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ポール・ワイツ
Paul Weitz

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鑑賞本数 3 合計点 8.5 平均点 2.83
 クリス・ワイツの兄
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
2009 ダレン・シャン 監督・脚本
2008 キミに逢えたら! 製作
2007 ライラの冒険 黄金の羅針盤 製作総指揮
2006 アメリカン・ドリームズ 監督
2005
2004 イン・グッド・カンパニー 監督・製作・脚本
2003 アメリカン・パイ3:ウェディング大作戦 製作総指揮
2002 アバウト・ア・ボーイ クリス・ワイツと共同監督
2001 天国からきたチャンピオン 2002 監督
アメリカン・サマー・ストーリー 製作総指揮
2000 チャック&バック 出演
ナッティ・プロフェッサー2/クランプ家の面々 脚本
1999 アメリカン・パイ 監督
1998 アンツ 脚本
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966 ニューヨークで誕生

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ダレン・シャン 2009

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ローレン・シュラー・ドナー
ユアン・レスリー
アンドリュー・ミアノ
コートニー・プレジャー
サラ・ラドクリフ
ダン・コルスラッド
ケリー・コハンスキー(製)
ポール・ワイツ
ブライアン・ヘルゲランド(脚)
クリス・マッソグリア
ジョシュ・ハッチャーソン
ジョン・C・ライリー
ジェシカ・カールソン
渡辺謙
レイ・スティーヴンソン
パトリック・フュジット
ウィレム・デフォー
サルマ・ハエック
マイケル・セルヴェリス
ダニエル・ニューマン
モーガン・セイラー
ドン・マクマナス
コリーン・キャンプ
オーランド・ジョーンズ
フランキー・フェイソン
トム・ウッドラフ・Jr
ジェーン・クラコウスキー
クリステン・シャール
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
ダレン・シャン 1(書籍)ダレン・シャン
アメリカン・ドリームズ 2006

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ポール・ワイツ(脚)
ヒュー・グラント
デニス・クエイド
マンディ・ムーア
マーシャ・ゲイ・ハーデン
ウィレム・デフォー
クリス・クライン
サム・ゴルザーリ
ジェニファー・クーリッジ
アダム・ブッシュ
トニー・ヤルダ
セス・マイヤーズ
ジュディ・グリア
ジョン・チョー
ショーレ・アグダシュルー
ノーリーン・デウルフ
バーナード・ホワイト
カーメン・エレクトラ
ペリー・リーヴス
マーリー・シェルトン
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 素人参加型の大人気テレビ「アメリカン・ドリームズ」。これは抽選に当たった何人かの芸を数週に渡って競わせ、最終選考に残った人に多額の賞金と芸能界デビューを約束するという内容で、高視聴率を誇っていた。この番組の司会者マーティン(グラント)は冷静に視聴率の行く末を計算し、今回は特に個性的な人間ばかりを集めることに。そして、アイドルになるためには恋人やマーティンさえ利用しようとする少女サリー(ムーア)やイラクから移民してきたミュージカル好きの青年オマール(ゴルザーリ)と言った面々が順調に勝ち上がっていく。そして今回決勝には人気凋落中の現職大統領ステイトン(クエイド)が補佐官(デフォー)の助言をいれ、人気回復のために出席することに。
 アメリカで高視聴率を誇る視聴者参加型のテレビ番組
『アメリカン・アイドル』を下敷きにしたブラック・コメディ作品。アメリカでのこの『アメリカン・アイドル』の人気は凄いものがあるらしく、ここでの出場者は歌って踊れてトークも上手いというトータルな実力が求められ、実際ここからテレビ界や映画界に進出する人も結構いるらしい(近年の典型的例で言えば『ドリーム・ガールズ』のケイト・ハドソンがそう)
 近年日本ではネットの波に押され、徐々に視聴率が下がっているテレビ番組だが、最大の家庭置き娯楽装置であることは違いなく、この影響力は大変大きい。特に高視聴率の人気番組がどれだけ人を変えてしまうか。という事を描いた作品になる。
 一般人にとって、テレビは楽しむためのものだが、その中で
限られた一部の人はテレビを利用することを考える。それは金儲けの道具であったり、大統領の戦略であったり、自分自身の売り込みであったり、あるいはシャレにならないテロのパフォーマンスであったり…そんな人達が作り上げる欲望渦巻くテレビの裏側。これをブラック・ジョーク化した作品は既に『ネットワーク』があるが、本作ではかなり表現的にはソフトに描かれ、純粋なコメディになってるのが特徴かな。その分毒気は抜けてるし、物語もやや一本調子のきらいがある。
 しかし、本作の場合、
キャラクタの描写に重点を置いた作りだと言えようか。受けること、視聴率を上げることを最大の使命と考えるテレビ側のキャラにグラントを配し、極めて冷静に、しかも何事が起こっても片頬を歪めて笑うだけのシニカルなキャラを作り上げた。アメリカの話なのに何故イギリス人俳優?と最初は違和感を覚えたものだが、成る程この人だからこそ、この役ができるんだな。見事に物語を引っ張っていってくれた。それを取り巻く、腹に一物在るキャラの描写も上手い。マーティンを利用して自分がスターになろうとするサリーはまだ可愛い方で、最初は単なる純朴な青年だったのに人間的なしがらみと、使命とに挟まれ、苦悩しつつ、芸がますます冴え渡っていくオマールが良い。命が無くなることを前提としているので、芸の内容がどんどん反イスラムになっていくのも皮肉だ。それでテロの標的にされる大統領側は大統領役のクエイドが無個性なのに、それを取り巻くデフォーやハーデンと言ったキャラが濃すぎるのも楽しい。ほんのちょい役だというのにデフォーは徹底的に個性見せてたね。相変わらず見事な芸だ。
 苦笑いできる作品が好みという人にはお勧めできる。

 

アメリカン・パイ 1999
2000MTVムービー・アワード作品賞、ブレイクスルー演技賞男優(ビッグス)、ブレイクスルー演技賞女優(エリザベス)、コメディ演技賞(ビッグス)

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アダム・ハーツ(脚)
ジェイソン・ビッグス
クリス・クライン
トーマス・イアン・ニコラス
エディ・ケイ・トーマス
ミーナ・スヴァーリ
アリソン・ハニガン
シャノン・エリザベス
タラ・リード
ナターシャ・リオン
ユージン・レヴィ
ジェニファー・クーリッジ
ショーン・W・スコット
クリス・オーウェン
イーライ・マリエンタール
ジョン・チョー
エリック・ライヴリー
モリー・チーク
物語 人物 演出 設定 思い入れ

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