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1982 | 11'1 死去 | |||||||||
Love & Money 出演 | ||||||||||
1980 | The Metaphor 監督・製作 | |||||||||
1959 | ソロモンとシバの女王 監督 | |||||||||
1956 | 戦争と平和 監督・脚本 | |||||||||
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1955 | 星のない男 監督 | |||||||||
1952 | ルビイ 監督・製作 | |||||||||
Japanese War Bride 監督 | ||||||||||
1951 | 東は東 監督 | |||||||||
1949 | 森の彼方に 監督 | |||||||||
摩天楼 監督 | ||||||||||
テキサス決死隊 オリジナル脚本 | ||||||||||
1948 | 我が道は楽し 監督 | |||||||||
1946 | 白昼の決闘 監督 | |||||||||
1944 | An American Romance 監督・製作・脚本 | |||||||||
1941 | H.M. Pulham, Esq. 監督・製作・脚本 | |||||||||
1940 | 北西への道 監督・脚本・脚本 | |||||||||
1939 | オズの魔法使 監督(ノンクレジット・カンザス場面) | |||||||||
1938 | 城砦 監督 | |||||||||
1937 | ステラ・ダラス 監督 | |||||||||
1936 | テキサス決死隊 監督・製作・原作・脚本 | |||||||||
1935 | 薔薇は何故紅い 監督 | |||||||||
結婚の夜 監督 | ||||||||||
1934 | 麦秋 監督・製作・原作・脚本・出演 | |||||||||
1933 | 南風 監督 | |||||||||
1932 | 南海の劫火 監督・製作 | |||||||||
シナラ 監督 | ||||||||||
1931 | 街の風景 監督 | |||||||||
チャンプ 監督・製作 | ||||||||||
1930 | ビリー・ザ・キッド 監督・製作 | |||||||||
Not So Dumb 監督・製作 | ||||||||||
1929 | ハレルヤ 監督・製作・原作・脚本 | |||||||||
1928 | 群衆 監督・製作・原案・脚本 | |||||||||
The Patsy 監督・製作・脚本 | ||||||||||
活動役者 監督・製作 | ||||||||||
1926 | 剣侠時代 監督 | |||||||||
ラ・ボエーム 監督 | ||||||||||
1925 | 腕自慢 監督 | |||||||||
ビッグ・パレード 監督・製作・脚本 | ||||||||||
1924 | 母を死守して 監督 | |||||||||
半獣半人の妻 監督 | ||||||||||
男子凱旋 監督・脚本 | ||||||||||
青春の美酒 監督・製作 | ||||||||||
Happiness 監督・脚本 | ||||||||||
1923 | Three Wise Fools 監督・脚本 | |||||||||
彫刻家の妻 監督・製作 | ||||||||||
1922 | 君が名呼べば 監督 | |||||||||
征服されし女 監督・製作 | ||||||||||
黄昏より黎明へ 監督・製作 | ||||||||||
Real Adventure 監督・製作 | ||||||||||
1921 | 曠野に叫ぶ 監督・製作・脚本 | |||||||||
The Sky Pilot 監督 | ||||||||||
1920 | 涙の船唄 監督・製作 | |||||||||
名門の血 監督・製作 | ||||||||||
1919 | 除隊の後 監督・脚本 | |||||||||
野の花・庭の花 監督・脚本 | ||||||||||
益々順調 監督・脚本 | ||||||||||
The Turn in the Road 監督・脚本 | ||||||||||
1918 | I'm a Man 監督 | |||||||||
The Accusing Toe 監督 | ||||||||||
Tad's Swimming Hole 監督 | ||||||||||
The Chocolate of the Gang 監督 | ||||||||||
Bud's Recruit 監督・脚本 | ||||||||||
Dog vs. Dog 監督 | ||||||||||
A Boy Built City 監督 | ||||||||||
The Lost Lie 監督 | ||||||||||
Thief or Angel 監督 | ||||||||||
Love of Bob 監督 | ||||||||||
The Preacher's Son 監督 | ||||||||||
Marrying Off Dad 監督 | ||||||||||
The Case of Bennie 監督 | ||||||||||
The Rebellion 監督 | ||||||||||
The Pursuing Package 脚本 | ||||||||||
There Goes the Bride 脚本 | ||||||||||
Eddie, Get the Mop 脚本 | ||||||||||
1917 | A Bad Little Good Man 脚本 | |||||||||
The Fifth Boy 脚本 | ||||||||||
What'll We Do with Uncle? 脚本 | ||||||||||
1916 | When It Rains, It Pours! 脚本 | |||||||||
The Intrigue 出演 | ||||||||||
イントレランス 出演 | ||||||||||
1913 | The Grand Military Parade 監督 | |||||||||
Hurricane in Galveston 監督 | ||||||||||
1894 | 2'8 テキサス州ギャルヴェストンで誕生 |
ソロモンとシバの女王 Solomon and Sheba |
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統一イスラエルの偉大なる王ダビデの死により、骨肉の争いの末に王となったソロモン(ブリンナー)。彼の信仰に基づいた政策のため、イスラエルは最大の繁栄を手にすることになったが、それを妬んだエジプト王は同盟国シバの美しい女王マグダ(ロロブリジーダ)を派遣し、ソロモンを堕落させようとする。計略通り彼女の美しさに惹かれるソロモンだったが、当のマグダ自身も本気でソロモンに恋をしてしまう。許されざる異教同士の結婚を前に、イスラエルは揺れていった。そして、それに乗じて攻め込むエジプト軍… 聖書に書かれるソロモン王の時代のエピソードを映画化。公開された1960年の全米興行成績も6位と健闘。 壮大な歴史絵巻…のはずなんだが、なんでか妙に安っぽい。冒頭のイスラエルとエジプトの総力戦が敵味方合わせて十数人しか出てこないとか、ラストシーンで崖から落ちる兵士が全部作り物だと丸分かりとか、どうにもツメが甘いんだよな。 エピソード自体は非常に興味深い部分もあるんだが、ブリンナー、ロロブリジーダ共に演出が過剰で、映画ってよりも演劇をしてるって感じが強い。映画よりも舞台劇として観るべき作品なのかも… 壮大な絵巻物を作る場合、並の演出では駄目なんだ。もっとリアルさを感じさせなきゃ。 要するに中途半端過ぎって事だな。 ソロモン王役は当初タイロン・パワーだったのだが、撮影中に急死したため(享年44歳)、ユル・ブリンナーが交代し、その部分を全て撮り直したとか…これが中途半端さの原因の一つだったのかな? |
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戦争と平和 War and Peace |
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1956米アカデミー監督賞(ヴィダー)、撮影賞、衣装デザイン賞 1956ゴールデン・グローブ外国映画賞 |
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19世紀の帝政ロシアの末期。ナポレオンの率いる強力なフランス軍がロシアへの侵攻を開始していたた。迎えるロシアの揺らぐ国内情勢の元で、貴族の私生児で跡継ぎのピエール(フォンダ)、やはり貴族の子息で帝国将校のアンドレイ(ファラー)、そして伯爵令嬢のナターシャ(ヘップバーン)の三者の交流を描く。スコアは『道』で知られるニーノ=ロータ。 ロシアの文豪トルストイの代表作とも言える作品。且つ壮大なスケールで描かれる仏露戦争と、その中で行われる恋愛劇。原作の方は私のベスト・ブックの一冊(昔「無人島に一冊だけ本を持っていけるとしたら何にする?」と質問された時に迷わずに本作を選んだ)。 あまりにも有名な作品なだけでなく、ストーリー展開の素晴らしさや壮大な戦争のイメージなど、(同じトルストイ原作の『アンナ・カレニーナ』と共に)映画監督だったら一度は挑戦してみたい作品だったと思われる。 ただしこれは過去形での話。原作はこれまで二度映画化されている。一度目は本作、ハリウッドの大作として。二度目はソ連の“超”大作として。この二作を超えるスケールを作るのは多分もう無理で、(いや、今はCGを使って作れるかも知れないな)。この2作以外もう作られることは無かろう。それだけ原作が壮大すぎる。 この原作を映画化するのは歴史的偉業と言っても良い位。実際、それまで多くの製作者や監督(ジンネマンも)この作品の制作を企画していたが、ヴィダー監督がスタートさせると皆手を引いたと伝えられる。そしてヴィダー監督は本作を作るために10年近い準備期間と2年に及ぶ撮影期間を必要としたし、監督がプロデューサーともめたり、脚本に7人が参加する(アーウィン=ショーも入っているが、リライトの仕方が酷いと抗議し、クレジットから名前を外させる)など、不利な条件が重なりつつも完成させ、1956年全米興行成績は7位。当時はかなり評価された作品だ。 それで出来はどうだったか、と言われると、ちょっと評するのが難しい。確かに壮大な物語だし(撮影はローマで。600万ドル以上の費用をかけ、数千人のイタリア兵をエキストラに起用)、ヘンリー=フォンダ、オードリー=ヘプバーン(ついでに言うならヘップバーンの実生活の夫であるアンドレ役のメル=ファーラー)と言った超一流の俳優を配した大作には違いないのだが、何せあれだけのボリュームを持つ原作だ。この程度の時間に押し込めるのは無理があった。それでもそつなくまとまっているので原作を知らない人にとっては原作の入門編として観られるが(戦闘シーンなんかはちょっと変な描写になってるけど)、原作にはまった人間にとっては原作のダイジェスト版としか見ることが出来ない。 それとキャラクターに関しては多分に文句あり。ナターシャ役のヘップバーンはともかく(溌剌としたナターシャはヘップバーンにぴったりなはずなのだが、劇中の彼女はナターシャじゃなくてヘップバーンにしか見えない)、ピエールになんでフォンダを使う?思いっ切り違和感を醸してたぞ。個性派俳優と言うだけあって、この人は意志の強いキャラクターが似合うのに、こんな優柔不断なキャラを演らせるなよ。いや、演技そのものは上手いんだけど、どうにも「フォンダは強い」というイメージが素直に観ることを阻害する。それにファラー(実生活ではヘップバーンの夫でもある)演じるアンドレイの影の薄いことと言ったら無い。最も格好良く撮れるはずの人間を脇役に押しやるとはなんたる撮り方や。 更に、本作の後発としてソ連製の『戦争と平和』(1965)があるのだが、私はそっちの方を先に観てしまった。国家予算を用いることにより史上最大の桁違いの予算で作られた作品を先に観てしまった以上、さしものハリウッド大作も、演出の派手さが感じられなくなってしまったのが残念。この映画単体で観る分にはハリウッド大作として評価できるのだが… |
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摩天楼 The Fountainhead |
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ハレルヤ Hallelujah! |
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