ||
1933 | ||
1932 | ||
1931 | ||
1930 | ||
1929 | ||
1928 | ||
1927 | 力漕一挺身 出演 | |
1926 | ||
1925 | ||
1924 | ||
1923 | ||
1922 | ||
1921 | ||
1920 | ||
1919 | ||
1918 | ||
1917 | ||
1916 | 10'4 ニューヨーク州ロングアイランドで誕生 |
ラスベガス万才 Viva Las Vegas |
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夜の豹 Pal Joey |
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1957米アカデミー美術監督・装置賞、衣装デザイン賞、編集賞、録音賞 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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女にはもてるがだらしないエゴイスティックな性格が災いし、どこに勤めても長続きしないナイトクラブの芸人ジョーイ・エヴァンス(シナトラ)はついに金を使い果たし、旧知のネッドを訪ねてサンフランシスコにやってきた。運良くそこで勤め先を得ることが出来たが、相変わらずの手の速さで、そこに働く6人のコーラス・ガールをたちまち魅きつけた。だが、彼女たちの中で新人のリンダ(ノヴァク)だけは彼に何の興味も示さなかった。そんな時、彼らは大金持の未亡人ヴェラ=シンプソン(ヘイワース)の慈善パーティに出演することになるのだが、実はヴェラはジョーイの昔馴染みの売れっ子ストリッパーだった。ジョーイの悪ふざけでパーティは大成功を収め、ジョーイとヴェラは再び付き合い始める。だがジョーイは、本当に自分が好きなのはリンダであることに気づいていく… 歌手として俳優として大人気を博すシナトラの、まるでセルフパロディのような作品で、大スターの共演が多いに受け、1957年全米興行成績4位。 後先考えずに女を口説き、結局にっちもさっちもいかなくなってしまう男の話で、この手の作品はどうにも苦手なタイプ。この当時の流行りなのだろうが、少なくともストーリーに関しては全く魅力を感じないし、イライラするばかり。 ただ、だからといって本作がただ駄目なだけかって言うと、やっぱりちょっと違う。少なくともシナトラが本領発揮で魅力的な歌声を披露していることと、ノヴァクの踊りが観られるって点は評価すべきだろう。少なくとも、それだけでも充分か。 ただ、ファム・ファタルがとても似合う女性ヘイワースが薄っぺらい悪女を演じてるのは変じゃないのか?彼女の魅力が全然感じられないよ。 |
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愛情物語 The Eddy Duchin Story |
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1956米アカデミー原案賞、撮影賞、ミュージカル映画音楽賞、録音賞 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ピアニストとして身をたてるべく、パークシャの田舎町からシカゴに上京してきたエディ・デューチン(パワー)。偶然彼の演奏が大資産家の令嬢マージョリイ(ノヴァク)に気に入られ、彼女の推薦もあってめでたくエディはピアニストとして一本立ちする。お互いの愛情が深まった二人は結婚。一児ピーターを得る。だが、音楽界で重く用いられるに連れ、エディとマージョリイの会える時間は少なくなっていき、マージョリイは自分が病気に罹ったことも彼には隠し、ついには病死してしまった。愛する妻の死に落胆したエディはますます仕事に身を入れるようになっていったが、それはピーターを放っておくことにつながっていく… 1930年代の実在のピアニスト、エディ・デューチンの伝記物語で、それまでアクションスターとばかり思われていたタイロン・パワーが演技派として見事に転身した作品。1956年全米興行成績8位。 相手役にキム・ノヴァクという当世トップアイドルを配していたとはいえ、実際本作の中心はパワー本人で、全てを持っていったと言った感じ。前半の方はあまりにもありがちな話として片づけるとして(ロマコメ嫌いだから)、中盤になって話が重くなってからが本当に面白くなっていく。特にそれまで亡くなった妻を思い出すからという理由で放っておいた息子と和解していく過程が本当に良かった(こちらの方はモロにツボ)。特に親子でグランドピアノを弾くシーンは、ぐぐっとくる。 タイロン・パワーはアクションスターと言われるけど、実際は実力派の個性俳優であることを改めて知る事が出来た。そして個性が強すぎるから、出すんだったら徹底的に出して丁度良いくらいだってことも。 そう言うことで本作は非常に見所の多い作品で、オールラウンドに受け入れられる作品だと言える。伝記好きな人にも、音楽好きな人にも、ロマコメ好きな人にも、ファミリー映画好きな人にも受け入れられ、家族全員で観られる。一方でベタとはいえ、当時のハリウッドの映画作りの手堅さをよく知ることが出来る作品。あらゆる人にお勧め出来る珍しい作品。 本作で用いられたショパンの夜想曲第二番は本作のヒットによって「愛情物語」というタイトルで演奏されるようになる。 |
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錨を上げて Anchors Aweigh |
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1945米アカデミーミュージカル映画音楽賞、作品賞、主演男優賞(ケリー)、撮影賞、歌曲賞 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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四日間の特別休暇を与えられたクラレンス・ドゥーリッツル(シナトラ)とジョゼフ・ブラディ(ケリー)は、その時間を最大限活かそうとハリウッドに向かう。ジョゼフは美人の女友達ローラと落ち合い、二人で陽気に過ごそうとし、一方内気なクラレンスは、ジョゼフを見習っていい女友達をみつけようと思っていた。夜中に到着した二人は海軍大好きな少年ドナルド(ストックウェル)と出会うのだが、質問攻めしてくるドナルドに辟易したジョゼフは少年のお守りをクラレンスに押しつけてしまう。気の弱いクラレンスは少年の薦めのまま、彼の家に行くのだが、そこで少年の叔母のスーザン(グレイソン)と出会う。女優の卵というスーザンに一目惚れしてしまったクラレンスだが… ハリウッドを舞台にジーン・ケリーが踊り回るミュージカルのヒット作で、1945年全米興行成績4位。主人公を水兵にしたのはおそらく本作は戦意高揚に用いられていたと思われる。ハリウッドが舞台って事は東海岸だし、明らかに日本を敵国と見なしている訳だが。 ストーリーは偶然と幸運、それに押しの強さで押し通すという、いかにも明るいコメディミュージカルと言った風情で、これと言って特徴はないし、シナトラが内気なキャラってだけでも設定的に相当に難があるのだが、それを超えて演出は素晴らしい。戦意高揚に、これだけ明るい作品を作れると言っただけでもハリウッドの力を見ることができよう。ジーン=ケリーは本人は完璧主義で非常に気難しいとも言われるが、劇中ではそんなことを全く感じさせず、とにかく陽気に、軽く演じているのが良い(そう言う意味ではシナトラと含め、キャスティングはまるで逆だったのかも知れないけど)。 結局これはストーリー云々ではなく、ダンスシーンで有名になった作品なのだが、『ザッツ・エンタテインメント』(1974)でも紹介されている「トムとジェリー」のアニメーションのジェリーとダンスの共演を行ったと言うことで記憶に残されるべき作品となった。 |
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