NASAによる有人宇宙飛行計画である“アポロ計画”を立花隆が追った同名原作を基にしたドキュメンタリー。
これ又私にとっては想い出のある作品。子供の頃の宇宙へのあこがれは『アポロ13』でも書いたけど、この小説は中学になって購入。アポロ計画について事細かく、しかもパイロットの心情にまで踏み込んで書かれていたため、参考になった。と言うより、正直感動した。随分長い間、私の部屋の本棚にはボロボロになった文庫本が置いてあったし。
その後、親にねだって連れて行ってもらった筑波で行われたつくば万博(通称“宇宙博”)では数多くの資料映像に触れることが出来(丁度旅行中に日航機墜落事故が起こったので、鮮烈に覚えている)、アポロ宇宙船のコクピット、月の石なども観ることが出来た。アポロ11号の発射シーン、短躯の切り離しシーン、月面歩行のシーン…今でもよく覚えてるよ。
それで本作だが、田舎なので劇場公開は無かったような気がするのだが、レンタルビデオが登場したときにはちゃんと借りて観ることが出来た(1泊2日1,500円だった故郷のビデオ店では合計6本のビデオを借りた。内2本がアニメで1本がアダルト(笑))。
宇宙博で観た、そして時折NHKで放映していた細切れのアポロ計画の映像が一連の続きとして観ることが出来た。楽しい内容だったよ。今思い出すと、ドキュメンタリーとしては不完全っぽかったけど(そりゃ日本で作られてるんだから当たり前だ。それに後にアメリカで作られた『宇宙へのフロンティア』の方がはるかに出来は良かった)、初めて私が観たドキュメント映画だった。
尚、ここでのナレーションは伊武雅刀が行っているのだが、丁度当時「スネークマン・ショウ」が好きで、彼の崩れっぷりをよく知っていた分(『宇宙戦艦ヤマト』(1977)のデスラー役もそうだが)、これだけ真面目にナレーションしているのがとても違和感があった記憶がある。
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